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お茶の間シネマトーク「127時間、穴にはまったら?!」

誰に誘われても絶対行くものか!と決めていたのに・・・あっけなく初志撤回(泣)。(そもそも、「絶対」なんて言葉を使っていることじたいが、自信のなさの現れであって・・・。ふつ〜に「決めてる」人は、絶対という言葉は絶対(←オイオイ!)使わないものです。)

何のことか・・・、「127時間」というアカデミー賞にもノミネートされていた映画です。

血気盛んで無鉄砲な男性アーロンがいつものように冒険に出るのですが、広大な自然の中で岩の裂け目に落ちて、そのうえ岩壁と落石の間に腕をはさまれてしまうのです。そこはアメリカ。自然といったらそのスケールは壮大。日本の比ではありません。携帯も通じず、人っこひとり現れず、そのうえ奔放な性格ゆえに彼は行き先を誰にも告げていないのでした。うんうん、いるよね〜、こういうスーパーヒーロー気取りのちょっとコワレ気味のオトコノコ。

じつは、これ実話をもとにしています。このシチュエーションを考えてみてください。誰だって最後の結末はおおよそ見当がつきますよね。この実話を知っている友人に確かめてみたら、案の定、思ったとおりの顛末。だったら、そんなの絶対観ないよ〜。わざわざ苦しくって痛い映画なんて。

しかし、しかし、監督があの「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル。この作品はオスカーを穫りましたが、息もつかせぬテンポの良さと独特の躍動感、そしてコマ割りやカメラのアングルのおもしろさ。その監督が127時間も、たった一人で、それも動けない男をどのように魅せているのか・・・そこに興味をそそられたのですね(ずっと顔だけ撮られたら最悪だけど・・・。したら、ソク寝ます!)。

結論から言うと、おもしろかったです。あっというまの上映時間。穴にはまっていただけなのに、なんなの?この躍動感、このメリハリ。そして、彼は何ものも怖れない性格がゆえに穴にはまり、何ものも怖れない性格がゆえに穴から生還するのです。

穴にはまって人生を回顧しながらその尊さを知る、そんな疑似体験をお求めの方、または主人公とともに人生をリセットしたい方、あるいはダニー・ボイルの映像のおもしろさを堪能したい方、是非見て下さい。

でも、わたしのように苦しいの痛いのイヤな方は、是非そこは音声のみで楽しみ(?)ましょう(結構、叫んで、うめいていますが、動物の鳴き声だと思い軽く聞き流してしまいましょう・汗)。

涙壷度:★☆☆☆☆(やっぱり最後はちょっとホロリ)
ジェームズ・フランコの情けない表情がなんともいえません・・・。

気づきの日記「幸せな人・不満でいっぱいな人」その2

(その1より)

まわりの人を非難したり、物ごとをこきおろしたり、あたりちらしたり・・・それでいちばん被害を受けるのは誰でしょう?非難された人?あたりちらされた人?・・・ Noです!

最も被害甚大なのは、じつは文句をいっているご本人そのもの。「ブツブツいう」のを年がら年中やっていると、それをつぶさに眺めているのはたった一人、自分自身なのです。たとえ「ブツブツいっている」のが自分であっても、ブツブツいう人ほどブツブツいう人が大嫌いです。ということは、ブツブツいえばいうほど、自分の自分に対するイメージや評価が急降下してゆきます。みるみる自分に対する信頼を失い、自尊心が乏しくなってしまいます。

ブツブツいいたいのは、自分にとって不都合なできごとに抵抗しようとする自分の頭(理性)であって、自分の心(潜在意識)はブツブツいうことを決して認めてはいません(潜在意識には不都合の感覚がありません)。そしてブツブツいっている張本人の頭(理性)でさえも、「ツブツブいうやつは弱いやつ」「わがまななやつ」「信頼できないやつ」だと認識しています。なぜなら、頭(理性)は自分が弱いと思っているからこそ、隠そう、カバーしようとして、まわりを貶める作戦に出ていることを知っているからです。自分が優位に立つ戦略を立てなければならないほどよわよわであることを、頭(理性)はちゃんと知っているのです。

なので、ブツブツ戦略に出なきゃ行けない自分を「ふがいないやつ」、そんなやつは大嫌いだ、関係をもちたくない、と嫌悪します。自分嫌い度がまして、人も嫌いだけど、もっと自分も嫌い、という事態を招いてしまいます。そして、自分が嫌いになれば、それを外側に投影してまた人も嫌いになり...悪循環。

というわけで、プチ幸せになる即効力のある方法としては、目に入るものの「あら探し」をする習慣はひとまずやめにして、ひとつの物や人に関して最低3つぐらいは「いいとこ探し」をしてみるようにすることです。そして、何かを見たらり体験したら、ソク「いいとこ」が浮かんでしまうように習慣づけをしてしまいます。

そして、ブツブツのかわりにそれを積極的に口に出してほめてコチョコチョしてみてください(コチョコチョ??・・・ブツブツの反対が思いうかびませんでした・・・汗)。

あるいは、こんな習慣も幸せの感度を高めるのに役に立ちます。毎晩眠る前に、きょう楽しかったこと、感謝すること、おもしろかったこと、を5つ書き出す、あるいは家族と分かち合うということ。ただしやるときには機械的に羅列するのではなく、ひとつひとつのことを心をこめてどんな感じだったのかをありありと感じながら話したり書いたりすることが大切です。この習慣も特にイベントがなくてもプチ幸せを感じるセンサーを磨いてくれます。

じつは幸せって、今まで願っていた一大事が成就することではなくって、たとえば「一日の終わりのお風呂、気持ちいい〜」とか「風呂上がりのビールって最高!」とか、「きょうの風はなつかしいようないい匂いがするな〜」とか、そんなささいな小さなことの積み重ねなのですね。

「たのし〜♪たのし〜♪」と意図的に楽しんでいるうちにまぎれもなく本気で楽しくなってきますし、またいつも口角を思いっきり引き上げてニコちゃんマーク顔にしておくことによっても、筋肉から脳へハッピーの指令を出すことができます。思いっきりスマイルして文句をいったり怒るのはムリ・・・だから自分が相手に文句をいいはじめちゃったなと思ったら、思いっきり口角を目尻の方まで引き上げてみてくださいね。なんか自分でも怒るよりも笑いなくなってきちゃいます。

また、日本人にとっては「幸せ」という言葉は、どこか絵に描いたモチのよう。なかなか手が届かないというか、庶民にはムリというか。「幸せ」という言葉は、そうとう何か特別なことがないかぎり使うべきではないと思っているようです。なので、ふだんから「幸せ」を目指すよりも、「ちょいハッピー」をめざすほうがいいのです。

だから、ほんとうの幸せとは「ちょいハピ」のつみかさね。ちょこっとイイ感じ、ちょこっと笑える、ちょこっとほっこりする・・・。そして、外からやってくることに依存するのではなく、自分がふだんしている物ごとに対する「意味づけ」の習慣を意識的にちょっと変えて「ちょいハピ」の方向にしてみる、そしてそのちょいハピを積極的に大げさに喜んでしまう。すると、「幸せ感」はだいぶ促進することができるのですね。

さてさて、みなさまの本日の「ちょいハピ」ベスト5は何でしょうね?思いっきり口角を引き上げて、目尻を下げて、「ちょいハピ」を思い出してみてください。

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日時: 2011年7月3日(日)14:00~17:00
講師: 古川貴子、高橋和子、池間清志
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いただきものイロイロ♪

★ メモパッドをいただきました。キラキラのビジューがついたボックス(紙製)入りの美しいもの。このビジュー、けっこう細工もこまやかで、色もアンティック調。メモ用紙がからになったあかつきにはブローチとして再生しようと、今からカッターを用意して待ちかまえています。が、・・・使い終わっちゃうのも寂しいな。いつまでも飾っておきたい優雅なメモパッドなのでした。

★ こちらのいただきものはスワロフスキーの指輪、写真よりも、かなりグリッタリング!!光があたるとさらに透明感がまして、きらんきらんととってもきれいです。そして、この季節の紫陽花のイメージも。どんなお洋服にもジャストフィットで、今いちばん登場回数が多い指輪なのです。

好きな色は?と聞かれたら、がぜんブルーと白!グリーンは入っていないのですが、なぜか身の回りにはグリーンものが多くて・・・夏のワンピでしょ、ブレスレットも。そして、手帳もノートもライムグリーン。このいただきもの二つもグリーン系なのでした。

・・・そういえば、あなたの魂の数字は「5」で色は「緑」です、といわれたことがありました。緑って「癒し」を象徴する色でもあるんですよね。どうやら潜在意識的には「緑」好きなようです。

 

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気づきの日記「幸せな人・不満でいっぱいな人」その1

わたしのまわりには元気のいい方、楽しそうな方、幸せそうな方がたくさんいます(そんな方もたまには、ド〜〜ンと落ち込むこともあるようですが、がぜん持続力はないようです)。

日頃こちらにセラピーにいらっしゃる方は、「もっと幸せになりたい」という自己実現派の方と、にっちもさっちもいかない悩みどっぷり型の方と、二つのタイプがいらっしゃいます。

まわりの友人をながめながら、またクライアントさんとお目にかかりながら、何が幸せのコツだろう、と考えました。

でも、「幸せ」というのは、何かがやってくればもれなく「幸せ」になれるという紋切り型のものではありません。なぜなら、「こーなったら、そりゃ、もれなく幸せでしょ〜」というシチュエーションにおいてもえらく悩んでいる場合があるからです。

たとえば、パートナーが突然高価なプレゼントをくれたり、行ったこともないような高級レストランに連れて行ってくれた場合、素直に喜ぶどころか「なんかあやしい!絶対ウラがある」と疑心暗鬼になってしまったり、また思わぬ昇進をはたしてお給料がめちゃくちゃ上がったりすると、「ものごとそんなにうまくいくはずがない」「引っぱり降ろされるのは時間の問題だ」「責任に耐えられない」とすぐに心配をはじめたり、それで病気になっちゃう人もいます。

最もエネルギッシュで楽しそうなのがわたしの70代のお友だち。見ていると、とっても喜び上手だし、感謝上手なのです。そして、人を助けて導くことに生きがいを感じていらっしゃいますし、また与え上手でもあります。

「物ごとがわたしたちを幸せにするわけではない」と先ほども書きましたが、では何が私たちの幸せを決めるのでしょう?

じつは、起った物ごと、体験した物ごとに対する「意味づけ」「解釈」なのです。その物ごとがどういう意味があったのか、を決められるのは、それを体験している本人だけなのです。そしてそれは、同じ物ごとを体験したとしても、一人一人完全に違うものなのです。たとえ万人が「それはヒドイ!」というようなことでも、それを体験しているご本人が「どってことないわ〜」と言ってしまえば、それはその人にとって「どってことない」レベルの体験として過ぎてゆきます。

また、「そんなことたいしたことじゃないじゃない」と思うことでも、トラウマレベルとなりその人の一生に影を落としてしまう場合もあるのです。その人が重大なこと、とんでもないこと、と認識すれば、誰が何といおうとそれはその人にとっては致命的となるのです。(そんな理由で、生育環境で起った出来事の大小でトラウマの深さは決められません。ほんのささいなことでも、その人の一生を左右してしまうこともあるのです。また、「あんな過酷の体験をして ・・・ 」と人が同情するような体験でも、ご本人はなんらダメージがなくひょうひょうとしている場合もあります。)

今いちどわたしの70代のお友だちを考えてみると、喜び上手、感謝上手、人助け上手は、何か特別なことが日常に起らなくても、日常がスペシャルになってしまうのです。つまり、よい気分になるために、外からやってくるとこを期待する必要がないのです。

たしかにそうでした、そのお友だちと先日鎌倉へ遠足をしたのですが、紫陽花を見る混雑があったり、立ち寄ったお寺にあまり紫陽花がなかったり、原宿のような雑踏にであったり・・・と必ずしも完璧な行程ではありませんでした。けれど、戻るなりお電話、お手紙、メールで「すごく楽しかったわね〜」とまずちゃんと「楽しかった」という確認をされているのです(ものごとって勝手に楽しくなると期待しますが、じつは能動的・積極的に楽しむ心構えが大切なのです)。そして、お送りした写真についても、「家族で楽しみました」とか「職場で見せます」と、ここでもちゃんと「楽しさ」の確認が行われています。

そうなんですよね。ものごとはほっておいて楽しくなるというよりも、「これは楽しいね〜」と先に意味づけしてしまうことによって、楽しい体験になってしまうのです。何かで成功している方もいっておりました。困難がやってくると、「おお、これはどんどんおもしろくなってきたぞ〜!」とつぶやくと。すると、どんどんおもしろくなってしまうそうです。つまり、自分をどれだけうまく騙す、いえ、なだめるかなのです。

逆に、どんなに楽しいことでも「あら探し」の達人になってしまうとせっかくの体験が台無しになってしまいます。まずは物ごとに対する自分の意味づけが、その後の認識、体験をつくることを肝に銘じて、「いいとこ探し」の名人になりましょう。「これって楽しいね〜」「ほんとありがたいわね〜」「なんてラッキー」・・・これを口グセにするだけでも、幸せ度は格段にアップします。

そして、わたしたちは自分のとる行動によって、自分を好きになったり、嫌いになったりもします。

たとえば「あら探し」の名人。パートナーやら、日常の出来事にいつもネガティブに反応して文句ばかりいっている場合。まあ、「ブツブツいいたいのはこの人のサガだ」とほっておけば、まわりはあまり迷惑をこうむることもないかもしれません。

しかし、いちばん被害を被っているのは、意外にも意外・・・・(え?誰?)。
(その2に続く)

 

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日時: 2011年7月3日(日)14:00~17:00
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紫陽花散歩

20年来、楽しくおつきあいさせていただいているおにいさま、おねえさま方と紫陽花を愛でに鎌倉にお出かけしてきました。

みなさま三人とも「氣」の道場でのお友だちゆえ、氣の達人です(たまに井の頭公園で氣の飛ばし合いを楽しんでいるのですが、ハタから見ると頭がおかしいとしか見えないようです。(^^ゞたしかに・・・)。おかげさまで、さすがの梅雨空続きにもかかわらず、氣のパワーで梅雨前線もどこへやら、湿度もなく爽やかなお天気に恵まれました。そのうえ、電車事故もものともせず、目的地までスイスイです。

北鎌倉で和食のお昼をいただいてお寺めぐりをスタートしたものの「コーヒーを飲まないとはじまらない!」と約一名。ものの五分でコーヒー屋さんへ突入することに。東慶寺のふもとにある鎌倉らしいアンティックな趣きの「喫茶 吉野」さん。大きな窓から豊かな緑とちょうど見頃の紫陽花を鑑賞することができました。おいしい珈琲とお花に満足して、あやうくそのまま家路につきそうになりました・・・(アブナイ!アブナイ!)。

しかし軟弱なわたしたちにしては、その後お寺を三つもまわり、かなり上出来です(いえ、いえ、軟弱なのは最年少のわたしだけ。70代のお友だちは朝からジョギング、ソフトボール、そして氣のお稽古・・・ですもの)。

しかし、紫陽花のあるお寺は行列できてます。噂には聞いていたけど、スゴイですね。

最後は小町通りにたどり着きましたが、これがまた原宿なみの人混み。ちょっと失敗・・・(汗)。

それでも、わたしにはスウィーツを、みなさまにはビールが楽しめるカフェを見つけて、やっと正気に戻った〜!生き返った感じです(もっと早く、スウィーツやビールの燃料入れるべきだったわ)。

梅雨の晴れまに、今年も楽しいお仲間と愉快なお花見ができて満足です。梅雨もまた愉し、ですね♥

パパ・ママセミナー with お子ちゃま

いきかた気づき塾「お父さん&お母さん」向けセミナー、6/12日に無事終了致しました。

パパ・ママとともに、お子ちゃま(というか園児たち)も約9名やってくるので、折り紙、シール、七夕飾り作りなどのグッズとともに、お菓子を詰めたこんなかわいいポーチをご用意。これで釣って、パパ・ママがお勉強しているあいだ静かにしててもらいます。

「ワン♪ワン♪」ワークで使用するマスクをチェックする高橋女史と池間塾長。(ふっふっふ・・・お二人ともとってもお似合よ〜)

セミナーの合間に保母さんも兼任。こっちの職業もわりとイケそうです。どうなることか、と思った9人の幼児たち、パパ・ママに走りよることなく遊んでくれています。なんてったって、必死で相手をしておりますよ。「パパとママたちは、あっちのオリの中でお勉強してるからね〜。動物園みたいにオリの外から見ててあげようね〜」などと、いろいろとストーリーをでっちあげ、セミナーへの乱入を防ぎました。

さて、いよいよわたしのセミナーの番。お子ちゃまのお守りでかなりのエネルギーを消耗していますが、ここから一時間しゃべりまくります。きょうは、わたしたちの人生の90%以上を支配してしまうわたしたちが幼少期から握りしめている「信念」についてのお話し。いろいろしゃべりたいことがあって時間が足りましぇん。おあとは7/3日のセミナーに続く、という感じです。

こちらの「お父さん&お母さん」向け“いきかた気づき塾”セミナーはシリーズものです。今後のご参加の希望も受けつけておりますので、お知らせいただければ次回のご案内をさせていただきます(次回以降はおとなのみで〜す。

おみくじ作り

テーブルに広げられたキャンディーやらビスケットの包み、それにかわいいカードに紙ナプキン。

何をしているんでしょうか?

じつはこれ、お仕事の準備。明日はお父さま・お母さまグループへのセミナーなのです。

よくセミナーの中で、その方にぴったりの言葉をさしあげます。今作っているのは、そんな「おみくじパック」。遊びごころでキャンディーとビスケット入り!可愛い紙ナプキンでくるんで、できあがり。

作っているとワクワクしてきます♪明日はみなさまとよい出会いと時間が持てますように♡

マイブームなかごバッグ

ひとつ前のブログに登場したスウィーツのお店「ポタジエ」でおやつをしていたとき、向かい側にあるお店が気になりました。バッグやらチュニックやらがお店の前にディスプレイされていて、それがちょっとかわいい。お洋服屋さん?雑貨屋さん?どれどれ?・・・と帰りにのぞいてみました。

まず店頭にあったかごバッグをチェック。するとお店の方が出てきて、「うちはクツ屋ですけど、なかも見ていってくださ〜い」と誘われ、この季節、サンダルに目がないわたしはけっこうハマりまくり。

でも、出会いは最初が肝心。やっぱりいちばん最初に目をひいたかごバッグ。オフホワイトやブラウンなどがある中で、だんとつシックなグレー&ラメ。

じつは、今年愛用のかごバックはすでにひとつあるのです。イランのおじさんがチキチキ手作りした(らしい・・・見てないですけど)かごバック。手作りを象徴するようにかなりゆがんでいて、いち面ゴールドのスパンコールと紫の刺繍、中の袋も紫です。とってもきれいなのですが、ふだんゴールド系アクセサリーはあまり使わないわたしには、こっちのグレーのほうが出番が多そう。

というわけで、かごバックお買い上げ!やっぱり、頭であれこれ考えるより、人との出会いもお買い物もヒラメキですね。それがいちばん正しい気がします。

サンダルはどうしたか?・・・もちろん、そちらもヒラメいちゃいましたからお買い上げなのでした♪

 

6/6って何の日?

オーメン? オーメンは、666 です!

6月6日は6の字がクルリと巻いていることから、「ロールケーキの日」なんですって(最近、人気ですね。ロールケーキ♪)。

だからというわけでは全然ないのですが、ロールケーキ食べましたよ、きょう。お野菜を使ったスウィーツの専門店「パティスリー・ポタジエ」のトマトのロールケーキ。他にもエンドウのロールケーキがありました。

このお店のスウィーツをはじめて食べたのは、仕事で熱海にお邪魔していたとき。ほんもののグリーンアスパラがにょっきり生えているアスパラのムースをいただいたのですが、それがしっかりお野菜テイストなのに普通にちゃんとおいしくて、びっくり。こういうベジスウィーツって、妙に不自然だったりするじゃないですか。そのうえお店が「るん」の近所だったので、もうひとつびっくり(なんであの日、熱海にあったの?)。

それからというもの、お友だちへのプレゼントを買いに、また仕事の後の一服スウィーツに、ちょくちょくお出かけしています。

いつも結構混んでいて、お店の前のカフェスペースはたいてい「待ち」状態。だから、まったりスウィーツタイムはのぞめませんが、なんだか足を運んでしまうお店なのです。次は何にしよっかな〜♪

お茶の間シネマトーク「病んでゆくナタリー“ブラック・スワン”」

アスリートの中でもとりわけ肉体に特徴があらわれるのが、バレエのダンサー。

あの天井からピンと吊られたような頭や独特のかたちのふくらはぎ。街中でも、「あ、あのひと、バレエやっているに違いない」と、その姿勢やら独特の足の運びでわかってしまうことがあります。

さて、女優さんがチュチュを着てポーズをとればそれなりに決まるかもしれませんが、プリンシパル役で踊りをみせるとなるとどうなのでしょう?

この「ブラック・スワン」のバレリーナ役、ナタリー・ポートマンを見たとき、わあ、いつもの彼女と違う!バレエやってる女の子のたたずまい、と思いましたよ。ムダな贅肉はかけらもなく、筋肉、それもバレエダンサーの筋肉。

彼女はこの役のために一年前からトレーニングをはじめて、毎日バレエの基礎レッスンと水泳に8時間・・・という肉体改造。このストイックさは、まさに舞台に向かうときのプロダンサー。これだけでも、プロダンサーの気持ちになれそうです。

技術はありながらも母親の過干渉から自信を持つことができないダンサー(ナタリー)が、「白鳥の湖」の主役に抜擢されるのです。が、バレエ一筋で育った彼女に純真な「白鳥」は踊れても、もう一役の妖艶な「黒鳥」が踊れないのです。

初日が迫る激しい稽古の日々に、そんなプレッシャーからどんどん心を病んでゆきます。とりわけ母との関係。その昔、群舞の白鳥しか踊ることができなかった母親からの嫉妬、また役づくりをする中で過保護な母親から離れてゆくことに対する圧力というように、つくられてきた自分から脱しようとする娘とそれに抵抗する母との戦いでもあるのです。

観てるほうもどこまでが彼女の現実で、どこまでが彼女の強迫観念の妄想なのかわからなくなります。手持ちのカメラで撮っているような映像は彼女の目線からものごとを見ているようで、ストレスや緊張、パニック状態が伝わってきます(このあたりになると、ほとんどホラーか?!)。

制作発表のときに監督が「ほとんどナタリーが自分で踊っている」とコメントしましたが、あとで替え玉のダンサーからクレームが出ててしまいましたね。たしかに、舞台初日のクライマックスである黒鳥の踊りは、メイクがばっちりすぎて素顔がわかりません。まあ、このような山場の踊りはやっぱりプロのほうが迫真の演技でしょう。

最後にぎょぎょっ!とするオチもあり・・・。

わたしはあのレベルの肉体改造と、ナタリーが純真なバレエ少女からみるみる病んでゆく様子まで、やっぱりアカデミー賞ものだと感じましたよ。(突然、ウィノナ・ライダーがいて、びっくりしました。)

涙壷度:☆ゼロ(涙なし、唖然とするばかり・・・)

彼女の強迫観念を疑似体験し、ちょっと疲労しました・・・(汗)。