気づきのぷちノート「ゲームからおりる」

もし、今、なんらかの怖れや苦痛、攻撃を経験しているのなら ・・・

じつは、「みずからそのゲームを楽しんでいて、やめられない自分がいる」ということ(たとえ無意識であったとしても)。

そこから救われるただひとつの方法は、

ただ自分がそのゲームをやめる、ゲームからおりる、ということだけです。

ゲームからおりる手っとりばやい方法とは、「ただゲームのルールを無視する」ことだけです。

それが怖れや苦痛、攻撃のゲームなら、それにいちいちかまわない、反応しない、ということ。

ゲームのなかでは、怖れや苦痛、攻撃の兆候を見つけるやいなや、おもいっきり「被害者」という役割を演じはじめ、「反撃、逃走、引きこもり、死んだふり」をきめこむことが決まりでした。私は傷ついたのだ!という合図です。

それによって、怖れや苦痛、攻撃は解決されず、つづきます。

でも、ゲームをしないということは、そんな反応を一切やらない、やめる、ということ。

ただ、状況をあるがままに見て、重要視せずにスルーします。裁きません。なんせ、ただのゲームですから。

もし、そこに怖れや痛みの感情・感覚がわき起こったなら、それを価値判断することなく、怖れることなく、あるがままに、ただ自分のなかを通過させます。それによってその感情・感覚は終わりになります。

「裁くことのない姿勢」こそが、もう私はこのゲームをしていない、これからおりたのです、というサインです。

新たなエネルギーが供給されることなく、ゲームの電源は静かに抜かれ、おだやかな本来の日常が戻ってくるのです。(そう! ゲーム機を切ると静かです。闘いがやみます。)

だから ・・・ ただゲームをおりる、ということを学びましょう! ( ・◡・ )♫

 

 

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