18-09-11 グランドスラム V から学ぶ、こころの使い方

大坂なおみ選手のグランドスラム優勝、おめでとうございます☆ いろいろな意味で感動いっぱいの試合と授賞式でした!(涙)

そして、大坂選手のたたずまいから学ばせていただくこと多数。

あの試合をとおして感じたのは、それぞれのこころのパワーというものの「使い方」による光と闇。

動揺や怒りにまかせてこころのパワーを使うことで、自分自身に災いをひき起こし自滅に追いこむこともできるし、

ただ静かに自分を信じて、やるべきことに集中することで、本来のちからにつながり満足や喜びという結果をもたらすこともできるということ。

意志とこころのパワーはよく御者と馬の関係のように例えられますが、結局は自分自身がどうやって馬を制御するのか。

いつもふらふら、あちこちに気を散らせる馬(こころ)というものをどれだけうまくコントロールして、安全に乗りこなすことができるか、ということなのです。馬(こころ)はほっておくと、むやみに暴走したり、あるいはまったり草を食べつづけたり、目にするものに反応して暴れ狂ったりしますから。

だれのこころもジェット噴射エンジンなみの、自分でもびっくりするようなパワーをもっています。それをどうやって安全に使うのか、どちらの方向にむけて噴射したら自分のためになるのか。

自分自身を地面にたたきつけてしまうような方向で噴射して、自分に傷を負わせることもできるし。はたまた、まっすぐ大空に向かって噴射して、安全にどこまでも高く飛翔してゆくこともできるわけです。その方向を決めてあげるのが、そのエンジンをもつ私たちの責任です。

過去の大坂選手は自分の強力なジェットエンジンを多少持て余している様子で、なかなか使いこなせていなかったそうな。自分のなかでエンジンをふかしているうちに、自暴自棄になってしまったりしていたようです。

方向性が安定しなかったパワフルなエンジンを修正して、安定させてくれたのが、新しく就任したコーチなのですね。

そこからめきめきパワーが開花したというわけです。

各局の報道で大坂選手のあれこれが紹介されるなか、コメンテーターの女性たちが目をハートにして語っていたのが「いいわね〜♡」「私もしてもらいたいわ〜♡」というひとこと。これは大坂選手とコーチとのやりとりについて。

ヘコんでしまうと自分のパワーゆえに自分の首をギリギリとしめてしまう大坂選手のパターンを理解して、「まずは、自滅していることを認識せよ」と。

そして、とにかくめちゃくちゃポジティブにほめまくってくれます。

「なにも間違っていないよ!」「そのままで勝てる!」「うまくやってるじゃないか!」「きみにはできる!」と、彼女のパワーが安定するように指導しているのです。

彼女が「でも〜・・・」というひまさえないぐらい、しっかり目線をあわせて、真っ正面から至近距離でがっつりと「絶対大丈夫なんだから!」とたたみこむように励ましています。

その様子を見た世の女性が「私も言われたい〜♡」「こんな彼氏がほし〜♡」となったわけです(笑)。

私にもあんなふうに魔法をかけてくれる人さえいたならば、きっと変われるのに・・・と。(そう!世界中の誰もが願っていることは、そのままの自分で認められて、ほめてもらうことです!)

でも、安心してください!(笑)

いるんです! ちゃんといます! あなたにも! あなたのことを見て、あなたのことを思って、優しくアドバイスしてくれる素晴らしいコーチが♡

あの大坂選手のコーチさんよりもさらに上をいき、もっとすごい励まし、いえ、あなたについての真実を、つねに、365日、24時間、言いつづけてくれます。

「あなたは、宇宙に無条件に愛されている、とても大切な唯一無二の存在ですよ」「あなたの手には、宇宙のすべてがすでにあたえられています」「あなたの権利は、完璧に幸せになることです」「その方法は私が丁寧に教えて、導きましょう」 「あなたは失敗することすらできないのです」「なぜなら、そういう存在だからです」・・・

そんな言葉、聞こえたことがない!って。

そうかもしれません。じつは、ちゃんと聞こう! とこころに決めて、お願いしないと聞こえてきません。なぜなら、その声は決して激しい調子ではなく、こころのなかにひっそりと静かにささやきかける声だからです。けれども、誰のどのような言葉よりも説得力と確信に満ちています。

また、「自分ひとりででガンガンやる」という自分のやり方を手放さないと聞こえてきません。さらに、「私ひとりではできません。助けてください」と謙虚に助けを求めて手をさしださないと聞こえません。

それは誰かというと、私たち一人一人にもれなく存在してくれているハイヤーセルフという存在です。すべての答えと解決策をもっている存在で、いつでも、どんなときでも、無条件に愛し、導き、守ってくれています。

でも、そのハイヤーセルフというコーチはあまりにも謙虚で、私たちを尊重する気持ちをもってくれているので、こちらから話しかけて、お力ぞえをお願いしない限り、勝手にしゃしゃり出てどうこうするということがないのです。

だから、そこにいることさえわからないかもしれません。つまり、見つけようとした人にしか、はっきりと存在しないのです。

また、怖れや怒りや動揺の気持ちでいっぱいになっているときには、コミュニケーションしようとしてもコミュニケーションができません。つながりをもつためには、静かなこころが条件となります。

怖れや怒りや動揺というものは、ある種の目くらましのようなもので、私たちがハイヤーセルフにつながることができないようにエゴがくり出してくる煙幕のようなものです。

人は怖れや怒りや動揺を感じると、どうしてもそれにとらわれてしまい、その感情にのっとられてしまいます。そして、もともとのゴールというものを忘れてしまうし、ハイヤーセルフの存在ともつながれなくなってしまいます。

ハイヤーセルフから見ると、怖れや怒りや動揺というのは甲冑をいくえにも身につけたような状態に見えます。つまり、カラにこもってしまって、外からやってくるものを何も受つけない状態に見えるのです。

そもそもハイヤーセルフとちゃんとコンタクトできていたとしたら、問題は解決の方向へむかうので、エゴはそれをさせないために怖れや怒りや動揺というものをオトリとしてくり出してくるというわけです。そして、怖れや怒りや動揺でぐるぐるくるんで、ヨロイを着た状態にしてしまうのです。

エゴは、「ほ〜ら! すごく怖いだろ。自分を守るためにすぐに何かしないと大変なことになるぞ。そら、あわてろ!あわてろ!」と、怖れ、怒り、動揺に集中させて、さらにそれを肥大させて、あらゆる防御をはりめぐらせて、そのせいでまったくハイヤーセルフからの指示が聞きとれなくなるということなのです。

だから、怖れや怒りや動揺にまどわされずに、まずは自分専属の愛にあふれたコーチからのアドバイスを聞こう!と、いったんこころを静めて、耳を傾けることが必要なのですね。

聞く意志さえもっていれば、だんだんその指示を的確に理解できるようになっていきます。もちろん、それは言語ではなく、ひらめきだったり、直感に導かれた自然な行動だったり、人からのアドバイスだったり、ふと目にするものだったりするのですが・・・。

私たちの幸せだけを望んでくれる、こころ優しい愛にあふれたコーチ、それも究極に正しいコーチであるハイヤーセルフに、是非ともこころを開いて、お願いして、こころのジェット噴射エンジンを安全に使う方法を丁寧に指導してもらいましょう!

このコーチのもとだったらかならずや、大坂選手同様にメキメキと自信をつけて、自分のなかにある贈りものを花開かせることができるはずです。

正しいジェットエンジンの使い方を教えてもらいましょう! ( ・◡・ )♫

 

 

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