るん セラピーレクチャーCDシリーズ
セラピストたかちゃんのレクチャーCDシリーズ「気づきと癒しのTeaTime」。
私たちはこの人生を楽しむためにやってきました。 もっともっと楽しんで輝いて生きるために、人生からたくさんの喜びと楽しさをうけとるヒントをあたなに!
![]() |
![]() |
|
Vol.1 自分に自信を持つ 8,400円 |
Vol.2 豊かになる 8,400円 |
るん セラピーレクチャーCDシリーズ
セラピストたかちゃんのレクチャーCDシリーズ「気づきと癒しのTeaTime」。
私たちはこの人生を楽しむためにやってきました。 もっともっと楽しんで輝いて生きるために、人生からたくさんの喜びと楽しさをうけとるヒントをあたなに!
![]() |
![]() |
|
Vol.1 自分に自信を持つ 8,400円 |
Vol.2 豊かになる 8,400円 |
色とりどりのかわいい飴をいただきました。
昔懐かしいビンに入っています。
その後も、お菓子が続々到着。
そうです!きょうは「雛まつり」。いただきもののお菓子に舌鼓を打ちつつ、桜餅を買ってくるのをすっかり忘れました(でも、いつでもあるね!)。
2/27日の日曜日は、はるばるハマにて講演会をしてきました。菜の花に彩られた房総半島の風はふんわり暖か。とてもいいお天気に恵まれました。
会場は「サンライズ九十九里」という海に面したセミナールームです。ロビーでは、こんなにたくさんのお雛様がずら〜りお出迎えしてくれましたよ。
さて、今回は二十年来の友人である池間夫妻プロデュースの「なるほど!おもしろ心理学講座 Vol.1」。テーマは「わかっているけどやめられない」です。
もし頭で計画したとおりの自分だったらさぞ素晴らしい自分になっているでしょうが、なかなかわたくしごとながら言うことをきいてくれない自分がいますよね。じつは、わたしたちはほとんど無意識に突き動かされて生きている動物なのです。だから、よくよく意識していないと、結局は過去の繰り返し、「わかっちゃいるけど、やめられない!」になってしまいます。やすやすと幼い頃の心のプログラミングに支配されてしまうのです。なので、ふだん自動的に出てくる感情も「今」の自分のものではなくって「過去」の幼い自分のものであることを知らなければなりません。そのことを知り意識しながら生きることによって、過去のプログラミングに惑わされずに生きられるようになるのです。
また、わたしたちのなかには、そんなプログラミングを解除したいという無意識の思いがあります。だから、役にたたないプログラミングを日常の自分の現実に投影させて自分自身に手放すための気づきを与えているのです。「ほら!こんないらないものがあるよ」って。しかし、困ったことにわたしたちはそれを他(他人や自分のまわりの出来事)からやってきたものと見なして、すっかり被害者になりかわろうとします。すると、自分の心の中のガラクタが外に写し出されたということをすっかり忘れて、それと真剣に戦ってしまうのです。ふだんの生活の中で自分がネガティブな反応を起こすものに対して、「自分」が責任をとる、決して被害者にならないことが大切です。
そして、「あいつが悪い!」という被害者・犠牲者意識を手放すことによって、はじめて自分の手のなかに本来の自分のパワーを取り戻すことができます。しっかりと自分の心のがらくたと向き合うことにより、わたしたちはより自分の人生がスムーズに流れて、コントロールしやすくなることに気がつくのです。
そんなあれこれを、簡単な気づきのワークとイメージングをまじえながら、一時間半ほど楽しくお話しさせていただきました。
♪ ご参加の皆さまからは、こんなご感想をいただきました ♪
・潜在意識のお話や、自分にパワーがあることを聞いて、問題解決の時に考え方を変えてみようと思いました。また、問題が起こった時に過去の感情によってパニックが起こると知り、今度は冷静で対処できるのではと思いました。(30代 女性)
・新規におこした事業がなかなかうまくいかない中、今回のセミナーで少し気持ちが楽になりました。ありがとうございました。(50代以上 男性)
・人の嫌な部分は自分の中にある。(前は受け入れられなかったのですが今回は受け入れることができました。)
理解できない人の気持ちを推しはかる。(今の私には絶対必要なこと) (50代以上 女性)
・イメージの世界を体験できたこと。 (20代以上 男性)
・今までこのようなセミナーに参加したことがなかったので新鮮でした。
・内容的にあまり深く理解出来ていない自分がありますが、楽しいエネルギー・ワクワクしたイメージをもって意識をたかめていこうと思いました。ありがとうございました。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
ご参加くださったみなさま、楽しいひとときをありがとうございました。
そして、講演会開催まで一ヶ月をきっているような状態で「たかちゃん!セミナーやろう」と言ってくださった勇敢なる有言実行の人、池間夫妻、そしてサポートしてくださったのりちゃんと森内くん、たくさんのパワーをありがとうございました!
スタッフSちゃんちのトム。
歌ってます♪可愛い!
(週末に歌わせたそうです。)
こんな歌を歌っているトムも。
♪幸せなら手を叩こ♪で張り手をされ、♪足ならそ♪では踏みつけられ・・・かなり悲惨なトムですが、トムの歌が耳から離れずちょっとやみつき状態(笑)。
スタッフミーティングです。
話し合いのお題目がいろいろあり、今回はおいしいものは棚上げ。電子機器のつながる恵比寿のラ・ボエムにやってきました。
結局、いつものようにワインの瓶がカラになり、しっかりデザートまでいただき、お仕事もあらかたかたずいてミーティングもお開き・・・というとき。SちゃんがやおらとりだしたiPadのアプリ、「Talking Tom」で超盛りあがってしまいました。腹筋ケイレン、爆泣き状態の大笑い。ああ苦しい・・・。
これが、問題のそのTomです。
Tomはわたしたちが話しをしていると、こんなポーズでじっと聞き耳をたてているかと思うと、やおらわたしたちになりきって、わたしたちの話しをぜ〜んぶ早口でリピートしはじめます(リピートするというよりも、彼がわたしになりきってる感じ)。その話し方がなんというか、ちょっと小憎らしくってこっけいでおかしすぎる。わたしの声だとヘリウムボイスっぽくなり、Yちゃん(男性)の声だとオヤジっぽくなる。そう、あの「楽しんご」のようにコロリとアイデンティティが変わるのです。
ノドのところを撫でてあげると、ガルルル・・・と猛獣のごとくドスのきいた声を発し、ノドもとを指で突くとのけぞって奇声を発します。これはちょっと可哀想。
この子にわたしのヒプノCDを聴かせたら、わたしのかわりにセッションやってくれるわけです。ただし、かなり小生意気で不思議な声のセッションとなりますが・・・(一気に信頼を落とすな〜)。
ほんとにトムはおかしくって可愛くって小憎らしくって・・・三人で涙を流しておなかがよじれる大笑いのひとときでした(トムがいつまでも答えるから、終わらな〜い!)。
ここ数日、暖かい日が続いていますね。
そうなると”水ぬるむ春”で、ゲンキンにもお水を使って雑巾がけがしたくなります。それも、”今”すぐ! いてもたってもいられない感じで、今すぐにさっぱりしたいのです。
そこで、仕事の合間をみて小坊主さんのように床に這いつくばって雑巾がけ開始!(先日負傷したヒザがまだ痛みます。)
ふと床から目をあげるとテーブルの上に書類が積み上がっています。それがどうしても気になるのです。そこで急遽こちらを優先して、ファイリングに転向。
せっせ、せっせとファイルして・・・よし、ファイリング完了!さて、雑巾がけ続行・・・・と思ったのですが、なぜかすでに小坊主さん気分はすっかり萎えておりました。
どうやら、いてもたってもいられないさっぱりしたい感じは、床の雑巾がけではなくって、テーブルの上に雑多に積み上げられた書類の何が何だかわからないゴチャゴチャ感から発せられていたようです。なので、今やテーブルの上が片付いたら気分はさっぱり、あとはどうでもよくなってしまいました(笑)。
ということで、春の雑巾がけは床面積1メートル四方をぴかぴかにして終了となったのでした(笑)。
気分がもやもやするときには、きっとどこかに未完了、未知なる感じのものが放置されているのだと思います。そこだけ片付いちゃうと、あんがいとてもすっきりさっぱり感が味わえるようです。
抵抗している自分の一部は、さっさと自分から切り離されて潜在意識にためこまれます。
この場合、「まどろっこしく」「くどい」というカッコよくない自分に耐えられなかったからこそ、その部分を切り離して心の闇に葬り、なかったことにしたのです。そして、それ以降はそんな自分がいたことすらすっかり忘れ、まったく反対のキャラクターであるテキパキ、打てば響く自分を演出し、それこそが本当の自分だと信じてきたのです。
そう話すと、A子さんは涙をポロポロこぼしながら、「十歳ほど年の離れた兄と姉に、いつも必死で話しをしていた。彼らはわたしが一生懸命話してもまったく理解してくれなかったし、そのうえバカにしはじめたり意地悪だった」と思い出しました。彼女は理解してほしいと話せば話すほど、まどろっこしくなる幼い自分をバカみたいに感じて恥じ、またそれによってどんどん機嫌が悪くなり意地悪になってゆく兄と姉を憎み、そういう不器用な自分さえも恥じていたのです。
同僚二人の中に見えたのは、葬り去ったものの、まだうずいている自分の中の古いキズそのものだったのです。
この場合、ふたりの同僚(男女)にすっぽりと兄と姉の役柄をかぶせていたわけです。A子さんは実際の二人の同僚の真の姿を体験することなく、兄と姉へのキズをすっぽりかぶせて彼らを見ていたのです。だから、この二人がとても意地悪に感じるし、二人といると自信はなくなり、気持ちが不安定になってくる。自分がどんどん無力に感じられて、その頃の小さな女の子に退行してしまっていたのです。「異動になってからイラつく、情緒不安定になる」というのはこれが原因だったわけですね。
何が起っていたのか理由を知るだけでも、もう解放が始まっています。そして、「ああ、まだこんな自分がいたんだね」と抵抗せずに認めて受け入れてあげることによって、抵抗して切り離されていた自分の一部が「反抗するのをやめて」自分の中に戻ってきます。いろんな感情を引き起こして暴れていた自分の一部が、気づいてもらって受け入れられておとなしくなるのです。
A子さんいわく、「この部署にきてから、まるで人が変わったみたいと言われていました。前みたいなパワーがなくなって、おとなしくて静かになっていたのですよね」と。この二人の同僚を兄と姉にみたててしまっていたので、二人と一緒にいると十歳上の兄と姉に抑圧されているように苦しくなってしまったのです。(実際、十歳違いだと、考え、腕力、口でもまったく歯がたちません。当時のA子さんは自分らしさを失っていたのだと思います。)
その兄と姉に抑圧されていたこども時代、A子さんは傷ついたすえにどのようなことを心に決めてしまったのでしょう?何が現実だと決心したのでしょう?(このこども時代に心の傷から決めたことは、パワフルな「信念」となり一生を通してその人の人生を支配します。まさに、三つ子(おさな子)の魂、百までですね。)
兄、姉との心の痛みによってA子さんの心の深いところで決めていたことは、「わたしなんていないほうがいい。誰もいないんだ。わたしはひとりぽっちだ」という心の叫び。それが、しっかりと潜在意識に刻み込まれていたのです。
このような無意識の中に隠された「信念」はとてもパワフルな威力をもちます。このままでは、まわりに愛があふれていても、いくら愛されようともまったく気づくことがなくひとりっぽちの人生になってしまいます。わたしたちの人生は、頭で考えていることよりもこうしたこどもの頃に刻み込まれた無意識の信念につき動かされているものなのです。
もちろん、この「ひとりぽっち」信念はすみやかに除去され、「愛し愛されている」信念におきかえましたよ〜。・・・サッパリした〜!と笑顔をとり戻したA子さん。
キズを手放す準備ができたとき、宇宙はちゃんとキズが浮上する場面を用意してくれます。それは、「もう自分を隠しながら生きる必要はない。そのキズの存在を認めて、自分の中に統合して終わりにしましょう。そして、ありのままの自分で生きなさい」ということなのです。丁寧な言葉遣いでもコミュニケーションがうまく成立しなかったのは、まさに彼女に本当の自分で生きなさいというメッセージだったのですね。A子さんの高い意識はさらなる魂の成長を求めて、「異動」と「男女ふたりの同僚」をセットアップし、それを利用して自分の足をひっぱるいらないプログラミングを消去する手伝いをしてくれたのでした。まさに、成功、うまくいきました。(^O^)/パチパチ!
セッションの翌日、A子さんからメールが届きました。
「あの男性同僚はお菓子をくれ、味方になり、女性のほうも優しくなりました!!!!!すごいね!!!o(^-^)o人間て、ほんとに面白いですね。マインドひとつで人生が変わるなんて!!周りまでも!!まさかあの二人が味方になる、仲間になるなんて。相思相愛っていいね〜(^^)ららら〜♪♪♪」
よかったね〜、A子さん。(^_^)v
抵抗している自分の一部は、さっさと自分から切り離されて潜在意識にためこまれます。
この場合、「まどろっこしく」「くどい」というカッコよくない自分に耐えられなかったからこそ、その部分を切り離して心の闇に葬り、なかったことにしたのです。そして、それ以降はそんな自分がいたことすらすっかり忘れ、まったく反対のキャラクターであるテキパキ、打てば響く自分を演出し、それこそが本当の自分だと信じてきたのです。
そう話すと、A子さんは涙をポロポロこぼしながら、「十歳ほど年の離れた兄と姉に、いつも必死で話しをしていた。彼らはわたしが一生懸命話してもまったく理解してくれなかったし、そのうえバカにしはじめたり意地悪だった」と思い出しました。彼女は理解してほしいと話せば話すほど、まどろっこしくなる幼い自分をバカみたいに感じて恥じ、またそれによってどんどん機嫌が悪くなり意地悪になってゆく兄と姉を憎み、そういう不器用な自分さえも恥じていたのです。
同僚二人の中に見えたのは、葬り去ったものの、まだうずいている自分の中の古いキズそのものだったのです。
この場合、ふたりの同僚(男女)にすっぽりと兄と姉の役柄をかぶせていたわけです。A子さんは実際の二人の同僚の真の姿を体験することなく、兄と姉へのキズをすっぽりかぶせて彼らを見ていたのです。だから、この二人がとても意地悪に感じるし、二人といると自信はなくなり、気持ちが不安定になってくる。自分がどんどん無力に感じられて、その頃の小さな女の子に退行してしまっていたのです。「異動になってからイラつく、情緒不安定になる」というのはこれが原因だったわけですね。
何が起っていたのか理由を知るだけでも、もう解放が始まっています。そして、「ああ、まだこんな自分がいたんだね」と抵抗せずに認めて受け入れてあげることによって、抵抗して切り離されていた自分の一部が「反抗するのをやめて」自分の中に戻ってきます。いろんな感情を引き起こして暴れていた自分の一部が、気づいてもらって受け入れられておとなしくなるのです。
A子さんいわく、「この部署にきてから、まるで人が変わったみたいと言われていました。前みたいなパワーがなくなって、おとなしくて静かになっていたのですよね」と。この二人の同僚を兄と姉にみたててしまっていたので、二人と一緒にいると十歳上の兄と姉に抑圧されているように苦しくなってしまったのです。(実際、十歳違いだと、考え、腕力、口でもまったく歯がたちません。当時のA子さんは自分らしさを失っていたのだと思います。)
その兄と姉に抑圧されていたこども時代、A子さんは傷ついたすえにどのようなことを心に決めてしまったのでしょう?何が現実だと決心したのでしょう?(このこども時代に心の傷から決めたことは、パワフルな「信念」となり一生を通してその人の人生を支配します。まさに、三つ子(おさな子)の魂、百までですね。)
兄、姉との心の痛みによってA子さんの心の深いところで決めていたことは、「わたしなんていないほうがいい。誰もいないんだ。わたしはひとりぽっちだ」という心の叫び。それが、しっかりと潜在意識に刻み込まれていたのです。
このような無意識の中に隠された「信念」はとてもパワフルな威力をもちます。このままでは、まわりに愛があふれていても、いくら愛されようともまったく気づくことがなくひとりっぽちの人生になってしまいます。わたしたちの人生は、頭で考えていることよりもこうしたこどもの頃に刻み込まれた無意識の信念につき動かされているものなのです。
もちろん、この「ひとりぽっち」信念はすみやかに除去され、「愛し愛されている」信念におきかえましたよ〜。・・・サッパリした〜!と笑顔をとり戻したA子さん。
キズを手放す準備ができたとき、宇宙はちゃんとキズが浮上する場面を用意してくれます。それは、「もう自分を隠しながら生きる必要はない。そのキズの存在を認めて、自分の中に統合して終わりにしましょう。そして、ありのままの自分で生きなさい」ということなのです。丁寧な言葉遣いでもコミュニケーションがうまく成立しなかったのは、まさに彼女に本当の自分で生きなさいというメッセージだったのですね。A子さんの高い意識はさらなる魂の成長を求めて、「異動」と「男女ふたりの同僚」をセットアップし、それを利用して自分の足をひっぱるいらないプログラミングを消去する手伝いをしてくれたのでした。まさに、成功、うまくいきました。(^O^)/パチパチ!
セッションの翌日、A子さんからメールが届きました。
「あの男性同僚はお菓子をくれ、味方になり、女性のほうも優しくなりました!!!!!すごいね!!!o(^-^)o人間て、ほんとに面白いですね。マインドひとつで人生が変わるなんて!!周りまでも!!まさかあの二人が味方になる、仲間になるなんて。相思相愛っていいね〜(^^)ららら〜♪♪♪」
よかったね〜、A子さん。(^_^)v
本日のA子さんのご相談は、「最近、突然泣きたくなったり、感情がとても敏感です。それに、異動で憧れの仕事についたものの、二人の同僚にイラついてばかりで苦しい」とのこと。
なるほど、なるほど。一日のほとんどの時間を過ごす職場で精神状態が悪いのは、人生の大きなロスになりますよね。
まず、仕事でイラつく状況について調べてみることにしました。
新入りでまだわからないことだらけなのA子さん。「わからなかったら、なんでも聞いて!」という同僚二人(男女)に質問するのですが、その答えは「まどろっこしく」「くどい」そうで、そのうえ意地悪。彼女は聞いているとイライラしてしまい二人へ嫌悪感がつのってゆくそう。
それでは、コミュニケーションレベルで何か起きているのか実際の場面を調べてみました。いったい、どんなふうに話しかけているのでしょうか?わたしがA子さん本人になり、A子さんに会社の同僚になってもらいます。そして、わたしがいつもA子さんが使っている言葉で、同僚役のA子さんに話しかけてみました。
(おずおずと)「あの〜・・・、お忙しところ大変すみませんがちょっと教えていただけますでしょうか・・・」とわたし。この言葉は、彼女のキャラとは違いかなり下手でかなり丁寧な言葉遣いです。
その後、「そう話しかけられてどんな感じでした?」と同僚役のA子さんに感想を聞いてみました。
「ん〜・・・なんかイラっとくる・・・」とA子さん。
そうなんですよね。文字にすると丁寧で何の問題もないセリフに聞こえますが、実際の場面にあてはめてこの言葉を使ってみると丁寧さ、気の遣い方、下手に出る感じがイラっとくるのです(あくまでも、この場面での話しです。他の方が他の場面で使ったらなんの問題もありません)。
まるで腫れ物にでもさわるようなこわごわした話し方。「おもわず、何なんだよ〜!」と言い返したくなります。人は卑屈だったり、怖がられていたり、バカ丁寧だったりする態度にはムカっときて、そんなに下手に出ているなら・・・とその相手をいじめたくなるものなのです。(そうなんですよ〜。結局は被害者のようにみえる自分の態度が相手の反応の呼び水になっているのです。)
そこでA子さんに、「この丁寧さは相手の神経を逆撫でするので、ここはA子さんらしく”明るく、軽く、さわやかに”聞いてみましょうよ。”すみませ〜ん!わからないので教えてくださ〜い!” これでOKだと思いますよ」と提案してみました。
A子さんも、まったく自分らしくなくなっていた自分に気づきました。まったく別物になっていたのですね。よし、今後はなんの小細工もやめよう!素のままの自分でいよう!と自分にOKを出すことができました。
さて、次のステップです。「二人に対して嫌悪感がつのってゆく」・・・とのこと。
はい!この場合は、心理学の基本中の基本、「投影」の原理が働いています。外側に見えるいいモノもいやなモノも、すべて自分の一部。そこで、彼女にきいてみました。
相手が「まどろっこしく」「くどい」のが許せないというA子さんに、「小さい頃、何か言おうとすればまどろっこしくなってしまう自分を恥じていたときはある?もう、そんな自分でいるのはやめようって思ったことはある?」と。
「まわりに見えるものはすべて自己の反映」であると知っている彼女は、「この二人は自分の反映かもしれない」とも思ってみたそうです。でも、こんなイヤなやつが自分であるはずがない・・・とすぐにその考えを却下したとか。そうですよね、自分自身が自分が嫌悪している人であるはずがない・・・と誰もが思います。さて‥‥‥ほんとうにそう?でしょうか。
(その2に続く)
本日のA子さんのご相談は、「最近、突然泣きたくなったり、感情がとても敏感です。それに、異動で憧れの仕事についたものの、二人の同僚にイラついてばかりで苦しい」とのこと。
なるほど、なるほど。一日のほとんどの時間を過ごす職場で精神状態が悪いのは、人生の大きなロスになりますよね。
まず、仕事でイラつく状況について調べてみることにしました。
新入りでまだわからないことだらけなのA子さん。「わからなかったら、なんでも聞いて!」という同僚二人(男女)に質問するのですが、その答えは「まどろっこしく」「くどい」そうで、そのうえ意地悪。彼女は聞いているとイライラしてしまい二人へ嫌悪感がつのってゆくそう。
それでは、コミュニケーションレベルで何か起きているのか実際の場面を調べてみました。いったい、どんなふうに話しかけているのでしょうか?わたしがA子さん本人になり、A子さんに会社の同僚になってもらいます。そして、わたしがいつもA子さんが使っている言葉で、同僚役のA子さんに話しかけてみました。
(おずおずと)「あの〜・・・、お忙しところ大変すみませんがちょっと教えていただけますでしょうか・・・」とわたし。この言葉は、彼女のキャラとは違いかなり下手でかなり丁寧な言葉遣いです。
その後、「そう話しかけられてどんな感じでした?」と同僚役のA子さんに感想を聞いてみました。
「ん〜・・・なんかイラっとくる・・・」とA子さん。
そうなんですよね。文字にすると丁寧で何の問題もないセリフに聞こえますが、実際の場面にあてはめてこの言葉を使ってみると丁寧さ、気の遣い方、下手に出る感じがイラっとくるのです(あくまでも、この場面での話しです。他の方が他の場面で使ったらなんの問題もありません)。
まるで腫れ物にでもさわるようなこわごわした話し方。「おもわず、何なんだよ〜!」と言い返したくなります。人は卑屈だったり、怖がられていたり、バカ丁寧だったりする態度にはムカっときて、そんなに下手に出ているなら・・・とその相手をいじめたくなるものなのです。(そうなんですよ〜。結局は被害者のようにみえる自分の態度が相手の反応の呼び水になっているのです。)
そこでA子さんに、「この丁寧さは相手の神経を逆撫でするので、ここはA子さんらしく”明るく、軽く、さわやかに”聞いてみましょうよ。”すみませ〜ん!わからないので教えてくださ〜い!” これでOKだと思いますよ」と提案してみました。
A子さんも、まったく自分らしくなくなっていた自分に気づきました。まったく別物になっていたのですね。よし、今後はなんの小細工もやめよう!素のままの自分でいよう!と自分にOKを出すことができました。
さて、次のステップです。「二人に対して嫌悪感がつのってゆく」・・・とのこと。
はい!この場合は、心理学の基本中の基本、「投影」の原理が働いています。外側に見えるいいモノもいやなモノも、すべて自分の一部。そこで、彼女にきいてみました。
相手が「まどろっこしく」「くどい」のが許せないというA子さんに、「小さい頃、何か言おうとすればまどろっこしくなってしまう自分を恥じていたときはある?もう、そんな自分でいるのはやめようって思ったことはある?」と。
「まわりに見えるものはすべて自己の反映」であると知っている彼女は、「この二人は自分の反映かもしれない」とも思ってみたそうです。でも、こんなイヤなやつが自分であるはずがない・・・とすぐにその考えを却下したとか。そうですよね、自分自身が自分が嫌悪している人であるはずがない・・・と誰もが思います。さて‥‥‥ほんとうにそう?でしょうか。
(その2に続く)
〒153-0061 東京都目黒区中目黒1丁目3-11-1005 Tel 03-3719-6414
nakameguro Meguro-ku, Tokyo 153-0061
© 2022 office-lun.com All rights reserved.