気づきのぷちノート「ハイヤーセルフにお願いするときは・・・」

「問題と感じることは、すべて高い意識(ハイヤーセルフ)に委ねてしまいましょう!そして、 あとは全部やってもらいましょう!」

「はい!わかりました」と元気よく返事をして、

その問題を指でつまんでハイヤーセルフセルフの手のひらにのせたはいいけれど ・・・

「ちょっと、ちょっと、いいかげんにあなたのその指はなしてくれませんか〜?」ってなことになっていませんか?

私たちが「委ねる」というとき、こんな感じのことが起きているのです。

「はい、委ねます」といってそれを渡したフリをしながら、自分の指は決してはなすことはなく、さらに問題を間近でガン見しつづけているのです。「いつやってくれるの?」「どんなふうに?」って。

なぜそうなるか ・・・ というと、こころの深いところでは「信頼できないよ」「私が見ていないとひどいことになる」と思っているから。

「きっと好き勝手にされて、私にとっては困ったことになるかも」とか、「委ねなさいっていっても、あとであなたが自分でやらないからでしょっていわれそう」とか、「誰も、私のことなんんか真剣に考えてくれないから、委ねたらどんなことになるか」とか、ぜんぜん渡しきれていません。

だから、まるで問題がとり餅で指にネバネバとくっついたような状態になっていて、ほんとうに「手放す」「委ねる」という感覚がわからないのです。

ほんとうに手放すのは、コントロールしないこと、もうそれ以上つべこべ言わないこと、お願いして忘れていること、すべてがうまくいくと信頼していること、自分をスコンとからっぽにすること、そしてすがすがしい気持ちになること。

ハイヤーセルフは、「はい、受けとりましたよ。何かすることがあったら知らせますから、あなたはどこかに行ってリラックスしていてくださいね」といっています。

委ねたのに、お願いしたのに、助けてもらえないじゃない? って感じるときは・・・真に委ねていないわけです。

真に委ねたときでない限り、ハイヤーセルフはやってくれません。手が残っていたら、「まだ自分でやりたいのね。じゃあ、そうしてね」って尊重してくれるのです。けっして意志を侵害して勝手にすることはないのです。

信頼して、本当に手放して、自分の手をからっぽにしましょう ・・・

さて、なにが起こるでしょうか?!  (きっと、びっくりするかも♪)

 

 

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