オペラにご招待いただきました。
お友だちの歌姫 吉原圭子ちゃん出演の「タンホイザー」@新国立劇場。全三幕、四時間越えのワーグナーの作品です。(画像は新国立劇場HPより)
音楽の授業やらCMで断片的に耳にしていたおなじみの旋律。とくに第三幕での荘厳な調べは、きっと誰もがご存知のはず。あらためて「あ〜、こんな場面の表現だったのね!」とふに落ちました。
圭子姫の役はタンホイザーにとって啓示のような牧童の役。優しく豊かな澄んだ歌声は、まさに天から光が降りそそいでくるよう。ふ〜っと、こころをすべてもっていかれるようでした。客席でなかったらおもわず「きゃ〜♡」と声をあげていたことでしょう(笑)。ハートが満たされる美しい調べでした。
ご一緒したのがもうひとりの歌姫のお友だち 瀬尾美智子ちゃんで、ワーグナーやら、歌唱のことやら、オーケストラの振り方など、さまざまな専門的解説つきで、なんとも贅沢なオペラ鑑賞。
私は美智子ちゃんに「(そんなことはないけれど)万が一、圭子姫が出てきて私が気づかないといけないから、出てきたらヒジで私をつついてね」とお願いしていました。
ところが、忘れていました。美智子ちゃんの力が強いことを! 劇中、いきなり来ました!(笑)。もちろん、美智子ちゃんにとっては、ごくかる〜くです。お世話おかけいたしました(笑)。
しかし、四時間におよぶオペラなので、私たちは開演まえのランチにがっつりとお肉を食べて、さらに幕あい用におやつも調達。インターバルのたびにピクニック気分でした。
オペラは、すばらしい歌唱のみならず、バレエも、オーケストラの演奏も、合唱も、そして衣装や舞台美術も楽しめて、ほんとうに贅沢な気分になります。
ここちよい疲れと豊かな気持ちでぐっすりと眠ることができました。
圭子姫♡ お疲れさまでした。とってもステキな時間をありがとうございました。
(こちらは過去映像です。ご参考までに)
PS 「タンホイザー」は、2月 6、9日にも上演があります。ご興味のある方は是非♡