小さいときから「ボ〜っとしていないでちゃんと考えて、自分でどうにかしなさい!」って口うるさく言われたよね〜。
そうそう!ただ傍観していたり、そのままにしておくと、やる気がないとかダメな子っていうレッテルを貼られたよ〜。 ・・・・そんな話しをしておりました。みんな同じなのです。
誰もがみんな自分のタマでしっかりと考えて、努力するようにお尻をたたかれて育っています。
だから、なにかが起きたときには、アセってどうにかすることが正しい対処法であると疑いません。何もしないでいるなんて、もってのほか!
そのため、すべてをあるがままにしてリラックスしていようものなら、何か悪いことをしているような、ナマケモノな気分になります。
でもホントは、モノごとの真の解決法、正しい対処法は、「ゆったりくつろいで、すべてをおまかせして、指一本ふれずに安らかでいる」ことなのです。
もしすべきことがあれば、自分のこころにポトンと落ちてきてちゃんと気づくことができるから。
モノごとのすべての流れは正しい方向に向かっているから、それでOKなのです。
そんなふうにゆったり向きあえないのは、目先のことを「たったその一点」でしか判断していないから。全体のストーリーを見ていないのです。
今、自分が目にしているものを、自分の過去のデータ(怖れをベースにしたデータ)のみから判断すれば、どうしても「早く手をうっておかなければ大変なことになる!」というマズイ状況に見えてしまうことになります。
まずいことになる!と思えば、ものごとはそのようにしか見えなくなります。
でも、すべてのことは、これからよくなるための布石です。
ルービックキューブをきれいに完成させようとするとき、その途上ではきれいだった面をガシガシと崩してゆくことも起こりえます。
それと同じこと。
すべては完全な良きことに向かって、きれいに整えようとガシガシ調整がすすんでいる最中です。
あっちをあわせて、こっちをあわせるためにここをずらして・・・その作業をはばんではいけないのですね。
だから、今起きていることから三歩ぐらい下がって、手出しをせずに(指一本でさえも御法度です!)、ただそのままにしておいてみましょう。
「これからどうなるのだろう?おもしろいから見ていてみよう!」
すると・・・ 「なるほど〜、こうくるか♪ 完璧だねっ!」と声をあげたくなると思います。
いったん「完璧さ」にこころがチャンネルをあわせると、日々「完璧だわ〜〜〜♪」がくちぐせになることまちがいなし!
だから、期待しながら、安心して、後ろにさがって、手を出さずにおもしろがって見ていましょう♪
(「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ ヒプノセラピー・カウンセリング )