ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ
定規を使おうと思ったら・・・あれ、見当たりません。
そこで新しい三角定規を買ってきました。そこにはシールがデカデカと、「抗菌」ですと!
まさか三角定規の菌で死ぬことはないと思うのですが(笑) ・・・貼ってあるということは、これが重要、あったほうが売れるということなのでしょうね。
なんでもかんでも、「抗菌」「除菌」とうたわれるこの頃、これってわたしたちの弱体化のあらわれでしょうか?
身体が弱体化しているのではなくって、心の弱体化。
ついには定規の菌にまでおびえるとは・・・。これぞまさに、無意識のなかにある被害者意識のあらわれ。 → 「どんなものにでも、わたしって簡単に攻撃されちゃうのよ!とくに、三角定規の菌はもっとも危険」・・・というぐあいに(苦笑)。(あのどこでも生きていける横井庄一さんを見習いなさいって?! それも極端 ・・・汗)
そして、何にしろ、怖れることによって敵にパワーをあたえ、敵はどんどん強くなります。すると、「あれもコワイし、これもキケン。あれと戦って、これも防いで、それも退けて・・・ああ、忙しい!」・・・ どんどん不自由になります。
ホントは、「怖れなければ、敵もなし」 ・・・なのですが。(病気を怖れて、食べ物に神経質な人のほうが病気になりやすかったりします。逆に、なんの怖れも罪悪感もなく、お肉もお酒もタバコも「おいしいね♪」と豪快に楽しんでいる人はいつまでもすこぶる健康だったりして。)
アフリカに蔓延するあのわけのわからない熱病も、わたしたちの無意識の怖れと被害者意識のあらわれのように思えてなりません。