気づきの日記「いつだって、問題の原因はわたし!」

わたしたちは、自分の現実のなかに何かコワイものを見つけると ・・・「うひゃっ!」っとおびえてちぢみあがります。自分が小さくなったように感じます。 ・・・すると外側がさらに大きくなったように見えて ・・・またまた自分はちぢこまる ・・・。

心が怖がっているとき、自分が限りなく小さくなってゆく ・・・という悪循環におちいります。

コワイものに反応するたびに小さくなるので、まるで負のスパイラル。そして、問題はさらに悪化していくように見えます。

怖がっている心は、自分のなかにある恐ろしさを外の世界へと投げ捨てたくなります。それこそが、自分の目がとらえるイメージとなるので、怖がれば怖がるほど怖いものはふえていく、大きくなっていくようです。

この状態だと、問題はいつまでも自分のまえに大きく立ちふさがります。

でもそこで、「見ているものは自分の心のイメージにすぎない。外には何も存在しない」ということに冷静に気づくことができれば ・・・それは、流れを変えるチャンス♪

目をとじて、少し静かにして、心のなかに光をイメージしてみます。

とってもあたたかな光が心のなかに広がって、その光に自分がすっぽりと包まれて、安全に安らかに守られている感じ。その光のなかでは、すべてのことが完璧で安全。やさしい母性にいだかれて、すべてをゆだねて安らいでいる感じ。愛に見守られて、育まれている感じ。

そのような暖かさや安心感、くつろぎが感じられたら、さらにそこに注意を注いでみます。そこにしっかりとフォーカスし味わすことで、その感覚がさらに強さをましてきます。

十分にその感覚が感じられたら、その感じが光となって自分のハートから外に向かって放射されているのをイメージします。

その光がどんどん広がって、世界を照らしだしているのを見ます。その光が世界をあたたかく包みこんで、そのなかですべてが愛されて大切にされて育まれている様子。

わたしたちが目にしているのは、もともとそこにある事実だ! と思いがちですが、じつはじつは、「自分の心の状態」だけを外に見ているのいすぎません。だからこそ、ひとりひとりの世界は違うのです。

怖いものを自分が見ているときは、自分のなかが混乱をきたしているサイン。スパイラルにのみこまれないように、方向を変えましょうというサインです。

自分のなかにもういちど安らかさと愛の光を取りもどして、それを外に放射してあげること。それによってのみ、わたしたちは平和な愛の世界を目にできるようです。

幸せになりたい!と、せっせと外に働きかけることは、エネルギーの浪費につながります。効果が出ないところにエネルギーを注ぎこむことになるからです。

ほんとうに効果を生むところ、それは自分の心の状態。

だから、まずは自分の心のなかをのぞきこんで、♡穏やかさと愛と光でいっぱいにしてあげること♡。これこそが、目にしている問題の対処につながることなのですね。

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子ヒプノセラピーカウンセリング