上野の文化会館でピアノを聴いてきました。
一曲目がベートーヴェンの三大ソナタのひとつ「悲愴」。きょうはこれが聴きたくって来たのですが、最初の数小節からすごい迫力で、ぐぐ〜んとハートに染みわたってくる感じ。今まで聴いたことがない音でした。
プログラムだけで選んだので、じつはこの女性ピアニストさん(サ・チェン)については何も知らなかったのです。現在ドイツ在住、世界中でたくさんの賞をとって活躍されていて、べートーヴェンコンクールでは優勝されていることを知りました。
お気に入りの曲って家にあるCD(ちなみに、うちのピアノソナタはアシュケナージとホロヴィッツ)の音で慣れているので、そういえば女性ピアニストの演奏って フジコ・Fさんぐらいしか聴いたことがなかったかも。一人一人の個性はもちろんですが、やっぱり男性と女性というだけでも音色や表現に違いがあるものなのでしょうか。
このピアニストさんは大地にど〜んと根をはったような力強さと同時に、水が縷々と流れるような繊細で透明感のある音など、さまざまな魅力のある方でした。なので、ショパンのエチュードはまるで男性が弾いているようでもあり、ラヴェルやドヴュッシーは聴いていると水面をたゆたうような浮遊間。
自分にとっての「大アタリ」って、高い料金を払ったり、人がいいというものを聴いたからといってやってくるものでもなく、こんなふうにフラリと出かけてみた結果、大アタリでした!聴きごたえ十分。よい夕べとなりました。(^-^*)/
ラブストーリーがぴったりなアン・ハサウェイ主演の一本、「
両親の離婚、はたしてどちらについて行くのか?出会った三人の女の子、はたしてどの子と結婚するのか?あるいは、セリフの中にもありますが、「あらゆる選択肢を残しておくために、どれも選ばない」としたら・・・。そんな人生のあらゆる選択の結果が主人公ニモの頭に去来します。
息子役の俳優さんがあまりにも美形なので、悪魔的な残酷さが際立っています。母役は「ナルニア国物語」で魔女を演じていた美しい女優さん、ティルダ・スウィントン。日本の女優さんがこの手の役をすると、まだどこかに美しさを残していたりしますが、ティルダの場合はやつれてノーメーク、まさに極限のボロボロ状態です。
ゴハンは、これまた彼女の目下のお気に入りのお店に連れて行ってくれました。

ん〜〜!!ホンモノのお味ですね〜。ふたつともしっかりといただきましたよ。杏仁はとってもやさしいお味。マンゴープリンは濃ゆいです。おいしいっ。
セラピーCDなど販売中