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気づきの日記 「”それ”は悩んでいる♪」その1

フラれちゃったり、大失敗したり、リストラされたり・・・で、「ああ、もうつらい、悲しい」「不安で不安でしょうがない」「こんなわたしなんて・・・いっそ、死んじゃいたい」

そんな状態でセッションにいらしたクライアントさんに、小さなぬいぐるみをそっと渡すことがあります。

キョトンとするクライアントさんに、「では、その子を今のあなただと思って、感じている気持ちを表現させてあげましょう。できるだけ感情をこめて、ボディーランゲージもつけてわたしに話してくれますか」

はじめはためらいながら、徐々にぬいぐるみと一体化するクライアントさん。「・・・じつは〜、昨日、突然彼に別れるって言われちゃって・・・。まるで心臓をつかまれたように苦しいし、悲しいし、息ができなくて・・・。ただただ涙がでて・・・」とうなずかせたり、手足をバタバタさせたり、腹話術師のようにぬいぐるみにお喋りさせます。そして、「そうですか〜。その子はそんなふうににショックを受けているんですね」「その子はもうダメだと思っているんですね」とわたし。

しばし続けていると・・・。

この段階で、すでに深刻さから抜け出して不思議と痛みがうすらいだり、あるいはまるで他人ゴトのように客観的にながめていたり、はたまた突然おもしろおかしくなっちゃったり、ハタと気づきがやってきたりするクライアントさんもいます。

「ああ、この人、こんなに苦しんでいるんだ〜って、客観的に見ている”もうひとりのワタシ”に気がつきました。じつは、苦しんでいるのは自分じゃないような・・・。自分の考えってゆうか・・・アタマってゆうか・・・堂々めぐりするセリフってゆうか」とクライアントさん。そう、わたしたちの中には、いわば、このぬいぐるみのような存在が住んでいて、”それ”はつねに文句を言ったり、新しい現実におびえたり、抵抗しては大騒ぎをしているのです。

苦しんだり悩んでいるとき、それをしているのは、じつはワタシの「エゴであり思考」。悩んでいるのは「ワタシ」なんかじゃない。こうして客観的に「おお、こんなに苦しんでいるぞ・・・・」とながめているのがホントの自分自身です。

でも、あまりにもエゴや思考とひとつになってしまうと、悩んでいる状態こそが「本当の自分!」「わたしが悩んでいる」と勘違いしてしまいます。そして、だんだんとエスカレートしてゆき、自分が痛みに食べられたようにまったく無力になってしまうのです。完全に悩みに征服されちゃった状態。自分が悩みそのものだと思ってしまいます。

(その2へ続く・・・)

ご機嫌とってます・・・

ご機嫌とりがむずかしい飲みもの。それは、わたしにとっては紅茶。

珈琲はペーパードリップでささっと落としてもお湯があつあつなら、まあ、なんとかおいしい珈琲になるものです。が・・・紅茶はそうはいかない。ちょっとでも軽く扱われると、えらくおヘソが曲がります。さすが英国貴族に愛された飲みもの、プライドが高いのです。

そして、お茶をいれる人の心理状態を的確に写しだしてくれるのも、紅茶。紅茶にはウソがつけない。

ポットをあたためて、沸騰したてのお湯を使ったとしても、乱暴にお茶っ葉の上からお湯を注ごうものなら、アララ、いっぺんにご機嫌ななめ。香りなんてどこへやら、苦い、渋い。紅茶が怒ってしまったのか、はたまたせっかちなワタシ丸出しなのか・・・。

だから、温めたポットに熱湯を入れたら、お茶の葉を上からやさしくぱらぱらと、まるでぽっとの表面に浮かせるような気持ちで入れてあげるのです。そして、ちゃんとおくるみにくるんで、葉っぱが自分のペースでゆっくりと降りてゆけるように辛抱強く待ってあげる。お湯の中をふらふら、ゆらゆらとただよってゆくのを、ゆすったり、混ぜたり決して邪魔しちゃいけません。少し長めの時間をとって、ちょっと濃いいかなというぐらいまで待つ。すると、けっして苦くはならずいい香りと色をだしてくれます。

日本でサーブされる紅茶は、だいたい色が薄すぎ。まるでお白湯です。イギリスで紅茶を飲むと、しっかりと濃いい紅茶がほんとうに美味。中近東のお茶にいたっては、かなり濃いものにお砂糖をどっぷり入れて飲みますよね。だから、時間より長めに、紅茶の渋みが少しはでるぐらい、これがいちばんおいしい!色もちゃんと紅色になります。

と、わたし流紅茶のうんちくをいろいろと述べましたが、じつはこれはポットにお茶を入れて6分ほど待っている間に書きました。おっ、いい色になっております。紅茶は必ず、あつあつのうちにいただくこと。これはイギリス人に習いました。

では、冷めないうちにいただきま〜す♪

Date with ゴーギャン

お友だちとのランチデートがキャンセルになったので、かわりに・・・といってはなんですが竹橋でゴーギャンとデートしてきました♪

お堀端を歩くと、どこか秋の匂い。緑もめっきりトーンが落ちつき、色づきはじめるのも間近のようす。

ゴーギャンの自画像を見るなり、「あら!俳優のドナルド・サザーランドに瓜ふたつ!」。それもそのはず、むかし「ゴーギャンの夢」という映画で彼がゴーギャン役をやっていたんでした。基本的にお顔が似ています。

ゴーギャンは株の仲買人から、ピサロに触発されて34歳で画家に転身した方。なので、初期のフランス片田舎の風景は、ふんわりタッチでピサロそのもの!やっぱり好きだと似ちゃうのね。

ところが、衝動にしたがってタヒチに渡った頃から、魂に目覚めたのでしょうか。俄然、作品にパワーが漲ってきます。それまでになかった、すごい生命力。まるで別人・・・というか、誰かが憑衣したというか、まあ「ほんとうの自分」になっちゃったのでしょう。

しかし、当時の他の画家さん同様、生前はまったくうだつがあがらず認められなかった人なのです。

ゴーギャン=タヒチのイメージしかなかったので、初期の風景画から徐々にその才能が花開いてゆく様子は「なるほど〜」と興味深かったのでした。

おっかいもの♪

仕事が終わった夕方、ぶらりと代官山を徘徊するのが楽しい季節となりました。

以前は地元に興味がなく、わざわざ電車で遠征したものですが、最近はめっきりジモチーです。それも、小ギャル御用達系のお店をのぞくのが趣味♪

あっちのお店で立ちどまり、またこっちのお店でひっかかり、あれこれ物色。・・・一日せめて五千歩を目標としているのですが(少ない?)、これじゃ歩行距離あがったりです。

さて、昨日の収穫。

きらきらビースでびっしり埋めつくされたキュートなマトちゃんキーホルダー。これは、カンペキ衝動買い。その罪悪感からか(?)、おもわず柄違いを友人にも調達!

そして、もうひとつ。ラブリーな花柄の耐熱ガラスのマグ。フタとプラスティック製の茶こしがついて、ポット兼カップとなります。陶器でこのタイプはよく見かけますが、茶こしの形がいまいちでお茶の葉が広がらないのが難点でした。これならよさそう。

じつは、最近おいしい紅茶をいただいたのです。紅茶好きはやっぱりポットでいれたい。でも、ポットとカップを用意するのはときにメンドー・・・。これだったら、お茶の葉をむらすことができるのでいい香りの紅茶が簡単にいれられます。きれいなお茶の色がながめられるのも楽しい。

むかし、モノはできるだけシンプルであるのをよしとしていたのですが、このところ風向きが変わりラブリーものにご執心。今さらバランスをとっているのでしょうか?(汗)

日常に使えるこの二品は結構ご満悦。さ〜て、きょうはどっち方面に向かうかな〜♪(買う氣、まんまん!・・・ウウォーキングもお忘れなく。)

お茶の間シネマトーク 「縞模様のパジャマの少年」

ブルーノ少年のたった一人のともだちは、いつも農場のフェンスの向こう。どんなときも縞模様のパジャマ姿で、とってもお腹をすかせているのです。

これはナチス時代、強制収容所所長の息子と、収容所のユダヤ人少年との金網ごしの友情物語。ブルーノ少年がいつも自室の窓からながめていたパジャマ姿で働く不思議な農場とは、まさに強制収容所だったのです。

こんな現実がホントにあった、そしてはるか昔に感じる一方、まだ数十年しかたっていないことに驚ろかされます。たった今だって、形をかえつつ人種の迫害は続いているのです。

「お友達には親切に」「人を傷つけるようなことはしてはいけません」・・・こんな基本的なことを幼少の頃に教わったはずなのに、小学生にさえ顔向けができないレベルの大人達。それでも、わたしたちはやっとこさ、急速なスピードで学びつつあるのを感じます。

もっとも「こうあって欲しくない」結末で終わるこのドラマ。強く感じるのは、自分がどこに身をおくかで「真実」が簡単に変わってしまう怖さ。ああ、今の自分の目線も、気がつかなくてもたくさんのフィルターにおおわれているのだろうな。

この男の子たちのようにお互いに「知り合って」しまったら友達になれる。友達をクズ扱いはしないでしょう。この世界にはもっともっとコミュニケーションが必要ですね。

少年たちがまた愛くるしくて、なおさら悲劇が胸につきささります。

涙壷度:★★★★☆ (最後、フリーズ状態・・・)

初秋のくつろぎランチ

地元、代官山、恵比寿をはなれて、E子さんと銀座ランチです。E子さんとは、去年「るん」が紹介された雑誌の取材&編集以来のご縁。いまどきのきゃぴきゃぴした20代とはちょっと雰囲気を異にする、知的でチャーミングな女性です。

来月のハワイ挙式のお話などうかがいながら、ハッピーのおすそわけをいただきました。それは、と〜っても美味なるチョコレートケーキ(こちらは、また紹介いたしましょう)。

さて、本日のランチは「ヴォーノヴォーノ」。日の出風か日の入り風か、はたまた日の丸風?・・・トマト丸ごとの前菜から。どのように調理したのでしょう?まわりはちりめん皺で、中はとってもジューシー。アレンジもしゃれていますね。

そして、本日のパスタはボロネーゼ。言うまでもなくおいしいです。お行儀よくいただいたつもりが、純白のテーブルクロスにシミ3つ。二人でソースのマーキング(?)をしてしまいました(笑)。

そして、締めのデザートはガトーショコラをチョイス(まだこの時点では美味なるチョコレートケーキをいただいたともつゆ知らず・・・どこまでもチョコ好きです)。かなりしっかりと濃厚なお味で大満足。

お天気のよい午後、窓辺のテーブルでくつろいだ楽しいひとときでした♪

ちなみに、こちらのパスタランチ、カフェもついて¥1780とおトクです。サービスも気持ちがいいし、ちょっとゆったりランチをご希望のときはおススメです。

ちょっとシュールな空

まだまだ陽射しは鋭いほどに照りつけていますが、吹く風はさわやかで秋の匂いがします。

大都会、交差点の真ん中で、ふと空を見上げてみると・・・。なんだか不思議・・・今日の雲はマグリットの絵のよう。

あっちもこっちも揺れてます

民主党代表の鳩山さんは自称、宇宙人だとか(いかにも!笑)。奥さまの発言にいたっては、「UFOにさらわれて、火星に行ったことがある」そうな。臆面もなくそのように語られるのは、事実、行っていらしたんでしょうねぇ、きっと。

また、民主党の中にはスピリチュアルに興味をお持ちで探求に余念がない方も多々いらっしゃるそうです。

2009年、多くの人の意識が急激に変わりつつあるこの時代。この劇的な政権交替も自然の流れ、というか必然性を感じます。この時代、麻生さんでもなく、小沢さんでもない、当然の流れとしてこの首相にこのファーストレディあり!という感じです。

政治や外交に、今までとは違ったワンネスの考え方、みんなが勝者になれる考え方、制限を越えた新しい考え方が浸透していったら、世の中の変わる速度はさらにアップすることでしょう。

もうひとつ最近驚いたことは、朝日新聞の一面カラー広告に「ホ・オポノポノ」が紹介されていたこと。理論はごくシンプルであるけれど、かなり超越しているこのメソッド。少し前だったら、スピリチュアルな教えについて、こんなメジャーな新聞にカラーで大々的に広告を出すことは企画の段階で却下されていたかもしれませんよね。「広告する」というよりは、「今、人々に求められている情報」が提供されているにすぎないのでしょう。

ああ、ついに世の中変わってきたな〜と実感いたします。この2~3年の変化がとても楽しみなわたしです♪

PS こんな意識の激震をうけて、最近、地面もよく揺れてますね。

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オフィス・るん  古川 貴子

ご挨拶できずにスミマセン・・・

某スタイリッシュ ホテルの最上階でお食事をしました。

ダイニングからラウンジに移動して、ひとしきりデザートを堪能したころ、マネージャーがうやうやしくやってきてフルーツの盛り合わせを目の前におくではありませんか!

「前任のものがご挨拶できずに申し訳ありません」という前置きとともに、去年わたしたちが来店した折りにコメントしたこと(クレームとまではいかない)への感謝のしるし、ということなのです。

去年・・・って、たしか丸一年前。友人がちょっと気がついたことを意見したらしいのです。本人はすっかり忘れているにもかかわらず、何を発言したかしっかり記録されていて、当時のマネージャーがいなくなった一年後にさえもそのレスポンスがあるとは・・・。

それにしても、「前任」の方はどこにとばされちゃったの?まさか・・・そのコメントのせいじゃないよね(汗)。

そんな話題でひきつりながらも、「ねえ、こんなにはち切れそうなお腹になってからフルーツを持ってこられてもね〜・・・」(すると、突如フォークの先でフルーツをけちらす友人)「ちょっと!ちょっと!何してるの?」「こうしたら、食べたように見えるでしょ」「(いや、もっとふえたように見える・・・汗)だったら、お持ち帰りのシャンパンとかチョコのほうがよかったのにね」「じゃあ、今度はそう意見してみる?」「きっと、来年きたときに、前任のものがご挨拶できず・・・ってシャンパン持ってくるよ」「(汗)・・・」

意見をした内容に関しては、一年たった今、きっちりかっきり改善されていてどこが問題だったのかも思い出せないほどです。これぞサービスの王道!!