「すごくフランスですね!」 ・・・ って、およそフレンチのシェフにかける言葉にはふさわしくないのですが(汗)、ついつい口からでてしまいました。
するとシェフは、「そう心がけています」と、私の言葉の意味をくんでくださったよう。
ソースこってりの theフレンチというお味ではなく、フランスの片田舎にあるビストロでいただくような気どらないけどしっかりとおいしい、温かな味わい。
パテ ド カンパーニュをひとくちいただいて、歯ごたえのあるお肉の挽き方とスパイスのほどよい香りにすっかり魅せられ、じゃがいもとサーモンのテリーヌはビネガーと香草の風味がきいている田舎風。そして、小さなストウブに入ってでてくるずわい蟹のロワイヤル ビスクソース、これは絶品なのです。ニースのマルシェで食べたような海鮮のいいお出汁がきいています。
鰆のフリット、そして鴨のローストの赤ワインソース、そして可愛らしいすりガラスのフタつき容器に入ったブラマンジェはクランブルとベリーソースがけ。どれもおいし〜♡
まだ新しいお店のようですが、久しぶりに美味しいフレンチで、海外によく出かける友人とともに舌鼓。お店の雰囲気も、田舎風でこじんまりとリラックスできる感じです。
お店のあちこちに羊クンがいます。棚のうえに、コーヒーカップを持ちあげるとソーサーのうえに、そしてソファーのうえにも(この子はクッションです)。「メゾン ミッシェル(ミッシェルんち)」なので、羊がミッシェルくんでしょうか。
リーズナブルなランチもあるようなので、こんどはランチにお邪魔してみたいな〜。( •ॢ◡-ॢ)-♡