「口がしょっぱい!」と言って、ゴハンの約束をキャンセルしてきた友人。聞け
ば、肝機能に障害があるときに起きる症状らしい。
仕事を休んでそれ専門の(おそらく味覚障害の)お医者さまに診てもらうべく病院
に行ったそうな。すると、すでに一時間半待ち。で、彼女は呼び出しを頼んで病院
を離れた。
で、何をしたか・・・。あっぱれ、彼女は突然ひらめき「おひとり様カラオケパーティ」をするべくカラオケ屋さんに向かったのです。
まんまとお部屋は空いていて、もともとお歌が好きな彼女は絶好調。延長しようか
とさえ思ったとか。しかし、我に返り一時間でチェックアウト。そして再び病院へ。
病院での診断は、なんと「高血圧」(高血圧で味覚障害?)。すぐさま彼女は血圧
を計られることになり、かなりあせった。カラオケで熱唱のすえ(彼女いわく、血
管が切れそうなほど声をはりあげたとか・・・)血圧があがっていることはもちろ
ん、それだけではない。なんと、彼女は気持ちよく歌いながらビールまで飲んでいたのです(はっはっは!)。
で、センセは所見どうりの高血圧である結果に満足し(そのはずですわな)、彼女
はもともと低血なのに血圧をあげる薬を処方され、「待ってる間に、カラオケ&
ビールしました」とカミングアウトもできず、「高血圧」用の薬を手に家路についたそうです。
この話しを聞いて、わたしはおかしくておかしくて!だって、せっかく仕事休んで
まで病院行って、待ち時間の潰し方がコレです。そして、(おそらく)見当はずれの診断・・・。
でも、思ったのです。彼女がわたしのお友だちでよかった〜って。やっぱり、この
ぐらいコワレていて欲しい!こういうレベルのこと、昔はわたしもよくやっていた
な〜と・・・。最近かなりチンマリまとも(だと本人は思っている)になってし
まっている自分をかなり反省したのでした(しかし、この話をきいて反省していることじたい、すでにおかしい?!)。
やっぱり人生、アソビがなくっちゃね〜。
ところで、彼女の味覚障害はどうなったのだろ〜?