六月のショパン

古川貴子のブログ、ヒプノセラピー/カウンセリング

お友だちの声楽家、瀬尾美智子ちゃんの演奏会。

今回は、「ショパン大好き」というタイトルで、他の演奏家(ピアニストさん)たちとの共演です。

美智子ちゃんはポーランド語でショパンの歌曲を七曲。

はじめて聴いたときにはショパンに歌曲があったことにびっくりしたけれど、何度か聴かせていただいているうちにすっかり耳になじんで、「あ、これは私の好きな曲」とお気に入りもできました。

いつもながら、オール濁点つきの日常会話とうってかわって(いつもは「だがぢゃ”〜ん”」になってる)、いったんステージに立って歌いだすと「いったいこれは誰ですかっっ?!(驚愕状態)」とこころのなかで叫んでしまいます(スミマセン!褒めてるのです・汗)。

とってもやわらかく美しい歌声と乙女な表現にびっくり!!なのです。 この驚きも毎度お決まりなのですが、決して慣れることはありませぬ(笑)。

とっても素敵でした♡

聴いてみると、ショパンって六月にぴったりなのですね。もちろん、そんな選曲になっていると思うのですが、憂いがあって、心にやさしくしみいる旋律。「雨だれ前奏曲」はもちろんなのですが、「エオリアン・ハープ」もこの季節にぴったりでした。

「雨だれ前奏曲」はその昔、私がピアノを習っていたころの発表会用にあたえられた曲でした。でも ・・・ なんかジミで、眠くなりそうで、発表会にはもっとパッと華やかなワルツとかが弾きたかったのです。

抵抗しながら練習していたので上手になるはずもなく、先生に「ぜんぜん雨だれじゃないわよ」とまで言われ、ついに発表会の当日、熱を出してお休みしました(ハハ、ちからいっぱいの抵抗のあらわれですね)。ショパンのピアノは、そんなこんなが頭をよぎっていたのでした。

やっぱり目のまえでの演奏は、たくさん伝わってくるものを感じます。楽しかった! ありがとうございました♡