14-09-14 【終了】「幸せ女子塾」グループ・ヒプノセラピー

この光景、帰宅難民の雑魚寝でしょうか? 

じつはグループヒプノの真っ最中。和室で横になってセッションをしています。

ヒプノセラピーは通常、セラピストとクライエントの一対一のセッションですが、このように複数で行うこともできるのです。

私たちの人生では、表面の意識(思考)が主導権を握り、舵をとっているように見えますが、じつはまったくそうではありません。いくら計画をたてたり、決意
をしても、そのすべてをくつがえすようなパワーをもっている自分の中の別の側面があります。そしてそれは、ときとして自分が築きあげたすべてを台無しにす
るほど牙をむくこともあるのです。

その側面(潜在意識の中身)にこそ、光をあてて浄化してあげることが、人生の流れをスムーズにし、安らかで幸せを感じられる人生にするために大切なことなのです。

ヒプノセラピーは、リラックスすることでまさに潜在意識をゆるめて、その中身の解放をうながします。

自分の考え方や行動、人生を根本的に変えたいときには、この自動的に働く潜在意識の中身をみて、いらないものを片づけてあげることが必須なのです。

ヒプノセラピーは、ただ誘導にあわせてリラックスするだけで、ふだんはフタが固く閉じている潜在意識をゆるめて、中のガスを抜いてあげることができるので
す。その過程で、幼少の覚えていないような記憶が出てくることもあるし、まったく違う人生の記憶が出てうるというエンターテイメントが起ることもあります
が、セラピーとしては「何かを見る、見ないか」はあまり重要ではありません。

とにかく爆発寸前だった潜在意識の圧力を減圧して、爆発を防いであげることが大切なのです。そうすると、自分の潜在意識の中のものを「問題」としてまわりにぶちまけることがなくなります。

今回ははじめての方も数名いらしてゆるゆるとしたセッションになりましたが、みなさまそれぞれ深いリラクゼーションと穏やかさを体験していただけたようです。ご参加、ありがとうございました。


グループヒプノ、ご参加のみなさまからの感想

☆ 頭の中がすっきりし、体が楽になりました。ブレーキをかけてるつもりはなかったのですが、以前より楽しくなり、生きやすくなりました。ありがとうございます。

☆ 毎回、毎回、心がおだやかになってゆく自分がいます。自分と向き合うことがとても厳しく思ったときもありましたが、今はそれも私が幸せを感じるための階段だと思うと苦になりません。先生、いつもたくさんの愛をありがとうございます。帰りは気持ちよく笑顔で帰れます。

☆ 毎回、終わるとラクになるので、とても感謝しています。自分を大切にすることを、まずは目標にしようと今日のセミナーで感じました。ありがとうございました。

☆ リラックスできました。自分でできる軽い瞑想法など、参考になりました。会社で大変なことがありますが、きっといい方向に進むだろうと思います。今回の体験が浄化になると信じて前向きでいます。本日はありがとうございました。

☆ はじめてのヒプノセラピーだったせいか「まとまり」が良くわからなかったのですが、手足がとても重くなり、力が抜けリラックスしました。来ると安心します。大丈夫な感じがします。ありがとうございました。

☆ 初めての体験で、なんともいえない不思議な気分に包まれました。いつもブログを拝見しています。読むと心がスッキリします。ありがとうございます。

☆ 今回もなぜか涙が出て・・・悲しくないふりをしているのだと思います。ふだん、泣かずにがまんしているのが出てしまうのか・・・と思います。ずっと私らしく楽しく生きて行きたいです。もっと自分を知りたいなーと思います。

☆ 希望にみちた結果が楽しみです。貴子先生にお会いしてから、心が軽やかになってゆき、とても生きやすくなりました。これからの人生が益々楽しみです。先生、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 

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イブニングワークショップ  【 グループ・ヒプノ セラピー】

実際、わたしたちの行動や人生の主導権を握っているのは、わたしたちの潜在意識、見えないこころです。その中には、つらい体験から培われた思い込みや信念、痛みが閉じ込められ、現在の生活に影を落とし、知らないうちにわたしたちを支配します。

軽いリラックスを使ったヒプノセラピーによって、その潜在意識のクリーニングをしてあげることができます。無意識だったものを意識に登らせることによっ
て、それを永遠に解き放つことができるのです。それは幼児期や過去生などのビジョンとして現れます。または、ただ静かにエネルギーとして解放されていきま
す。

また、グループで体験することで、さまざまな気づきも得ることができます。

●日時:  2014年9月12日(金) 19:00~20:40

●会場:  東京ウィメンズプラザ(2階  第3会議室・和室)

●参加料: 2.000円 (要予約)

●ファシリテーター: ヒプノセラピスト  古川貴子

●お申し込み: こちらのフォームより、「グループヒプノ希望」とお書きのうえお申し込みください。詳細をご案内させていただきます。

*人数が限られておりますので、定員になりしだい締め切らせていただきます。
過去の「グループヒプノ」についてのブログ


こんな方にオススメします!

・気分的にさっぱりしたい
・今の問題の解決の糸口を見つけたい
・パターン化していることを終わらせたい
・軽くなりたい
・イキイキしたい
・自分をもっと知りたい
・自分を変えたい

ファシリテーター・プロフィール

古川貴子 (心理セラピスト)
'93以来、2万人もの豊富な臨床経験を持つ。古典的心理学から超心理学まで多岐にわたる療法を日本と米国にて習得し、独自のメソッドを開発。現在では個
人セッション、セミナー、ワークショップ、企業研修、大学における授業など、活動は多岐にわたる。一人一人が自分を生かし、生きがいをもって自分らしく生
きられる人生をサポートしている。雑誌やテレビなどのマスメディアでも紹介されている。「オフィス・るん / ヒューマンセラピー研究所」「中目黒メンタルヘルス・カウンセリング」代表。

 

イブニングセミナー「グループヒプノ」、終了しました♪

 ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

この光景、帰宅難民の雑魚寝でしょうか? 

じつはグループヒプノの真っ最中。和室で横になってセッションをしています。

ヒプノセラピーは通常、セラピストとクライエントの一対一のセッションですが、このように複数で行うこともできるのです。

私たちの人生では、表面の意識(思考)が主導権を握り、舵をとっているように見えますが、じつはまったくそうではありません。いくら計画をたてたり、決意をしても、そのすべてをくつがえすようなパワーをもっている自分の中の別の側面があります。そしてそれは、ときとして自分が築きあげたすべてを台無しにするほど牙をむくこともあるのです。

その側面(潜在意識の中身)にこそ、光をあてて浄化してあげることが、人生の流れをスムーズにし、安らかで幸せを感じられる人生にするために大切なことなのです。

ヒプノセラピーは、リラックスすることでまさに潜在意識をゆるめて、その中身の解放をうながします。

自分の考え方や行動、人生を根本的に変えたいときには、この自動的に働く潜在意識の中身をみて、いらないものを片づけてあげることが必須なのです。

ヒプノセラピーは、ただ誘導にあわせてリラックスするだけで、ふだんはフタが固く閉じている潜在意識をゆるめて、中のガスを抜いてあげることができるのです。その過程で、幼少の覚えていないような記憶が出てくることもあるし、まったく違う人生の記憶が出てうるというエンターテイメントが起ることもありますが、セラピーとしては「何かを見る、見ないか」はあまり重要ではありません。

とにかく爆発寸前だった潜在意識の圧力を減圧して、爆発を防いであげることが大切なのです。そうすると、自分の潜在意識の中のものを「問題」としてまわりにぶちまけることがなくなります。

今回ははじめての方も数名いらしてゆるゆるとしたセッションになりましたが、みなさまそれぞれ深いリラクゼーションと穏やかさを体験していただけたようです。ご参加、ありがとうございました。


グループヒプノ、ご参加のみなさまからの感想

 ☆ 頭の中がすっきりし、体が楽になりました。ブレーキをかけてるつもりはなかったのですが、以前より楽しくなり、生きやすくなりました。ありがとうございます。

☆ 毎回、毎回、心がおだやかになってゆく自分がいます。自分と向き合うことがとても厳しく思ったときもありましたが、今はそれも私が幸せを感じるための階段だと思うと苦になりません。先生、いつもたくさんの愛をありがとうございます。帰りは気持ちよく笑顔で帰れます。

☆ 毎回、終わるとラクになるので、とても感謝しています。自分を大切にすることを、まずは目標にしようと今日のセミナーで感じました。ありがとうございました。

☆ リラックスできました。自分でできる軽い瞑想法など、参考になりました。会社で大変なことがありますが、きっといい方向に進むだろうと思います。今回の体験が浄化になると信じて前向きでいます。本日はありがとうございました。

☆ はじめてのヒプノセラピーだったせいか「まとまり」が良くわからなかったのですが、手足がとても重くなり、力が抜けリラックスしました。来ると安心します。大丈夫な感じがします。ありがとうございました。

☆ 初めての体験で、なんともいえない不思議な気分に包まれました。いつもブログを拝見しています。読むと心がスッキリします。ありがとうございます。

☆ 今回もなぜか涙が出て・・・悲しくないふりをしているのだと思います。ふだん、泣かずにがまんしているのが出てしまうのか・・・と思います。ずっと私らしく楽しく生きて行きたいです。もっと自分を知りたいなーと思います。

☆ 希望にみちた結果が楽しみです。貴子先生にお会いしてから、心が軽やかになってゆき、とても生きやすくなりました。これからの人生が益々楽しみです。先生、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 

またまた正しかった!!

 ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

昨晩は私と大野美樹さんが主宰する【 幸せ女子塾 】のイブニングセミナー、グループヒプノでした。

その前に、表参道のアンデルセンでミーティングを兼ねて腹ごしらえ。

わたしはサーモン&シュリンプサラダ。美樹さんは温野菜のサラダ。これにブレッドバスケット(パンが3つづつ)がつきます。

それが、ウンともスンともお腹にこたえず(まあ、サラダだからね〜)、結局、ブレッドバー(パンの食べ放題)に切り替え、そこからギアが入ってアンデルセンのおいしいパンを食べまくり。おススメはマカデミアンナッツがごろごろ入ったパンと、イチジクがぷちぷちしているパン。香ばしくっておいしかった。きょうもすでに食べたくなっています ・・・中毒症状 ・・・これからアンデルセンに行こうかな ・・・。

二人で楽しくお食事しているうちに、あれれ? にわかにかき曇って、雨がどしゃどしゃ降ってきたではありませんか。出てくる直前の天気予報では夕立はないと言っていたのに。

かなりの降りです。まずい、カサがない ・・・そのうえ、グループヒプノに使う重いラジカセなんか持っているので、雨に濡らしたくありません。

困った ・・・7〜8分の距離だけどタクシーかしら?

そうだそうだ!こういうときは雨雲レーダーにお伺いでした!(前回のブログに登場したばかり!)

雨雲レーダーさん(お天気サイト)を見てみると、表参道の交差点のところは真っ赤っか。どしゃ降りをあらわしています。ありゃ〜、あたってるわ。

おそるおそる時間をすすめてみると、あと20分ぐらい、6時ジャストに表参道を境に雨雲が切れています。雨雲の最後尾が6時にどいてくれる様子。

6時といえば、セミナーの準備をするのにはギリギリの時間です。

美樹さんと私、雨雲レーダーさまを信じつつ待つことにしました。もう、信じるしかありません!

6時になって、外をみると傘をさしている人と、さしていない人が・・・お〜!!これはまたまた、かなりの正確さ。

お会計をして外にでてみると、一粒もふっていません。すごいね〜、6時ぴったり!

二人でかんどーー!!でしたよ。

無事にセミナーの準備をすることができました。いや〜、たびたび雨雲レーダーさんの恩恵に預かっております。ホント、助かります。

 

雨雲レーダーさん、実力はいかに?

 ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

この夏は、どこもかしこも豪雨でしたね。

昨日の中目黒界隈も夕方からひどい降りに。

それでも一時間ほどであがったので、いざお買い物!

お買い物を終えて帰ろうとしたら、あらら〜 ・・・またドシャ降り・ ・・読みをあやまりました 。

・・・カサがない ・・・。

三分ほどで帰れるけど、この降り方ではずぶぬれ確実 ・・・といっても、わざわざカサを買ってこれ以上ふやしたくもなし。

そうだ、雨雲レーダーさんに聞いてみよう!

これはピンポイントでの現在の雨雲の状態と今後の動きを教えてくれる便利サイト。

この地図では中目黒は真っ青 ・・・はい、レーダーさんどうりです。

で、10分先にすすめてみると ・・・ 

あれ〜?恵比寿のあたりを境に中目黒は何も色がない。ってことはこのドシャ降りの雨雲、あと10分でいなくなる?? ・・・この真っ黒な雨雲のひどい降りからしたら、とても信じられない情報です。

ま、10分じっと待つことにしましょう。雨雲レーダーさんって、どのぐらい正確なのでしょうね?

5分経過、依然ドシャドシャ ・・・8分経過、まだザーザー降り(こりゃ、しばらくダメかも) ・・・9分半、あっ降りが少し弱くなった ・・・そして10分ジャスト、あれ?あれ?し〜んとしたけど、もしややんでる?

すごいです!10分ジャスト、あがりました!

あと5分もすると次の雨雲がやってくる様子です。このすきにさっさと帰りましょう!ありがとう、雨雲レーダーさん。(^-^)ノ

 

 

お鍋の中身は?

ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

昨晩のスタッフミーティングは、麻布十番にある炭焼きのお店「Shaji」さんにて。

最後に出てきたストウブに入ったお料理・・・さて、これはなんでしょう?

まるで葉っぱかコルクチップのように見えます。

これは・・・トリュフの炊き込みご飯!フタをあけるとなんともいい香り。びっしりと敷きつめられたトリュフの下は、昆布だしのきいた茶色いトリュフ入りご飯。生たまごをかけるとさらにおいしくなります。

ただ残念だったのは、ここにいたるまで前菜、野菜の炭焼き、鶏の炭焼き・・・とお腹いっぱいいただいていたこと。三人で半分ぐらいしか食べられませんでした。モチロン、残りはおにぎりに。(錦織くんの活躍を見ながらトリュフ朝ゴハン、と思ったら地上波はなかったのねっ!汗)

焼き鳥もマスタードソースやワインソースがかかっているフレンチ風で、おもしろい炭焼きでした。

そうそう、もうひとつとてもおいしかったのが、こちらの肉じゃが。

この肉じゃが、ただものではありません。お肉がなんとフォアグラなの。かなりこってりしていて、ワインにあう肉じゃがでした。

毎度スタッフミーティングはかなり笑っちゃうのですが、昨晩もなんてことない話題にお腹がよじれるおかしさ。ああ、涙流して笑いすぎました。でも、笑いとおいしいお料理でしっかりとパワーチャージいたしました。

14-09-06 頑張っても報われない・・・そのわけは?

みんな、日々いろいろ頑張っています。お仕事に、家事に、子育てに、お勉強に・・・。

「頑張って努力すれば、報われるはず」と信じているからこそ頑張っちゃう私たち。たしかに努力はちゃんと答えてくれるところもありますが・・・でもこのテーマに共感する方が多いということは、どうやら努力に対する報酬は見あっていないようです。

なぜ私たちは、頑張っても報われないのでしょうか?

「頑張ったら報われる」と信じていることじたい「頑張らないと報われない」、つまり「そのままの私ではダメ」という無価値感がひそんでいます。そしてさらに、「頑張ることで、誰かが報いてくれるはず」とも信じています。つまり、報われるか報われないかは自分以外の誰かが決めるのだ、という無力感もここにあります。

私たちは「報酬(いいこと)」は常に外からやってくるものだと信じているので、外側へアピールしたり、外側をコントロールしたり、外側を気にすることにエネルギーのすべてを使ってきたわけです。そうなると報われなかった場合、上司や、夫や妻、先生、親など、まわりに腹がたち、自分はおのずと被害者になってしまいます。「なんでみんな報いてくれないんだよ〜!」と。

少し違った見方で世界を見てみると・・・私たちは自分の知覚の中に住んでいるともいえるのです。外に見えている世界はじつは自分の心なかの世界。自分が世界に与えた意味を体験し、自分の世界への解釈を知覚するのです。

つまり、世界じたいに意味はなく、意味を与えたり、解釈したり、知覚するかは自分しだい。自分が見たいように見て、見たとおりに体験している、ということです。

「報われない」という体験をする場合、先ほども書いたように「自分は無価値だから、無力だから、報われるはずはない」という考えが先にあって、それを通して世界に向き合っているので、まさにそういう世界が見えてくるといえます。

私たちは大きくなっていくなかで、さまざまな感情を体験します。両親とのあいだに大きなトラウマはなかったとはいっても、「ねだったオモチャを買ってもらえなかった」とか「(躾と称して)あれこれ怒られた」というだけで、こどもは「価値がないから」そう扱われんだ、とすぐに自虐的な解釈をしてしまいます(こどもは自己中心的ですから、全体など見られません)。

そして誰かがその誤解を解いてくれるまで、つまりお父さんとお母さんはあなたを愛していなかったわけではなく躾をしていたんだよとか、たまたま機嫌が悪かっただけであなたのせいじゃないよと、本当のことを教えてもらうまで、その無価値観の思いこみは後生大事に心の中にしまいこまれています。

一生、その思いこみが訂正されないままである場合もあります。そうして、この「価値がない」という信念を通して世の中を知覚すると、容易に自分をものごとの被害者に仕立ててしまいます。すると、人生に対して「報われない」体験がましてくるわけです。

「頑張っているのに報われない」というとき、本当はなにが起きているかというと、この後生大事に隠しもっていた間違った信念、誤解を正すことが起きているのです。正すために、それを外側に見せてくれているのです。

わたしたちにとって「生きる」ということは、「なんの歪みも抵抗もない、そのままのピュアな自分に戻る」プロセス。なので、日常で遭遇する「うまくいかない、報われない」ポイントとは、小さいころからの自分に対する誤解が何なのかを教えてくれているわけです。小さい頃くっつけてしまったいらない自己イメージを解消するために、外側に映しだして教えてくれているのです。

たとえば、いくら頑張っても会社で正当に評価されない男性。彼はいつも「俺のことをもっと認めろ〜」という怒りにも似たフラストレーションを抱えています。この気持ちこそ、小さいころに慢性的に親との間で感じていた気持ちでした。運動会でいくら一等をとっても、テストで100点をとっても、さして反応を示さない親に、彼は「もっと褒めてよ!認めてよ!」と悲しい気持ちを抱いていたのかもしれません。でも幼いこどもは自分のつらい感情をどのように処理していいのかわからないので、自分の心の奥に抑圧して「なかったこと」にしてしまいす。つまり、心のゴミ箱に捨てて、てフタをして、もう大丈夫!何もなかった! OK!と思っていたのです。

でも、そのゴミ箱は透けていて、その中に捨てたものは、全部自分の外側、自分の見ている世界に映し出されてきます。結局、自分が拒否したものに、自分の世界の中で直面することになるのです。

それは、ちゃんとゴミ箱をカラにして、ゴミが外に映し出されることがないように、ゴミを永遠に処理すして、ピュアな「そのままで価値のあるあなた」に戻るためなのメッセージなのです。

うまくいかないことは、「心のゴミ」が何であるかを教えてくれていて、「何を手放せばいいのか」のヒントです。

「報われない」ときに感じる感情は、まさにこどものころに慢性的に感じていたフラストレーションと同じものです。先ほどの褒めてもらえなかった男性を考えると、社会に出てからもこどもの頃のように「褒めてもらえない」同じようなパターンが起こり、同じ感情の痛みを感じ、自分の持っているキズを教えてもらうのです。

では、「報われない」パターンを手放してみましょう!

【  1  】 まず日常緒で繰り返されている「報われない」パターンが、決して外からやってくるのではなく、自分の内側からやってきていることに気づきます。(「○○さんのせいで報われないと思っていましたが、ぜんぶ私でした。わたしの心の中のゴミが外に見えていたのです。こどものときの「認められたい」痛みがまだそこにあったのです」と被害者になることなく認識します。)
【  2  】 その感情を無条件に感じて、手放してあげます。(「認められたかった」悲しみを、言葉ではなくエネルギーとして全身で受けとめてあげます。感情はちゃんと受け入れて、「感じてあげる」ことで無くすことができます。)
【  3  】 感情を受けとめたら、新しい選択をします。(この感情は、過去のこどもが感じていたものだった。それはもうここでは起っていない。今の自分はもう、じゅうぶん認められてもいいんだ!)
【  4  】 そして同時に、まわりの人に自分が求めていたものを与えてあげること、つまり積極的に他の人を「認めてあげる」こと。(自分が外側に与えてあげることは、心の中では「自分はすでにそれを持っているだ」と認識します。)

「報われないパターン」によって過去の痛みに気がつき、自分に対する誤解を手放すことによって、だんだんとほんとうの自分が姿をあらわすことができます。痛みを繰りかえし続ける人生ではなく、ついに痛みを手放した「本当の自分自身」が外側に映し出されることこそが、自分らしい人生となっていくのです。

自分に「報われないパターン」を見つけたら、じつはそれはチャンスです!被害者、犠牲者になって外を責めるのをやめて、今起きている現実は「自分の心の中の世界」のあらわれとして気づいてみます。気づいたらただ手放してあげるだけ。まずは認識することこそが大切です。

修正のポイントは決して外の世界ではなく、いつも自分の心の中にあるのです。

そして一つひとつの痛みを手放すことによって、わたしたちの目にする世界をだんだんと平和にしていくことができるのです。

 

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ヒプノセラピスト・心理カウンセラー

気づきの日記「頑張っても報われない・・・そのわけは?」

みんな、日々いろいろ頑張っています。お仕事に、家事に、子育てに、お勉強に・・・。

「頑張って努力すれば、報われるはず」と信じているからこそ頑張っちゃう私たち。たしかに努力はちゃんと答えてくれるところもありますが・・・でもこのテーマに共感する方が多いということは、どうやら努力に対する報酬は見あっていないようです。

なぜ私たちは、頑張っても報われないのでしょうか?

「頑張ったら報われる」と信じていることじたい「頑張らないと報われない」、つまり「そのままの私ではダメ」という無価値感がひそんでいます。そしてさらに、「頑張ることで、誰かが報いてくれるはず」とも信じています。つまり、報われるか報われないかは自分以外の誰かが決めるのだ、という無力感もここにあります。

私たちは「報酬(いいこと)」は常に外からやってくるものだと信じているので、外側へアピールしたり、外側をコントロールしたり、外側を気にすることにエネルギーのすべてを使ってきたわけです。そうなると報われなかった場合、上司や、夫や妻、先生、親など、まわりに腹がたち、自分はおのずと被害者になってしまいます。「なんでみんな報いてくれないんだよ〜!」と。

少し違った見方で世界を見てみると・・・私たちは自分の知覚の中に住んでいるともいえるのです。外に見えている世界はじつは自分の心なかの世界。自分が世界に与えた意味を体験し、自分の世界への解釈を知覚するのです。

つまり、世界じたいに意味はなく、意味を与えたり、解釈したり、知覚するかは自分しだい。自分が見たいように見て、見たとおりに体験している、ということです。

「報われない」という体験をする場合、先ほども書いたように「自分は無価値だから、無力だから、報われるはずはない」という考えが先にあって、それを通して世界に向き合っているので、まさにそういう世界が見えてくるといえます。

私たちは大きくなっていくなかで、さまざまな感情を体験します。両親とのあいだに大きなトラウマはなかったとはいっても、「ねだったオモチャを買ってもらえなかった」とか「(躾と称して)あれこれ怒られた」というだけで、こどもは「価値がないから」そう扱われんだ、とすぐに自虐的な解釈をしてしまいます(こどもは自己中心的ですから、全体など見られません)。

そして誰かがその誤解を解いてくれるまで、つまりお父さんとお母さんはあなたを愛していなかったわけではなく躾をしていたんだよとか、たまたま機嫌が悪かっただけであなたのせいじゃないよと、本当のことを教えてもらうまで、その無価値観の思いこみは後生大事に心の中にしまいこまれています。

一生、その思いこみが訂正されないままである場合もあります。そうして、この「価値がない」という信念を通して世の中を知覚すると、容易に自分をものごとの被害者に仕立ててしまいます。すると、人生に対して「報われない」体験がましてくるわけです。

「頑張っているのに報われない」というとき、本当はなにが起きているかというと、この後生大事に隠しもっていた間違った信念、誤解を正すことが起きているのです。正すために、それを外側に見せてくれているのです。

わたしたちにとって「生きる」ということは、「なんの歪みも抵抗もない、そのままのピュアな自分に戻る」プロセス。なので、日常で遭遇する「うまくいかない、報われない」ポイントとは、小さいころからの自分に対する誤解が何なのかを教えてくれているわけです。小さい頃くっつけてしまったいらない自己イメージを解消するために、外側に映しだして教えてくれているのです。

たとえば、いくら頑張っても会社で正当に評価されない男性。彼はいつも「俺のことをもっと認めろ〜」という怒りにも似たフラストレーションを抱えています。この気持ちこそ、小さいころに慢性的に親との間で感じていた気持ちでした。運動会でいくら一等をとっても、テストで100点をとっても、さして反応を示さない親に、彼は「もっと褒めてよ!認めてよ!」と悲しい気持ちを抱いていたのかもしれません。でも幼いこどもは自分のつらい感情をどのように処理していいのかわからないので、自分の心の奥に抑圧して「なかったこと」にしてしまいす。つまり、心のゴミ箱に捨てて、てフタをして、もう大丈夫!何もなかった! OK!と思っていたのです。

でも、そのゴミ箱は透けていて、その中に捨てたものは、全部自分の外側、自分の見ている世界に映し出されてきます。結局、自分が拒否したものに、自分の世界の中で直面することになるのです。

それは、ちゃんとゴミ箱をカラにして、ゴミが外に映し出されることがないように、ゴミを永遠に処理すして、ピュアな「そのままで価値のあるあなた」に戻るためなのメッセージなのです。

うまくいかないことは、「心のゴミ」が何であるかを教えてくれていて、「何を手放せばいいのか」のヒントです。

「報われない」ときに感じる感情は、まさにこどものころに慢性的に感じていたフラストレーションと同じものです。先ほどの褒めてもらえなかった男性を考えると、社会に出てからもこどもの頃のように「褒めてもらえない」同じようなパターンが起こり、同じ感情の痛みを感じ、自分の持っているキズを教えてもらうのです。

では、「報われない」パターンを手放してみましょう!

【  1  】 まず日常緒で繰り返されている「報われない」パターンが、決して外からやってくるのではなく、自分の内側からやってきていることに気づきます。(「○○さんのせいで報われないと思っていましたが、ぜんぶ私でした。わたしの心の中のゴミが外に見えていたのです。こどものときの「認められたい」痛みがまだそこにあったのです」と被害者になることなく認識します。)
【  2  】 その感情を無条件に感じて、手放してあげます。(「認められたかった」悲しみを、言葉ではなくエネルギーとして全身で受けとめてあげます。感情はちゃんと受け入れて、「感じてあげる」ことで無くすことができます。)
【  3  】 感情を受けとめたら、新しい選択をします。(この感情は、過去のこどもが感じていたものだった。それはもうここでは起っていない。今の自分はもう、じゅうぶん認められてもいいんだ!)
【  4  】 そして同時に、まわりの人に自分が求めていたものを与えてあげること、つまり積極的に他の人を「認めてあげる」こと。(自分が外側に与えてあげることは、心の中では「自分はすでにそれを持っているだ」と認識します。)

「報われないパターン」によって過去の痛みに気がつき、自分に対する誤解を手放すことによって、だんだんとほんとうの自分が姿をあらわすことができます。痛みを繰りかえし続ける人生ではなく、ついに痛みを手放した「本当の自分自身」が外側に映し出されることこそが、自分らしい人生となっていくのです。

自分に「報われないパターン」を見つけたら、じつはそれはチャンスです!被害者、犠牲者になって外を責めるのをやめて、今起きている現実は「自分の心の中の世界」のあらわれとして気づいてみます。気づいたらただ手放してあげるだけ。まずは認識することこそが大切です。

修正のポイントは決して外の世界ではなく、いつも自分の心の中にあるのです。

そして一つひとつの痛みを手放すことによって、わたしたちの目にする世界をだんだんと平和にしていくことができるのです。

 

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ヒプノセラピスト・心理カウンセラー

近頃、みょうな行動が・・・

ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

ミニタンブラーをいただいてからというもの、朝ゴハンの定番になったスムージー。

お野菜と果物と・・・あとはヨーグルトとハチミツでOK。

ところが、ふと気がつくと・・・おもいっきりペッパーをごりごりしてる自分がいて・・・。ハチミツのつもりが、なぜかコショウをおもいっきり挽いてました(汗)。

最近、こういうの多いな〜。

ジャムのかわりにパンに塩麹つけてたり・・・(ビンが似てるの)、カップスープにお茶注いでたり・・・。歯磨きしようとしてマッサージジェルだった、なんていうのもありました・・・(ああ、じつはまだまだあるある・・・次は何をするのか・・・汗)。

まあ、朝だから・・・と言ってしまえば、それまでですが・・・。

スムージーにペッパーって・・・バナナやキーウィ、ヨーグルトが入っているとどうなの?と思いましたが、これがちょっとスパイシーでおいしかったです。バニラアイスとかに少しペッパーかけるとおいしいですものね(カップスープにウーロン茶も深みがあって意外によかった!笑)。

そんなひょっこり間違えたことから、あんがい新しいメニューが生まれたってこともあるのでしょう。

朝スムージーはオシャレですが、モデルさんみたいに「これだけ」というわけではありません。トーストもタマゴ料理もあり、かなりのがっつり系。・・・それでも、すぐお腹がすきます。ほんとは、朝からカツ丼食べたい・・・。

14-09-01 どんなときだって、すべては完璧♪

前回のブログに、セミナーで使ったメッセージカードのことを書きました。

セミナー会場でご自分の席を選んでいただきます。まずそこに置いてあるレジュメの裏にメッセージが貼付けてあり、それが今回のセミナーテーマについてのその方ご自身の「原因」となるメッセージ。テーマ「頑張っていても報われない・・」の場合だと、報われてない原因です。その後のお茶タイムでトレーからひとつクッキーを手にすると、その裏にもメッセージが。これはその方の問題の「解決策」となるメッセージ。そして、最後に小さな封筒に入ったカードをひいていただきます。ここには、「解決策」の向こうに待ってる未来の「贈り物」のメッセージがあります。(それぞれ、違うことが書いてあります。そして、すべてその方に選んでいただきます。)

たとえば、最初の原因のカードが「わたしには価値がない」、次に解決策が「許し」、最後の未来のギフトが「豊かさ、あなたは宇宙のこども。愛も豊かさも平和も、すべてがあなたの当然の権利でです。たっぷり受けとりましょう!」だとすると・・・・ああ、わたしは自分に対して価値がないという考え方にしがみついていて、自分の考えこそが自分自身をいじめていたんだな〜。そろそろ自分と和解をして、そのままの自分をやさしく受け入れるときがきた。そうしたら、本来自分にたっぷりと与えられていた自分の豊かさが受けとれるようになるんだ〜」・・・というふうに、カードの意味がつながっていくわけです。

ご参加の皆様のセミナーアンケートの中にも、メッセージがあまりにも自分にぴったりすぎて驚いた!とのコメントがありましたが、その後もメールで「図星でした」「わかった気がしました」「あぜんとしました」など、いろいろとフィードバックをいただいております。・・・ほんと、毎回、すべての完璧さにわたしもびっくりします。

宇宙には「たまたま」はないので、どれをひいてもパーフェクトになるのです。

これはセミナーに限らず、個人カウンセリングの中でも使っているのですが、これまた驚くほど正確!ひとしきり、クライエントさんさんとお話して、「じゃあ、潜在意識にどんなパターンがあるかカードに教えてもらいましょうか?」とカードをひくと、まさにそこまでにお話してきたことがまるごと要約されて出てきます。

たとえば、BFくんにあれこれ要求しちゃうことが悩みのたねだった女性は「依存」というカードにびっくり! 解決策は「自分を信じること」でした。つまり、「自分にはない」と決めて外に求めるのではなく、自分の中にすべてがあることを知りましょう、とうことです。そして未来のギフトは、「魅力」。つまり、外に求めないことで、あなたはもっともっと魅力を放ち、恋人とうまくいくようになるのです、ということです。

みなさま、あまりにぴったりなことに驚いて「カード、全部見せてください」とおっしゃるのですが、お見せすると「このひいたカードが、やぱりいちばんぴったりです」とおっしゃいます。そして続いてひく「解決策」と「未来のギフト」のカードも、クライエントさんさんがまさに何を求めてセラピーの扉をおしたのか、「そうそう!これがほしくって、ここに来たんです」とおっしゃいます。

こんなふうにメッセージカードたちは、「世の中には偶然なんてないんだよ」「あなたが選んだものは、いつだって正しい」と教えてくれるのです。

しかし、こと人生となると・・・少し完璧さを見つけるのがむずかしくなります。そこには長い時間というものが存在して、原因と結果のつながりが混沌としてしまいがちです。そうなると、出来事は全部バラバラに起きているように感じてしまいます。

ものごとをたまたま選んだとか、偶然そうしたとわたしたちは思っています。そしてそれが、どこにどのようにつながっているかなんてまったくわかりません。でも、カードは人生の縮図のように、「すべてのことに偶然はなく、それらはきれいにつながって、ちゃんとうまくいっているのですよ、完璧なのですよ」と教えてくれるのです。

美術館で大きなタペストリーの作品を観るとき、あまりに近よりすぎると何がなんだかわからなくなります。でも距離をとってながめると、明るい色もあり、暗い色もあり、それで美しい構図がなりたっているのがわかるのですよね。

だから、自分の人生のただなかにあるわたしたちは人生に近寄りすぎて、意味がまったくわからなくなっているともいえるのです。でも宇宙は、「大丈夫!今は全体は見えないから不安でしょ?でも、もっと離れて、全体から、長い目でみたときに、すべてはあなたの最善の幸せのためにベストなのですよ」と言ってくれています。

全体を観るまではその完璧さにはなかなか気がつかないのかもしれません。でも、「きっときょうの出来事も、明日の出来事も、今どう見えようとも大きな幸せのためにちゃんと完璧うまくいっている」、そう信じて肩の力をぬいてみましょう!

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ヒプノセラピスト・心理カウンセラー

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気づきの日記「 どんなときだって、すべては完璧♪ 」

前回のブログに、セミナーで使ったメッセージカードのことを書きました。

セミナー会場でご自分の席を選んでいただきます。まずそこに置いてあるレジュメの裏にメッセージが貼付けてあり、それが今回のセミナーテーマについてのその方ご自身の「原因」となるメッセージ。テーマ「頑張っていても報われない・・」の場合だと、報われてない原因です。その後のお茶タイムでトレーからひとつクッキーを手にすると、その裏にもメッセージが。これはその方の問題の「解決策」となるメッセージ。そして、最後に小さな封筒に入ったカードをひいていただきます。ここには、「解決策」の向こうに待ってる未来の「贈り物」のメッセージがあります。(それぞれ、違うことが書いてあります。そして、すべてその方に選んでいただきます。)

たとえば、最初の原因のカードが「わたしには価値がない」、次に解決策が「許し」、最後の未来のギフトが「豊かさ、あなたは宇宙のこども。愛も豊かさも平和も、すべてがあなたの当然の権利でです。たっぷり受けとりましょう!」だとすると・・・・ああ、わたしは自分に対して価値がないという考え方にしがみついていて、自分の考えこそが自分自身をいじめていたんだな〜。そろそろ自分と和解をして、そのままの自分をやさしく受け入れるときがきた。そうしたら、本来自分にたっぷりと与えられていた自分の豊かさが受けとれるようになるんだ〜」・・・というふうに、カードの意味がつながっていくわけです。

ご参加の皆様のセミナーアンケートの中にも、メッセージがあまりにも自分にぴったりすぎて驚いた!とのコメントがありましたが、その後もメールで「図星でした」「わかった気がしました」「あぜんとしました」など、いろいろとフィードバックをいただいております。・・・ほんと、毎回、すべての完璧さにわたしもびっくりします。

宇宙には「たまたま」はないので、どれをひいてもパーフェクトになるのです。

これはセミナーに限らず、個人カウンセリングの中でも使っているのですが、これまた驚くほど正確!ひとしきり、クライエントさんさんとお話して、「じゃあ、潜在意識にどんなパターンがあるかカードに教えてもらいましょうか?」とカードをひくと、まさにそこまでにお話してきたことがまるごと要約されて出てきます。

たとえば、BFくんにあれこれ要求しちゃうことが悩みのたねだった女性は「依存」というカードにびっくり! 解決策は「自分を信じること」でした。つまり、「自分にはない」と決めて外に求めるのではなく、自分の中にすべてがあることを知りましょう、とうことです。そして未来のギフトは、「魅力」。つまり、外に求めないことで、あなたはもっともっと魅力を放ち、恋人とうまくいくようになるのです、ということです。

みなさま、あまりにぴったりなことに驚いて「カード、全部見せてください」とおっしゃるのですが、お見せすると「このひいたカードが、やぱりいちばんぴったりです」とおっしゃいます。そして続いてひく「解決策」と「未来のギフト」のカードも、クライエントさんさんがまさに何を求めてセラピーの扉をおしたのか、「そうそう!これがほしくって、ここに来たんです」とおっしゃいます。 

こんなふうにメッセージカードたちは、「世の中には偶然なんてないんだよ」「あなたが選んだものは、いつだって正しい」と教えてくれるのです。

しかし、こと人生となると・・・少し完璧さを見つけるのがむずかしくなります。そこには長い時間というものが存在して、原因と結果のつながりが混沌としてしまいがちです。そうなると、出来事は全部バラバラに起きているように感じてしまいます。

ものごとをたまたま選んだとか、偶然そうしたとわたしたちは思っています。そしてそれが、どこにどのようにつながっているかなんてまったくわかりません。でも、カードは人生の縮図のように、「すべてのことに偶然はなく、それらはきれいにつながって、ちゃんとうまくいっているのですよ、完璧なのですよ」と教えてくれるのです。

美術館で大きなタペストリーの作品を観るとき、あまりに近よりすぎると何がなんだかわからなくなります。でも距離をとってながめると、明るい色もあり、暗い色もあり、それで美しい構図がなりたっているのがわかるのですよね。

だから、自分の人生のただなかにあるわたしたちは人生に近寄りすぎて、意味がまったくわからなくなっているともいえるのです。でも宇宙は、「大丈夫!今は全体は見えないから不安でしょ?でも、もっと離れて、全体から、長い目でみたときに、すべてはあなたの最善の幸せのためにベストなのですよ」と言ってくれています。

全体を観るまではその完璧さにはなかなか気がつかないのかもしれません。でも、「きっときょうの出来事も、明日の出来事も、今どう見えようとも大きな幸せのためにちゃんと完璧うまくいっている」、そう信じて肩の力をぬいてみましょう!

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ヒプノセラピスト・心理カウンセラー

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