来店すると、まずは不思議な巻物を賜ります。じつはこれ、お献立。なにやらとっても有り難〜い気分。
そして、お食事全編をとおして、この「有り難い」空気はながれ続けます。・・・・それは、なにが運ばれてこようとも、食材ひとつひとつに「こちらはどこどこ産のまるまる、そしてこちらはなになにで獲れたしかじか・・・」と、ぐんぐん有り難度数がましてゆきます(笑)。
おもしろかったのがお造り。最初に塗りの箱がうやうやしく置かれます。まさに、玉手箱。何が入っているのやら。すきをねらって覗こうとしたのですが、浦島太郎になるから・・・と咎められました。(そんなワケない!)
その後、お造りが運ばれたあと、静かに塗りの箱のふたがはずされます。なんとコレお塩。いろいろなお塩が小皿に少しづつ。最近は、なんでもお塩でいただくのがはやりなのでしょうか?「匠の塩」「大島の塩」「沖縄の塩」・・・いちばんおいしかったのは「ヒマラヤの塩」。山のお塩のほうがやわらかい。
でもね、結論としてお刺身はなんといってもお醤油にわさびが最高。しかし、お醤油まで「大吟醸」ときています。こうなったら、一滴残らず飲み干して帰ろうかと思いましたよ〜。
その他のお料理もどれもおいしかった〜。
こちらのお店は去年、オープンしたてにうかがいましたが、お料理の趣きがずいぶん変わっています。板さんが変わられたのでしょうね。なので、前回の板さんズラリ総勢のお見送りもなく、ちょいと寂しい。でも、この「亀よし」さんやっぱり特別なおもてなしの雰囲気に満ちたお店です。
ごちそうさまでした♪ m(__)m m(__)m