ひさ〜しぶりにとってもおいしい天ぷらをいただきました。
ご近所の小さな道を入った先にひっそりとある天ぷら会席のお店、「天雅」」さん。こんなステキなお店がこんな路地に隠れているなんて。
さっぱりとおいしく揚がった極上の天ぷらと、初夏のみずみずしさを感じさせる美しい季節のお料理が全部で11品あまり。
こちらは八寸。雨にぬれたような紫陽花が彩りをそえています。
お造りもかわいらしく、おままごとみたい。どの器もていねいに集められた様子でステキです。
海老の天ぷら。このあと、きす、穴子、アスパラ、茗荷などが続きますが、まったく油っぽさがなく、あっさり軽くてどんどん食べられちゃいます。天つゆにつけるのが惜しくて、全部さっぱりとお塩でいただきました。
最後に、わたしはいちばん出汁の天茶。これだけたくさんいただいて、それでも天茶をべろりと平らげられるのは、いかにおいしい天ぷらかが実感できます。右は天丼バージョンです。
デザートのスイカとパインのゼリーは白ワインのシャーベットととカスタードのトッピングが絶妙。最近の和食屋さんはデザートもかなり進化していますね。
どれも繊細で素晴らしいお料理。お店のご主人ももの静かでとても控えめな方で、そこからまた静かなプロ意識が伝わってきました。
身も心も豊かになる、心のこもったみやびやお食事、ほんとうにおいしかったです。ごちそうさまでした。m(__)m