ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ
もう20年以上前になるのですね。あの「ジュラシック・パーク」が公開されてから。
「観に行こう!」と誘われたとき、えらく抵抗しました。・・・だって、恐竜なんて映画で観てもおもしろくなさそうだったから。ゴジラのほうがよっぽどスター性がありそうな。
ところがどっこい!(笑)
予想外にコワかった! すごくコワかった! ドキドキしっぱなしだった〜。 恐竜ごときがあんなに俊敏で(高速!)、あんなに獰猛で、あんなに残酷だなんて・・・ショックを受けましたよ。エイリアン級じゃありませんか?!
あれからずいぶん経ちましたが、さて「ジュラシック・ワールド」とはどのように進化したのでしょうか?
観て思ったのは ・・・これ、ホラー?!
どこから、いつ、どんなふうに、獰猛で容赦のない恐竜が飛びだしてくるのか、いつ食われちゃうのか ・・・なんだか筋書きもへったくれもありません。とにかく、逃げる、逃げる、サバイバル オンリー。さもなければ捕食される。
恐竜は巨大化してて、ハイブリッドで知的、さらに残酷に進化しておりましたよ(汗)。
3D なので椅子は動かないはずなのですが、なぜかグラっとくる。まるで4D ばりではありませんか。なぜか? ・・・それは椅子が横並びなので、みんながいっせいにのけぞると椅子がいっきに傾くせい。(六本木ヒルズさん、しっかりしてくださ〜い!けど、4D 終わってしまって残念だったのでよかった? )
あまりにもつぎつぎ捕食場面(もちろん人間がエサ)を見すぎたせいで、映画のあとのお夕食は肉料理でなくてよかったわ〜、ホッ!(しかし、パスタに入っていたチキンのピースがどうも気になって、いまひとつパスタはすすまず・・・。)
そして、ゴハンを食べながら大ツッコミ大会。
おもしろいもので、映画のなかで違和感を感じていた場面がほぼ一致。
たとえば、命からがらに恐竜からのがれて、まだ完全に逃げきっていないのに、なぜあそこであんなに陽気に笑いあえるのか? そんな場合じゃないでしょ? さっさと逃げようよ! とか。ほとんど捕食されそうなギリギリで逃げているのに、ハイヒールであのアスリートなみのみごとな走りはどうしたことか? 恐竜がそこに迫っていたら、もっとボロボロの腰砕けになるでしょうに・・・。
だって、これですよ、これ! →
こんな形相の巨大な恐竜が背後まで猛スピードで迫っているのですよ〜!(汗)ただごとではありません。
というように、恐竜のCGに力をいれすぎた(?)ために、人の感情表現やら反応はちょっとアレレという感じでリアルさに欠けていたようなところも。
そしてエンディングで、ジュラシックワールドにはまだ大ものの恐竜が元気に生き残っているのですよね。ということは、次回はN.Y. にでも上陸しちゃってくれるのでしょうか?? どんなにパワーアップするのだろうと次回作を楽しみにしています。