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"べつに「蜘蛛女」を目指しているわけではありません、あしからず"

"まだ観ていないギア様主演のビデオを借りてきました。相手役の女優さんは・・・レナ・オリン・・・?観てみてびっくり!ギア様じゃなっくって、レナ・オリンに!ここではすご〜くエレガントにしているけれど、間違いなくあの「蜘蛛女」だっ!その昔、ちょっと仲間内で流行ったかなりどぎついB級映画。このレナ・オリン扮する女マフィアのすごかったこと。警官を手玉にとるほど妖艶で、なおかつ想像を絶する凶暴さ。捕らえられて鎖でつながれても、自分の腕を切り捨ててまで平気で逃げきるあっぱれな根性。お子ちゃま好みの日本の男性にはとうてい受けそうもないけれど、私はこのレナ・オリンとか、女銀行強盗を演じたキム・ベイシンガーなんかカッコよくて大好き!"

"おぼん、懐かしいひびきだな〜"

"昨日、お蕎麦屋さんをもとめてさまよいつつ、世がお盆休みであることを知りました。我が家は和洋折衷だったのでXmas もイースターもお彼岸もありだったのですが、とりわけお盆が記憶に残っています。まず、玄関で焚いた迎え火をロウソクに灯して、仏壇までご案内するのが私の役目。(けっこうまじめに仰々しくやっておりました)仏壇はお座敷の床の間に移されて、大きなぼんぼりに囲まれてとても華やか。もちろん、まわりには数々のお供えと、ちょっとふんぱつした百合の花など。お線香と、お供え物(桃とかブドウとか)と、お花の匂いがごっちゃになって、これが私にとっての夏の匂い。そうそう、御仏壇から家族のデザートを失敬してくるのも私の役目でありました。"

たかちゃん旅日記11 べつな機会に出会いたかったよ〜

"ハンガリーで見つけた「さくらんぼスープ」は、帰国後さっさとヨメにいってしまいました。味見もせずにお渡したので、ドキドキもんでしたがとくにクレームもなく「ほんのり甘くっておいしかった」という感想に胸をなでおろす次第です。しかし、現地のさくらんぼスープはスゴかった(^_^;)スープってやっぱり「食前」でしょう!とオーダーしたら、ドデカいスープボウルにチェリーピンクの液体がなみなみ、そのうえ生クリームが飾ってある。いや〜な予感におそわれつつ一口。あ、甘〜い!これってお菓子のムースだよぉ?なぜに、食前に出しちゃうわけ?(確かに液体ならスープか?)こんなん真剣に食べた日には、ゴハンが喉を通りそうもない。が、結構おいしくて、やめられないとまらない!"

"この単純さ、いいのか、わるいのか?"

"映画はたいていレディースデイか、さもなければ前売り料金で観る。この日はどうしたことか、どのプレイガイドでもこの作品のチケットを扱っていなかった。でも、正規の料金で観るのってしゃくにさわる。ほんの数百円のことなのに、ちょいとムカつきながら窓口でお金を払う。(いったん甘やかされると、普通のことでも逆ウラミするのね トホホ)すると、お釣りといっしょに何か渡された。リボンのついた袋。チョコレートが入ってる!それも輸入もののレオニダスが数粒。ここのは一個百円はするので、えっと・・・500円相当?スゴイぞ、太っ腹!さっきまでの怒りはどこへやら、満面の笑みで頂戴してきました。すご〜くトクした気分。"

日常の極楽

"ヨーロッパの酷暑をよそに、今年の日本はかなり過ごしやすいと感じます。昼間はお決まりの30℃を越える炎天下。でも、陽がおちるやいなやストンと涼しくなって、まるで避暑地のような爽やかさ。こんな宵は、風に吹かれてタラタラ散歩するのがこのうえなく気持ちがいいのです。その日の気分で近所のオープンカフェをひとつチョイスして、藍色から墨色に変わってゆく夜空をながめます。すでに、吹く風も雲の色もどこかしら秋の気配。コーヒーをすすりながら「きょうも一日終わったぞ〜」と伸びをして、素足のつま先までストレッチ。蚊にいっぱい刺されながらも、何時間も坐っていられるほど気持ちがいいのです。この超お気楽モードは、たくさんの友人・知人に発見・目撃されております(^^ゞ"

たかちゃん旅日記10 尾行されると逃げたくなる

"スイスの暑さにめげて美術館めぐりも断念しようか、とさえ思っていたのですが、ケーキ屋さんでティラミスに苺のタルトを平らげる頃には元気百倍(多菓子の実力!)嬉々としてサウナトラムに乗ってお出かけ。チューリヒ美術館はかなりの穴場でありました。期待していなかったぶん、コレクションの充実ぶりには涙もの。他ではあまりお目にかかれないセガンティーニやらフュースリがごろごろしてるし、印象派もかなりの見応え。そのうえ、なんたって貸し切り。ホント人がいないのです。ルーマニアの美術館でもひとっこ一人いなくて、監視員さんがいちいちくっついていたことがありましたっけ。ここでも、なにげで尾行されているのがわかるのです。ちょっと走ってみようか(^o^)"

"たかちゃん旅日記9 気づかずに、大変失礼いたしました"

"ヨーロッパ滞在中、ヘリングなるものによく遭遇した。魚の名前であるらしいが、いかんせん、魚偏の漢字に弱いうえ、魚関係の横文字はまったくもってわからない。まず、スウェーデンの小さな島に上陸したとき、ランチに出たヘリング(薫製の魚であることしかわからなかったけどメチャ美味)、次ぎはお惣菜屋さんに並ぶヘリング(魚の絵があって、改めて魚であることを確認)そして、チューリヒ美術館の絵画に登場するヘリング。聖フランチェスコに群がったヘリングが両ヒレをあわせてお祈りポーズで説教を聴いている(それって小鳥じゃなかったっけ?)とにかく、なんだかシャレたお魚のイメージ。帰国してわかったけれど、ヘリングは大好物のかずのこのお母さま、ニシンさんでありました。"

たかちゃん旅日記8 沸点は同時にやってきた!

"去年、これぞアルプス!という美しいSnow Mountainsに感動しながらスイスを横断したのですが、今年はまったく景観のちがう岩山。古代の氷も溶けちゃう猛暑だそうです。それにしても、スイスの思い出ときたら・・・、サウナ状のトラム、坐っているだけでじっとり汗まみれ。それに、ホテルの扇風機。寝冷えしないように、止めて休む。けれど、たちまち部屋は蒸し風呂。暑さにゴロゴロ寝返りをうちつづける。「もう、ガマンできない!」と、息苦しさが頂点に達して扇風機にガバッと飛びついたら、隣で寝入ってるはずの友人とハチ合わせになってしまった。まるで、早押しクイズの回答者みたいに、まったく同じタイミングで突如スイッチに突進したのには笑いました。"

"で、帰りにトンカツ食べちゃいました"

"私が原稿を読むさまを、YちゃんとKちゃんが前後から凝視している。「やっぱ、まだカチッていうなぁ」と二人。CD録音中のこと。前回の録音の時も、同じことがあった。録音中に時々何かが金属的な音をたてる。とりあえず、モニター用のヘッドフォーンをはずして録音してみる。しかし、それでもまだ音がする。次は、バングルとネックレスも没収。椅子も軋んでないかチェックする。でも、私が声を出してないときは静かだ。じゃあ!と、私一人で原稿を読んでみる。「あっ、いまカチッていった!」と二人。げっ!ホントですかい?ツバ呑み込んだだけなのにぃ。ついに、サイボークであることがバレちゃった?でも、かなり油がきれてるらしい。"

似てて否なるもの (・o・)

"トゥルルル〜・・・呼び出し音に、あわてて近くにあった子機をつかむ。「オフィス・るん 古川です!」とつとめて軽快に応答する。うたた寝してたなんて、ぜったいバレないように!しかし、何の応答もない。せっかく半分寝ぼけながらも元気に出たのに。また、こりずにちょっぴりお昼寝、コテッ・・・。するとまた、トゥルルル〜・・・。今度こそ!とばかりにバッタのごとく(?)飛び起きて「ハイッ!」っと応答。するとまた、し〜〜ん。なんだって、きょうは無言電話が多い。そろそろ午睡もきりあげて仕事!フト見ると、エアコンが変な動きをしている。「うん?」リモコンをながめたら、タイマーやらいろいろなボタンを押された形跡あり。あれって、子機じゃなかった?"