13-02-24 やっぱり、すべては「こころ」から

一通のメールが届きました。先日、骨髄移植をされたAさんから!

あの日はもちろん、あれからず〜っと気になっていました。「経過はどうだろう?苦しんでいないかな?」と。

彼女のドクターいわく「成功した」そうで、大変な期間も通常よりもずっと短い3日間位という奇跡的なプロセスだったそうです。適合の割合から考えると成功率はそう高くないそうですし、受けたあとの経過も悲惨だと耳にしていたので、ほんとうによかったね!おめでとう!

Aさんは、「当日は、私もドナーの方の骨髄を受け入れて、私の身体の中で仲良くやっていこう、という願いと共におりました。最初は骨髄の入った点滴バッグに向かって、どうぞ宜しくね!と声を掛けスタートしました」と。

そう、ここが肝心ですよね。結局、身体に異物が入ってきたことにより身体の中で戦いが起こり具合が悪くなるのですから、この「一緒にに仲良くやっていきましょう!」という歓迎のご挨拶こそが反応をより穏やかにする大切なポイントです。

苦しい期間が通常よりも短かったとはいえ、誰かにかわってもらえるわけでもなく、孤独で堪えがたい戦いの日々だったと思います。本当によく頑張ったなあと思うと同時に、ぴったりくる言葉がみつからないけれど、I'm really proud of you. (あなたを心から誇りに思います)、そんな気持ちです

じつは、同じ日にもう一つ良い知らせを受けとりました。それは友人にお孫さんができたということ。

この友人の娘さんは数年前、同じように白血病を煩い入院したため、お見舞いがてらセッションをしに伺ったことがありました。無菌室で彼女と向き合い手をとり、彼女の深いところにある病気をつくりだしている信念を探り、取り除き、新しい信念の置きかえを行い、そしてヒーリングも。

その後、彼女はみるみる回復し、去年結婚。なんと赤ちゃんができたのでした。

他にもガンとかいろいろな病気から回復するクライアントさんを今までたくさんみてきました。もちろん、たくさんの医療的な処置が施され、その中でわたしの行うカウンセリングやヒーリングはとても小さな部分であり、微力ではあるけれど、でも、改めて確信しています。

やっぱり、どんな病気にしろすべての病は「こころ」から起きているということ。「こころ」が変われば、すべてが変わるのです。もちろん表面的な処置は重要ですが、まずは「こころ」が癒されなければなりません。

心が何らかの気づきを得たり、癒しを感じたり、役に立たない信念を手放すことができれば、身体はそれこそ際限なく、常識を越えて、ぐんぐん治癒する力を手にすることができるのです。そこではたくさんの奇跡とよばれることが、まるで「普通」のこととなります。

まさに、身体の不調、人生の不調の原因のすべては「こころ」にあり。「こころ」が変われば、そして健康であれば、そこから新しいチャンス、新しい未来、自分のほしい現実を創り出していくことができます。

目には見えないけれど、身体以上に気にかけて、メンテナンスをして、栄養を与えて、優しくいたわってあげなければならないのが「こころ」なのです。

どうぞみなさま、「こころ」を大切に!

そして、みなさまの「こころ」が少しでも明るくなって、希望がもてて、未来に向かっていけるように、これからも「こころ」をこめてお手伝いしていきたい!と改めて思った、嬉しい知らせを二つも受けとった日なのでした。

 

(「気づきの日記」バックナンバーはこちら 古川 貴子/心理療法家・ヒプノセラピスト)