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たかちゃん旅日記4 見つけちゃった!アルメニア美女の秘密

エレバンの街角で、若い女性がプラスチックカップの真っ赤な飲み物を口にしている。あれは何?歩道に点在するジュース売りを注意深く見てみると、ザクロがボールいっぱいに入っていた。おおっ、日本でも大人気、女性ホルモンの宝庫ザクロジュース!早速、小さいカップで一つご所望。数十円なり。二つ割にしたザクロを手動の絞り器にはさんで力まかせにプレスする。ザクロは皮には果汁がなく中味のプツプツしたところをしぼるので、なかなか汁がたまらない。もし、大きなカップで注文していたら、いったいいつ出来あがることやら気の長い話だ。絞るそばから、ザクロかすをぽんぽん豪快に捨てて行く。この注文分でも相当な労力!で、お味は?これが、すっすっ、すっぱぁ〜〜〜い。きゃ〜きゃ〜言いながら、それでも残すものか!と、一滴残さず飲みほしました。日本でこんなジュースを注文しようものなら、コストはきっと数千円。(ザクロ、丸ごと5〜6個分)しっかし、きっとバストアップ、美肌効果はてきめんのはず。日本に戻るまでキープできそうにありません。ご覧に入れられないのがなにより残念!

たかちゃん旅日記3 二度楽しめる到着の仕方

モスクワでのトランジット6時間待ちのうえ、さらに数時間のフライト。爆睡につきドリンクサービス、機内食ともにまったく記憶にございません。ようやくアルメニアのエレバンに到着したときは、すでに午前3時半。朦朧とした頭でなんとかビザの申請を終え、お金も両替。(いったいこの$20分はどのぐらいの価値があることやら)ホテルへの車中、ラスベガス通りというカジノの並ぶ大通りをすぎる。人っこ一人見あたらない。日本のさびしい国道の風情。ところどころ電話ボックスほどのガラスばりの箱があって、大きな花束があかあかと照らし出されている様子がみょうにシュール。花屋さんか?街の中心部には広場があり、巨大な石造りの建物がライトアップされている。そう、エレバンは石の街だとか。夜遅く見知らぬ街に到着する楽しみは、翌朝明るくなってびっくりさせられること。気温や日差し、街の匂いに人々の顔。ぐっすり眠って、翌朝ホテルの窓から改めて街にご挨拶いたしましょう。幸いホテルは大快適の大当たり!

めざせカタギのニッポンジン!

毎年この時季は、お外で過ごしたくなります。きょうにいたっては、ようやくの青空。それに、数日前からそこはかとなく金木犀の香りも。空気が甘い香りにつつまれて街中にあふれる季節、部屋からとびだしてパソコンをおともにオープンカフェへ。あんがいこんな心地いい季節は短いのが日本。でも、移り変わる季節があるからこそ、とても愛おしめるのです。アルメニアやグルジアは、夏は50度ちかくまで気温が上がり、冬は冬でマイナス40度。こんな過酷な気候の中で暮らす人たちにはそれなりの生命力や潔さがみてとれるし、かたやこんなやさしい風の吹く日本に暮らす私たちは、やっぱりたおやかで繊細に物事を感じられる感性が自然に育っているのだな〜とひしひしと感じます。ムリに外国人ナイズするよりも、日本人は自信を持ってもっともっともっともっと日本人であっていいな〜と思うのです。

たかちゃん旅日記2 8年ぶりにランキングに異変あり!

機内食って、すこぶるシンプルになりましたね。以前は、チーズにクラッカー、チョコに間食のアイスまで、ブロイラーチキン的危機感がいっぱいだったのに。今回、モスクワで乗り換えてエレバンまでアエロフロートの旅。Aフロートといったら、ボロくて危険なエアラインの代名詞。赤銅色の時代がかったアメニティグッズといい、暗いロシア音楽のサービスといい、怪しさ満点。しかし、ここ2〜3年ですこぶるモダンでクリーンなイメージにアップしておりました。他の外資のエアラインとまったく変りません。(どうりで連日予約が満席)旧ソの暗い雰囲気は払拭され、ブランケットと枕はblueとorangeでセンスよく、映画だってハリーポッターとトロイだし。ただね、スペースの狭さに辟易。男性や足長の若人はさぞ窮屈なことでしょう。そう、特筆すべきは機内食のおいしさ!(以外でしょっ?!)サーモンのサフランライス添えのおいしかったこと。トレイも通常より一回り大きく食べがいも十分。搭乗前に中華街の美味なる蒸しパンを平らげていたにもかかわらず楽々完食!今までは、一位がヴァリグエアのステーキ(こんなおいしいステーキはじめて!)で、二位がラウダエアのローズマリー風味平目のムニエルとポテトだったのですが、新たにAフロートを1.5位(?)に格上げいたしましょう。「たかちゃん機内食ランキング」が久々に塗り替えられた記念すべきフライトでした。

たかちゃん旅日記1 自信喪失?じゃあアルメニアへどうぞ!

「アルメニア」と聞いて何を連想しましたか?頭で想像するより実際体験してみるのが一番!とばかりに、私自身何の予備知識も無く怖い物知らずで乗り込んだわけです。第一印象!「アルメニアは美人大国」である!!!かなり断言。(確信の度合いは95%なり)前回、ハンガリー人はすごい美人とふきこまれて訪れたのですが、超美人さんはお留守でついぞお目にかかれませんでした。しかし、アルメニアは街をあるけばほ〜んとに美人含有率が高い。でも、彼らに言わせると世界一の美人は日本人なのだとか。(街の人にもインタビュー済み)お互い無いものねだりなんでしょうかね〜?実際、教会、遺跡、街、ホテルのエレベーター、どこででも食い入るように見つめられ、また質問攻め。「なぜ、ここにいるのか?」と。そう言われても返事に困るのですが、仕事ではなくツーリストだというと、さも嬉しそうに私の肩をばんばん叩く。ほんとにアジア人の顔が珍しくて仕方がないようです。(娘を横に並べて勝手に記念撮影を始めるやからまで)無条件にモテモテ体験してみたい人、是非アルメニアへ!

I'm back!

戻ってまいりました!こちらはすっかり秋だろうと期待していたのですが、日本もどうやらトロピカルの仲間入りでしょうか?今回の旅は、ひさびさにちょっとばかり体力勝負でありました。アルメニア・グルジアの気候は予想外。朝夕と日中の激しい気温差で平均気温もあてにならず、かなりの灼熱地獄と乾燥。衣類も無難な長袖シャツを持参したものの、結局は下着用のタンクトップなんぞで日々すごすはめに。出だしから、モスクワでのトランジット6時間待ち、エレバン午前3時半着、峠越えの夜行列車17時間とか、少々サバイバル系。でも、日本語学校で「にわか先生」になってみたり、やたら地元の人たちに写真撮影されたり(日本人が相当めずらしいらしい)、たくさんのいい出会いに恵まれた極上の旅でした。

やっと、きたきた夏休み!

今年は春に恒例の「フロリダ詣出」をしてからというもの、ずっとおとなしくしていたのでそろそろ限界!で、お出かけすることに。はじめは、お気に入りのニースの地図をひろげて、プロバンスでも征服しようと計画を練っていたのですが、いまいちワクワク度がたりない。50カ国近く旅をしてしまうと、まっとうな国(何がまっとうなんだか・・・?)が残っていないのですね〜。で、結局どこにしたのか。それが、みんなに聞かれるたびに、どうもお茶をにごすような回答に・・・。「えっと、トルコの上のほう。う〜ん、イランにも近いかな〜。ギリシャの文化も入ってる」なんてよくわからないお答え。早く言えば、グルジア・アルメニアというコーカサス地方へ。なんか最近、めっきりイメージが落ちてるようですが、なんのその!異文化交流、楽しんできま〜す!といういうわけで、「るん」は9月29日までお休みさせていただきます。よろしくお願いいたします。

マゾがお好き

与えられて当然!と思っているものが相手から与えられないとき、私たちはその相手に対して報復の行動に出ることがあります。たとえば、愛や思いやり、その他もろもろが得られないとき、自分もそれを相手に与えてやらないぞ!ってなぐあいに。すると、相手は急な枯渇に気づいて自分に与えてくれるはず・・・・と目論んでいたのに、どうやらそうでもないみたい。そこではさらなる相手からの報復行動を生み出すことになるし、また無理して与えないようにしていると、結局苦しいのは相手じゃなくって自分自身なのですよね。「もう、やさしくしない」「愛を与えない」・・・。流れをムリに我慢して止めてるとき、自分で自分の首をしめてるような状態。意地を張るのはエネルギーを消耗するので身体も心もしんどいし、何よりも物事の流れが止まってしまう。(そうよね〜!愛の便秘状態!苦しくて当然!)やっぱり人間は自然に愛を流してこそ、健全に心地よく生きて行けるらしい。誰かを困らせることなんてできなくて、じつは自分がいちばん困ってしまう現実。って、ことは与えれば自分が、いちばん気持ちいいのですよね。なんにしても「意固地」になるのは、究極の「自分いじめ」でありました。

秋からの新作に期待してます!

友人とも話していたのですが「今年の映画界は不作である」と。「何か映画観た?」とたずねられて、この映画好きの私がつい先週のことさえまったく思い出せない。「えっと、えっと・・・」と頭の引き出しのあちこちを探すこと十数秒。たしか何か観たな〜とさらに考えて、それでも何も出て来なくて、ついには「電車でどこに行ったんだっけ?」とまったく関係ないところから記憶の断片をたぐりよせる感じ。「そうだ!銀座だ!ベルトルッチのドリーマーズ!」。これだったら「先週、誰と会った?」と聞かれたほうがよっぽど簡単。そんななかで、お気に入りが一本が封切りに。「CODE46」。マイケル・ウィンターボトムの作品は、光がほんとに美しい。小説だったらそれは行間を読む、という感じなのかもしれませんが、役者さんの演技プラス、その光、空気感が観ている者の心の中にいろいろな感情を伝えてきます。特に「ひかりのまち」は好き。さて、新作に期待するのはやめてCちゃんにもらったDVD「ニモ」でも楽しみましょうかね〜♪

連日、すごい創造力!

デジカメのフォトアルバムを見ると、自分が何をこよなく愛しているのかよ〜くわかります。ピンぼけしないで美しく撮れているもの、それはスウィーツ! 枚数だってハンバじゃないし。きょうも、いただきもののチョコレートがあまりにアートだったので思わずパシパシ撮ってみたら、グラビアなみ!この道でも食べて行ける、とお褒めの言葉まで。これだけエネルギーを注いでいるものは、いわずもがな磁石のごとく簡単に引き寄せてしまいます。ここ連日、「あそこの、アレが食べた〜い」というとちゃんと2〜3日中に物質化されているし。この件に関しては、なぜここまで現実創造が強烈かつ迅速なのか?どうやら、カギは「ワクワク感」にあるような。ふつう「これを手に入れたい!」というときは、思い込みの強い分悲壮感やら執着やらがあるのですが、わたしがスウィーツのことを考えているときは、シンプルにわくわく嬉しくなっているだけなのです。このワクワク感、これが現実を動かす起爆剤!