あった!幻のカボチャ

何度もブログに登場している恵比寿「丁未 坂」さんに行ってまいりました。2007年からこんなにリピートしている和食のお店ははじめてです。

しかし実際、和食のお店なのか、はたまたフレンチか、いえスウィーツのお店か、はたまた蕎麦屋だという人までいたりして。でも全部あたってるところがスゴイ。それぐらいいろいろな顔を見せてくれるお店で、店構えで由緒正しい和食屋さんだと決めつけて入るとビックリしますよ。

なんせお箸を使っていたかと思えば、ナイフとフォークに早変わり。これが何回か繰り返されることに。

すでにいろいろ書いているのでここで改めて申し上げるまでもないのですが、和食の繊細なお味にベストマッチなフレンチの組み合わせ。そして、かたぎのお蕎麦屋さんでさえたじたじな十割蕎麦。最後は、そこらのパティシエは足下にさえおよばない本格スウィーツ。

それぞれのお料理にどれほどの手間をかけていらっしゃることか、うかがうとひっくり返りそうになります。まったくの妥協なし!ホント、このお仕事に対する姿勢、いつも見習わなくっちゃと思うのですよ。

並べてみるとちょっとビックリ「あら?こんなにいただいてたの?」って。小松菜の温かいおひたし、あんきも、鶏の手作りソーセージ、お造り、海老しんじょうのお椀、イベリコ豚(ああ、どれもステキな名前がついていたというのに・・・汗)、タラのポワレ、十割蕎麦、わらび餅。

そして、カボチャのデザートは超お気に入り中のお気に入り。これは坂さんのお眼鏡にかなったカボチャが登場しなかった年には作られない幻のデザート。残念ながら、去年はお目にかかれなかった・・・。けど、今年はラッキー!いました!いました!

作り方は、まずはおいしいマドレーヌを焼いてそれをブランデーに漬けるところからはじまり、そのマドレーヌと栗を入れて裏ごしたカボチャとともに焼くというプロセス。上には手作りのキャラメルアイスかチーズアイス。そんなに重くもなく、甘すぎず、お酒の香りがして絶品!スウィーツ多菓子としては幸せなひとときです♥(もちろん、お料理は言うまでもなく絶品でした。)

今年もありがとうございました。m(__)m