お出かけしようと外にでたら、玄関まえにナントひとが倒れてる!
見慣れない光景に一瞬、「ケータイからの119番って?」と通報の仕方にアセったけど、あまりにきれいな大文字焼きスタイルで倒れているので、これはどちらかというと寝ているのか!?
それは30代ぐらいのスキンヘッドの男性で、そのいでたちはかなりなオシャレさん。近くには帽子と白いサングラスもふっとんでいる。
帽子とサングラスを拾いあげながら「大丈夫ですか!」と声をかけてみたら ・・・・ カッ!と両目を見開くなりガバッと起き上がって、「アラ〜、だじょうぶよぉぉ。だいじょうぶだったらぁぁ!」といいながら、スキンヘッドのエアヘア(?)をかきあげるしぐさ。 ・・・ おネエさん系おにいさん?!
帽子とサングラスを渡すと、あれこれひとしきり喋りまくって、「あなた、じゃあまたね〜♪またね〜♪」とおもいっきり手をふってさって行った。 ・・・ ま、またね!って言われても?! ・・・ (苦笑)。
その午後、買い物帰りにファッションビルの一角の小さなカフェでアイスコーヒーを飲んでいたら、年配の品のいいご婦人がやってきて「こちらよろしい?」とまえの席に腰かけた。
わたしは静かに携帯をながめていたら、そのご婦人、バッグからなにやらゴソゴソ取りだして「どうぞ♡」とわたしの目のまえにおいた。
保冷剤とよく冷やされたゼリー2個。(ご婦人のおやつタイムのおすそわけ?!)お言葉に甘えていただいてみたら、果汁か濃くっておいし〜♪ (高級ゼリー?)
このご婦人、近所の山種美術館で日本画を見てきたという日本画ファン。若沖がお好きとか。ちょうど友人から9月にある若沖の箱根の展覧会に誘われていたところだったのでその情報をさしあげたら、お礼に山種美術館の割引チケットをくださった。
なにやら、知らないかたとふれあいの一日なのでした〜。(笑)