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師走のいろいろ

12月○日
Yちゃん宅へ緊急入院したわたしのマックくん。

心臓移植ならぬ、ドライブの交換とデータの復旧をしていただき、そのうえ最新のOSまで搭載していただくという手厚い看護。

その足で退院です。

少しデータは失ったものの、まずは、めでたしめでたし。

12月×日
おともだちの Lica ちゃんが企画・デザインしているブランドの新作試着会。

これは定番になるであろうチュニック。

前面はボートネック、背面はVカットで背中がちらりと見え、タックがとってあるのでふんわりドレーブになります。ステキ!

販売の段階になったら、またご案内いたします。

12月△日
おともだちがお菓子を贈ってくださいました。

ほっこり和んじゃうような可愛い柄がついた空豆型の器。ひとつひとつ、手描きだそうです。

この中にはさまざまなお豆のお菓子が入っています。いちごや抹茶、柚子チョコ味、そして甘納豆も。

さすが金沢のお菓子。金沢ってほんとうにおいしくって、そのうえ雅なお菓子がたくさんありますよね。

いただくのが楽しみです

相棒、入院中

仕事をしていたら“カリン、カリン”と妙な機械音がしてくるのです。音の正体に目をやると、なんとわたしのパソコンくんではありませんか。いやな予感がしてカーソルを動かしてみたら、わあ!固まってる。あわてて再起動してみても、すでに立ち上がりません。「はてな」マークが繰り出されるだけ・・・。

ということは・・・ドライブ急死状態??

バックアップは・・・タイムマシーンというソフトをつけていたのですが、じつはこのところこちらも調子が悪くエラー連発。こういう時のためにバックアップをとっていたのに、なんで〜?!タイムマシンの調子が悪いときに壊れるなんてぇ〜〜!(叫びたい!)

それも、あれこれ忙しい12月の後半に。

いつもわたしのパソコンのお守りをしてくれているYちゃんに連絡して、彼のおうちに緊急搬送し入院することが決まりました。

その電話を切ったとき、背後のパソコンからかすかなつぶやきが聞こえたような・・・。

「わ〜い、おうちに帰れる〜」

・・・・

え?そういうこと?

あなた、もしかしてホームシックだったの?

じつは、このパソコンは夏にYちゃんから譲り受けたもの。彼はタワーのマックがあるからいらないと、わたしにまわしてくれたのです。超パソコン使いでそのポテンシャルを200%は引き出しちゃうYちゃん。それに比べてわたしの使い方はマックの潜在能力を完全に無視しし、ブログ、書類、画像、そんなものです。さぞ退屈だったことでしょう。

それに、パソコンを譲り受けたときに、わたしはパソコンくんにちゃんとご挨拶をしていなかたのです。「きょうからここがキミのおうちだよ。今までみたいな天才的な使い方はできないけど、仲良くしてね。」って。

そしてこの緊急搬送で再びおうちに帰れることを喜んでいるみたい。

Yちゃんにそれを伝えて、今、じゅうぶん可愛がってもらいながら復旧を試みています。幸い、多少画像は失いましたが、わずか一日で立ち直りつつあるようです。

戻ってきたらちょっと二人で(パソコンくんとわたし)お話しする時間を作らなくっちゃね〜(モノだと侮ってはいけません)。

人間関係も大切だけれど、モノ関係も大切にしようっと、と改めて思ったのでした。

只今、旧マックくんに頼ってお仕事をしています。この子にも感謝です!

うどん好き

昨日のランチは神楽坂で。

おともだちが案内してくれたのは、古都を彷彿とさせるような細い路地と階段(昔は“芸者小道”と呼ばれていたとか)の先にあるお店、「鳥茶屋」さん。

うどん好き、いえ、うどんすき(鍋)のお店です。いかにも神楽坂!という風情のあるお店。

通い慣れているおともだちがチョイスしてくれたメニューは、親子丼(これは、お昼だけあるメニュー)&うどんすき。

親子丼はたまごがフワッフワ!お蕎麦屋さんの親子丼しか食べたことがなかったので(あれはあれでおいしいですよね!)、上品な丼ものにいたく感激いたしましたよ。

そして、うどんすき。具の下に、じつはすごいおうどんが潜んでいます。幅が二センチはある分厚い手打ちうどん。ひと箸おうどんをすくいあげると、それだけでお椀がいっぱいになっちゃう逞しさです。そのもちもちの食感はやみつきになりそう。そうです、すでにリピしたくなっています。

地元を離れて、たまには情緒あふれる神楽坂。楽しかったです♪

アイデンティティ崩壊か?

過去、直毛パーマを施したことはありました。が、一週間と持続しなかった強烈「天パー」の持ち主です。

今回はオススメされて直毛ヘアトリートメントにトライしてみました。パーマのように髪の毛の組織を破壊しないヘルシーさ、そして直毛度は約二ヶ月は持続するとか。

わたしにとって天パーヘアは、ある種トレードマーク。

その昔、友人とお店で待ち合わせをしていたとき、時間に遅れる友人がお店に電話をして電話口にわたしを呼び出したことがありました(まだ携帯を持っていなかった時代です)。あまりに店員さんがまっすぐわたしのところに向かってきたので、「なぜ、店員さんはわたしが待ち合わせをしている相手だとわかったのだろう?」と友人に尋ねると、「髪の毛がふわっふわな人を呼んでください」と言ったらしいのです。

今回直毛にするにあたってかなり不安がありました。このトレードマークを手放したらどうなるのか?髪型とアイデンティティって直結していると思うので、直毛にしたらアイデンティティが崩壊するのではないか・・・、そして天パーは天パー仕様の顔立ちだから直毛にしたら全然似合わないのではないか・・・と。

アイデンティティが崩壊しては大変だ、と担当のヘアスタイリストさんは毛先だけはロットを巻いて少しカールするように仕上げてくださいました。他は直毛です。

こ〜んな仕上がり。ツルッツルのまっつぐ。わたしにしたら画期的です。→

その後友人数人に会いましたが、「う〜ん、違う人だ・・・」。(えっ?それって、いいの?悪いの?)

じつは、本人もちょっと世を欺いているような居心地の悪さを感じています。きょうあたりはロットを巻いてウェーブヘアにしようとしたけれど、いくら巻いても歯がたたず・・・。しばらくは「素直そうな」わたしで世を欺き続けます(笑)。

こちらの直毛ヘアトリートメントは、わたしがいつもお世話になっている恵比寿のヘアサロン「PARADISO」さんにて。こちらのお店でしか受けることができないトリートメントです。まだメニューにはのっていないので、担当の金田さんに「古川さんの直毛ヘア」と言っていただけると施術してもらうことができます。髪をいためずに直毛ご希望の方にはぴったりですよ。

のたのた歩いていたら・・・

昨夜のこと・・・

スーパーの重たい袋をさげて代官山の駅前をのたのた歩いていたら、マイクを持ったおねえさんが走りよってきた。

「スミマセ〜ン!ちょっとインタビューさせてくださ〜い。あなたの今年の漢字は何ですか?」

「う〜ん」と考えていると、即座にフリップとマジックを渡され漢字を書くはめに・・・。

「じゃあ・・・」と一文字書き終えたとたん、マイクを持った背の高いイケメン外人くん(おお、顔、ちっちゃ!!)があらわれ、わたしの隣にしっかりスタンバイ。するといきなり強いライトに照らしだされ、カメラマンのおにいさんも登場して、「二人、もうちょっとくっついて・・・。はいっ、撮影、スタート!」というかけ声(え?なにこれ?)

そこで、

イケメンくんがわたしに向かって、「今年のアナタの漢字はなに?」

わたし「う〜ん・・・“動”かな〜?」(と、さっき書いたフリップを見せる)

「なんで?」

「地面も激しく動いたし、人の心も動いたし、そして新しいものがやってきたり・・・云々」

「で、どうなったの?」とイケメンくん。

「で、たくさん愛がやってきた!(人を思いやる気持ちとかね!)」

「え〜っ?いいな〜。ボクにもわけてくださ〜いっ!!」

イケメンくん、ここで突然わたしにガバっと抱きつく。

「カ〜〜ットッ!!!」

じゃあ、最後に二人で手を振っているところを撮ります、といわれ二人でカメラに向かって手を振り撮影終了。「お疲れさまでした〜!」・・・・っていいわれても??

それに、こんな味噌の入った袋をかかえ(ピーコックで味噌購入)、普段着で口紅もつけていないわたしを撮ってどうする?と言いたい・・・。

来週の水曜に放送します、といわれたけれど「TOKYO MX」テレビっていったい???

しかし、見た人がいたとしても、きっと誰もわたしだとわからないでしょう。だって、きょうのわたしは画期的な直毛ヘアで、当の本人ですら自分が誰だかわからない状態(大丈夫か?)。じつは昨日、直毛パーマならぬ、直毛トリートメントを施してもらったため人相が激しく違うのです。

一瞬のできごとでしたが、なんか異次元にワープしたみたいでおかしかった!(笑)

ところで、みなさんの「今年の漢字」ってなんでしょうね?

代官山 New Spot, T-SITE

近所に森のような広大な敷地があって、それがちょうどカフェの向かい側。お茶をしながら緑もたっぷりと楽しめる場所でした。

しかし、残念なことに最近すべて伐採されて開拓されている様子。わあ・・・また無機質なビルになっちゃうのかな〜?と思っていたところ、「蔦屋」という本屋さんができました。

代官山らしくテラス風の建物で、連なる三棟すべてが本屋さん。ウッディな内装で灯りも落ちついた雰囲気。座って本に目を通せる椅子もたくさんあります。そして品揃えがかなりマニアック。食や旅、美術書などのめずらしい書籍もたくさん。

ずっと、中目黒・代官山の住人は本屋さん難民だったので、これは嬉しい、便利!仕事が終わってお散歩がてら、ちょっとおもしろい本を探すのも楽しみです。

一角にはたくさんの本に囲まれてコーヒーを楽しめるスタバもあります(↓)。ガラス張りで天井も高くって気持ちいい。それに中目や恵比寿にあるスタバと客層も違って、クリエイター風の方がコンピューターで仕事をする姿が多く見られます。

そしてこの本屋さんの裏のエリアには、「 IVY  PLACE 」という大人向けのカフェとバー、レストランもあります。7:00から朝食もサーブしてくれるらしいので(わ〜い!大好物なパンケーキがある♪)、また朝食エリアがふえました。近日中にトライしてみましょう。大きなテラスがあるので、季節のいいときには緑に囲まれて気持ちよさそうです。

ここのところ恵比寿に押されて代官山はちょっと元気がなかったのです。この T-SITE のおかげで、まわりにあるお店もイキイキしてきたように見えます。

秋の色

長く暖かな日が続いたせいか、今年の葉っぱは紅葉することも忘れてそのまま散ってしまったようです。木の上でちりちりになっている葉っぱもあれば、色づかずに枯葉になっているものもたくさん。

それでも美しく色づいてくれている木もあります。

例年のような鮮やかさはありませんが、午後の陽射しを受けてさまざまな色合いで楽しませてくれます。

しかし、神様の絵の具はほんとうに美しいな〜。スケッチブックやカンバスには写すことができない透明感です。

Last 1ヶ月

いよいよ12月ですね。

そしてラストスパートをかけるがごとく、日もどんどん短くなっています。

夕方仕事を終えると、夏場だったら「まだまだこれから!」という時間なのに、すでに漆黒の闇。

だからこそイルミネーションが映えるし、X'mas気分もたっぷり味わえます。

PS サンタさ〜ん、待ってるよ〜。(^o^)/

(代官山にて)

丸焼きマシーン?

この写真、何が写っているのかサッパリわかりませんね〜。

じつはこれ、陽焼けマシーンのようなカプセル型の機械。洋服を脱いでカプセルの透明な板の上に横になり、軽くフタをしめると上と下から強めのライトが照射されます。

暑くって汗だらだら。気分としては、じわじわグリルされてる丸焼きちゃん。最近、脂がのってきたのでおいしく焼けます・・・って?ちがうちがう!食材になっちゃったわけではありません。

これは特別な光線を浴びることにより皮膚のコラーゲンを増やすマシーンなのです。

CTやMRIのように施術中はゴーという大きな音。そしてグリルなみの熱。体験したことのないような強い光。瞼の毛細血管まですべてすけて見えます。これって網膜によくなさそうなので、タオルを瞼の上にのせてました。が、そうすると肝心なお顔にコラーゲン光線届かず・・・(特に目の回り、重要!)。

う〜ん・・・美容によくってもちょっと  uncomfortable な感じが・・・。

日頃セラピーをしていると自分でもわからずに閉所恐怖症や広場恐怖症をもっている方って結構多いものです。もしそのような方がこのカプセルに入ってしまったら間違いなくパニックになるかも(未熟児で長期間保育器に入れられていた友人は、MRIを受けたときに突如パニックに陥った自分に驚いてましたっけ)。これは服も脱いでいるし、カプセルという閉所。そのうえ音と光と熱。突然パニックに襲われても、受付は階下なのでちょっと心配です。

いかがでしたか?と感想を聞かれたので、セラピスト目線からいくつかお店に提案してきました。たとえば、カプセルの近くに緊急用の電話やベルを設置したほうがよいこと、すぐにはおれるガウンなどが必要なこと。また、目を保護するため瞼にのせる黒いプレートも必要ですね。

今回はお試し体験なのですが、このコラーゲンランプエステ、正規の料金は6300円だそう。そして、10~20回の施術を受けるとお肌ピカピカになるらしい。

コラーゲン効果はいまいちわかりませんでしたが(そうですよね、一回じゃ)、身体はホッカホカの温泉帰り。そして水たまりができるほど汗をかいたので、かなりさっぱり気分でした。冷たいハーブティーがおいしかった。

きょうの晩ゴハンにならなくてよかった!

お母さんの癒しはセラピーのキモ!

不登校やひきこもりを専門に扱われ、数々の講演会をされているカウンセラーの安川雅史さんのお話しを聴きに行ってきました。

「オフィス・るん」のセッションでも、ひきこもりの問題をご相談される方は年々増加しています。年齢層も子どもさん、学生さんから、もう数十年にもわたるひきこもりの方まで。

ご本人自ら問題を持ち込まれることはめったになく、たいていはご両親から「うちの子をどうにかしてください」というご相談です。

「うちの子をどうにかしたい」という親御さんに「ではまず、ご自身(両親)のカウンセリングからはじめましょう!」と申し上げると、ひっくり返るるほどびっくりされます。「問題はわたしじゃなくって、ウチの子ですよ!あなた、いったい何を考えているの?」と言わんばかりです。

でも、今まで当のひきこもりさんに会ったことはほとんどなく、ご両親、とくにお母さまのセッションをすることによってほとんどのケースを解決してきました。不思議なことにお母さまが癒されると、お子さんはお部屋から外に出てこられるようになるのです!これはひきこもりに限らず、お子さんの病気などの場合もお母さまのセラピーで癒されてしまうケースが多いのです。

お母さまにしてみたら、ちょっとこの事実は耳が痛いかもしれません。でもわたしたち、とくに親子はしっかりと潜在意識で結ばれているので、お母さまのココロをちょっと変えるとお子さんの精神状態も変化するものなのです。

それに、こんな実験結果もあります。お母さんと生まれたばかりの子どもの粘膜細胞を採取して、それぞれ別の部屋へ持ってゆきます。そしてお母さんの細胞に刺激を与えると、即座に離れたところある採取した子どもの細胞が反応するというもの。親子はこのようにつねに密につながり合っているし、たとえ親子でなくてもわたしたちは「みんな」しっかりとつながりあっているものなのですね。

家族のパターン(コミュニケーションスタイルや感情の持ち方など)は、親から子へと代々受け継がれてゆきます。それが良いパターンであれ、役に立たないパターンであれ、無意識のうちに学習されてゆくものです。それがダメージを与えるものであっても、それしか知らないとそのやり方が正しいことだと思ってしまいます。

問題の原因のほとんどは、親のココロのにあるぽっかりとあいた空虚な穴が「埋めてくれ」と子どもにその矛先を向けてしまうことです。親自身が自分の親に真に向き合ってもらった経験がないため、自分の子どもにもちゃんと向き合うことができず、それが子どもの心のひずみの原因となります。また、親自身のパートナーシップがうまくいっていないため、足りない分の愛情(本来はだんなさんからの愛情)やサポートや同意を子どもからもらおうと、子どもを自分の道具にしてしまう場合もあります。あるいは、親自身が現在の生活に不安や欲求不満を感じているため、その不安定さを子どもがすべて感じとり吸収してしまうよな場合もあります。

お母さまのココロのひずみが子どもに伝染してしまうのです。

お母さまが子どもの状態がどうであろうと、どっしりと構えて、「何があっても、あなたがどんな状態でも、お母さんはあなたの味方!あなたのことを愛しているのよ」ということを面と向かってしっかりと何度も地道に伝えてゆくことがどれだけ大切なことか。

「しっかりと向き合うこと」「愛情をていねいに伝えること(わかってるでしょ!はダメ)」・・・これをお母さん自身が体験していないため、身についていないことが問題なのです。

安川さんも、まず親のカウンセリング、そして逃げずにしっかりと愛情を伝えることだとおっしゃっていました(本当にそうですよね!やっぱり「愛」です!)

わたしたちはどんな問題に直面しようとも、まず自分と向き合い、自分をどうにかすることでしか問題を解決することができないのです。結局、子どもといえども他の人をコントロールすることはできないし、変えることもできないし、自分の思いどおりにしたいと思ってしまうこと自体が間違いなのです。

そうなると、問題を解決しようなどと思わずに、まずはすべてを「よし」として受けとめ、そこから真のコミュニケーションをスタートしてゆく必要があります。

そして、もし目の前に問題があるのであれば、それは「自分自身を変えなさい」「自分が成長できるチャンスですよ」「もっと幸せになることができますよ」と教えてくれているのです。まずは、自分をしっかりと見つめて、思いやりを持って自分を癒すこと!自分が穏やかになり静かな愛情で満たされたとき、きっと自分の目にも同じものが見つかるのでしょう。