「小さなことからしっかり学びなさい。そこから、ゆるぎない確信が育ちます」
そんな声が聞こえてきました。
これは先日、友人と静かにくつろげるカフェ探しをしていたときのこと。じっくり話したいことがあるから、居心地のいいところでなくちゃ!
そこで、いつものカフェにご案内しようと思ったら、なんと満席。じゃあ、その数件先のおしゃれカフェにしよう・・・ と向かってみたら、これまたいっぱい。なら、路地裏カフェなら大丈夫でしょ!・・・ あらら、こんどはまんまとお休みです。
お気に入りのところにご案内したかったのに、三件とも全滅とは・・・。じゃあ、なりゆきにまかせよう・・・ と歩きだしたら、すぐ隣のお洋服屋さんの上に見たことのないカフェが出現(まるで、この事態のためにたった今あらわれたみたいな・・・)。
で、「ここにしてみよっか・・・」と若干あきらめ気分で入ったら、
これが大当たり!
ウッディーで暖かみのある店内、落ちうける角っこのソファー席、上からほんのりライトがあたってて、静かにおしゃべりするにはもってこいの雰囲気。そのうえ、スウィーツもと〜ってもおいしかった!(これ、かなり重要!)
そこで、例の声が聞こえてきたわけです。「小さなことからしっかり学びなさい。そこから、ゆるぎない確信が育ちます」と。
その声は「小さいことも、大きいことも、まったく同じです」と。
たしかに・・・。この場合、カフェだから三回ダメでもなんということはないけれど、これがもっと自分にとって重大な問題で、一回目、二回目、三回目、その次の期間が一年とかもっと長きにわたっているとなると、おそらくすぐにあたふたしてしまうのです。
つまり、こんな感じです。
仕事を探していて、「これだわ♡」と思う会社にラブコールを送って試験を受けたのに、あっさり無碍に落とされて・・・。まあ、一回目だとなんとか前向きになって、もう一回頑張ろうと思えます。
で、また「これに違いない!」と思う仕事を見つけてチャレンジするも、またもや失敗。・・・人は二回目の失敗ぐらいから腐ってきます。「なんでなんだ〜」と。(ホントは失敗じゃないんだけどね)
で、三回目ともなると、「私って拒絶されているんだわ」「やっぱり、私は選ばれない」「どうせ価値がないし」「私ってダメなのかも・・・」と、自分のアイデンティティを疑うところまでいってしまったりします。つまり、隠しもっていた痛みや自信のなさが一気に浮上してくるのです。
仕事探しのみならず、恋愛やら、試験やら、チャレンジやら ・・・自分の希望が三回も打ち砕かれると、かなりヘコみます。
でも、この声に教わったことは「起こることに反応しないで、用意されているものを受けとる気持ちで流れるように通り抜けて行きなさい。そうすれば、必然的にあなたにとって最善のポジションに行きつきます。いちいち価値判断したり不平を言うことが、その流れを遅くしたり、停滞したように感じさせるのです。すべてのことはもとからある完璧さにたどりつくのです」と。
カフェ探しのときには、目指すところが三件だめでも、「ありゃ!目指すことろが全部ダメなんてついてないわ〜」とあきらめて、手放して(この程度だと手放すのが簡単)、ま、なんかあるでしょ!と委ねて、「あ!結局、いちばん素敵なところに出会っちゃった」というオチがわりやすいのです。
「ダメに見えても、結局いちばんうまくいくんだ!」という法則に納得します。
その声は、「その小さなことのなかで起こっていること(法則)にちゃんと気づいて、大きなことがやってきたときにもあてはめられるように意識的になっていなさい」ということでした。
そう思うと、ちょっと気をつけていると、日々のなんでもないことのなかに、いろんなレッスンとコツが潜んでいるのだと思います(ボ〜っとしていて、レッスンをいっぱいとりこぼしていますが・・・)。
それに気づくか気づかないかもわたしたちの選択。
「リラックスして、ただ委ねる(まかせる)とき、あなたはいつでもいちばん良い場所に導かれます。ぞのとき、あなたが自分でやろうとする必要はまったくありません。そして、価値判断がないほど、それはスムーズに起こります。
すべてのことに学びが含まれています。小さなことに気づき、日々のレッスンからしっかりと学んでください。そうすれば、それはしだいにあなたにとってあたりまえのこととなり、大きなことにもまったく同じようにあてはめるようになります。あなたにとって、ささいなことと大きなことはまったく変わりがなくなるのです」
カフェ選びで学んだレッスンでした♪
TRITONカフェ@代官山 私はいちごのタルト♡ チーズケーキもひとくちいただいたけど、とっても美味でした。
(「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ ヒプノセラピー・カウンセリング )