"「ワォ〜ン」いう、うなり声とも泣き声ともつかないようなフシギなお叫びを最後にし〜んとしてしまった。たたいてみた。でも、依然反応はなし。今さっき、雑誌で「遠赤スチームオーブンレンジ」なるものの広告に見とれていたところだった。うちのレンジは温め以外は何にもできないんだよな〜、とぶつぶつ。だからって次ぎの瞬間から動かなくなるなんて。ざっと数えても2万回ちかくも働いたのに全く感謝されてない!って?ゴメンゴメン。"
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「トンビにあぶらげ」やっぱりキミはそういうヤツだった
"とっさに何かが起きたときって、何が何やらわからない。いきなり何かが顔にぶつかってきた?というより巨大な羽ぼうきでパンチ(?)された感じ。ハトでも激突してきたのかと思いきや、となりの友人が叫び声をあげる。手に持っていた卵焼きが忽然と消えていると!見上げれば、空中にゆうゆうと円を描くトンビくん、一匹。「ヘッヘッヘ。ご馳でした〜」という皮肉な笑いが聞こえてきそう。よりによって苦心の作のお手製を、グヤジイ〜。"
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風のにおい
"日本人に生まれてよかったな〜としみじみするのがこの季節。光のいろと風のにおいが、毎日くるくる変化していくのです。たった一日なのに光りも風も変わっちゃう。ブラウス一枚に心地よかった風も、きょうにはひんやりと冷たいにおい。そう、木枯らしのにおい。陽のひかりも激しさはすっかり和らいで、街全体をふんわりとオレンジ色に染めている。こんな季節の移りかわりを愛でながらあてどなくお散歩するのが私の極上のリラックス法。"
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"今や、世界中から引っ張りだこだそうです"
"「中国障害者芸術団」の東京公演のお誘いをうけた。実はちょっと不安だった。聴覚・視覚・肢体障害者の熱心なパフォーマンスは観ていて心が痛むのでは・・と。とんでもありません、障害を抜きにしてもかなり高い技術と芸術性、そしてすごいパワーとオーラを発しておりました。聴覚障害者のリズムの早い群舞や京劇、全盲者のリストの「ハンガリー狂詩曲」演奏などなど。なんだか、観ていて「ごめんなさ〜い」と日頃の自分に反省しきり。"
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こういうことねっ!身をもって知りました
"自分にエネルギーがないように感じたり、人にも与える物がないように感じて出し惜しみをきめこむ。するとホントにまるっきりカラの状態、何もないという感じを体験することになる。とにかく「私には何もない」という証拠しか外側に見つからない。そう、ないと思ったときこそ出す努力が必要だった。すると不思議なことにないと思った物が自分の中に溢れ出していつのまにか満たされている。口で言うのと実際に自分が体験してみるのは大違い。"
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トマト大福賞味報告「かなりカワイイ」
"この場合トマトは切り身ではなく「ぷち」が丸のまま入っていることでしょうから、やはりあんこもろともトマトまで一口で賞味せねば意味がありません。バク〜っと半分以上を一気にいきます。いちご大福だったら何の問題もないのでしょうが、トマトそれも「ぷち」はコロコロツルツルうまく身をかわすのです。あんことトマトがいきなりっていうのもコワかったのでちょっとほっとしたりして。トマトを逃しても、あんこがトマト風味でピンク色"
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「丑三つ時に大福ほおばる」の図
"深夜、玄関先をそっと覗いてみる。いた!いた!ドアノブにお菓子袋がひっかかってる。べつに毎晩、つけ届けをチェックしているわけではなくて、予告電話(なにやら犯罪の匂い)があったので覗いてみたのでした。どら焼きがたくさんの和菓子編。さっき「どらえもん」見てて食べたくなったんだよね〜。一瞬冗談かとおもったが、トマト大福なんていう変わり種も!トマトもあんこに埋まったままではさぞ苦しかろう。早急にたべてさしあげよう。"
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きっと彼の地で二人仲良く暮らしてる
"井の頭公園のゾウの花ちゃんの話をしましたが、実は私の一番のお気に入りはラクダ夫妻。ラクダの標示の下に見知らぬ国の名前があって、ずいぶん遠くから来たんだな〜と幼いながらに感心したものです。二匹はあご髭が三つ編みにしてあったり小さなお花をさしていたり、可愛がられている様子でした。何年か前に一匹亡くなって、先日行ったらなんとラクダ舎まで姿を消してて、案内のお姉さんさえラクダの存在を知らなかったのです。くすん。"
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正解がわからない
"台風一過の晴天。その昔、台風一家だと信じていた人は多いのでは。ニュースによくある汚職事件も御食事券だと信じていた人もいた。浦島太郎の歌を習ったときも、♪帰ってみればこわいかに♪というくだりがあって、「浦島さんが戻ってきたら巨大なカニが浜で出迎えてる」という図が擦り込まれてしまった。その後、「子は如何に」かと思ったが浦島さんに妻子はいないし、あるいは「此はいかに」ここはどこ私はだれ?ということでしょうかね?"
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"はなちゃん今年55才、きょうも元気!"
"はなちゃんに出会って30年以上。彼女は幼い頃からふけていた。(ゴメン、年齢不詳だった、が正しい)お肌は、サメ肌、いえゾウ肌でたるんでいたし、動きも緩慢だった。でも、唯一の違いは食欲。あの頃は、お部屋に積み上げられたリンゴやキャベツを丸ごとパックパク平らげていた。今では流動食。はなちゃんには歯がないのだ。私が武蔵野にいた頃は、何かあると井の頭公園のゾウのはなちゃんのところに行っては眺めてた。安らぐんだよね〜。"
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