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52階からの気づき

こちらは、「宇宙から」とはいかないけれど、52階からの眺めです。

こまごま、おもちゃ箱みたい。

果てしなく続く雑居ビル群。その中にさらにたくさんの人が詰まっていて、それぞれがそれぞれの想いを抱えて一日を過ごしているのです。もしここにマンガのような「吹き出し」をつけたとしたら、スゴイことになるな〜。そのほとんどは、悩みや心配、お願い、祈り、そして怒りもまじっていて、耳を澄ませても「人生、サイコ〜!」って声はあまり耳にできそうにありません。

この都会に渦巻く想いのエネルギー。でも、神さまはそのひとつひとつにしっかりと耳を傾けて、全部のパズルがうま〜くかみ合うように、全員に深い学びと癒しがやってくるように、絶妙なタイミングで完璧な配置をしてくださっているのですよね〜。

そう考えると、あれこれ抵抗するよりは、力を抜いてリラッックスしているのが得策だな〜と感じます。

宇宙から地球をながめたものは「神を感じる」ことによって視点の大転換が起るといいますが、この弱冠の高さ(宇宙からくらべたら高いうちに入らないね)でも、ちょっと「神の手」を感じることができたのでした。

お茶の間シネマトーク 「宇宙へ。」

何年か前、フロリダ滞在中にNASAを見学しに行ったことがあります。ほんもののスペースシャトルがある広大な敷地の一角がビジターセンター。たしか、入り口のチェックもかなり厳しかったのを思い出します。そして、「猛犬注意!」ならぬ、「アリゲーター注意!」のたくさんの立て札。たしかに、このあたりの沼地には棲息しているのでしょうが、挙動不審にウロウロしていると巨大獰猛アリゲーターに食べられちゃいますよ、ということらしいです(汗)。

さて、そんなNASAの宇宙開発のすべてを収めたフィルムが、このたび英国のBBCワールドワイドによってドキュメンタリー映画になりました。ドキュメンタリー作成には定評のあるBBC。さっそく観てきました。

あれ?トム・ハンクスもエド・ハリスも出てこない・・・?!ハイ、これは正真正銘ホンモノ映像なのです。

映像のドラマティックさ、美しさ、まるで脚本を書いて作成したようなさまざまなカット。たんにドキュメンタリーフィルムにとどまらないおもしろさがあります。宇宙船に乗りこんだ飛行士の最後の表情、ロケット打ち上げを見守る人々の様子(この当時の髪型、ファッションもおもしろいい!)、トラブル発生時の管制室の張りつめた空気(あわてるというよりも、まさに目がテン!という感じでした)、ミッション成功の様子(宇宙飛行士は子供のようにはしゃいでいます)・・・真実だからこそ胸に伝わってくるものがあります。

しかし、五回に一回は失敗をかさねつつ、有人飛行を成功させて、わずか十年足らずで月に降りてしまったすごさ!人間の能力と可能性は偉大です。今じゃ、宇宙に実験室がありますものね。

以前にも何度か目にした、月の向こう側から地球が昇ってくる映像。寂寞とした月の表面と漆黒の宇宙の中に現れる発光体のような地球の姿。なんて美しい星なのでしょう!あらためて、感激。この星の住人である幸せと誇りを感じます。

さまざまな地球の映像や銀河の映像。巨大なスクリーンで観るていると、自分も宇宙に行ってきた気分になります。そして、いつも近視眼でものごとを見ることに慣れてしまっているわたしたち。とくに、行き詰まっているときは超近視眼。

宇宙から眺めるという、自分の姿が針の穴にもならないほど引いた目線でものごとを眺めてみると・・・ああ、すべてがど〜でもよくなってくるこの脱力感(笑)。わたしたちのものの見方が変わると、自分の感じ方も変わり、また自分の体験も変わってくる、そして人生が変わる。

ああ、楽しかった♪

決断

わたしは腕時計好き。結構な数のコレクションがあるのです。でも、実際動いているのは6〜7個といったところ(それでも多いね!)。

中には、すでに修理ができないにもかかわらず捨てられないものもある。フランスで買った「星の王子様」ウォッチとか、「フランス革命200年」ウォッチ、そしてアンティックウォッチも。

今回、数年前まで使用していた手巻きのアンティックウォッチ二つを修理して下さる方を見つけてたので、見積もりをお願いした。

ひとつは、SEIKOのもの、もうひとつはスイスのドレスウォッチ。どちらも60年以上前のもの。今まで、たくさんの時計屋さんの門を叩いてきたけど、どこも一瞥するなり「これはムリ!」と修理を断れていたもの。なんせ、部品がもうないのですから。

でも、その方はご自身もアンティックウォッチの愛好家で、動かない時計に息を吹き込む名人なのです。

見積もり・・・わお!思ったよりもずっと高かった・・・(汗)。これじゃ、高級な時計がゆうに買えちゃう。

だったら、新しい、ちょっとよそ行きの時計を買ってしまおうか・・・。

でも、あの二人のことを思うと胸が痛むのです。今は、助けてあげられることがわかってしまったから。

下した決断は・・・いくらなんでも二つ一緒に修理する余裕はないので、とりあえず普段遣いのできるSEIKOから修理をお願いすることに決めました。もう一つも、今年中にどうにかしましょ!

ごくごくふつうの古い手巻き時計を、ここまでのお金をかけて修理する価値があるのか・・・と心をよぎる。でも、やっぱりお金じゃない。好きなものはずっと愛し続けたい。

もどってきたら、きっと今までよりももっと愛しくなって、どこのどんなに素晴らしい時計よりも大切になる。そして、この年老いた時計がきざむ時は、ネジをまかないとすぐに止まってしまうけれど、でもゆったりやさしく過ぎてゆく気がします。

カリビアンおじさんとメタボおじさん

六本木ヒルズの野外ライブ 「Caribbean Festa」。キューバからやってきたミュージシャンのラテンジャズに盛り上がってきました。まわりは本格的にサルサを踊る人あり、陶酔状態の人あり、コワレた外国人あり・・・わたしもSちゃんも、ひと汗もふた汗もかいてきました。やっぱりライブはいいな〜♪エネルギー発さ〜ん!

ブエナ・ビスタ ソシアルクラブじゃないけど、どうしてキューバのおじさんたちは、いったんパフォーマンスをはじめるや、あんなにカッコよくなっちゃうのでしょう?何もしてなかったら、ヨレヨレに見えたりしますが。

これって、ヨサコイおじさんにも共通。夏祭り、浴衣姿の完全メタボおじさんが、いざヨサコイを踊り出すなり、目を見はるほどかっこよかったりするのですよ。あのお腹の出具合こそほどよい貫禄となって、この姿が完成する・・・という感じです。これは若人には出せない魅力。ヨレヨレおじさん or あつくるしいおじさん豹変編です。

涼しい夕方のはずが二人でどっと汗をかいて、そのあと向かうはスタッフミーディング。よりによって、さらにあつ〜く麻辛鍋. 。ライブの後のぐつぐつ辛いおナベはトドメのような強烈さでありました。

フッと脱力するお店

一歩足を踏みいれると、背筋がぴ〜んとするようなお店があります。まるで板さん VS お客さん・・・みたいな、ただならぬ緊張感。一方、こちらのお店「PRIVATE TABEL 三田村」さんは、入るとフッと脱力するような雰囲気。その名のごとく、誰かのお家のリビングに招かれたような、こじんまりした空間と家庭的なあたたかさがあります。大きな窓から見渡す街並も、ほどよい高さで安心感があるのです。

すばらしいお料理がいただけるお店はいくらでもありますが、ここほど「おもてなしのこころ」を感じさせてくれるお店はありません。丁寧につくられたお料理のアレンジメントにも華があり、ハレの気分になります。

そういえば、ハッピーバースデーの合唱を聴いたのは、和食のお店でははじめてかも。お店の方総出でお祝いしていました。

テーブルには小さなキャンドルが灯り、遠くには東京タワーや六本木ヒルズの夜景。ゆったりした時の流れのなかで、くつろぎながらおいしいものをいただける・・・他のお店にありそうでない素敵なお店でした。

PS モチロン、お味も「たかちゃんミシュラン5つ星」!帰りぎわに、板さん、というよりはシェフ、数名とマネージャー、フロア担当の方がズラリとお見送りをしてくださったのも印象的。みなさん、ステキな表情をされていて、「なるほど〜。おいしいものが出てくるはずだ〜」と納得しました。

ごちそうさまでございました。m(_ _)m

イカリング バトル

トイレットが新しくなりました。それに伴い、今まで使っていたカバーが使えない・・・。U字型からO型へ。

さっそくLoftで2枚調達してきました。今度のはプラスチックのワイヤーを通して使います。苦労してワイヤーを通したら、カバーがぷりぷりしたイカリングのよう。どっちにどうかけたらいいのやら・・・。

今まではチューブのカバーを通すだけだったから。だいたい、このワイヤーがどこにどう働くのかさっぱり・・・。こうすれば坐る部分の布が裏返り、ああすれば引きつれて三角形になり・・・。

格闘すること20分と少々(だいたい、この説明書きが用をなさない!怒)ため息まじりに「もう、返品したろか〜」(でも、トイレット用品は開封したら引き取りません!と念をおされてましたっけ・汗)。

もうどうでもよくなった頃、するりとはまってしまいました。ワイヤー部分をクルリンと裏返さなくちゃいけなかったのね。できてみればなんということはない!しかし、以前のカバーに比べたら、かなりの発想の転換が必要なのでした。

なるほど・・・ふだん、わたしの生活の中ではこのぐらい頑固に自分のものの見方、考え方に固執しているのかと思うと、ちょっとショックでしたわ。「カバーとは、こうあるべき!」というルールがあるのですね。常に過去の経験、考えに照らし合わせて、どう動くかを考えるわたしたち。でも、その考えを手放し、すべてを放棄したとき、待ってました!とばかりに新しい考えがやってきました。

自分を手放したところに、まったく新しく生きることの知恵が無限にひそんでいるようです。要は、「そのエゴ、ひっこんでなさい!」ということですね。

アタマもココロもカラダも、やわらかくやわらか〜く、ね!

PS あれから、洗濯のためにはずしました。再びまったくおんなじよ〜に悩んでる自分に笑ってしまった。でも、20分はかからなかった。こうして迷いつつも、人は進歩してゆくのですね。

こういうものの写真をのせるのもどうかと思いますが (^-^; 、まあご参考(?)までに・・・。

コロリとだまされる私たち

Bunkamuraの「だまし絵展」に行ってきました。

緻密なタッチの静物画にはじまり、しだいにトリックアートの大御所エッシャーが登場、ついにはシュールレアリズムへ。わたしの大好きなダリ、マグリット、デルボーまで鑑賞することができてハッピー♪

昔、知覚心理学の授業で、わたしたちの視覚はいかにウソつきなのか、またコロリとだまされるのかということをこってりと習いましたっけ。錯視といって、いちばん大きいもがいちばん小さく見えちゃったり、ポッコリあいた空間がどっしり密度のある物体に見えちゃったり。結局、見ているものは見たいように見ているだけであって、けっして事実とは関係がないのです。

それは、「視覚」だけにあてはまることではりませんね。なんにしても、わたしたちはものごとを自分の見たいように、感じたいように、体験したいように、しか解釈しないのです。だからその人の世界はその人独自のもの。外で何が起っていようとも、感じ方はその人の世界。世の中、共通ではないのです。

それは、朗報でもあります。世の中全部を自分の好みに変えることはとうていできないけれど、自分がそう感じているのなら「自分」お一人さまだけの感じ方を変えればいいのですから。

 感じたいように感じるのがこの世の中なら、自分をハッピーにする知覚センサーをもちたいものです。

かなり絞られました・・・(汗)

「宝石岩盤浴って知ってる?」とC子ちゃん。

これは、岩盤浴の宝石バージョン。いかにもパワーがありそうです。実際、癌などのシリアスな病気にも効果を発揮し、なによりも若返りに効くとか!

さっそく、お誘いを受けお試しをさせていただくことに。場所は、なんとM氏のビジネスオフィスの会議室の、さらに奥にある秘密の小部屋。

トルマリンとアメジストを温めた岩盤に横になって、ビニールでラッピングされ、なおかつ漬け物のように重しをされます。途中でボリビアのお塩の入ったお水をとりつつ70度で40分。ああ・・・わたしって、調理されてる食材のよう。「たかちゃんラップ蒸し、ボリビアの塩風味」ってとこでしょうか?

後半20分は滝のように汗が出ました。意識はとっくにどこかにふっとんでいるらしく、いろんな人の顔が登場。ああ、これらは過去世の知り合いでしょうか?

できあがりの頃には、汗だっくだく。ふつうだったらシャワーに直行したいところです。しかし、C子ちゃんいわく、この汗は匂いもなくさらりとしていて、すぐに乾いてすべすべになると。ローションになるような汗で、洗い流してはいけないそうです(ホント、今、さらさらつるつるです)。

以前、宝石の粉の入った入浴剤を使ったら、浄化しまくってぐでんぐでんになったことがあります。温めたトルマリンとアメジストだなんて、そのパワーはいったいどうでることやら?ちょっとドキドキだわ。もともと極度に体温が低いわたしは、細胞がびっくりしつつも喜びの声をあげているのがわかります。

しか〜し、セミがじゃんじゃん鳴いていてただでも暑い八月。わざわざもっと暑くしどうする?という感じですが。しかし、「熱いもは、熱く。冷たいものは、冷たく」がわたしたち日本人のやり方。暑い八月は、あらにお暑くゆきましょう!

これが宝石岩盤。カバーの中に石が並んでいます。

青いお水が好き

めずらしくアイスコーヒーを作りました。
冷たいコーヒーが飲みたかった・・・というよりは、
ブルーソーラーウォーターの氷を使ってみたかった、のね(笑)。

氷いっぱいのグラスに出来たてエスプレッソを注いで、
カラカラ無心でまわしているだけで
すでにじゅうぶん涼しいです(たんじゅん!)。

このブルーソーラーウォーターというお水、
なんかいいんですよ〜。

「なんか」と言うと、
「どんな理由でどこがいいのか説明せよ」とつっこまれそうですが
(とくに男性に)。
「なんか」いいものは「どことなく」いいので、
原因の究明よりも結果重視でたのしみましょう(笑)。

ちょっといや〜なことがあったとき、
すかさずこのお水をゴクゴク。
ああ・・・もうどうでもいっか・・・、てな感じです。
お腹にもいいし、そういえばお肌にもいいかも。

Laughing ブルーソーラーウォーター Laughing
作り方は超カンタン!「ホ・オポノポノ」の本の中にも紹介されていますが、青いガラスのボトルに飲み水を入れて15~20分、太陽光にさらすだけ。お日様がのぼっていれば、雨でも曇でもOK。以前は60分ぐらいだったそうですが、浄化が速まっていて今は20分ぐらいでいいそうです。できあがったら、そのまま飲んでもいいし、お茶を入れてもよし。ご自由にどうぞ。太陽のエネルギーをたっぷり含んだお水。「なんか」いいんですよ〜!

きんぎょ

透きとおった水の中をふわふわ泳ぐ金魚たち。浴衣にしたいような涼しげな夏模様です。これ、じつはお菓子のラッピング。

ラッピングの中身は、これまた金魚のついたかわいい箱にバームクーヘン。「和」をイメージしていたので意外!

K氏のくださるお菓子はいつもヒットなので、このお初のバームクーヘンも期待が高まります。「CLUB HARIE」というお店のもので、じつは以前から日本橋三越の地下をとおるたびに横目でちらちら見ていました。「人が列をなしているバームクーヘン屋さん、きっとおいしいぞ!」と。ついに、いただく日がやってきました!\(^ ^)/ 

PS あるじを失ったきんぎょ箱。このきんぎょ柄は、なぜかとてもなつかしくてポイする気になれません。さて、何を入れよう?!あけたらちょっとびっくりなものを入れたいね。