furukawaさんのブログ

雪見散歩

どうも昔から、雷雨やら台風のさなかにお出かけするという習性があるようなのです。それも、交通機関はつかわずにどこまでもひたすら歩きまわるという。
というわけで、本日も雪降りしきるなか、旧山手通り沿いを徘徊してまいりました。

よく見るとウルトラマン・フェイス

 

 

 

 


なんだかとってもありがたいお顔の雪だるまさん

 

 

 

 

 

チャペル前のnewly weds

 

 

 

 

お茶の間シネマトーク「SAYURI」

とってもシリアスな映画なのに、場面場面で客席にひそひそ声やらクスクス笑いが起こるのです。いろいろ噂は聞いておりましたが、やっぱりまさに「ここがヘンだよ!(この)日本人」と、かさねがさね口を出したくなってしまう一本です。ストーリーに集中したいのに、どうも間違い探しに注意がいってしまうフラストレーションまんぱい。

たとえば、相撲取りがシコをふむシーンで、なぜか土俵が板の間のようなちゃちな音がするとか(製作費の都合ではないでしょう)。それに、「満員御礼」という札の文字がまるで小学生の習字みたい(いや、小学生に悪い)。そのうえ、着物の着付けもたるみっぱなし・・・と、枚挙にいとまがありません。きわめつけは、京都の夕暮れのシルエットとか満開の桜の場面では、ナンか味気ない。これは、日本独特の湿度とか風とかを感じさせる空気感がないのに気がつきました。

そりゃ、「パール・ハーバー」やら「ベスト・キッド」やら、今まで外国の監督さんが描く日本の場面にはつねに「ありゃりゃ!」がつきものですが。しかし、「スシ」「スキヤキ」レベルで世界で通じる「ゲイシャ」ということばが、ここでは舞妓はんと同レベルになっているではありませんか〜。いっそのこと、これは「京都」でも「日本」でもない!ときめこんで見ていただいたほうが、内心スッキリするかもしれませんわ(笑)。

それはさておき、置屋のおかみ役の桃井かおり。彼女は監督のロブ・マーシャルに逆演技指導をしてしまったそうで、ハリウッドに行こうがどこに行こうが、あのマイペースの桃井節と桃井テイストはまったく健在でありました〜。あっぱれあっぱれ。

眼力増進月間

新年早々、目から金粉がぁっっっ!!
・・・・なんと、ありがたい。

じつは、コレ、偽装工作。たんに、アイシャドーをかえたにすぎません。

年頭カラーはゴールドラメ。私がいちばん引いちゃいそうな色合いですが、これがつけてみるとスッと肌になじんで、でもときおりキラっとありがたく光ってくれるのです。
午後になると粒子が飛び散るらしくって、「わ〜っ、指から金粉でてるよっっ!!!」なんて騒がれることに。

では、今年の金運を祈願してラメラメビームでがんばりますわっ!

恵比寿お食事処「季庵(Toki-an)」

年末から食べ過ぎ。ホントのホンキでどうにかしなくっちゃ!と思いつつ、ついにとどめの一発です。恵比寿「季庵」でディナーをいただいてきました。こうなれば野となれ山となれ、開き直るしかありません。もう器まで食べちゃいそうな勢いで、このあとスウィーツを食べにいったことは内緒にしておこうっと・・・。

どこにでもありそうなお店の階段を下ってゆくと、ナントいきなり飛び石の続く風情のある通路へ。そして、是非このお店にいらっしゃるときは個室をどうぞ。それはそれはちっちゃくって穴蔵ちっくですが、楽しいです。素材に懲り工夫された美しいお料理の数々をご覧下さいませ。

まず、突き出し。氷頭なますやら、初体験の千社唐という変ったお野菜の西京漬け、そして日本のフォアグラ、あんきもなどなど。つづくお刺身も、歯ごたえよく新鮮。ああ〜、日本人でよかった!と思う瞬間。

つぎに、ほおばのキノコ&子牛肉焼き。そして、もつのすまし汁(これが、驚くほどさっぱり〜)と角煮。ふだんお肉を食べないわたしでも楽勝のおいしさ。

ここで、箸休めに5種類の野菜のさっぱりサラダ。ファイナルは、フグの唐揚げ。ふんわりとした食感は今までにない白身魚。以外なごちそうにびっくり。

炊き込みゴハンもフグづくしでありました。さて、最後にコンデンスミルクが詰まったフローズンいちごと胡麻プリン。和食屋さんはデザートが苦手なところが多い中、スウィーツの女王から合格点をさしあげます。

そんなこんなで、おいしいものをゆ〜っくりた〜っぷりヘルシーに、かつオシャレにいただきたいときはお勧めのお店です。駅から遠いけどかなり混雑、ご予約を!

ドリームシアターへようこそ!

「ここ一週間ほど、毎日すんご〜くリアルな長い夢を見るんだよね。だから、朝起きられないの」と友人に話したのがクリスマス。あれから一日も休むことなく、私の無料ドリームシアターは夜ごとに上映されっぱなし。つまり、この一ヶ月毎日もれなく夢の世界へご案内いただいているのです。

それはたいそうな大河ドラマで、なかなかリアルです。たまに目が覚めたとき、どっちが現実かわからなくなってしまうほど(「薔薇の眠り」というデミ・ムーアの映画に、こんなふたつの現実を生きるお話がありましたっけ)。途中で中断しても続きが見られる特技もあり。夢を夢と自覚しながら臨場感にひたることもできます。

ハッピー薔薇色の夢というより、どちらかというとその時々に起きている事件を多角的な視点から体験しているような感じです。たとえば、耐震偽造が明るみに出たときは、自分が何かを隠蔽して一生懸命隠し通すことに必死な夢。この夢で世の悪人といわれている人の様々な感情を体験して、彼らもなんら私たちと変ることない人間にすぎないことと、まさにみんなの心の奥深くにある集合的な「欲望」やら「不安」を体現する役をひきうけてくれちゃっているのがわかります。そんなこんなで、日々いろいろなトピックを、あらゆる立場から感情をともなって検証中(少々れろれろ気味)。

さて、ことしの初夢・・・・。残念ながら、忘れました。ちなみに昨日の夢は、ラーメンのチャシューがなぜかお財布だったわ(金運上々?!)。今朝はふわふわウサギの毛でできたパンプスをはいて歩いてました(意味不明なり)。今夜は、もう少し意図的に、人生の啓示でもいただきましょ。ああ、何日連続することやら・・・・。戻って来られなくなったら、お迎えに来てね。

ただいま、別世界へ外出中

友人からメールが入った。「おみやげ賞味期限があるから届けます」。そうそう、ご両親をつれて温泉に行っていたのです。ちょうど私も用事が片付いたのでお越しいただくことに。

お約束の時間まであと一時間と少し。では、読まなければならない小難しい本を引っぱり出して、まあ一時間だったらなんとか読めるでしょう。時間をきめると集中できるもので、ふと顔をあげるとお約束の時間をゆうに過ぎている。時間はぴったり守る方なのでいぶかしく思ってドアをのぞいてみると、ナント紙袋がかかっているではありませんか。「え〜、もう帰っちゃったの〜?」

あわてて連絡をとってみると、友人いわく「時間どおりにチャイムを2度ならして待ったけど、応答なし。電気メーターを見たらぐるぐる回っていたので、もしバスタオルで出て来られても困るので退散しました」とのこと。

そういえば難解な読書にとりくんでいるそのとき、不覚にも1分ほど意識がふっとびましたっけ。・・・じつは10分・・・いえ20分ぐらいだったかもしれません。もしや、ピンポンで「ハッ!」と戻って来たのかも。ああ、大切なところで失礼いたしました。お茶も用意して待っていたのに〜。でも、おしゃべりなわたしたちのこと、たぶん「今日」では時間がたりなかったのね。また、今度ゆっくり。

おみやげは出来たての自然薯(やまいも)のお饅頭。濃い緑茶にあいそうです。コロコロ可愛いサイズなので、しっかり個数を決めて食べないとキケンだわ〜。

初デート

今年もMちゃんと新年鎌倉デートが実現。お互い忙しくて思うように遊べないという積年の思いから、一日思い残すことなく、笑って、喋って、歩き回って、食べて。幸先のいい2006年の幕開けです。

北鎌倉の円覚寺からスタートして、興味津々で駆け込み寺(縁切寺)へ。「こんなとこ、ふたりで行って大丈夫〜?」と不安がるわたしをものともせず「オンナ同士なんだからいいのよっっっ!」と地鳴りのように一喝。(この迫力、とてもソプラノ歌手とは思えませんわ。)そして、円応寺で閻魔(エンマ)さまにご挨拶。知ってました?閻魔さまって、人を罰すると同じふんだけ自分も苦しむそうです。まさに身体をはって世直しをなさっているのですよ。そして、建長寺では樹齢750年の古木にびんりびんりエネルギーをいただいて、このぶんなら120歳は楽勝。

鎌倉まで歩いたところで、お腹はペコペコ。おもわず匂いにつられた鰻ランチ。古いお店だったので、身がふっくら焼けていてとても美味でした。そして、江の電に揺られて長谷寺へ。ここの黄金の観音様はとても美しく、また境内からは静かな海が見下ろせてとっても気持ちがいい。

Mちゃんいわく、新年に私に抱負を語ると現実になるというジンクスがあるらしく、いろいろ聞かせていただくうちに、私も2006のビジョンがはっきりしてくるという相乗効果!「来年も、また元気でやってこようね!」とお約束するのが何より元気ですごす秘訣です。

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます

よりよいお年となりますよう、みなさまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます
本年もどうぞよろしくお願いいたします
                                         古川貴子

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今年も完全にコタツと一体化。お尻に根っこが生えそうなほどのんびり過ごして、ようやく東京に舞い戻ってきました。

日が暮れたころ、ピンポ〜ンとドアチャイムがなったかと思うと、Cちゃん!お年賀にミカンを持って来てくださいました。それが、なんと一箱まるまる。それも、片手に軽々とミカン箱をささげ持って立っているではありませんかっ!いったい何キロあるのぉ?もう、新年からパワー全開の模様です。それもそのはず、Cちゃんのパワーの源となっているフンワリ桃色の報告をうかがい、私も幸せ気分に。そのうえ、ふたりでひとしきり新年の抱負などを語り合い、年明け早々気づいて、笑って、感動して泣いて、楽しいひとときをすごしました。Cちゃん、ありがとう!

さて、このツヤツヤぴちぴちのおみかんをた〜っぷりといただいて、わたしも今年は初心にかえり初々しく(かなりムリがあるって?!)いきたいと思っております。ではさっそく・・・ぱくぱく・・・むしゃむしゃ・・・。

今年もありがとうございました。

今年も、あと残すところ一日となりました。きょうは、「るん」の仕事おさめ。
大掃除大会は、例年のごとく助っ人さま (年々、ありがたくなってくる。後光がさしてますわ)のご協力をえて早くも終えることができ、すっきり静かな気分で新年を迎えられそうです。

みなさまには、ほんとうにこの一年お世話になりありがとうございました。
また新年も、新たな気持ちで丁寧に日々を重ねてゆきたいと思っております。
どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎え下さいませ。

お茶の間シネマトーク 2005年総集編

本日、今年最後の一本を愛でてまいりました。タイに実在する古典楽器ラナート奏者の物語、「風の前奏曲」。インドネシアのガムランによく似た旋律で演奏される木琴は、素朴でありながら不思議な響きで聴く人をトランスに導くよう・・・。

さて、今年のわたし的お気に入り5作品の発表です!これは、あくまでも激しく私情に走った選考結果で、決して傑作・秀作ではありません(笑)。が、かなり味があります。(順不同)
●50回目のファースキス・・・たった一日しか記憶がもたない女の子と、彼女にアタックし続ける悲劇の男性の物語。この状況は、そうとうエネルギーを要します。でも、メゲません。切な&ハートフルラブストーリー。
●変身・・・けっこう玉木宏くんがお好み。こういうはかない男の子役がぴったりで、「恋愛小説」も大好きでした。ともに、かなり泣かされます。
●きみに読む物語・・・主人公たちの晩年の描写は「ちょっとぉ〜」ともの申したい感じですが、ラブストーリーとしてはロマンチックでひきこまれます。映像も美しい。
●ニューシネマパラダイス・・・もう、何回観たことか。トト少年の「アルフレードォォ!」といういたずらっぽい呼び声と、モリコーネのあの音楽だけで一気にウルウル。
●エリザベスタウン・・・人生の大失敗と父親の死という喪失からはじまる新しい人生と出会いの物語。しみじみ・・・。俳優さんたちもイイ!!

ああっ!予想したとおり、やっぱり5本ではおさまりません。あとは、「海を飛ぶ夢」「ラベンダーの咲く庭で」「ミリオンダラー ベイビー」・・・・etc。
今年も私のハートにたくさんの栄養を与えてくれた素敵な作品の数々に心から感謝です。