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レニィーさんの初体験

ああ〜、ホントに椅子から落っこちるかと思いましたよ〜。DVDを鑑賞しながら、こんなにお腹が痛くなるほど苦笑したのははじめて。先日、Cちゃんの彼氏が中国土産で下さったDVD。お目にかかったこともないのに、私にまでこんなプレゼントを下さるなんて!、と恐縮するのもつかのま、現れたのはなんとレニィ・クラヴィッツのライヴでっせ!ジャケットは、真っ赤なライトに照らし出された超爆発頭のオニイさん。入れ墨もあらわにギターをシャウトさせてる図。どんなノイズが聞こえてくることか?(あっ、音楽なんですよね〜、これ)スゴそ〜。その彼氏さんいわく、私のイメージで選んだとか。いやはやなんとも・・・。そういえば、私のウェブ日記を読んでは「この人は男だ!!」と幾度となく断言されていたそうな(う〜ん、よく「アニキ」呼ばわりされる私としては、そう不本意でもありませんが)。だからって、このセレクト・・・。持って来て下さったCちゃんすら、「いくらなんでも、たかちゃんにこれはね〜。何考えてるんだか?」と呆れ顔。でも、案外鑑賞してみたら、何かがどうかなっちゃうかも!とドキドキする。潜在意識のディープな部分がパックリひらいちゃうとか・・・。さて、おそるおそる聴いてみることにいたしましょう。ゴクン・・・。(鑑賞編、次回に続く)

お茶の間シネマトーク「シルヴィア」

友人のお誘いで試写会へ。米国を代表する詩人、シルヴィア・プラスが30才で自らの命をたつまでの結婚生活を描いた作品です。才色兼備であることを自ら認めてしまうほどの美貌と才気にあるれたシルヴィア。そして同じく詩人であるテッド・ヒューズの才能に惚れ込んで妻となり、2児をもうけるのです。しかし、このへんからがスゴイ。やはり物書きのサガなのか、創造力がバンバンふくらんでありもしないストーリー(夫の浮気)をでっちあげ、二人の人生を次々に破壊してゆく様は手がつけられないほど悲惨そのもの。彼女の妄想を見ながら「ちょっとちょっと!何も起こってないんじゃないの?」とチャチャを入れたくなるぐらい。彼女の両親についてはほとんど描写されていないのですが、それでも彼女が父親からの愛の欠乏感に苦しめられていたのは手にとるようです。その乾いた心は、どんな愛をあたえられようとも受けとれず、まるで干涸びた大地のようにすべてを吸い尽くし、まわりをも枯れさせてしまうのです。彼女の死後与えられたピューリッツァー賞も、そんな鋭敏な感性あってこそのもの。皮肉なものです。

マーラータン、再び!

一年ぶりで、あの激辛鍋「麻辣火鍋(マーラータン)」を食してまいりました。メンツは去年同様、るんスタッフ4人組。白いスープの薬膳鍋と唐辛子が一面に浮かぶ真っ赤な地獄鍋の二色シャブシャブ。そこに、お醤油、ニンニク、胡麻ダレがついて、計八種類のお味が楽しめる計算です。初体験の去年は、刺激が強すぎて個室じゅう転がり回る大騒ぎ。しかし、今年は個室にまったくスペースがなくどうしたものかと心配したのですが、4人とも進化をとげ、白いスープには目もくれずただひたすら刺激を求めて赤い激辛に走っておりました。馴化のたまもの?しかし、予期しない刺激が突然加わると、人間とんでもない声を発するものです。ふだんは聞けないような唸り声やら雄叫びや、珍しいキャラが登場。でも、いちばんすごかったのはどうやら私らしい(まるで自覚なし)。私のとっておきの新橋ガード下おやじキャラに、一同唖然。どうリアクションしていいかわからず一瞬静まり返ってしまったのでした。ふだん抑圧(?)している人格を解き放つにはもってこいです!おかげでスッキリだわ!

人間のサガ

もうすぐ「スーパーサイズ・ミー」という映画が公開されますね。これは、監督自ら人体実験に挑むドキュメンタリーもの。「30日間、一日三食マックにあるものを食べ続ける、店員にスーパーサイズを勧められたら断らない」というルールのもと撮影しています。ご想像どうり、一ヶ月後には恐ろしい結末に・・・。末期症状の頃は、体調は最悪でも食べるとハイになるとか(おそろしい)。と、書きつつ、最近ケンタッキーのショウガ味のチキンにはまっている私(ふだん、お豆腐や納豆ばかり食べてる反動で、たま〜に無性にジャンクに走る傾向あり)この無性に食べたくなる感じは何なのでしょう?コーヒーやタバコ同様、身体によくないものは耽溺性があるような。なぜそのようなものを身体が欲するのでしょうか?人間、多少毒のあるものに惹かれるのは事実ですが。人間の中には、どうやら自己破壊的なマゾプログラミングがあるのではないでしょうかね〜。これは表現はちがっても、いつまでも被害者をやり続けて自己いじめをすることと同じなのかもしれません。

ホントに勝ってる人は、勝ち負けなんかにこだわらないかも

TVをつけると、コメンテーターが今年の流行語「負け犬」について熱く語っておりました。私は、この「負け犬の遠吠え」を読んでいないのでよく知らないのですが、「どんなに美人で仕事ができても、30代以上、未婚、子ナシは女の負け犬」というのだとか(笑)。ふむふむ。でも、そもそも自分が「勝ち犬」であるとか、「負け犬」に属している、といってしまうことじたいがすでに「負け犬」の証拠のような。だって、何にそんなにこだわって「勝ち」とか「負け」とか言っているのでしょうね?ホントに勝ってる人は「勝ち負け」という概念がたぶんないのです。そもそも、幸せであるかないかなんて人とくらべても仕方がないもので、自分に対する価値とか満足からしか得られないものです。ほんとうに自分の人生してる人は、どんな状況にいようとも自分の人生に集中していて人の生き方なんて関係ないものです。ましてや何とくらべて「勝ち負け」なのか??何を持っていようがなかろうが、結局は人とくらべることなく自分で自分にOKを出せないことには、いつまでたっても勝ったの、負けたの、と騒ぎ続けることになってしまうのでかもしれません。

たまには、ちょっとハレ気分な一日

このところ、何かと濃ゆい毎日をすごしております。サイトの「What's New」で、すでにお知らせ致しましたように、わたくしめ今年8月に文化振興会より2004年度「国際アカデミー賞」を受賞させていただきました。で、昨日は午前中に再びちょっとした式典があり、夕方からは文化振興会創立35周年パーティに出席。というわけで、二度目のおめかし、ドレスアップです。今回は、ヘアを夜会巻き風たてロールにし、メイクは自前。でも、ちょいと眉だけ描いてもらうだけで、みるみる普段着つっかけ顔が超かしこまりフォーマル顔に変身。ドレスは、ちょっとお嬢様っぽくダークワインの長袖です。そして、靴屋さんに強力にプッシュされて買った、ピンクゴールドの8cmパンプス。「げっ!こんなマグマ大使な色、大丈夫?」と不安でしたが、それが履いてみるとなかなかお似合い。いろいろ、緊張な一日でしたが、ちょっとばっかり非日常の快感にやみつきになりそうです。(また、近日中写真はアップさせていただきますね〜)ああ、楽しかった♪

そういうドレスだと思ってもらお!

あさって、ちょっとした式典&パーティがあり、珍しくちゃんとしたカッコを要求されております。その昔、丸の内OLだった時代はブランド物のスーツやワンピースがタンスの肥やしとなってうなっておりました。(いえ、「会社のロッカーの肥やし」が正しい。自室にはスペースがなかったもんで・・・苦笑)今はその影もなし。なんせ、綿パンにつっかけですから。街に出るときすら、何を着るかかなり悩みます。それなのに、フォーマルですってぇ?仲間うちの結婚披露宴も途絶えた今、ハレのお洋服なんてどこをさがしても見つかりません。あっ、一着あった!大昔に、中国で購入したチャイナドレス。当時で三千円なり。えび茶のサテンと金刺繍は、それなりのハレ感あり。で、で、でも、この腿のあたりまである左右のスリット!足がチラリと見える程度はそれなりに色っぽいでしょうけど、今の私の体型から考えるとニョッキリ出っぱなしになること必至!はたして、世はこれを許すだろうか?!

快感のワナ

かなり妖しい表題になってしまいましたが、私たちは身体をはってまでも「被害者で可哀相なわたし」をやることに生き甲斐を感じている、と以前も書きました。しっかし、今なお巧みにあの手この手で「被害者」をやり続けようと企んでいる自分に気づき、愕然。じつは、あることから友人のかなり不誠実な態度が明るみに出てしまいました。それが十数年も前の出来事にもかかわらず、一気に怒り爆発、と同時に、被害者気分にど〜っぷり。「うっそ〜、ひどすぎる!」といろんな感情が噴出し、責めたいし謝ってほしいし。でも考えてみれば、今現在はお互い信頼しているいい間柄。いきなり過去を謝れ!といわれても、過去の相手にしろ私にしろ、今はどこを探してもいない。十数年前の私が別人のように、その人だってもう別人だ。そのことで、今の私が不幸ならともかく、神様に感謝いっぱいの毎日だし。こんな遠い過去のことをほじくり出してまでも、まだ被害者気分を楽しみたいらしい自分になかば呆れております。それぐらい、悲劇のヒロインは魅力的だし、ドラマチックだし、人の同情をおもいっきり浴びられるし、サディスティックに相手のことをじわじわといじめられる快感もあり、かなりオイシイのです。あ〜あ、疲れるおあそびはこのへんにして、しっかり目をさまして先に進むのだっ!

ちょっとステキな1ページ、お楽しみに!

「るん・サイト」のリニューアル(12月1日予定)に向けて、バッタバッタしております。12月1日には、みなさまにひとつウレシイご報告ができる予定です。すでに、知る人多数ですが・・・。なんだ?なんだ?(あっ、で、でも、みなさまが考えているようなこととはちょっと違うかもぉ・・・・)そんなわけで、ちょっと「ネコの手」状態ですので、きょうは早々に退場させていただきます。それでは、みなさまごきげんよう。サササッ・・・・。

お茶の間シネマトーク 「Lux の法則」

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ペネロペ・クルス、シャーリーズ・セロン。この三人の女優さんに共通する点は何でしょね?・・・Lux のコマーシャル?そうです、歴代の Luxさんたちです。でも、もうひとつあります。三人とも Lux 後、超ゴージャス、すこぶるフェミニン路線をいっきにぶち壊す作品で大ウケしていること。キャサリンさんは、あの「シカゴ」でドスのきいた図太い姉御、「アメリカン・スウィートハート」で恐ろしく根性悪のお姉さんを演じ、ペネロペさんも「ウェルカム.ヘヴン」で外見は女性のオッサン役を堂々のガニマタで演技してました。そして、シャーリーズさんにいたっては、「モンスター」見ました?すごいアバズレ度、五つ星ものです。グゥネス・パルトロウが超おデブな役をやったときは、真のおデブちゃんとどこかちがうぞという感がありましたが、この「モンスター」は見てて誰だったかわからなくなっちゃう。セミヌードのシーンなんて、あまりのでデブデブダブダブぶりに拍手しそうになってしまいました。次の Lux のキャラクターは誰かしらん?