気づきの日記「メッセージを受けとるには・・・」

桜も開きはじめて、いよいよ春本番ですね。部屋の観葉植物もぐんぐん新芽がのびています。

このところ「春眠・・・」ではありませんが、二度寝のクセがついてしまいました。それは計画的二度寝で、一つめの目覚ましをいつもより30分ぐらい早くかけているからなのです。

次が鳴るまでまどろんでいると、昼間覚醒しているときには使っていないアンテナがオンになるのか、ふだんキャッチできないインスピレーションがやってきます。つまり、高い意識とのコミュニケーションのための二度寝。(^_^)v

それは特別なことではなく、誰にでもインスピレーションやメッセージは平等にやってきます。まるで陽射しがさんさんとふりそそぐように、絶えまなく、じゃんじゃんと。でも、どのチャネル(どんな方法)でやってくるのかわからないと受けとれなくって、「わたしには来ないんだ」と決めてしまったりします。

あるいは、アタマのなかのおしゃべりがうるさかったり、即座に判断を下してしまうクセで受けることができない場合もあります。来ているのにはじかれちゃってるのです。

メッセージというと、まるで言葉でくるようなイメージですが、どちらかというと閃いちゃった感じや、ワクワクする感じ、ゆるぎない確信という感情や感覚だったり、あるいは ・・・人や本のなかの言葉、テレビやラジオで語られていること、街の看板や車の広告までもがすべてメッセージだったりします。(わたしの場合、セッションにいらっしゃる方の名前を、走りさる車の屋号などでよく教えられます。あるいはお顔が浮かぶので、どなたから予約が入るかわるのです。)

なので、ちゃんと受けとる気になって気をつけていると、さまざまなことをとても丁寧に教えられているのにびっくりします。

さて、二度寝メッセージですが、「わかっちゃった!」という感覚でやってくるので、具体的な言葉ではないのですが。すっかり目が覚めてしまうと消えさってしまうので、半分まどろんでいるような状態で急いでメモをとります。(幸い暖かくなってきたので、助かります。笑)

「全部わかった気がする!」「そうだったのか!」と思ったこともこれを逃してしまうと、あっというまに姿を消してしまいます。雪片が溶けさっていくように・・・。

よく臨死体験をした人が、「すべてがわかってしまったと思ったのに、からだに戻るやいなや消え去った」といいますね。そうですね。毎晩の眠りもからだを放棄する臨死体験のようなものです。(今のところ、よくぞ一回も失敗せずに毎日からだに戻ってこられるものですが・笑。)眠りのなかでも、いっぱい教えられているのでしょう。だったら、せっせと持ってかえってこなくちゃ!

例えばこんなメッセージ・・・。

「あなたは文句を言うべき出来事があるから文句を言っているのではありません。文句を言いたいがために、文句をつけたくなることがらを目のまえにせっせとつくりだしているのです。文句を言えば、何か変化をもたらせると信じています。文句はあなたの世界を変えることはありません。自分を傷つけるだけです。その思いを捨てなさい。そうすれば、もっと平和になります」

そんなに文句を言っているつもりはまったくなかったのですが、じつはお腹の深いところでは小さな文句がけっこうあることに気がつきました。「このテレビキャスターはセンスが悪い」とか、「なんでこんな忙しいときに電話をしてくるの?」とか、「この人、文句が多いわ」とか(←自分のことは棚にあげて!)。たわいもないようなつぶやきが、じつはれっきとした文句 (トホホ・・・)。

さらに最近、ドレッシングの瓶を落としてぶちまけたかと思ったら、お醤油の瓶までひっくりかえし・・・「なんなの〜、いったい!」と文句たらたら。 ・・・なるほど、なにがなんでも文句を言いたいがために瓶をひっくりかえしていたということね。(文句を言うためだったら何でもしちゃう。エスカレートすると、これが事故や災難になったりします。)

文句は、「人やものごとは、わたしのルールに従うべきだ」という主張そのもの。「わたしが王さまだ!」と。・・・自分の思いどおりにならない人・モノを攻撃しているのでした。これでイライラするのは自分だし、無意識のうちに人との距離もつくってしまいます。

ときには、他のひとのためのメッセージがくることもあります。病をわずらっている友人をサポートしていたときには・・・

「そのやり方では解決できないようにできています。解決しようとするのはやめなさい」 ・・・わかったようでわからないこのメッセージ。

つまり、「病」というかたちのあるものをいじくりまわしてもムダです。それは身体になどありません。こころが映しだしている影にすぎないのですから。その「病」の原因となっているこころの誤解をときなさい、ということだったのです。

まだ解釈能力が乏しいせいか、「わかった!」と思った感じを自分なりにちゃんとした言葉にするのに時間がかかるときもあるのですが・・・。最近は聞きたいことを眠るまえにしばし考えたりすると、二度寝タイムにミートしてお答えが受けとれます。

ここ2〜3日は、パズルのように少しづつメッセージがきて、ひとつにつながりつつあります。それはセラピーのやり方についてのメッセージで、「え〜!目からウロコ。そうだったの?もっと早く教えてよ」というようなもの。(←笑・また何がなんでも文句が言いたい!)

聞きたいことがふえたら、一日じゅう寝てることになりかねませんね〜!(^^;; (それも困るね!)

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 ヒプノセラピーカウンセリング