「パスポートが必要かもよ・・・」「え〜、まさか?!」 ・・・そんなやりとりがあってお出かけしたのは、ポーランド大使館。
たしかに、大使館のなかは日本じゃないからね〜。でも、大丈夫でした。
大使館での音楽会にお誘いいただいたのです。もちろんすべてポーランドの歌曲で、ポーランドから来日しているソプラノ、マグダレーナ・デュランさんの演奏によるもの。
ポーランド出身の作曲家といえばショパン。ピアノ曲でしか馴染みがなかったのですが、歌曲がけっこうあって、ピアノ曲とはすこし趣きが違ってまたステキなのです。教えてもらわなかったら、ショパンだってわかりません。軽快な伴奏の「願い」という曲がお気に入り。
その他にも、あまり耳にする機会がなかったポーランドの作曲家さん、モニューシュコやシマノフスキなどの歌曲を楽しむことができました。
演奏会が終わると、大使館から軽食やらワインのおもてなし。ポーランドのお料理やお菓子などがきれいに並べられていて、お皿に山盛りいただいてしまいました〜♪
ポーランド語や音楽関係の方が多く集う演奏会でしたが、音楽とお料理と集うみなさまの雰囲気でポーランドを感じる夕べとなりました。
私にとってポーランドはどこか第二次大戦の痛みのイメージが強く、なかなか旅のリストにあがることがなかったのですが、こんどヨーロッパ方面に行くときには是非足を運んでみようかな〜と思っています。