夕方のセッションが終わって、
夕焼けにそまった空を見上げながらぶらぶらお散歩をしていたとき、
ふと、だれかに呼びとめられたように感じて
ふりむいてみると ・・・
わあ♡♡♡
虹! ♫•*¨*•.¸¸♪
夕焼け空の虹って、はじめて。
嬉しくなって、すぐにお友だちにプレゼントいたしました♡
夕方のセッションが終わって、
夕焼けにそまった空を見上げながらぶらぶらお散歩をしていたとき、
ふと、だれかに呼びとめられたように感じて
ふりむいてみると ・・・
わあ♡♡♡
虹! ♫•*¨*•.¸¸♪
夕焼け空の虹って、はじめて。
嬉しくなって、すぐにお友だちにプレゼントいたしました♡
バレエダンサーのしなやかな跳躍。
とくに、男性ダンサーのジャンプのダイナミックさといったら! 空宙でも軸がぶれることなく型がぴたっときまっていて、まるでスローモーションのように見えるときもあります。そして、ふわりと着地。笑顔。
今、公演チケット詐欺ですっかり話題になっているダンサー、ポルーニン。彼のドキュメンタリーフィルム「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」、とってもよかったです。
ほんとに、彼のジャンプは優雅です。まるで重力とは別の世界にいるように見えるけれど ・・・内情といえば、超過酷。ほんとはボロボロなのですね。
「舞台は戦いだ」「情熱がなくなったら踊れない」とポルーニン。開演のベルがなるやサプリとスタミナドリンクを流しこみ、「これで痛みを忘れるし、だんだんハイになる」と ・・・ (いったい、なに飲んでるのだ?!)。
彼の踊りは、鬼気迫るものを感じます。
でも、一幕が終わった楽屋では、衣装の着替えすらままならないほど、体をなげだす疲れきった姿があります。
セルゲイ・ポルーニンは、ウクライナのバレエ学校にいるときから、すでに突出していて、最年少の19歳で英国ロイヤル・バレエに入団、あっというまにプリンシパル(・・・ その後、22歳であっさり退団)。
それは、人の何倍も練習する影の努力があってこそ。自分の学費を稼ぐために出稼ぎでバラバラになってしまった家族を、成功することで救いたい、もう一度ひとつにしたいという気持ちがあったから。でも、「情熱がなくなったら踊れない」という彼は、両親の離婚で踊るための決定的なモチベーションを失います。そこから、どんどんコワレていくのです。
体じゅう数十カ所の入れ墨、ドラッグ、すっぽかし、奇行 ・・・ それでも、踊り続けないと、すぐに踊れなくなるというジレンマ。牢獄にとじこめられたようで、「才能豊かな問題児」は葛藤します。
「もう自由になりたい!引退する!」 と、最後のフィルムを自分らしい作品にしようと情熱を傾けます。感情をぶつけるように床をころがりまわり、宙を舞う、コンテンポラリーなダンス。
そして、そのフィルムを撮り終わったら ・・・ 引退 ・・・ のはずが、ナント、ふっきれた! また「踊りたい」と。
天才と言われるような一流ダンサーの舞台裏、ほんとうに過酷ですね。
そして、磨き抜かれた筋肉そのものであるしなやかな肉体美、それを維持するためのたゆまぬ努力。 ・・・ 引退する日までそれをストイックに守りぬくのだな〜(ため息)。
バレエを観ていると、華やかなエトワールにばかり目がいってしまうけれど、男性プリンシパルの優雅でダイナミックな踊りにもご注目あれ。その演技に息をのみます。
↑ このみごとなジャンプ! ミロノフ先生みたい〜♡(これがわかった方は、かなりふるい!笑)
きれいな「上」の字、これはもじもじくんにスカウトされるかも。全身タイツでも似合うだろうから(笑)、問題なしですね!
カフェの隣のテーブルで、男性が女性に熱っぽく語っています。
「○○さん、あなたの10年後、20年後の計画をうかがいましょか? それが描けなくて、いったい何ができるんでしょ?」「え、わからない? それじゃ、何も手にできないのも同然でっせ?」 ・・・ どうやら、コーチングの熱血コーチとクライエントさんのようです。
また別の日、FMを聞きながら仕事をしていたときのナビゲーターとゲストさんの会話。
「キャリアプランなんてしますか?」とナビゲーターさん。様々なことを形にしているゲストのアーティストさんは、「10年後、20年後のプランなんてまったく意味ないです。計画してもそうならないし。大切なのは今やっていることです」
あなたはどちらに賛成しますか? 緻密に計画する派? それとも行きあばりばったりで今に集中する派?
じつは私も、以前は緻密な計画こそ大切だと思っていたときがあったので、このコーチの言葉にむかしの自分を懐かしんだり。また、キャリアコンサルの勉強をしていたときにも、キャリアを築くために10年後、20年後のプランニングをして、そこから今の行動計画を導き出すということを習いました。
でも実際のところ ・・・ プランニングは意味がありません。
状況は、生きもののように一瞬一瞬変化し、気持ちもどんどん変わります。人生は、つねに形を変えながら流れてゆくのです。
プランニングをすると、過去の自分という型に今の新しい自分をおしこむことになります。「今」という流れに乗れなくなってしまうのです。
また、プランニングしてそれに執着すればするほど、そうならない挫折感と歯痒さを感じることになります。
ならば、どうするのがよいのでしょ?!
「たった今」、この瞬間に目のまえにあるものにしっかりとかかわる。それだけで十分。しっかりかかわっていると、その今というもののなかに、次への方向指示器があらわれるのです。つまり、進むべき道が自然とあらわれるのです。楽しさや喜びやつながりや、安らぎとともに。
けれど、どうしてもこっちの方向に行きたい、自分で自分の道を開拓して舗装するんだ! といいはると ・・・ 私有地につきあたったり、大きな岩に出くわしたり、開拓中に災難にみまわれたり ・・・困難が多くなったり、進めなくなることに。
その一方、今、ただ目のまえにあることに夢中で取り組むと、また目のまえに道があらわれて、それをそのまま進むと、また次の道があらわれて ・・・あら? 気がついたらこんなことに ・・・ というなりゆきになるのです。つまり、自力でななく自然の流れにのるということ。
「そうはいっても、今までプランニングすることで、それがちゃんと叶ってきたんです」という場合もあります。それには、二つのパターンが考えられるのです。
「プランニング」が本来の自分である源の思いとチューニングしていたから。つまり。自然と本来すすむべき道を歩んでいたというわけ。
もうひとつのパターンは、エゴちゃんのワナにはまってホンロウされている場合。エゴは、持ち上げては思いっきり突きおとすのが大好き。
つまり、エゴはたっぷりとエサをあたえておいて(どんどん自分が計画したことが叶うと思わせて)、ノリノリで進んでいかせて、その先に大っきな穴を掘って待ちかまえているのです。つまり、ニンジンをぶらさげて一気に走らせて、ニンジンに食らいついた! と思った瞬間、ガケから真っさかさま。
この「持ちあげては、一気に落とす」という繰りかえしのワンパターンにいつ気づけるか、あるいは一生やってもまだ懲りない場合もあります。「次こそきっとうまくいくはず」「あそこがダメだったからその次にはきっと 」・・・・。その思いで、私たちは何度もこの世に戻ってこられるのです。
自分で「大きな夢を思い描いて、叶える人生」というのは、とてもアグレッシブで、エゴの自尊心をわくわくさせるし、成功している人生のお手本のようにも見えます。けれど、以上のような理由でおススメいたしません(笑)。
目のまえに「与えてくださるものを受けとります」という、ちょっとヨワヨワにみえる態度こそ、じつはいちばんうまくいくし、安らかな幸せへの道。なぜなら、エゴちゃんと結託しているのではなく、「すでに自分の権利として与えられている本来の幸せを受けとります」といっているからなのです。
今に取り組むことで、そこで扉がひとつひとつ開きます。そして、扉がひとつ開くごとに、自分では予想もできないような方向へ導かれてゆきます(エゴちゃんと仲良くしているときには、いつも予想通りのことしか起こりません。予想外は不幸の前兆だけ!)。
ただ、目のまえのことを受けとってゆくと、自分にとってはダメージだと思えていたことが、「これがあってこそ!」というターニングポイントに変化したりします。けれど、絶対このやり方でこっちの道に進みたい!と固執していると、突如それは行き止まりになってしまったりします。
小さいときから誰もが言われてきた「自分で考えなさい」「頭つかいなさい」という教えから、ついつい本当は頼りにならない自分に必死で頼ろうとして、あれこれ緻密に計画したり、「ああならないように、こうしよう」と防御をはりめぐらします。
しかし、それこそがワンパターンにはまりこむワナ。
「自分で計画しないなんてコワイ!」と思っても、とりあえず「今やっていること、今できること、今目のまえにあることに集中してみる」、手放してみる。アタマで考えずに、今の自分のハート(楽しさ、喜び、安らぎ)に導いてもらいましょう。これが、今までのパターンから抜け出すには大切なことなのですね♡
(「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ ヒプノセラピー・カウンセリング )
このところ、観たはずの映画は「記憶にございません」状態です・・・(汗)。
寝てた? ・・・ はい、たしかに。
静かめのドキュメンタリーものは爆睡必至(この季節の映画館ほど、熟睡できるところはありません!)。他は ・・・ ヘビーすぎちゃって感想もなし・・・(メディアの評判がよかった「マンチェスター バイ ザ シー」は・・・心が動くというよりは、重すぎて動きもせず。どっと疲れたわ・・・ 汗)。
唯一、楽し〜く鑑賞できたのがアニメ♪ そう、お疲れのときにはアニメ最高♪ 癒されます!「フェリシーと夢のトウシューズ」というバレエもので、原題は「Ballerina」といいます。
ストーリーは、ダンサーを夢みて孤児院から脱走してきた女の子がオペラ座の舞台をめざすというお話。バレエのバの字も知らないずぶシロウトで、おきまりの予想外な師匠があらわれ、ドロくさい特訓が繰り広げられるという、バレエ版ベストキッド?! (しかし ・・・ フェリシーちゃんのこのノリ、どう見てもフランス人よりもアメリカ人なんですけど・・・)
ストーリーは定番だけど、アニメのクオリティがけっこう高いので美しいです(字幕版は大人ばかりで、男性もけっこういらっしゃいました)。
エッフェル塔建設中のパリの景色がとっても綺麗。人物の描写も実写ではむずかしいアングルからとらえられていて、また感情表現も豊か。そして「君の名は。」以降は、どの作品も光が強調されているように感じます。
バレエのシーンは、パリオペラ座の芸術監督が振り付けしているそうで本格的です。吹き替え版では、熊川さんが世界的に有名なバレエ教師の声を担当されています。
近頃の予告編はとてもうまく編集されすぎていることがあって、本編でガッカリしちゃうこともあるのです。予告のほうが、アカデミー賞ものだったりするのですもの。そんなこんなで、ここのところ何本も失敗しました。そのはてのアニメ。ああ、アニメはいつも裏切りません。すっかりアニメ好き♪ 魔女のメアリちゃんも見にいこうかな〜。
PS 少しまえだけれど、「この世界の片隅に」というのん(能年玲奈)さんがヒロインをしていたアニメを観ました。第二次世界大戦中、広島に嫁いだ女の子が、おヨメさんとして戦争を生きぬく様子に涙.涙です。
たくさん泣かされたけれど、「火垂るの墓」のような心がえぐられるような涙とは違う涙です。あたたかさがあるのです。のんさんのほのぼのと優しい声に救われるのだと思います。
ミーティングでは、いつもは静かで長居できるところをチョイスするけど、きょうは「スウィーツのおいしいお店で!」とリクエスト。
すると、「500円のクーポンがある」ということで Afternoon Tea のティールームへ。
「せっかくクーポンがあるんだから!」と、ちょいとふんぱつして、スウィーツ3つが楽しめるプレートと紅茶がついたアフタヌーンティーセットを♡
たっぷり(すぎる!)ブドウ糖効果に、脳ミソが大喜びのフル回転。いえフル空転(?)すぎて、気がつけば5時間余りのミーティング(まだいけそうでした!)。
かえりみち、またまた同じクーポンを見つけてしまって ・・・ これは使うしかないでしょ! では、またミーティングしますか♪ (働く動機って ・・・ それですかっっ・汗)
新しい 一般社団法人 としての 日本ヒプノセラピー協会に生まれかわってから、早いもので三回もの「ヒプノセラピー体験セミナー」が無事終了いたしました。
毎回、ご参加のみなさまから 「プチセミナーといえども、とても満足できました」「簡単に深いリラクゼーションにはいることができました」「よくわからない感じだったヒプノセラピーのイメージが変わりました」「またリピートしたいです」 ・・・ とご好評をいただいています。
「ヒプノってなに?」「リッラクスしてみたいな」という方、是非、お気軽にご参加になってみてください。心地よいヒプノ体験とともに、少しこころが軽くなり、ヒプノセラピーの効果を実感していただけることと思います。
「ヒプノセラピーってなに?」「どんな効果があるの?」「誰にでもできるの?」「ほかのセラピーとどう違うの?」「セラピストになるには?」・・・
リラックスした雰囲気のなかで、ヒプノセラピーについてのあれこれを学びながら、実際に体験することができるプチセミナーです。日々の疲れがとれたり、あるいは、心について、自分自身について、新たな気づきがあるかもしれません。どなたでも、気軽にご参加ください♪
*内容
・ヒプノセラピーってなに? どんな効果があるの?
・ヒプノセラピーと他のセラピーの違いは?
・ヒプノにかからない人がいる? 誰にでもできるの?
・ヒプノセラピーはなぜそんなに効果的なの?
・リラックスできるヒプノセラピー、プチ体験
・ヒプノセラピストになりたいけど・・・養成コースについてもっと知りたい
・お茶を飲みながら、ヒプノセラピーなんでも Q&A
*日時 : 9月15日(金) 19:00~20:15
*場所 : 表参道(渋谷区)
*講師 : 古川貴子
(ヒプノセラピスト、日本ヒプノセラピー協会 理事・講師)
*参加料 : 2,000円(お茶とお菓子つき)
【お試し期間終了のため料金が変更となりました】
*お申し込み方法 → こちらのフォームからどうぞ
(「体験コース」参加希望とご記入のうえ、希望の日にちをご明記ください。)
追って詳細をお知らせさせていただきます。
ヒプノセラピーってなに? → こちらから
ヒプノセラピーを受けてみたい → こちらから
ヒプノセラピーを学んでみたい → こちらから(日本ヒプノセラピー協会サイト)
Mちゃんに “おそろ” でいただいたコレ!
金粉のようなキラキラとお花がみえます。そしてストロベリーのいい香り。
これは、口紅です。
透明だけど、つけるとその人の体温で色がびみょうに変わるとか。
トカゲ体質の私でも、ちゃんと発色してくれるかしらん? つかっていくとお花のところはどうなっちゃうの?? ・・・ と、すぐにでもためしてみたいけど ・・・ かわいいのでまだもう少しこのままで♪
夕方、予報どおりのゲリラ雷雨。8月になって19日連続の雨となりました。
ピカピカ、ゴロゴロ、バリバリいっていると、なぜかお外に出たくなります(お子ちゃまか?!)。
そう、こどもの頃、雷雨になると、手作りの「缶ぽっくり」をはいて庭を走り回っていたものです(落雷の実験?! 笑)
そんな習性は大人になっても変わらず、雷とドシャ降りのなか、スーパーへお買いもの。途中、目黒川の警報が叫んでいます。「警戒水域をこえました!注意してください」と。
ゴゴゴ〜〜〜!! という爆音につられて橋の上からのぞいてみると ・・・
桜たちが飲まれちゃいそうな水しぶき。ほとんど氾濫状態です。
大丈夫。ここまでいっぱいになってもいつも溢れません。
夏が終わらないうちにお陽さまに顔を出してほしいな〜。これじゃ、スイカの気分にもなりませんものね〜。
クライエントさんとのセッションで・・・
「この世のあらゆる問題というのは、自分に対する間違った認識、つまり自分は恥ずべき存在だ、罪深いという罪悪感から生まれているのです。そして、自ら自分を罰しておけば恐ろしい制裁をまぬがれることができると信じて、問題というかたちで常に自分に罰を与えます。それが問題となります」と、誰もが無意識のうちにこころに抱いている罪悪感について話していました。すると、
「さまざまな問題の原因はこころのなかにある罪悪感だ、ということはわかったのですが。でも、私に関しては罪悪感というものがないように感じます。今まで罪悪感というものを意識したことがないのです。だからピンときません」とクライエントさん。
たしかに、劣等感や自責の念、自己攻撃が強い方の場合、それは自分で自分を恥ずかしく感じていて、あきらかに自分を責めているということがわかります。しかし、このような自責の念がないからといって、罪悪感がないというわけではないのです。
たとえば ・・・
不平不満を言う ・・・ なぜ不平不満を言いたくなるのか? それは、不平不満を言わないと好きにされちゃうと思っているから。不平不満を言うことで、その状況や人間関係をコントロールして優位に立とうとするのです。優位に立たないと自分はダメだ、やられてしまう。すなわち、自分のことを責めている = だから、不平不満も罪悪感です。
怖れる ・・・ 怖れているとき、それは未来に何か悪いことがやってくると信じているときです。まだ何も起こっていないのに、なぜ自分に悪いことがふりかかるに違いないと信じたいのでしょうか?それは、自分には悪いことが起こって当然だと信じているから。悪いことが起こるべき人とは、それは悪い人であり、罰せられる人であるという信念 = 怖れるも罪悪感ということになります。
落ち込む ・・・気分がすぐれない。晴れ晴れしない。なんかひっかかっている。OKな感じがしない。なぜなら、自分のなかに自分に対する暗いイメージがあるから。なんか後ろめたい。よいことがやってくる!と手放しで喜べない。だって、私、それに値するような人じゃありませんからという信念 = 落ち込むのも罪悪感。
楽しめない ・・・ 楽しんじゃいけない、喜びを手にしてはいけない、幸せになってはいけない。楽しむと悪いことが起こるって、びくびくしている。なぜなら、そういう身分じゃないから。楽しむ価値のない人であるという信念 = はい、楽しめないのも罪悪感。
そして、不満を口にしたことがない人もいないし、怖れたことがない人もいないし、落ち込んだことがない人もこの世にいないので、世の中のみんな、全員がこっそりとこころのなかに「罪悪感」を抱えながら生きている、ということになります。
そして、その罪悪感があるから、バレないように人から遠ざかって孤独になろうとしたり、問題や病気をわざとつくることで弱者のふりをして身を守ろうとしたり(悪い人は罰せられるので)、あるいはそのように罰せられるまえに「やられる前にやってしまえ!」とばかりに常に攻撃的になって闘ったり ・・・。
でもそれをすればするほど、より事態は悪化します。自分とは「悪いやつである」という信念を強化して、より罪悪感が深まってしまうからです。
じゃあ、どうしましょ??
自分の行動が自分の思いを強化するのなら、「悪いやつ」でない振るまいをすればよいということになります。
不満を言わない、どんな事態も怖れない、落ち込まない、自分を責めない、攻撃的にならない、防衛的にならない、人から遠ざからない ・・・ つまり、こころをオープンにして自然体でいること。
起こるすべてを、自分はダメな悪いやつだからという「戦々恐々とした怖れの目線」でみるのではなく、このままで無条件に愛されている私という「すべてが完全な流れにあるという安心の目線」で見てみること。
なぜ安心していられるのか?
もともと私たちはそのまま、あるがままで宇宙に(神さまに、無限の存在に、源に)愛されているはずだから。そんな大いなる力に大切にされているのだから、自分で自分をちまちま守る必要はないのです。ほっておいても、ちゃんと完全に育まれて、導かれて、愛されている ・・・ ということを理解する、ということです。
私たちがネガティブな感情をもった、感じた、ということは、まさに罪悪感がありますよという証です。
気がついたら、否定することも、抑圧することも、無視することもなく ・・・ 「わたしのなかには、自分自身を攻撃するような間違った思いがあるのだわ」と気づいて、ただ自分自身の「高い意識(ハイヤーセルフ、スピリット、エンンジル、etc )」に渡して(委ねて)しまいましょう。
「私のこころが今だに信じている自分に対する罪悪感を、どうぞ私のこころから取り去ってください。なぜなら、私はそのような存在ではないからです」と。
そう、私たちがするのはこの渡していく作業だけです。
スルーすることなく、ちゃんと正面から気づいて、それに対してとくに反応することはなく、ただ「取り去ってくれるように」高い意識にお願いする。・・・ これだけでヨイのです♪
ネガティブな感情ばっかり感じて困っちゃう〜!!(汗)・・・ いえいえ、無意識になってしまっている「罪悪感」にバイバイするまたとないチャンスです。渡してしまいましょう!
(「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ ヒプノセラピー・カウンセリング )
(社)日本ヒプノセラピー協会のヒプノセラピスト養成コース「ベイシックセミナー」が無事終了いたしました。ご参加くださったみなさま、二日間、本当にありがとうございました。
講師の私(古川貴子)も、養成コースで講師を務めるのは10年ぶりぐらいでしたが、今の私のセラピスト目線から、より日常に役立てていただけるような実践的な内容のセミナーになったのではと思っております。
やっぱり、まだまだ日本ではヒプノセラピーは、催眠「術」の域をでていないところがあり、みなさまの最初のイメージは誤解だらけでした。
・コワイ! 意識がなくなっちゃうのかな?
・知らないうちにヘンなこと言っちゃったりするのかな?
・きっと自分にはうまくできないにちがいない!
というものだったのです。
でも、結局、二日間のセミナーが終わってからの感想は、「なんだ、ヒプノってリラクゼーションと同じで、リラックスよりもっと深いから、身体も心も癒されるんだ」「ふつ〜にまわりの音は聞こえるし、喋れるし、身体も動くし、意識もいつもどおりだわ。でも、たしかにここちよくなっている!」「音楽に集中したり、気持ちよくリラックスしているときとまったく同じ。コワクない!」・・・ というご感想でした。
そうね〜。ヒプノセラピーを「催眠」療法と訳してしまったところから、ヒプノセラピーへの誤解がとけぬままになってしまっているようです(ヒプノセラピーは、ただヒプノセラピーで、催眠と言い換えないほうがよかったのですね!笑)。
それにしても、催眠の歴史は「人の存在」の記録と同じだけ古く、およそ紀元前4000年のエジプトにさかのぼり、パピルスや壁画に描かれているほど、人とともにあったのです。しかし、その6000年の歴史のなかで、人からの興味が集中したかと思うと、非難・弾圧・排斥の繰り返し・・・。それだけ、人は「こころの無意識」という、つかみどころのないものに対して、ときにはコワイもの見たさでもてはやし、またワケが解らないという理由で攻撃する、といったことの繰り返しだったわけです。
自分ではわからない部分のこころを扱うからこそ、ヒプノには大きな効果があるのです。「わからない」部分だからこそ、真っ正面から取り組んだら、もっと「わかっちゃいるけど、やめられない」という自分のパターンを変えることができるのに・・・と残念に思います。
二日間のセミナーで、ヒプノセラピーへの誤解をとき、効果について知り、ヒプノセラピーがセラピーとして強力である理由を理解し、こころの仕組みも学び、さらに自己催眠と他者催眠のための有効な暗示の書き方を学び、カウンセリングとセッションの実習を行いました。
クライエントさんにみたてた他の受講生さんのために催眠暗示を書いてみたり、催眠誘導を練習してみて、じつはいちばん癒されているのは、それを書いたり誘導したりしているご本人であることを実感されたそうです。
そうなんですよ〜! いちばん癒されちゃうのは、じつはやっているセラピストなのです。
なぜなら、自分の発することばは自分の中で完結して、自分に影響を及ぼしているからです。自分のことば、自分の考えのすべてによって、いちばん影響を受けるのは自分以外にはいないのですね。(笑、セラピストというオイシイ職業で、たっぷり癒していただいているのはわたくしめでありました!)
ご参加のみなさまは、ご自分で書いた自己催眠暗示によって、あるいは受講生さんセラピストの暗示セッションによって、リラックスと癒しをたっぷりと受けとっていただけたようです。
二日間、ほんとうにお疲れさまでした。そして、楽しいお時間をありがとうございました。
ご参加のみなさまからの声
♪ 自分のための自己催眠暗示を書いている段階で気づきがあり、自分が感じていた問題がほとんど解決してしまうように感じました。なぜなら、問題とは自分の考えからきていることがわかり、自分にはコントロールできないことをコントロールしようとしていたことが原因だったということがわかったからです。(IYさん・男性)
♪ ヒプノ・・・催眠・・・の言葉についてもよくわかっていなかったが、心の仕組みを学び、ヒプノの催眠とはどのようなものなのか理解できたので、ヒプノ(催眠)のイメージが変わり、安心できるものだと感じた。
自分のなかにいろいろな悩みがあり、あれこれ変えたいところがあるが、つきつめて考えると、悩みの本質、自分の変わりたいところはひとつなのだと理解できた。そして、それを知ったことで、変えられるのだとわかった。
これからどんどん自分のために自己催眠暗示を利用して、のびのびと楽しい人生を歩んで行きたいと感じた。
とても楽しく、じっくりと、ヒプノセラピーのことを学ぶことができました。ありがとうございました。(EOさん・女性)
次回のヒプノセラピスト養成コース「ベイシック(2日間)」は、以下の日程を予定しております。
日時:
10月21日(土)10:00~17:00
10月22日(日)10:00~17:00
会場: 新宿区
受講料: ¥48,000 (日本ヒプノセラピー協会の修了証を発行)
*〈少人数制〉 定員になりしだい締め切ります
講師: 古川貴子(日本ヒプノセラピー協会講師・ヒプノセラピスト)
お申し込み・お問い合わせ: こちらから
〒153-0061 東京都目黒区中目黒1丁目3-11-1005 Tel 03-3719-6414
nakameguro Meguro-ku, Tokyo 153-0061
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