ディズニー映画「アナと雪の女王」、すごく盛り上がっていますね。わたしもようやく観ました〜!
もはやアニメともいえない超リアルな映像、プラス 3D ときています。(そうですよね〜、途方もない時間とお金が注がれているそうな・・・。)3D の出はじめは「飛び出し度」が不自然で気分の悪い人続出だったとか。今は 3D であるのも忘れそうです。
こんな美しいディズニーものを見て育つ今のお子ちゃまがうらやましい!想像力、バクハツですよね。
ところで、雪の女王ことエルサは魔法が使えるのですが、その魔法の威力ゆえに心を閉ざしてしまいます。
じつは、わたしたちもこのエルサと同じぐらいの魔法使い。何もない空間から、すさまじい「心のパワー」を使って、日々経験を創りだしています。(ホントは何もない空間ではなく・・・すべてが存在している空間を自分のパワーで圧縮しているといっていいでしょうね。)
「心のパワー」で日々、あれこれ創造しているわけですが、自分が創りだすものとの間にタイムラグがあるので、まさか自分が全部創りだしているとは夢にも思っていません。(でも、つぶさに調べたら「あっら〜、私のパワーって・・・恐れ入りました!」と感じるはず。)
エルサは心が傷ついて自己否定をしてしまってから、そのパワーはネガティブな現れ方しかしなくなってしまいます。「悲しみ」や「怖れ」の表現でしかなくなったのです。これはわたしたちも同じで、いつも未来への心配にとりつかれているので、結局「心配ごと」ばかりばんばん創りだし続けて止まりません。まさか自分が全部創りだしているとさえ気づかず・・・。せっかくのクリエイションパワーの魔法は、すっかり自分の足をすくうものとなってしまっています。
でも、「ありのままの自分が悪いんじゃない」、ただ「パワーの方向性が問題なんだ」「怖れにパワーを使わせるのか、愛や喜びにパワーを使わせるのか」。エルサもそれに気づいたときに解放されます。
「何かが間違っている」と思ったとたんにどんどんネガティブな循環にはまってしまうけれど、この映画のキーワードでもある「ありのまま」の自分でいることに誇りを持つことができると、自分をそして自分のパワーを解放することになります。ハッピーなクリエイションへと「心のパワー」を使うことができます。
このストーリーは、わたしたちが無意識に使っている自分の心のパワーというものに改めに気づかせてくれるものでした。
PS ディズニー映画に出てくる男の子って、毎回なんか同じに見えちゃう。心は優しいんだけど、どっかあか抜けない。そのほうが、「こういう子、いるいる!」と共感をよぶのでしょうか?