住人たち

窓を開け放つと空気がピーンとしていて、秋もだいぶ深まってきたのを感じる朝でした。それにしても、なんと気持ちのいい日差し!ベランダでは、長雨のあとでローズマリーがホッとしたように日向ぼっこをしています。うちのグリーンたちはほとんど座敷仕様なので、このローズマリーだけが隔離生活を送っているのです。たま〜にお部屋に入れてあげると、すばらしいアロマ効果。小さな植物でも、こんなにがんばって呼吸をしてくれているのですね。最近のお気に入りは、KMちゃんがプレゼントしてくれた2点。雰囲気のある鳥かごに葉っぱの大きなグリーンを選んでくれたものと、もうひとつはアンティック風のブリキ缶に白い小花とアイビーを寄せ植えしてくれたもの。どちらもオフィス・るんにあわせてアレンジをしてくれたとのことで、ホント彼女らしいセンスがお見事っ!このところ私は日本でおとなしくしているので、植物たちもつつがなく元気に暮らしているのですが・・・・・そろそろ、長旅のムシがうずいてきました。でも、心配しないでね、植物のみなさん!そのときは、お水はあげられなくてもちゃんとサバイバルできるように、催眠暗示をかけて出かけるからね〜っ♪と、私が心の中で思っただけで、サイキック能力をもった植物はきっとパニックになってぴきぴきと恐怖と抵抗の電気を発していることでしょう。

秋深し・・・の三連休

猛暑が過ぎ去ったと思ったら、いきなり冷た〜い雨続き。スコンと空高く晴れ渡った秋の一日が待ち遠しいものです。三連休は、お仕事、そしてスタッフミーティング。今回のミーティングは、めずらしく超マジメ。すばらしい議事録まであったりなんかして、私たちながらホレボレする仕事ぶりではありませんことっ!!仕事のほかは、cookingにいそしんでみました。スタッフのためにバナナケーキを焼いて(先日焼いたのが日記でバレているので・・・汗)、あとはいただきもののお野菜でミネストローネを作ってみました。ようやく温かいものがおいしい季節になったので、どっさりの野菜に豆にチーズになんでも入れてグツグツ。いい匂いがしはじめたころ、あんのじょうあの友人からTEL!そうなんですよ〜、おいしいものを作っていて、まさに出来上がる寸前になると彼女はきまって電話をかけてくるというサイキック・・・・というよりは、おそるべし地獄鼻。というわけで、翌日、翌々日にはさらにおいしくなったであろう野菜スープは、こつ然と消えるハメに。でも、山盛りに作ったゴハンをさっさときれいに平らげてくれる友人がいるというのは、なんだかとってもお料理上手になったようで気分がいいものです。

ちいさな秋の文化な一日

たま〜にランチやお茶で出没する白金のプラチナストリート。こんなところに端正な、しかもかなり充実した美術館があるのをご存知ですか?それは、生涯にわたって東洋&西洋の美の蒐集に情熱をもやされた松岡清次郎おじいちゃmanのコレクションで、お屋敷あと地に建てられた「松岡美術館」。日本はどうも、外タレ作品(短期間だけ来日する超有名美術品)にばかりが注目が集まり、あんがいこのての個人収蔵品には目を向けられていません。しかし、あなどるなかれです。まずは紀元前2000〜3000年のエジプトのみごとな彫刻の数々。古代の人々は、こんな優雅な服飾品で身を飾っていたのですね。この頃私たち日本人は、「ウキッ!ウキッ!」とまだまだサル状態?!と、考えるとしばしため息です。また、ガンダーラ美術も充実。この時代の彫刻は、顔が東洋&ギリシャのハーフチックでけっこうわたし好み!そして、古九谷焼きやら屏風絵にフランス絵画もあり。そのうえ、人がほとんどいないので、数々の美術品と face to face の独占かしきり状態。帰りにプラチナストリートの「マリナ・ド・ブルボン」あたりでお茶&お買い物をすれば、身も心も豊かな休日まちがいなしっ♪

「嫁ぎ先、募集中!」

オフィス・るんで長年ともにお仕事にいそしんできた長椅子をお嫁にだすことになりました。どなたか可愛がってくださる方にもらっていただけると幸いです。ご希望の方、ご連絡お待ちしております。

★お名前:藤製カウチ (クッション部分はとりはずし可)
★生まれ:アメリカ
★サイズ:(本人は恥じらってますが、バラしちゃいます)  
およそ145cmX65cm
ふたりでゆったりくつろげる大きさです
★状態:・新品とまではいきませんが、とてもきれいです  ・クッションもふかふか  ・かなりしっかりとした作りです
★条件:・こちらに引き取りに来ていただける方  (恐れ入りますが、輸送費はご負担いただきます)・可愛がっていただける方
               
★お申し込み  「オフィス・るん」 のEメールアドレス(カウンターすぐ上)から、下記をご記入のうえご送信くださいませ
・ お名前・ご住所・お電話・引き取り可能日
・お申し込みが複数の場合は、抽選となります
(当選の場合は、こちらからメールをさしあげます)

Banana is ready!

この場合、お菓子を作りたくても勝手に作れないのです。許可が必要。でも、ここ数日そのお許しがず〜っとおりなかったのです。で、きょう!や〜っとOKをいただきました。なぜなら、窓辺でひなたぼっこをしていたバナナが、突然のこの残暑に一気にうれうれ状態になったため。もう、いっときの猶予もないほどで、ついにケーキになる決意をかためてくれました。そう、美味し〜〜〜いバナナケーキを作るためには、フェロモンぶんぶんの熟女バナナが必要なのです(この見てくれ、熟女を完全にとおりこしてますが・・・)かねてから、お菓子作りに参加したいといっていたKちゃんに早速連絡し、お菓子教室とあいなりました。かなり、ちゃっちゃっちゃっ!と作ったわりには、so goooooood!!! その秘密は、たかちゃんお菓子教室参加のための唯一の条件にあり!それは、笑いながらご機嫌に作業ができること。おいしいお菓子を作るには、これにつきます。なので、きょうのバナナピーカンナッツケーキも、とってもいい香りで最高の出来ばえ。このレシピ本をプレゼントしてくれたスタッフのみなさま、首を長くしてお待ちですね。試作は、ばっちりですので近々お楽しみに〜!

「いまいち」の秘密

私でさえ知らなかった代官山のビル丸々一棟に、それは可愛いケーキ屋さん、スタイリッシュなレストラン、変ったお料理学校、よくわからないパーティルームが出現。ここのフレンチ・ジャパニーズでお食事をいただきました。黒とシルバーを基調にしたインテリアとおとしめのライティングは、まるでN.Y.のスノッブ風レストラン。お料理も、そこそこ手をかけていて美しいのです。しかし、巨大な厨房が備えられた80人は入るこの広〜〜いフロアには、なぜか私たちとあと一組だけ。この閑散さかげんは、いったい何??お食事をすすめるうちにふと気づいたのです。「お皿が出て来ると盛りつけやら素材に、びっくりする」「味付けは、エスニック風だっり、日本風だったり、常にひとひねりあり」で、すご〜〜く楽しいんだけどぉ・・・・・・でも、なんかホッとできないなぁ。まぁ一回来ればいいか、という気持ちになります。つまり、リピートするお店枠に選ばれないわけです。一方、繁栄しているお店は、リピーターさんに支えられています。びっくりどきどきわくわくもたまにはいいけど、やっぱりどこかでどっしり安心できてくつろぎ感のあるものを求めているのが人間。だから、刺激的なのは一回きりで「もう、いいです!」になっちゃいます。これって、人間関係にもいえそうですよね。なにか目を引いたり、主張するポイントがある人は一気に人気ものになるけれど、あんがいサ〜ッと人がひいてしまって本当の友人はいなかったりします。やっぱり、人に安心感を与えることは、商売でも人間関係でも大切なポイントです。(しっかし、ご馳走していただいたにもかかわらず、口はっか達者でスミマセンっ!!汗)

呆然!愕然!おどろき北本ツアー

「ほんっと安くって、おしゃれなんだから」の言葉につられて、埼玉県北本市に住むKMちゃんを訪ねて超買い倒れ、食い倒れな一日を体験。同行は、同じく北本出身都内在住のKZちゃん。まず、お二人の家族、知人&ペット、計9人+1匹に突撃でご挨拶をすることからはじまって、お次はホームセンター巡り。ほんと、スゴイです。照明器具にはじまって、スツールやら洋服、バスローブに小物。車の後部座席にうずたかく積み上げられた私の戦利品の数々。でも、全部まとめて一万円でおつりがくるすごさ。ランチも東京には存在しないような木立にたたずむペンション風レストランで、めちゃうまフィットチーネを。そして、かなりポイント高しなのが、フレーズ・デ・ボワというお茶屋さん。お店の雰囲気は、めちゃくちゃイタリア、トスカーナ。ケーキのショーケースを前に、自分の優柔不断さを見せつけられて、「全部くださいっっ!」と叫びたい衝動にかられる。ちなみに、写真は栗と紫芋のモンブラン姉妹。お皿のデコレーションが一人一人違うのです。これに、ポットサービスの飲み物がついて、およそ700円ほど。もう、スクリーム状態ですわ。私のリクエストを完璧にみたすべく雨の中縦横無尽に車を走らせてくれたKMちゃん、そしてスタイリスト&ポーターを快くひきうけてくれたKZちゃん、感謝です。力をこめて、北本万歳な一日でした。
フレーズ・デ・ボワ

「るん・ごよみ」、きょうは何日?

Ristrante la Brianza

「時代はハーフマッチョ」

ホントに類は友を呼ぶもので、「”チャーリー&チョコ工場”を観て来たよ!」と友人たちに報告すると、「ジョニデプ、大好き〜」と口をそろえたような反応がかえってくるのです。「彼の繊細そうなところがいい!」という意見は、さすが同類。わたしも同感っ!ジョニデプは純粋さ、繊細さが魅力のひとつ。なので、私の場合ムキムキ・マッチョ系はちょいと苦手。そうはいっても、一人だけ別格あり、それはラッセル・クロウ。「グラディエーター」にはじまり今回の「シンデレラマン」にいたっては、「戦う男」まさにマッチョのあかしです。でも、彼の場合、ムキムキ感あふれるなかにも、どこか繊細で哀愁がただよっているのがイイっ。あんなに強そうなのに、彼の目は捨てられた子犬のようにちょっと哀しげ。フルマッチョ(なんだそれは?)ではない、このハーフマッチョ感がまた世の女性の心をくすぐるのでしょう。人間、強いだけとか、優しいだけとか、あるいはめちゃくちゃ美人というのは、あんがいつまらなかったりするものです(そうはいっても、やっぱり美人はいいっっ・・・)この「シンデレラマン」はそんなハーフマッチョが、家族愛からボロボロになっても戦い続ける、観ていてかなり「痛たた・・・」な一本。弱さを隠すためにひたすら強くなろうとするマッチョが多い中、じつは本当に強いというのは弱さを知りつつ、それでも立ち上がり続けることであると感じますね〜。涙壷度★★☆☆☆(バシバシ痛そうで、あまり泣いてるヒマなし)

お茶の間シネマトーク「時代はハーフマッチョ」

ホントに類は友を呼ぶもので、「”チャーリー&チョコ工場”を観て来たよ!」と友人たちに報告すると、「ジョニデプ、大好き〜」と口をそろえたような反応がかえってくるのです。「彼の繊細そうなところがいい!」という意見は、さすが同類。わたしも同感っ!ジョニデプは純粋さ、繊細さが魅力のひとつ。なので、私の場合ムキムキ・マッチョ系はちょいと苦手。そうはいっても、一人だけ別格あり、それはラッセル・クロウ。「グラディエーター」にはじまり今回の「シンデレラマン」にいたっては、「戦う男」まさにマッチョのあかしです。でも、彼の場合、ムキムキ感あふれるなかにも、どこか繊細で哀愁がただよっているのがイイっ。あんなに強そうなのに、彼の目は捨てられた子犬のようにちょっと哀しげ。フルマッチョ(なんだそれは?)ではない、このハーフマッチョ感がまた世の女性の心をくすぐるのでしょう。人間、強いだけとか、優しいだけとか、あるいはめちゃくちゃ美人というのは、あんがいつまらなかったりするものです(そうはいっても、やっぱり美人はいいっっ・・・)この「シンデレラマン」はそんなハーフマッチョが、家族愛からボロボロになっても戦い続ける、観ていてかなり「痛たた・・・」な一本。弱さを隠すためにひたすら強くなろうとするマッチョが多い中、じつは本当に強いというのは弱さを知りつつ、それでも立ち上がり続けることであると感じますね〜。涙壷度★★☆☆☆(バシバシ痛そうで、あまり泣いてるヒマなし)