お茶の間シネマトーク「病んでゆくナタリー“ブラック・スワン”」

アスリートの中でもとりわけ肉体に特徴があらわれるのが、バレエのダンサー。

あの天井からピンと吊られたような頭や独特のかたちのふくらはぎ。街中でも、「あ、あのひと、バレエやっているに違いない」と、その姿勢やら独特の足の運びでわかってしまうことがあります。

さて、女優さんがチュチュを着てポーズをとればそれなりに決まるかもしれませんが、プリンシパル役で踊りをみせるとなるとどうなのでしょう?

この「ブラック・スワン」のバレリーナ役、ナタリー・ポートマンを見たとき、わあ、いつもの彼女と違う!バレエやってる女の子のたたずまい、と思いましたよ。ムダな贅肉はかけらもなく、筋肉、それもバレエダンサーの筋肉。

彼女はこの役のために一年前からトレーニングをはじめて、毎日バレエの基礎レッスンと水泳に8時間・・・という肉体改造。このストイックさは、まさに舞台に向かうときのプロダンサー。これだけでも、プロダンサーの気持ちになれそうです。

技術はありながらも母親の過干渉から自信を持つことができないダンサー(ナタリー)が、「白鳥の湖」の主役に抜擢されるのです。が、バレエ一筋で育った彼女に純真な「白鳥」は踊れても、もう一役の妖艶な「黒鳥」が踊れないのです。

初日が迫る激しい稽古の日々に、そんなプレッシャーからどんどん心を病んでゆきます。とりわけ母との関係。その昔、群舞の白鳥しか踊ることができなかった母親からの嫉妬、また役づくりをする中で過保護な母親から離れてゆくことに対する圧力というように、つくられてきた自分から脱しようとする娘とそれに抵抗する母との戦いでもあるのです。

観てるほうもどこまでが彼女の現実で、どこまでが彼女の強迫観念の妄想なのかわからなくなります。手持ちのカメラで撮っているような映像は彼女の目線からものごとを見ているようで、ストレスや緊張、パニック状態が伝わってきます(このあたりになると、ほとんどホラーか?!)。

制作発表のときに監督が「ほとんどナタリーが自分で踊っている」とコメントしましたが、あとで替え玉のダンサーからクレームが出ててしまいましたね。たしかに、舞台初日のクライマックスである黒鳥の踊りは、メイクがばっちりすぎて素顔がわかりません。まあ、このような山場の踊りはやっぱりプロのほうが迫真の演技でしょう。

最後にぎょぎょっ!とするオチもあり・・・。

わたしはあのレベルの肉体改造と、ナタリーが純真なバレエ少女からみるみる病んでゆく様子まで、やっぱりアカデミー賞ものだと感じましたよ。(突然、ウィノナ・ライダーがいて、びっくりしました。)

涙壷度:☆ゼロ(涙なし、唖然とするばかり・・・)

彼女の強迫観念を疑似体験し、ちょっと疲労しました・・・(汗)。

11-06-03 「希望」は私たちの必須栄養素

生きていていちばんつらいのは、どんなときでしょう?

何か大失敗をしでかしたとき?自分を認めてもらえないたとき?あるいは今回の震災のように、愛する人も何もかもを失ってしまったときでしょうか?もちろん、このようなとき私たちは生きる力を失います。
 
しかし、私たちをコテンパンに、これ以上立ち上がることができないほどに打ちのめしてしまうのは、じつは「希望」をまったく見失ってしまったときなのです。
 
どんなに苦しくてもまだ希望が見えるとき、私たちは立ちあがってここから抜け出そうと前に進みます。しかし、「心に何の希望もまったく感じられない」状態になると、暗闇に置き去りにされたように立ち尽くす、いえ座り込んで頭を抱えるしかないように感じます。希望は私たちの魂にとって必須の栄養素。これが切れてしまうといくら身体に栄養を与えても、励ましをもらっても、ついには命さえも落としてしまうことさえあるのです。
 
希望は外からやってくるもの、出会うものだと思われるかもしれません。しかし、同じものを目にしても、希望にあふれたものとして認識する人と、まったく希望のかけらも感じられないと判断する人がいます。
 
結局、希望とうものは、外にあるものではなく心がつくりだすものなのです。
 
どうしたら心に希望をつくりだすことができるでしょうか?
 
わたしたちの現実の中では、それぞれに必要なものは完璧に用意されています。しかし、それは見つけ出す気持ちがなければ目にふれることはありません。まずは、どんなときにでも、誰にでも希望はあるんだ!という信頼がなければ、見えるものも見えなくなってしまいます。
 
そして、行き詰まっているときと同じものの見方をし続けていては、同じものしか見えません。まったく違う視点をもってみる。また、様々な視点をもってみる。視点を広げてみる。すると、状況は変わらなくとも「な〜んだ!たいしたことじゃなかった」と気分が楽になったりします。
 
セミナーやワークショップ、カウンセリングなどの言葉を使ったセラピーやワークでは、まったく新しいものの見方を習ったり、視点を拡大、転換し、多様なものの見方をつくりだすのに役立ちます。それによって、真っ暗だと思っていた心の闇に、希望という灯りがしっかりともります。崖っぷちから真っ逆さまだと思っていたピンチさえも、知らぬまに風にのって高く飛翔している・・・そんな場面の急転換も可能になるのです。

(セラピーコモンズ・ネットモールさんのセラピストコラムに掲載)

雨の季節のお花たち

 

梅雨の晴れ間は、緑の匂いや、土の匂い、そしてどこかでひっそりと咲いている花の匂いがぎゅっと濃くなっているよう。

ここ数日、ひんやりとした日が続いているので、お散歩も快適です。しばし夕方のそぞろ歩きを楽しみながら、ひかえめなこの季節の花と出会ってきました。 

11-05-31 食べログ連発です♪(中目黒・六本木)

週があけて、やっとお陽さまが戻ってきました。五月もきょうでおしまいです。いよいよ緑が濃くなり、紫陽花の季節。天パーが爆発することをのぞけば、雨もまた楽し♪です。

さて、週末はお友だちにバースデーランチをしていただきました。「るん」の近所にある沖縄料理屋さん「あんのん」。わたしも知らなかった木の香が新しいニューフェイスのお店です。

接待用の個室があったり、緑が見えるダイニングがあったり、インテリアも落ち着いていていい感じ。

ソウキ蕎麦や紫芋のサラダなど、もりだくさんのお膳をいただきお昼からお腹がいっぱいでした。(^_^)  ありがとうございました。

そして、日曜はバースデー。去年同様、朝から六本木ヒルズの「Lauderdale」のテラスで桜並木の緑を楽しみながら爽やかにブランチ・・・の予定でしたが、あいにくひどく雨ざーざー(おかしいなぁ・・・晴れ女のはずですが)。

店内はテラスを予約していた外国人や旅行者でごったがえし、朝から超満員状態。

そんなこんなで、すっかりブランチの写真を撮り忘れました。とりあえず、お店の写真( たくさんの帽子がディスプレイされていてかわいい!)。

ちなみに、わたしたちのオーダーは野菜のポタージュ、きのことグリュイエルチーズのあつあつスフレ、ラズベリーとホイップクリームのパンケーキ(←コレがお目当て。去年、隣のテーブルの外国人グループが食べていたのがおいしそうで・・・次回はあれにしようと決めていたのです!一年かかった・笑)。

帰りにジョエル・ロブションで美しいケーキを買ったのですが、誰かさんが無謀な扱いをしたせいでほとんどクラッシュ状態。繊細で宝石のような細工のケーキは見る影もなく・・・とても掲載できませぬ。でも、グリーンのピスタチオクリームが詰まった真っ赤なハート型のベリーのケーキはつやつやにコーティングされていて、とってもキュートだったのでした♡。

食べログ連発です♪

週があけて、やっとお陽さまが戻ってきました。五月もきょうでおしまいです。いよいよ緑が濃くなり、紫陽花の季節。天パーが爆発することをのぞけば、雨もまた楽し♪です。

さて、週末はお友だちにバースデーランチをしていただきました。「るん」の近所にある沖縄料理屋さん「あんのん」。わたしも知らなかった木の香が新しいニューフェイスのお店です。

接待用の個室があったり、緑が見えるダイニングがあったり、インテリアも落ち着いていていい感じ。

ソウキ蕎麦や紫芋のサラダなど、もりだくさんのお膳をいただきお昼からお腹がいっぱいでした。(^_^)  ありがとうございました。

そして、日曜はバースデー。去年同様、朝から六本木ヒルズの「Lauderdale」のテラスで桜並木の緑を楽しみながら爽やかにブランチ・・・の予定でしたが、あいにくひどく雨ざーざー(おかしいなぁ・・・晴れ女のはずですが)。

店内はテラスを予約していた外国人や旅行者でごったがえし、朝から超満員状態。

そんなこんなで、すっかりブランチの写真を撮り忘れました。とりあえず、お店の写真( たくさんの帽子がディスプレイされていてかわいい!)。

ちなみに、わたしたちのオーダーは野菜のポタージュ、きのことグリュイエルチーズのあつあつスフレ、ラズベリーとホイップクリームのパンケーキ(←コレがお目当て。去年、隣のテーブルの外国人グループが食べていたのがおいしそうで・・・次回はあれにしようと決めていたのです!一年かかった・笑)。

帰りにジョエル・ロブションで美しいケーキを買ったのですが、誰かさんが無謀な扱いをしたせいでほとんどクラッシュ状態。繊細で宝石のような細工のケーキは見る影もなく・・・とても掲載できませぬ。でも、グリーンのピスタチオクリームが詰まった真っ赤なハート型のベリーのケーキはつやつやにコーティングされていて、とってもキュートだったのでした♡。

11-05-27 吉祥さんでステーキ♪(恵比寿)

恵比寿の「吉祥」さんでお誕生祝いをしていただきました。

ガーデンプレイスの38階。すでに梅雨空で、また節電の影響もあり眺めはいまいちかな〜と思いましたが、やっぱり東京都心、それでもきれいな夜景でした。

さすが吉祥さん。銀ねず色のお椀やこがね色のお皿など、器もステキだし、盛りつけもお味も◎。純正統派の和食屋さんです。

しかし、!? と思ったのが、この流れのなかでいきなりステーキが出てきたこと。どっかの定食のようなクレソンとポテトのつけあわせ、そしてレタスとトマトのサラダまで。あれ?あれ? 吉祥さんだったよね?と思ってしまったほどステーキハウス風(一応、サラダにマグロがのっているのはちょっと技ありですが)。

以前は草食いっぽんやりだったわたしが、最近、焼肉大好き!肉食女子!に様変わりした話しをしていたので、むりやりお肉をコースに入れてくださったのでした(笑)。吉祥さんとしては、かなり抵抗したらしい・・・汗。結果、この和食の流れの中でとってつけたようなステーキなのでした。

他にもお料理がいろいろで「あと一口も食べられない!」というギブアップ寸前で、シメの茶ソバとデザートのフルーツ&わらび餅。これ、完全に別腹で楽勝でした。(^_-)v

今朝はしっかりとお腹がすいているし、ウシさんをはじめ、すべてがつつがなくわたしの一部となってしまったようです。ご馳走さま。m(__)m

(リアルお誕生日はまだですが・・・)この一年も楽しく、元気に!一日、一日、丁寧に重ねてゆきたいものです。

吉祥さんでステーキ♪

恵比寿の「吉祥」さんでお誕生祝いをしていただきました。

ガーデンプレイスの38階。すでに梅雨空で、また節電の影響もあり眺めはいまいちかな〜と思いましたが、やっぱり東京都心、それでもきれいな夜景でした。

さすが吉祥さん。銀ねず色のお椀やこがね色のお皿など、器もステキだし、盛りつけもお味も◎。純正統派の和食屋さんです。

しかし、!? と思ったのが、この流れのなかでいきなりステーキが出てきたこと。どっかの定食のようなクレソンとポテトのつけあわせ、そしてレタスとトマトのサラダまで。あれ?あれ? 吉祥さんだったよね?と思ってしまったほどステーキハウス風(一応、サラダにマグロがのっているのはちょっと技ありですが)。

以前は草食いっぽんやりだったわたしが、最近、焼肉大好き!肉食女子!に様変わりした話しをしていたので、むりやりお肉をコースに入れてくださったのでした(笑)。吉祥さんとしては、かなり抵抗したらしい・・・汗。結果、この和食の流れの中でとってつけたようなステーキなのでした。

他にもお料理がいろいろで「あと一口も食べられない!」というギブアップ寸前で、シメの茶ソバとデザートのフルーツ&わらび餅。これ、完全に別腹で楽勝でした。(^_-)v

今朝はしっかりとお腹がすいているし、ウシさんをはじめ、すべてがつつがなくわたしの一部となってしまったようです。ご馳走さま。m(__)m

(リアルお誕生日はまだですが・・・)この一年も楽しく、元気に!一日、一日、丁寧に重ねてゆきたいものです。

熱海でお仕事

今どきの駅なかショップと古いおソバ屋さんなどが共存していた品川駅構内。ついにすべてがリニューアルされて、まるでデパ地下のようになっています。お惣菜屋さんあり、人気のスウィーツショップあり。お弁当のチョイスもぐっとふえました。

「へ〜、こんなお店があるんだ」とあれこれ眺めているうちについ時間を忘れ、何をしにきたのかさえも忘れ、「おっと、あぶない。新幹線の時間!」。

きょうゲットしたお弁当は、升本さんというお店のマクロビ弁当。肉、魚、乳製品、化学調味料を使わず、有機ものの玄米や野菜、調味料でつくられています。しかし、このお弁当でちゃんとお腹いっぱいになるのかな〜と心配(どれだけ大食いなのか?いえいえ、仕事中はむちゃくちゃお腹がすくのでがっつり腹ごしらえが必要なのです)。なので「大」サイズを購入。

お品書きがちゃんとついていて、食材の彩りもきれいです。しかし、お品書きを見ながら食べても、結局なにを食べているのかわからなかったのはなぜ・・・?

夜は夜で仕事先のT家でお野菜いっぱいのお夕食をご馳走になり、ヘルシーな食生活の一日なのでした。

PS お茶に茶柱発見!それも、ふたつ同時。わ〜い!神さま、いいコトたくさんありがとう!(と、先にお礼をいっちゃいます・笑)

PS T家の息子さんMちゃんに、「これ、乗ってごらんよ!」いわれ、おもちゃの乗りものにトライ。ペダルも動力もないけれど、彼は全速力で自由自在に走りまわっています。わたしが乗ると・・・走らな〜い。(^。^;  彼は重心のかけかただというけど・・・たんに重すぎたのだと思う。とりあえず、彼の愛車をスクラップにしなくてよかったわ・・・=3

「いきかた気づき塾」セミナーのご案内

お仲間三人と“ココロとカラダとスピリット”をサポートする「いきかた気づき塾」を立ち上げました。セミナー、ワークショップ、こども塾、スクール、企業研修などを通して、みなさまがより自分を好きになり、自分のパワーをとりもどすお手伝いをしてゆきます。

さっそく、第一回目のセミナーを7月3日に開催いたします。
みなさま、お待ちいたしております。(^-^)ノ

 

いきかた気づき塾セミナーのご案内

「わたしの未来のつくり方」 



講師からのメッセージ

東日本大震災という体験を通して、私たちはいろいろな感情 - 怖れ、悲しみ、不安、怒り、痛み - を今だかつてないレベルで体験してきました。
ただ痛みに同調するだけでは解決とはいえません。私たちは今、ほんとうの共感を身につけなければならないのです。事実をありのままに受けとめ、痛みを高い視点からの智恵という財産に変えてゆかなければなりません。そこから深い気づきを得ることによって、傷が癒され、新しい流れがはじまります。
それぞれが進む方向をはっきりさせ、『喜びの中でありのままの自分を生きること』『豊かな未来をつくりだすこと』をナビゲートしてゆきます。
今回はさまざまな視点から、共感したり、びっくりしたり、楽しみながら、あなたならではのよりよい未来をラクにつくりだすコツをお話ししてゆきます。
皆さまのご参加、お待ちしております。

 

セミナー内容

タイトル:「わたしの未来のつくり方」

日時: 2011年7月3日(日)14:00~17:00(延長される場合もあります)

場所: 東京都中央区東日本橋3‐3‐17Re-Know5F
    (最寄り駅JR総武線馬喰町駅徒歩5分)

講師: 池間清志(塾長)高橋和子(ホメオパシー・自然療法家)
    古川貴子(心理療法家)

受講料:学生2,000円 大人3,000円
    振込先 三菱東京UFJ銀行 大伝馬町支店(普)2179538
    口座名義 イケマ キヨシ  TEL:0475-58-8275
    お振込確認後、予約完了いたします。
    ご入金後の払い戻しはご遠慮下さい。
 
申込先: オフィス・るん 古川  E-mail:chiara@df7.so-net.ne.jp
                 Tel/Fax:03-3719-6414 

 

こんな方にオススメします!

・ 元気になりたい
・自信をもちたい
・パートナーシップをとりたい
・運がよくなりたい
・ラクになるものの見方を身につけたい
・自分を好きになりたい
・成功したい
・叶えたい夢がある
・いつもお金がなくて困っている
・ストレスを減らしたい
・とにかくよい気分になりたい・・・etc

 

講師プロフィール

池間清志Ikema Kiyoshi (塾長)
●30年以上のサラリーマン生活の中で、企業の繁栄と崩壊、リストラを経験する。人生の浮き沈みのなかで、人間関係、家族、パートナーシップの大切さを学ぶ。スポーツ(ゴルフ、テニス、サッカー、野球、登山、ジョギング)を愛し、スポーツを通したコミュニティーカウンセリングは好評である。
●あらゆる立場の人々に共感する豊かな力にあふれ、寄り添うこころを持ちながらその人の深いところに眠る才能に灯をともし続ける。決してあきらめることなく、常に成長を続ける情熱のひと。

高橋和子Takahashi Kazuko(自然療法家)
◆2000年より英国/日本ホメオパシー医学協会・ホメオパシー療法家として、分子栄養学コーディネーター、宝石鑑定士としてパワーストーン・GEMセラピーなど多くの手法を幅広く修得し、新しい自然療法を実践。セッション内容は多岐に渡り、現在スクール、講座、セミナー、個人相談で活躍。アニマルホメオパス、アニマルコミュニケーターとして動物達のセラピーも行う。
◆柔軟な感性により高い視点からさまざまなものを統合する力、深く共感しながら導く力にすぐれる。豊かな経験を通した多岐にわたる智恵を持ち、ユーモアと楽しさによって生命にすみやかな変化をもたらすひと。

古川貴子FurukawaTakako(心理療法家)
★'93に「オフィス・るん/ヒューマンセラピー研究所」を設立。以来、二万人もの豊富な臨床経験を持つ。古典心理学から能力開発、催眠療法、超心理学、エネルギーヒーリングなど、多岐にわたる療法を日本と米国にて習得し、独自のメソッドを開発。問題を的確につかみ短時間で高い成果をあげている。また、人の心に眠る才能を探り、内面の豊かさを引き出すプログラムも提供している。メディアからの取材も多数。http://www.office-lun.com
★深い愛の泉からそれぞれのなかに眠るありのままの美しさとユーモアを引き出すスペシャリスト。五感を通してあらゆるレベルに愛を送り、その人の本来の価値に目覚めさせ、時空を越えた真の気づきと癒しをもたらすひと。

 

「いきかた気づき塾」とは?

もしほんとうに自分を愛することができたら、私たちの人生はどうなるのでしょう?
私たちが愛をもって自分を扱いはじめるなら、私たちは限界のない可能性を自分の手のなかにとり戻し、人生、そして自分自身を変えるあらゆる変化を生み出すことができるのです。
自分で今の自己パターンに意識的になり(気づく)、問題のあるところをとり除き(傷駆)、新しい考え方を受け入れ(氣付く)、そしてありのままの自分を信頼し愛することによって、自分の未来をつくり出すパワーをとり戻します(築く)。
それをお手伝いしてゆくのが「いきかた気づき塾」です。

 

セミナー会場

東日本橋Re-Knowビル5F

〒103-0004
東京都中央区東日本橋3-3-17Re-Know 5F
JR 総武線馬喰町駅1番出口より徒歩5分
都営新宿線馬喰横山駅A2出口より徒歩2分
都営浅草線東日本橋駅A3出口より徒歩2分
日比谷線小伝馬町駅A1出口より徒歩7分
℡090-7287-7900池間

11-05-21 何を感じているのか・・.さっぱり? その2

その1では、「頭(思考)」の声が優勢になり、「感情」の声が無視されてしまう、そんな方が多いというお話でした。

では、わたしたちの中にある「頭(思考)」と「感情」の違いって何でしょう?

「頭(思考)」は、まわりの状況を見ながらつねに合理的に変化します。一方、「感情(ハート)」はわきあがってくるこころのつぶやきで一貫しています。つまり、思考は外中心でつくられ、感情は内側からやってきます。思考は自分の思考でありながら狡猾にわたしたちを騙そうとする策略家。感情は朴トツでウソをつくことができない不器用者。思考は使えば使うほど心も身体も萎縮してゆきますが、感情は耳を傾ければ傾けるほど心も身体もホッとします。思考は感情を手なづけようとしますが、感情は従いません。何でも思いどおりにしたい思考はそんな手なずけられない感情をうとましく思い、ついには無視しようとします。

きっと、あなたにも経験がありますよね。「頭」ではそうしようと思っているのに、どうも「感情」がいやがるっていうこと。わたしたちはたいてい「頭」で考えてメリットがあると判断するや、感情がいくらいやがっても首に縄をつけてでも従わせようとします。そして「感情」は尊重されなかったことに傷つき、どんどんいやな気分を増長させてゆきます。すると、「頭」はついに「感情」を扱いかねて、「感情」をバッサリと切り捨てて無視することに。感情はそれにともない、引きこもりになってしまうこともあります。こんなふうに、わたしたちの「頭」と「感情」はずっと対立しながら存在しているのです。

わたしたちはハートが傷ついたことにより「感情」と縁をきり、「頭」を優勢にして生きてきました。その結果、ついには自分が何を感じているのかわからなくなってしまったのです。自分さえも、自分の思考に騙されてしまっているのです。さて、この感情がわからない症候群、人生において何か影響があるのでしょうか?

感情がわからない人の場合、会話において感情が除外されがちです。すると、「インフォメーション」的な会話になりがち。

たとえば、映画鑑賞後の会話。「あの場面、どきどきしたよね〜」「う〜ん、こわかったよね」「あんな体験したくないね〜」と、お互いの感想をシェアしますね。しかし、感情がわからない人の場合はこんなふう。「この映画、○○億も制作費かけてるって」「主演女優は代役たてずに全部自分が踊ったっていってるけど、ウソらしい。代役がクレームを起こしてさあ・・・」とインフォメーションが主体。友人との会話というより、映画評論家の解説を聞いているような気分に。感情を含まない会話には一体感が生まれないので共感しにくく、「なんかヘン?」というズレ感が生まれます。

また、感情を感じられない弊害の最たるものは、人生がモノクロになってゆくことです。感情豊かな人は泣いたり笑ったりいろいろと感じていますが、感情を感じない人にとっては何もかもフラットなのです。

すごく喜ばないけれど、さして悲しくもなく。人が「楽しいね!」と言えば一応口裏をあわせますが、目は笑っていません。冷めています。頭で「これは楽しいんだ!」といい聞かせても、どこかシラケています。もしかすると、人からは「動じない人」あるいは「穏やかな人」と言われるかもしれません。でも、ご本人は味気ない。ヴィヴィッドにフルカラーで感じてこそ、「人生って、まぁいろいろあるけど、でも生きてるっていいね〜!」と心からいえるのです。

感情がまったくわからなかった方も、はじめからわからないわけではないので、幼少の頃体験している「わからなくなっちゃった」理由を取り除いてあげることによってちゃんと豊かな感情がもどってきます。

また、何が好きで何が好きでないか、小さなことをないがしろにしないでいちいちハートにお伺いをたててあげる習慣をつけてあげることも大切。いつも、自分がどのように感じているのかをちゃんと気にしてあげる必要があるのです。「自分が広がる感じ」「ほわっとする感じ」・・・そうなら、ハートは喜んでいるでしょう。もし、「胃が縮こまる感じ」「肩がこる感じ」がしたら、ハートは NO! と言っているのかもしれません。

そうして常に自分の内側の声に敏感になってあげると、自分が何が好きか、どうしたいのか、どんな人生を生きたいのか・・・ほんとうの気持ちがわかるようになってきます。自分の体験にも満足感が持てるようになります。

さらにいいことは、感情をしっかり感じることができるようになると、自分の人生の舵取りがしやすくなるということ。なぜなら、絶えまなくやってきている「自分専用のスペシャルメッセージ from 宇宙」は、感情(ハート)を通してのみキャッチできるのです。すると、すべての答えを知っている「ほんとうの自分」とつながれるようになるのです。「今回の人生、どのように生きたらいいのか」ということにはじまって、「この仕事でいいのか」など。人生がすんなり流れる方向を知っているのです。それは頭ではできません。

ほんとうにこれがやりたい!とハートがワクワクする感じと、それにそって頭でつくりだす将来の鮮明なイメージをプラスしてあげると、これはもうモーゼの杖!なのです。ぱっくりと、あなたの目の前にあなたの行く道が開けてくるのです。

ワクワク楽しい自分の感情の声を理解し、さらにそこに思考のしっかりとした将来のイメージをプラスしてあげるとパワフルに未来をつくりだす力に早変わり。進むのが早くなります。これは感情だけでも、思考だけでもダメ。感情が大切にされて、それに思考が従ったときにこそ発揮されるパワーなのです。正しい行き先を知っている感情と、パワフルにイメージし行動を計画できる思考が合体したとき、それは力強く未来を切り開いてくれる最強ツールとなるのです。

自分の感情(ハート)の声を優先することで、自分本来の生きるべき道に導かれます。またその道を自ら力強く歩んでゆく力も与えてくれるのです。・・・だから、ハートの声、大切にしましょ!