テノールってどんな声?
「テノールの歌い手さんをじっくり聴く」、という機会はなかなかありません。
今回は、テノール歌手の大川信之さんと、ドゥ・マルシェというアコーディオン&バイオリンユニットとのコラボレーション、そのうえお食事つきの音楽会。
お招き下さった歌姫Mちゃんいわく、「上手なテノールの声は、まるで鈴をころがすよう」だとか。「彼の声はホ〜ントにきれいなのぉぉ〜 (*^^*)」と超ベタぼめ。
それなら、ひと安心。なぜなら、わたしたちのテーブルは最前列ど真ん中の至近距離。じつは、「目の前で声をはりあげる男性テノールのド迫力にどこまで耐えられるか・・・」と内心どきどきしておりましたよ。
前半は、ラテンもの、そしてお食事をはさんで後半は日本の歌。声楽のうんぬんはよくわかりませんが、たしかに軽やかで透明なお声の持ち主です。テノール歌手のイメージが変わりましたよ。わたしは、アコーディオンのMiyackさんの情熱的な演奏も気に入ってしまいました。
友人のMちゃんは、わたしと話すときは「だがじぁ〜ん」と、もれなく全部に濁点をつけてくださるのですが、歌っている声の美しさといったら!はじめて聴いたときは椅子からころげ落ちそうになりました。そして、この大川さんと会話しているときにも、なぜだか麗しいお声が出るようです(笑)。
というのも彼女、大川さんのファンであり、秋には自身の演奏会で彼をゲストに迎え、な〜んと「オペラの恋の場面」ばかりを集めて歌うとか。「きゃあ、キスシーンもあるの?!」「このさいだから、思いっきりやりたいことやっちゃえば!」とちゃかすわたし。秋に向けて、さらにつややかなお声になることでしょう。(^_^)v ふだんは「オヤジ連盟」のわたしたちですが、Mちゃんのこの秋の変身が楽しみですわ♪