おうちタイム

古川貴子のブログ、ヒプノセラピー/カウンセリング

新型コロナの感染拡大で、ついに東京も来月6日まで「緊急事態宣言」が出ました。

このウィルス感染への解決策は、「人と距離をとること」。となれば、友だちと遊べない、仲間と集えない、みんなで学べない、仕事ができない、一緒に楽しめない、盛り上がれない ・・・・ 。

人と人が引き裂かれて、遠くなってゆくように思えるこの状況 ・・・ まさに、見捨てられっ子でわびしい一人ぽっちにしようと企むエゴのしわざ! エゴめ〜〜☆

でも不思議なことに ・・・ 平常な日々にくらべて、かえってこの状況のほうがいろいろな人との距離、つながり、コミュニケーションが、ずっと近い? さらに強い? と感じられます。

友人、知人と「大丈夫? なにか困ってない? 足りないものはない?」と声をかけあったり(足りなかったマスクやトイレットペーパー、除菌ティッシュが届いて、おやつのオマケまでついていたり)、

ご無沙汰している方々から「どうしてる?元気?」とふいにご機嫌うかがいの連絡がはいったり、

みんな家にいる時間が長くなっているので LINE でメッセージを送りあったり、ふだんは長話などしない友人とあれこれ電話でおしゃべりしちゃったり・・・忙しい日常にはできないコミュニケーションができているようです。

だから、離れるどころか、より近〜くなっている感じ♡

身体と身体は出会っていなくとも、こころとこころはより一層、思いやったり、励ましあったり、声をかけあったりと、つながりあったりして、暖かさや優しさ、勇気、喜び、嬉しさを伝えあっている気がします。

そして、身体と身体が出会っているときにはついうっかり見落としていたこと(感謝とか、大切に思っている気持ちとか・・・)が、あらためて見えてきたりします。

だから、いっけん悪くなっていくように見えようとも、私たちはどこか正気を取り戻しているようにも感じるのです。

もちろん経済的には大変困った状況ではあるけれど、おうちタイムがたくさん与えられたことで、人との絆を深めつつ、自分を見つめる時間がもてるのは悪くないかな〜、とも感じています。(こころのリセット!リセット!)

この時期にしかできないこと ・・・ ず〜っとやらなくちゃ、やりたい、できたらいいな・・・と感じていたことをいろいろやってみたいな〜。(断シャリ? 久しぶりにお菓子を作る? 読書? 見たかった映画やドラマ? ただただお昼ね? ボ〜〜〜〜っとほおける・・・)

「いったい、ここになにを見たいのか」という想いこそが、自分が受けとるもの、見るものを決めてくれるのでした。

じゃあ、災いなどではなく、贈りものをリクエストすることにいたしましょ! この一ヶ月でなにを受けとることをお願いしましょうかね〜? (^。^)