気づきの日記「ハイヤーセルフの答えがわからない」

昨日、「ハイヤーセルフの答えがわからない」ということについてブログを書きました。

ちょうどAさんから、「今、大切な決断を下さなければならないことがあり、期限が迫っている状態です。どの答えを選んだとしても、いぜん不安があります」というご質問をいただきました。

エゴの声が、あれこれ不安を引きおこしているご様子。

そう、エゴは口をはさむのが大好きで、それこそがエゴのお仕事です。

その目的は混乱させて、怖れや失敗感をもたせること。その結果、「ああ、やっぱりやってしまった〜」という罪悪感がもれなく生まれます。それをエゴは喜びます。エゴの究極的なねらいは、罪悪感を蓄積させることだからです。それによって、自分で自分を罰する方向へと向かいます。

でも、エゴが口をはさもうが、はさむまいが ・・・

じつは、なされることはなされるのであり、つねに「なされることは、正しいこと」なのです。

これが答えです。シンプルです。

だから、動揺する感情をしっかりと感じてから、ハイヤーセルフとつながり、導きをお願いしたら、

あとはどのようになってゆくのか、「自分が自分の傍観者」になってみます。「この人は、このことに対していったいどのように対応するのかしら?」「おもしろいから見ていよう」と、かなり人ごとにしてみます。

結局は、混乱のなかで決断してしまったように思えて、いぜんとして不安はあるかもしれません。「これでいいのかな〜?」と。

あるいは、きっぱりと決めるかもしれません。「よし、これでいい!」と。

どちらの気持ちで決断したとしても、起こることはただ起こるのです。

違いがあるとすれば、それをどういう気持ちで解釈するのか、ということだけなのです。混乱していれば、すべてが混乱に見えるかもしれません。信頼のなかにいれば、ひとつひとつが自分に必要なことだと解釈するかもしれません。

結局は、起こっている「見かけ」は重要ではなく、それをエゴ目線で悲惨にするのか、それともハイヤーセルフ目線で「すべては完璧!」と納得するのかという「中身」が大切、ということなのです。

でも、エゴは自分が決めている、決定権がある、自分こそがパワーを握っている、と主張したいがために、口だけははさんできます。でも、ほんとうに口だけなのです。何もしていません。(その口車にのって信じなければ・・・)

「どうしよう!こうするべきか?ああするべきか?」「こうしたら、こんなコワイことが起こるし・・・、ああしたら後悔するし」 ・・・ この声に耳を傾けることこそが、「エゴが自由に結末をコントロールできる」という勘違いを起こしてしまいます。

どの声にも、答えがありません。なぜなら、エゴの声は「あちらを立てれば、こちらが立たず」になるからです。

でも、起こることだけが真実で、それが唯一正しいことです。

エゴのちゃちゃがあろうが、まったくなかろうが、ただ起こることが自然と起こり、それがベストな流れへとつながるのです。

リラックスして、起こることを起こらせてみましょう(自分が決めたように見えていますが、ほんとうは違います)。

いつだって、どんなときだって、私たちはほんとうは間違うことさえできない存在なのです☆ すでに、守られています。

その安心感のなかで、起こることを静かに信頼をもってながめてみてみましょう  (*˘︶˘*).。.:*♡

 

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 ヒプノセラピーカウンセリング