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気づきの日記「やめられないんです♪被害者は!」その1

この地球に住むわたしたちは、ホント「被害者」になるのがだ〜い好きな生き物のようです。

世界中どこでも、「被害者」であるかわいそうな自分を守るために争い、戦い、略奪し、なにか不都合があれば即座に誰かのせいだと思おうとします。国が悪い、環境が悪い、政治家が悪い、親が悪い、やつらが悪い・・・と。もはや「被害者」ということに対して中毒症状。やめたくってもやめられません。しかも、そうなっていることにすら気がつかないのです。

わたしもこんな経験がありました。ある海外のセミナーで「潜在意識を浄化する」ワークに日々を費やし、自分の中のかわいそうなわたしや被害者意識をクリアにすることに専念していました。その帰路の飛行機でうとうととまどろんでいると、突如「ぜったい、ぜったい、ぜ〜ったい、何が何でもぜったいに被害者でいてやる〜〜〜!!」という声が自分の心の中におどろおどろしく響き渡ったかと思うと、その直後から飛行機が尋常ではない恐ろしい揺れ方をしはじめたのです。もともと心には山をも動かすパワーがあります。この場合、悪くしたらわたしは自分のエゴ(被害者意識)にそれを抹殺しようとしたことによって殺されかねない状況だったのです(幸い、飛行機は落ちずにすみました)。これはエゴのパワーのすごさを感じた瞬間でもありました。(と、いうわけで、わたしのエゴはいまだご健在でありますが・・・。)

でもね、被害者でいることはエゴにとっては利益があってやめられない楽しい習慣かもしれません(病弱なわたしに母はやさしくしてくれる、失業したわたしに彼は同情してくれる・・・など、自分を弱く感じれば感じるほど、被害者意識が強くなります)。しかし、被害者意識は百害あって一利なし。自分の首をしめることになり、また自分の欲しいものを破壊してしまうことにもなりかねません。

さて、きょうはそんな誰もが大好きな被害者をどうしてもやっちゃうA子さんのお話。

A子さんは夫婦問題でセラピーにいらしています。

以前からだんなさまとの間に問題がなかったわけではないのですが、彼の携帯をのぞき見してしまったところから、A子さんの心のバランスが大きく崩れることとなりました。

「なんかあやしいぞ!」と思って携帯をのぞいてしまったら、案の定、思ったとおりの結果が・・・。

「昨日は、ごちそうさま。○○さんはお話し上手でホント楽しかったです。また連れて行ってくださいね〜」というデートをしたらしいメール。あるいは、「心ばかりですが、バレンタインのチョコレートで〜す」というプレゼントをもらったようなメールまで。

彼には携帯を見てしまったことは話していませんが、それ以降、彼の態度がそわそわしていると「彼女からのメールを待っているの?」、あるいは「メールをしたいの?」と憶測したり、彼の帰りが遅いと「ああ、きょうは彼女とデートしてきたのね」と落ち込んだり。また、だんなさまの機嫌がよければよいで、「ふうん・・・うまくいってるんだ・・・」と落胆し、機嫌が悪ければ「どうせ、わたしといたくないのでしょ」と悲観的になります。

そして不安ばかりがふくらみ、何も手につかず、ゴハンも喉をとおらず。そしてだんなさまに対しては、ついつい皮肉っぽかったり意地悪な言葉をなげかけるか、機嫌をとって媚びるような態度をとってしまうそうです。

そこで、A子さんに聞いてみました。「もし、ほんとうに浮気していたらどうしますか?別れますか?」彼女の答えは「その過程はどうでもいいんです。それよりも、また仲良く平和に信頼しあって暮らしたい」。

さてさて、彼女の生活にはほんとうに平和や信頼がないのでしょうか?彼女が言うように、平和や信頼を台無しにしたのはほんとうに彼なのでしょうか?

まず、メールを見ちゃったことは、一つめの NG です。

人にはそれぞれの境界線というものがあります。私の世界と彼の世界は同じではありません。結婚という形態をとっていようとも、自分が生きなければならないのは自分の現実、自分の境界線の中であって、人の境界線に踏み込んだり、その中のことをあれやこれやコントロールしようとすると、必ず無力感を感じるし、ストレスで苦しむことになります。

人の境界線をむやみにおかしているときは、実は自分の境界線も大切にしていません。自分と人が曖昧になっているごちゃまぜ状態です。彼がこう感じているから、わたしもこう感じなくては。彼がこう反応しているから、わたしも同じように反応しよう。どんどん自分がなくなって、依存的になってゆきます。自分が誰だかわからなくなります

相手の境界線に入っているときには、「あなたは、わたしが思うようにふるまうべきである」という「べき」ルールがあります。しかし、いくら心の中で「あなたはわたしの思うとおりにふるまうべきである」と叫んでも、結局は人はふるまいたいようにしかふるまいません。人は変えられないのです。「べきだ」は現実に起っていることとはあわないので、もれなく葛藤を感じるハメになってしまいます。

そもそも、メールを見ていなければ、A子さんの心には何も起っていません。平和です。境界線をおかしてしまったことで、A子さんは自ら自分の心の平和を台無しにしてしまったと言えます。

「え?でも彼が浮気してても許すの?」というご質問がきそうですね。

これは二人の間にメールということが介入して問題をおこしているように見えますが、そもそもこれはそれ以前の問題なのです。これはA子さんとだんなさまとの基本的な信頼関係の状態がたまたまメールという形で表面化してきました。A子さんが自分がほしい「信頼関係」を彼に対して持つ努力をしていたら、メールをのぞくことはなかったでしょう。メールはその信頼関係が十分でないところを露呈したのです。彼を信頼できないと思っているA子さんは、じつは自分が信頼できない人なのですね(はい、いつだって相手に見えるものは、自分のもの!)。なので、メール事件が起ろうが、起るまいが、じつは遅かれ早かれ同じような彼との「信頼関係」に関する問題が勃発したことは確かなのです。

そしてA子さんの二つめの NG は・・・

(その2に続く)

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/心理療法家・ヒプノセラピスト

サクラって不思議

冬のあいだ、まるで枯れてしまったようにシーン・・・と静まりかえっていたサクラの木。ある日、とっても地味なツボミがひょいと顔をあらわしたかと思うと...突然、「わっ!」と一斉に咲きはじめるのですよね。まるで、花咲か爺さんマジック。

あくまでも花が主役で、葉っぱはしっかり後に控えています。

そして葉ザクラになると、申しあわせたように他の木々も新芽を吹きはじめます。これからどんどんにぎやかですね〜。

サクラの季節のしめくくりは、サクラのお菓子。今年のサクラさん、じゅうぶん楽しませてくれて、ありがと〜。また来年!(^-^)ノ

朝のお散歩も!

今年もお腹いっぱいお花見をしたな〜と思っていたところ、お散歩のお誘い。

このあたりは日中、人波で歩けなくなるほど賑やかなので、静かな朝のうちにお花見散歩を楽しんできました。

ホロホロと花びらが舞うなか、五月陽気と澄んだ青空。気持がいいこと。

「ねえ、ねえ、わたしたちも撮って〜!」と、
太〜い幹に、まるでお飾りのように咲いているちっちゃなサクラたち。かわいい!

ダブルお誕生会?!

Happy Easter!

きょうはキリスト教の復活祭です。

小さい頃、教会のバザー用に色つきタマゴにクレヨンでせっせと絵を描きまくりましたっけ。うちでも、イースターの朝は茹でたてのタマゴとサインペンがおいてあって、起きぬけからお絵描きタイムでした。

そして、きょう4月8日は花祭りでもあるのですね。お釈迦さまのお誕生日。

♪甘茶にタマゴで、かっぽれ、かっぽれ♪ というかんじでしょうか?(笑)

今年もにぎやか、サクラの宴

ついにサクラが満開!(^O^)/  お花見もたけなわですね。

行ってきましたよ!夜桜見物。二昔も前からおつきあいさせていただいている仲良しのオニーサマ、オネーサマ方とご一緒に。

場所は吉祥寺の井の頭公園。ここはわたしのホームタウンなので、駅をおりるとその空気にはなつかしさがいっぱい。この公園も幼少の頃からの遊び場でした。

でも昨晩は冷えていたので池を一巡するやいなや、そそくさと宴へと直行。

会席料理の「利久」さん。このメンバーでもう何度となく伺っているお店です。

本日はお花見の宵にふさわしく春爛漫の美しいお料理に、器もサクラづくし。板さんは七十を過ぎていらっしゃるそうですが、あちらこちらに新しいセンスが感じられるすばらしいコースでした(パチパチ!)。そしてもお腹いっぱい!

もう動けない!というほど(実際、コースは十品ほど)いただいているにもかかわらず、いつもの習慣でケーキを食べにいっちゃいましたよ(習慣とはおそろしい!)。いつもは四人でケーキを六個頼むのですが、今回はさすがに三個どまり。それにしても古希をも超越してしまっているオニーサマ、オネーサマ方はいつもイキイキ、パワフルで、わたしがいちばん老人っぽいのはなぜ・・・?(時間が逆転している?!どうにかせねば・・・汗。)

今年もよいサクラの思い出ができました。m(__)m

日々、サクラづくし

昨日は七分咲きというところでしょうか。

延々と続くサクラ並木に、みんな幸せそうな笑顔です♪

なごむ午後

白金にある「松岡美術館」に行ってきました。

展示は「女性美」がテーマ。エジプト、ヘレニズム、クメール、現代まで、様々な女性の彫刻をメインに絵画の展示も。

しかし、古代ローマのヴィーナスやアフロディーテの顔って、なぜかどこで見ても同じですね。それって、誰も見たことがないキリストの顔がみんな同じなのに似ています。

大好きな上村松園の掛け軸を発見(この美術館はフラッシュなしの撮影ができます)。ふっくらとした女性の面立ち、そしてなんとも奥ゆかしい表情。背景に桜の花びらが舞うこの絵は「春宵(しゅんしょう)」というタイトルです。いったい何を耳打ちしているのでしょうね?

観賞後、お庭へ。

開きはじめた桜に彩られたお庭には、ほのかに沈丁花の香りがただよっていました。

きょうはあったか

昨夜の暴風雨、駅前に積みあげられたカサの残骸を見て、あらためてすごさを感じましたよ。

開きはじめのサクラが気になりましたが、大丈夫!きょうはずいぶんと華やかになってきています。ここ目黒セーヌ(目黒川とよぶ人もいますが)は、すでに出店まで出て昼間から賑わっています。わたしのお花見は6日です♪

さて、本日は銀座に出たついでにひとりランチ。

エスニック気分かな〜・・・ということで、「ベトナム アリス」さんへ。

前菜で春巻きいろいろ。揚げたの、蒸したの、生のもの。やっぱりお野菜いっぱいの生春巻きが好き。甘辛のタレやおみそをつけると、風味がさらにベトナムです。パクチーがテーブルに活けてあり、ここぞとばかりにワシワシいただきましたよ〜。(昔は大〜嫌いで、タイに行ったときにはゴハンが食べられずに泣きそうでしたが、大人になったのね。)

前回は鶏肉のフォーをいただいたので、本日はカレー。ココナッツミルクたっぷりで、具は鶏肉と自然薯(ジャガイモよりもモチモチ!)がゴロゴロ。そして、細長いお米もこのカレーには欠かせません。

食後はベトナムコーヒー。粉っぽいところがコンデンスミルクとマッチしています。甘くておいしい。

お店の方は全員ベトナムの男性。食後にぼ〜っと厨房をながめていたら、中にいたコックさんと目があってまるで知り合いのように思いっきり微笑まれてしまいました。ああ、びっくりした。どうリアクションしたらよいものか?日本人だったらすっと目をそらすところですが、ベトナムの方は人なつっこいのでしょ〜か?(いや、このオニーサンだけか?)

ようやく街も春模様

何週間も雨模様の週末が続き、ついに昨日は吹き飛ばされそうな春の嵐。そして今日ようやく、うららかな春の陽気となりました。

道行く人もコートを脱ぎすて、街も華やぎはじめています。

来週はイースターですね〜。

こんな桜餅も

近所の目黒川の桜並木をチェックしてきました。

まだひとつも開いていませんが、つぼみはぷくぷく太ってきている様子。

週末にはちらほら開きはじめるかもしれませんが、あと一週間というところでしょうか?

こちらは、ほんのりピンクのサクラのお菓子。マシュマロです。

お味は桜餅みたい。もちもちしているので、こっちのほうが本家桜餅っぽいです。

あ!・・・思いついちゃいました♪先日いただいた TORAYA CAFE の「あんペースト」。これにつけたら完璧、桜餅だわ!さっそく、本日のティータイムにためしてみます。