furukawaさんのブログ

ちいさな秋の文化な一日

たま〜にランチやお茶で出没する白金のプラチナストリート。こんなところに端正な、しかもかなり充実した美術館があるのをご存知ですか?それは、生涯にわたって東洋&西洋の美の蒐集に情熱をもやされた松岡清次郎おじいちゃmanのコレクションで、お屋敷あと地に建てられた「松岡美術館」。日本はどうも、外タレ作品(短期間だけ来日する超有名美術品)にばかりが注目が集まり、あんがいこのての個人収蔵品には目を向けられていません。しかし、あなどるなかれです。まずは紀元前2000〜3000年のエジプトのみごとな彫刻の数々。古代の人々は、こんな優雅な服飾品で身を飾っていたのですね。この頃私たち日本人は、「ウキッ!ウキッ!」とまだまだサル状態?!と、考えるとしばしため息です。また、ガンダーラ美術も充実。この時代の彫刻は、顔が東洋&ギリシャのハーフチックでけっこうわたし好み!そして、古九谷焼きやら屏風絵にフランス絵画もあり。そのうえ、人がほとんどいないので、数々の美術品と face to face の独占かしきり状態。帰りにプラチナストリートの「マリナ・ド・ブルボン」あたりでお茶&お買い物をすれば、身も心も豊かな休日まちがいなしっ♪

「嫁ぎ先、募集中!」

オフィス・るんで長年ともにお仕事にいそしんできた長椅子をお嫁にだすことになりました。どなたか可愛がってくださる方にもらっていただけると幸いです。ご希望の方、ご連絡お待ちしております。

★お名前:藤製カウチ (クッション部分はとりはずし可)
★生まれ:アメリカ
★サイズ:(本人は恥じらってますが、バラしちゃいます)  
およそ145cmX65cm
ふたりでゆったりくつろげる大きさです
★状態:・新品とまではいきませんが、とてもきれいです  ・クッションもふかふか  ・かなりしっかりとした作りです
★条件:・こちらに引き取りに来ていただける方  (恐れ入りますが、輸送費はご負担いただきます)・可愛がっていただける方
               
★お申し込み  「オフィス・るん」 のEメールアドレス(カウンターすぐ上)から、下記をご記入のうえご送信くださいませ
・ お名前・ご住所・お電話・引き取り可能日
・お申し込みが複数の場合は、抽選となります
(当選の場合は、こちらからメールをさしあげます)

Banana is ready!

この場合、お菓子を作りたくても勝手に作れないのです。許可が必要。でも、ここ数日そのお許しがず〜っとおりなかったのです。で、きょう!や〜っとOKをいただきました。なぜなら、窓辺でひなたぼっこをしていたバナナが、突然のこの残暑に一気にうれうれ状態になったため。もう、いっときの猶予もないほどで、ついにケーキになる決意をかためてくれました。そう、美味し〜〜〜いバナナケーキを作るためには、フェロモンぶんぶんの熟女バナナが必要なのです(この見てくれ、熟女を完全にとおりこしてますが・・・)かねてから、お菓子作りに参加したいといっていたKちゃんに早速連絡し、お菓子教室とあいなりました。かなり、ちゃっちゃっちゃっ!と作ったわりには、so goooooood!!! その秘密は、たかちゃんお菓子教室参加のための唯一の条件にあり!それは、笑いながらご機嫌に作業ができること。おいしいお菓子を作るには、これにつきます。なので、きょうのバナナピーカンナッツケーキも、とってもいい香りで最高の出来ばえ。このレシピ本をプレゼントしてくれたスタッフのみなさま、首を長くしてお待ちですね。試作は、ばっちりですので近々お楽しみに〜!

「いまいち」の秘密

私でさえ知らなかった代官山のビル丸々一棟に、それは可愛いケーキ屋さん、スタイリッシュなレストラン、変ったお料理学校、よくわからないパーティルームが出現。ここのフレンチ・ジャパニーズでお食事をいただきました。黒とシルバーを基調にしたインテリアとおとしめのライティングは、まるでN.Y.のスノッブ風レストラン。お料理も、そこそこ手をかけていて美しいのです。しかし、巨大な厨房が備えられた80人は入るこの広〜〜いフロアには、なぜか私たちとあと一組だけ。この閑散さかげんは、いったい何??お食事をすすめるうちにふと気づいたのです。「お皿が出て来ると盛りつけやら素材に、びっくりする」「味付けは、エスニック風だっり、日本風だったり、常にひとひねりあり」で、すご〜〜く楽しいんだけどぉ・・・・・・でも、なんかホッとできないなぁ。まぁ一回来ればいいか、という気持ちになります。つまり、リピートするお店枠に選ばれないわけです。一方、繁栄しているお店は、リピーターさんに支えられています。びっくりどきどきわくわくもたまにはいいけど、やっぱりどこかでどっしり安心できてくつろぎ感のあるものを求めているのが人間。だから、刺激的なのは一回きりで「もう、いいです!」になっちゃいます。これって、人間関係にもいえそうですよね。なにか目を引いたり、主張するポイントがある人は一気に人気ものになるけれど、あんがいサ〜ッと人がひいてしまって本当の友人はいなかったりします。やっぱり、人に安心感を与えることは、商売でも人間関係でも大切なポイントです。(しっかし、ご馳走していただいたにもかかわらず、口はっか達者でスミマセンっ!!汗)

呆然!愕然!おどろき北本ツアー

「ほんっと安くって、おしゃれなんだから」の言葉につられて、埼玉県北本市に住むKMちゃんを訪ねて超買い倒れ、食い倒れな一日を体験。同行は、同じく北本出身都内在住のKZちゃん。まず、お二人の家族、知人&ペット、計9人+1匹に突撃でご挨拶をすることからはじまって、お次はホームセンター巡り。ほんと、スゴイです。照明器具にはじまって、スツールやら洋服、バスローブに小物。車の後部座席にうずたかく積み上げられた私の戦利品の数々。でも、全部まとめて一万円でおつりがくるすごさ。ランチも東京には存在しないような木立にたたずむペンション風レストランで、めちゃうまフィットチーネを。そして、かなりポイント高しなのが、フレーズ・デ・ボワというお茶屋さん。お店の雰囲気は、めちゃくちゃイタリア、トスカーナ。ケーキのショーケースを前に、自分の優柔不断さを見せつけられて、「全部くださいっっ!」と叫びたい衝動にかられる。ちなみに、写真は栗と紫芋のモンブラン姉妹。お皿のデコレーションが一人一人違うのです。これに、ポットサービスの飲み物がついて、およそ700円ほど。もう、スクリーム状態ですわ。私のリクエストを完璧にみたすべく雨の中縦横無尽に車を走らせてくれたKMちゃん、そしてスタイリスト&ポーターを快くひきうけてくれたKZちゃん、感謝です。力をこめて、北本万歳な一日でした。
フレーズ・デ・ボワ

「るん・ごよみ」、きょうは何日?

Ristrante la Brianza

お茶の間シネマトーク「時代はハーフマッチョ」

ホントに類は友を呼ぶもので、「”チャーリー&チョコ工場”を観て来たよ!」と友人たちに報告すると、「ジョニデプ、大好き〜」と口をそろえたような反応がかえってくるのです。「彼の繊細そうなところがいい!」という意見は、さすが同類。わたしも同感っ!ジョニデプは純粋さ、繊細さが魅力のひとつ。なので、私の場合ムキムキ・マッチョ系はちょいと苦手。そうはいっても、一人だけ別格あり、それはラッセル・クロウ。「グラディエーター」にはじまり今回の「シンデレラマン」にいたっては、「戦う男」まさにマッチョのあかしです。でも、彼の場合、ムキムキ感あふれるなかにも、どこか繊細で哀愁がただよっているのがイイっ。あんなに強そうなのに、彼の目は捨てられた子犬のようにちょっと哀しげ。フルマッチョ(なんだそれは?)ではない、このハーフマッチョ感がまた世の女性の心をくすぐるのでしょう。人間、強いだけとか、優しいだけとか、あるいはめちゃくちゃ美人というのは、あんがいつまらなかったりするものです(そうはいっても、やっぱり美人はいいっっ・・・)この「シンデレラマン」はそんなハーフマッチョが、家族愛からボロボロになっても戦い続ける、観ていてかなり「痛たた・・・」な一本。弱さを隠すためにひたすら強くなろうとするマッチョが多い中、じつは本当に強いというのは弱さを知りつつ、それでも立ち上がり続けることであると感じますね〜。涙壷度★★☆☆☆(バシバシ痛そうで、あまり泣いてるヒマなし)

祭りのあとは・・・

三連休はお仕事つづき。路地をねり歩く御神輿のかけ声やらお囃子を遠くに聞きながら、ようやく残暑にサヨウナラ。秋めいてきました。不思議なものでこのお祭りを境に、空の色や風の感じが夏とは一変してしまうのですね。急にストンと暗くなる夕暮れの街をひんやりとした風に吹かれていると、夏の後ろ姿がおなごり惜しくも感じられます。涼しくなってみて、あの酷暑の中でどれだけ身体がムリをしてきてくれていたのかよくわかります。ぬるいお風呂に長湯して、いたわってあげましょう。日が落ちてから、友人と西郷山までお散歩に。高台にあるこの公園は、蒸し暑い夏の夜には風がなんともいえず心地よい絶好の夕涼みスポット。今じゃいっきに風が冷たくなって、素足と半袖姿はこころもとない感じです。日本の気候は暑いか寒いかで、お外でちょうどよく過ごせる季節が短いのが残念。酷暑のなかまったく身じろぎしないような日々を過ごした今、ようやく活動開始。秋のはじめの朝夕の空気は、また格別です。しばし、リラックスタイムのお散歩を堪能することにいたしましょう。

弱点こそが身を助く

きょうは、歯医者さん。この瀕死の虫歯、ほんとだったらとっくに抜かれていそうです。でも、この先生は「気合いで治しますっ!」と、手を変え品を変え精一杯の延命治療をしてくださる。その気合いか念力のおかげで抜歯はまぬがれたのですが、神経は取り除くことに。「和歌山カレー事件のアレをいれるんですよ〜」と先生。「えぇ、ヒ・ソ・・・?」。聞き捨てならぬ発言に一瞬固まったのですが、「大丈夫です。全部、自分で食べてみてますから」と先生。(え〜〜っ、味見してるのぉ?二度びっくり!)。そうなんです。この先生、ご自分が痛みに対して極度の恐怖症のため、患者さんになみなみならぬ気遣いがあるのです。たとえば、麻酔の注射の開発、そしてここで使われるありとあらゆる薬品は、ご自分で注射してみたり食べてみたりの人体実験のすえ、絶対「痛い」とか「怖い」とか「不快」な思いをさせない究極の治療をめざしているのです。幼いころ神経丸出しの歯に麻酔がきかず拷問まがいに削られた私は、歯医者に重度のトラウマあり。その私が心地よく楽しく(なにしろ、診察台の前にプラズマテレビあり!)通えるのはスゴイことです。ホントに、センセが恐がりさんでよかったわ〜。どれだけ救われていることか。「痛み(短所)は才能にかわる」といいますが、まったくです。
前田歯科さん

必要なモノは、すでにそこにあり!

最近、瞑想というか、静かに坐る時間をつくっています。その間、ただ無に漂っているときもあれば、愛する人々、お世話になった方々、過去に出会った面々を思い浮かべて光で包んでみたり・・・といろいろ。とくに最近のお気に入りは、過去の楽しかった場面をフラッシュバックでつぎつぎ楽しんでゆくもの。ペルーのマチュピチュの頂きで風に吹かれている自分がいたり、ボートで海原をただよいながら友人と魚釣りに歓声をあげる自分がいたり、はたまた意中の人との初デートでバリバリにテンパっている自分がいたり・・・と、いとおしい場面がいろいろ。こうして眺めてゆくと、自分が思っていた以上に人生ドラマチックで豊かで、思わず涙してしまうのでした(注:これは、友人ともやってみたところ号泣状態。私と同じ感想でした)。あとは、自分のハイヤーセルフに会いに行く瞑想もお気に入り。ハイヤーセルフは、クリスタルのように輝いていてなんてきれい!そこで、私がハイヤーセルフに入ってみて、逆に自分を眺めてみたのですが、これがビックリ。200%味わい愛でられ、無条件に愛され、許され、守られ、サポートされているエネルギー。そこから見ると、あふれるほどの豊かさや愛情はすでに用意されているにもかかわらず、まったく気づかず、脇目もふれず孤軍奮闘、じたばたエネルギーを消費している自分がおりました。何でも自分で片付けようとする姿は、悲惨でさえありました。「すべて用意されているんだから、頼っていいんだよ〜」と肩をポンポンとたたいてあげたい気持ち。ということは、ハイヤーセルフや天使さんたち、そして大いなる宇宙の力にもっともっとオンブにダッコでいいのだな〜と実感いたしましたね。