お茶の間シネマトーク「砂の器」

いったいいつの映画なのでしょうか? なんと30年前!!(えっ?生まれてない?) 10代の頃、私は原作のほうにはまって「青春の蹉跌」やら「ゼロの焦点」「点と線」など、松本清張三昧の日々をすごした思い出があります。ミステリーのおもしろさに加えて、心理描写がホント巧みなのですよね。今回、デジタルリマスター版ではじめて本編を観たのですが、 ・・・・よかったです。はじめのうちは、TVの「○○ミステリー劇場」となんら変らないチープな雰囲気にがっかり気味だったのですが、それがどんどんひきこまれること。それに俳優陣ときたら、今じゃすっかりあの世のイメージの丹波さんの味のある刑事役、加藤剛の冷酷なピアニスト。この田舎の警官って緒形拳っ?!あっ、それに渥美清さんも! 街並も、そうとうレトロです。かなり原作に忠実に作ってあるようで、映画になっていてもいい作品でした。涙壷度(泣ける度合い)は、★★★★☆。父子の愛情に泣いて下さい。

「砂の器」

いったいいつの映画なのでしょうか? なんと30年前!!(えっ?生まれてない?) 10代の頃、私は原作のほうにはまって「青春の蹉跌」やら「ゼロの焦点」「点と線」など、松本清張三昧の日々をすごした思い出があります。ミステリーのおもしろさに加えて、心理描写がホント巧みなのですよね。今回、デジタルリマスター版ではじめて本編を観たのですが、 ・・・・よかったです。はじめのうちは、TVの「○○ミステリー劇場」となんら変らないチープな雰囲気にがっかり気味だったのですが、それがどんどんひきこまれること。それに俳優陣ときたら、今じゃすっかりあの世のイメージの丹波さんの味のある刑事役、加藤剛の冷酷なピアニスト。この田舎の警官って緒形拳っ?!あっ、それに渥美清さんも! 街並も、そうとうレトロです。かなり原作に忠実に作ってあるようで、映画になっていてもいい作品でした。涙壷度(泣ける度合い)は、★★★★☆。父子の愛情に泣いて下さい。

さぁ、みんなでチュ〜と吸ってみよう!

「本を買うのも家を買うのも、同じ」というは、生まれながらにしてお金持ちの友人。彼女がいうには、「豊かさというのは、手に入れようとするものではなくて、はじめからそこに存在するもの」「ストローをブスっとさして、チュ〜っと吸えばいい」のだそうです(笑)。なるほど〜。たしかに、野良猫だって道ばたのタンポポだって、幸せになってやる!なんて叫んではいません。ましてや、人間。聖書にもあるように、すべてが用意されているそうな。彼女の発言から気づくのは、結局、「お金持ちになる!」と叫ばなければいけないこと自体が宇宙の豊かさの流れを遮断している、ということ。だって、すでに存在している豊かさに対して、「(お金持ちになりたい=) 私は貧乏!」と断言してるわけですから。すると、親切な宇宙さんは、「じゃあ、すべてないことにしておきまひょか!」と私たちの意志を汲んでくれるわけです。生きながらにして自分の首をしめてるように見受けられます。って、いうことは、「ありがとう!感謝とともに全部、まるごとちょうだいいたしま〜す!」と、最初に言い放ってしまうのが豊かになる合い言葉のようです。

「宇宙戦争」

スピルバーグとトムクルーズにして、まだこんなことやってるんですかぁ〜?と感心(寒心?)してしまうのが「宇宙戦争」。観たわけではないのですが、予告だけでも唖然。ソビエト・イラクなど戦う相手がいなくなったはては、宇宙人?それにこのキャッチときたら、「地球最後の日に愛と勇気がためされる!」。これには、友人と大笑い。べつに地球最後じゃなくたって、日々愛と勇気でいいわけだし、試さなきゃいけないほど疑ってる?(笑)それに、何かが攻めてきてやられちゃうなんて、もう古い!だって、攻めてくるという信念さえ持たなければ、誰も攻めてこないわけだし。わざわざ攻めてくるものをこしらえ続けるのは、エネルギーのムダ&被害者意識まるだし。被害者って一見同情をかいますが、結局悪者をつくって「私は正しい!」と主張する優越感と傲慢さが生み出していたりします。コトが起こると、ひとは被害者に同情しますが原理的にはどっちもどっち。これじゃ、たんに手をかしたいと思っているであろう宇宙人に対して、はなはだ失礼じゃありませんこと。しかし、なにぶん観ていないので、ご覧になった方、何か新たな視点がありましたらご報告くださいませ。(写真は、「宇宙戦争」とは何の関係もありません)

お茶の間シネマトーク「宇宙戦争」

スピルバーグとトムクルーズにして、まだこんなことやってるんですかぁ〜?と感心(寒心?)してしまうのが「宇宙戦争」。観たわけではないのですが、予告だけでも唖然。ソビエト・イラクなど戦う相手がいなくなったはては、宇宙人?それにこのキャッチときたら、「地球最後の日に愛と勇気がためされる!」。これには、友人と大笑い。べつに地球最後じゃなくたって、日々愛と勇気でいいわけだし、試さなきゃいけないほど疑ってる?(笑)それに、何かが攻めてきてやられちゃうなんて、もう古い!だって、攻めてくるという信念さえ持たなければ、誰も攻めてこないわけだし。わざわざ攻めてくるものをこしらえ続けるのは、エネルギーのムダ&被害者意識まるだし。被害者って一見同情をかいますが、結局悪者をつくって「私は正しい!」と主張する優越感と傲慢さが生み出していたりします。コトが起こると、ひとは被害者に同情しますが原理的にはどっちもどっち。これじゃ、たんに手をかしたいと思っているであろう宇宙人に対して、はなはだ失礼じゃありませんこと。しかし、なにぶん観ていないので、ご覧になった方、何か新たな視点がありましたらご報告くださいませ。(写真は、「宇宙戦争」とは何の関係もありません)

ひとを呪わば穴ふたつ!

夕方、なにげでTVをつけたら「Gの母」なる占い師さんががなっておりました。お客さんが来るたびに「あ〜ぁ、どうせ結婚(仕事)もうまくいってないんでしょ? ほら、そうだ!当たった!」「あんた、一生結婚できないよ。もし、あんたが結婚したら、私占い師やめてやるから」うんぬん。人は、こんな暴言を聞くためにわざわざお金を払うのでしょうか?女性の占い師さんて、男性に対してはまだ物腰がやわらかいのですが、同性に対してはひどい仕打ちです(自分のキズを相手に投影しちゃうのでしょうね)。みなさ〜ん!声を大にして言います!自分の未来は自分が創り出すものです!そうはいっても、へこんでるときは誰かに何かいってほしい気持ちもわかります。そんなときは「もう、あなたの未来!ここからどんどんよくなっていくよ!大丈夫、やりたいようにやってごらん!」といわれてみて下さい。必ずそうなります。しかし、よりひどいことをいわれたほうがショックで注意が固定しやすい(頭から離れない)ので、現実としては簡単に創り出してしまうのですよね。これが占いがあたる原理。でも、占い師さんよ!言葉には人称がないのをお忘れなくっ。つまり、人に言い放ったことは、結局は自分にいっていることになるのです。あなたが今世、あるいは来世で背負って行かなければならなくなることを創り出しているのです。

アライ兄弟

オフィス・るんには動物がゴロゴロしております。ブタのピグレットにはじまって、サルのチャーリーとミルミル、それにギズモ社長(知る人ぞ知る、宴会にしか顔を出さない影の大物、わたくしめの上司です)に秘書のモモ・・・etc 。ほとんど、「るん」に出入りする生徒さんたちが持参してきて住みついてしまった次第です。ここ数日も、ドアチャイムがなるので様子をうかがってみると、覗き穴いっぱいにオレンジ色の物体が・・・。そうなんです、こんどは連日アライグマさんが送り込まれてくるのですよ。さすがに身長160センチのアライグマさんには、お引き取りいただきましたが。どうやら居心地がいいとみえて、すっかり居ついてしまいました。この調子でふえたら、ペットホテルに転職か?!

代官山カフェ その3 「ル・ビストロ・パッション」

以前、「レンガ屋」さんというリーブパイでおなじみのお店があったヒルサイドテラスの一角。今どきのカフェ出現で、いつのまにか姿を消してしまったのですが、うれしいことに「ビストロ・パッション」がやってきました。ここは、お隣にある由緒正しいフレンチ「PACHON」のリーゾナブル版。チキンなんてめったに食べない私が、ここの香ばしいもも肉はペロリと平らげてしまいます(あの海外で見かける巨大なグリルの中で、何羽もまるごとグルグル焼かれているのですよ)。で、きょうはチキンの話ではなくって、ここのケーキでした。さすがフレンチの老舗、ここのスウィーツはかなりしっかりこっくり。これは、チョコバナナタルトですが、バナナぎっしり、チョコフィリングは濃厚で、さらにたっぷりクリームはさっぱり系。もともとカフェではなくてビストロなので、くつろぎまったり感はいまいちかもしれませんが、お味は保証つき。ケーキセットは840円。昼夜ともに千円前後のお食事もおススメです。
ル・ビストロ・パッション

海のむこうに勝手に登場!

研究で英国の大学に滞在中の友人は、息抜きでサイキック詣でに余念がない。ユリゲラー、コナンドイルなど世界的なサイキックを排出しているだけあって、田舎であってもかなり優秀な霊能力者がゴロゴロ、そして日本の1/10ぐらいの値段でリーディングをしてくれるとか。情報はかなり詳細に渡り、ずばずば言い当てる。まあ、サイキックはその人のエネルギーを読むので、当たりまえといえば当たりまえですが。私は、予言というのはヘンに制限をこしらえるようで好まないのです(それを信じたら、それ以上の可能性は閉じてしまうようで)。でも、海の向うで勝手に行われているセッションに、このたびいきなり私が登場してしまったとか! (友人のセッション中、私に関する情報がいきなり登場)。結局、すべての予言、星占い、リーディングも、他の出来事同様、自分が創りだしているものなのでビックリするには及ばないのですが、でも、いい予言ならそこからもっと上の可能性をひらくアドバイスにもなるな〜と今回は感じております。つねに未来は流動的。毎瞬毎瞬の選択でできあがっていくのですから。現在のエネルギーから創り出されているこの予言はちゃっかり頂戴して、さらなるいい状況を創り出しちゃいましょう!

言いたかないけど、言っちゃいます

チケットが当たって、映画「四日間の奇蹟」を鑑賞。観客が涙を拭きつつ会場を後にするなか、私は「ぐふふふ、またかい・・・」と、あやしい笑みがこみあげてきてしまいました。だって、最近の日本映画ときたら、白血病だの、数日間だけ蘇って家族と再会するだの、やがて失明するだの、危機的状況一本やり。それに「ここで泣けっ!」とばかりに、これみよがしのゴリ押し演出もかなりなもの。「緊急事態なしにはドラマチックはありえない」という昨今の考え方は、感動は日常生活には存在しないとでもいっているようです。普通は退屈なんでしょうか?今、ちょうど劇作家・池田理代子さんの、47才音大受験、そしてプリマとして叶わぬ夢を胸に、それでも身も心もかけて精進せざるを得ないという「コテコテに生きてます」エッセイを読んでいたので、なおさらカンにさわったのかもしれません。彼女のように、ふつうの毎日であっても明日からのすべての日々が最後の日々で、一日一日全身全霊ですごす。こんな、人生に向かい合って「ていねいに生きる」ということのほうがよっぱど感動的ですわ。スミマセンけど、今、わたしにこの映画を観せたのは少々まずかったようです(笑)。