フラれちゃったり、大失敗したり、リストラされたり・・・で、「ああ、もうつらい、悲しい」「不安で不安でしょうがない」「こんなわたしなんて・・・いっそ、死んじゃいたい」
そんな状態でセッションにいらしたクライアントさんに、小さなぬいぐるみをそっと渡すことがあります。
キョトンとするクライアントさんに、「では、その子を今のあなただと思って、感じている気持ちを表現させてあげましょう。できるだけ感情をこめて、ボディーランゲージもつけてわたしに話してくれますか」
はじめはためらいながら、徐々にぬいぐるみと一体化するクライアントさん。「・・・じつは〜、昨日、突然彼に別れるって言われちゃって・・・。まるで心臓をつかまれたように苦しいし、悲しいし、息ができなくて・・・。ただただ涙がでて・・・」とうなずかせたり、手足をバタバタさせたり、腹話術師のようにぬいぐるみにお喋りさせます。そして、「そうですか〜。その子はそんなふうににショックを受けているんですね」「その子はもうダメだと思っているんですね」とわたし。
しばし続けていると・・・。
この段階で、すでに深刻さから抜け出して不思議と痛みがうすらいだり、あるいはまるで他人ゴトのように客観的にながめていたり、はたまた突然おもしろおかしくなっちゃったり、ハタと気づきがやってきたりするクライアントさんもいます。
「ああ、この人、こんなに苦しんでいるんだ〜って、客観的に見ている”もうひとりのワタシ”に気がつきました。じつは、苦しんでいるのは自分じゃないような・・・。自分の考えってゆうか・・・アタマってゆうか・・・堂々めぐりするセリフってゆうか」とクライアントさん。そう、わたしたちの中には、いわば、このぬいぐるみのような存在が住んでいて、”それ”はつねに文句を言ったり、新しい現実におびえたり、抵抗しては大騒ぎをしているのです。
苦しんだり悩んでいるとき、それをしているのは、じつはワタシの「エゴであり思考」。悩んでいるのは「ワタシ」なんかじゃない。こうして客観的に「おお、こんなに苦しんでいるぞ・・・・」とながめているのがホントの自分自身です。
でも、あまりにもエゴや思考とひとつになってしまうと、悩んでいる状態こそが「本当の自分!」「わたしが悩んでいる」と勘違いしてしまいます。そして、だんだんとエスカレートしてゆき、自分が痛みに食べられたようにまったく無力になってしまうのです。完全に悩みに征服されちゃった状態。自分が悩みそのものだと思ってしまいます。
(その2へ続く・・・)
お友だちとのランチデートがキャンセルになったので、かわりに・・・といってはなんですが竹橋でゴーギャンとデートしてきました♪
ゴーギャンは株の仲買人から、ピサロに触発されて34歳で画家に転身した方。なので、初期のフランス片田舎の風景は、ふんわりタッチでピサロそのもの!やっぱり好きだと似ちゃうのね。
さて、昨日の収穫。
じつは、最近おいしい紅茶をいただいたのです。紅茶好きはやっぱりポットでいれたい。でも、ポットとカップを用意するのはときにメンドー・・・。これだったら、お茶の葉をむらすことができるのでいい香りの紅茶が簡単にいれられます。きれいなお茶の色がながめられるのも楽しい。
ブルーノ少年のたった一人のともだちは、いつも農場のフェンスの向こう。どんなときも縞模様のパジャマ姿で、とってもお腹をすかせているのです。
そして、締めのデザートはガトーショコラをチョイス(まだこの時点では美味なるチョコレートケーキをいただいたともつゆ知らず・・・どこまでもチョコ好きです)。かなりしっかりと濃厚なお味で大満足。
民主党代表の鳩山さんは自称、宇宙人だとか(いかにも!笑)。奥さまの発言にいたっては、「UFOにさらわれて、火星に行ったことがある」そうな。臆面もなくそのように語られるのは、事実、行っていらしたんでしょうねぇ、きっと。
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