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いにしえの都より

奈良から、はるばるやってきたお漬け物・・・なかみは「聖護院かぶら」。なにやら優雅な響きをもつ古都にふさわしいお漬け物です。

添えられていたお手紙がまた素敵。「萩」や「われもこう」に彩られた便せんに、流れるような毛筆でしたためられています。

とても細やかな心を添えた贈りもの。じつは、女性ではなく男性からなのです。それも、東京から奈良へと旅をされた先から、おみやげをみたてて一筆そえて送ってくださいました。なんというお心遣い。

包みを開いただけで、心は悠久の都へ、そしてそこにおとずれる秋の色まで添えてくださいました。こんな贈りもののしかた、長らく忘れていたな〜と感じます。奈良から「秋」をいただいた気がしました。

全力疾走 in あたみん!

今週二回目の熱海出張。
仕事を終えてタクシーで熱海駅に到着すると、あらら!新幹線の1分前。

乗るか・・・、あきらめるか・・・。あきらめるなら、30分待ち。乗るなら「タカコ・ボルト」にならねば・・・。

なんて、考えてるまに走り出し!さいわい切符は入手済み。でも、きょうに限って、なんでヒールなの?

駅の構内をつっきって、いちばん奥のエスカレーターを駆け上がり、ようやく新幹線の改札。ここまでで、そうとう息があがっています。

きゃ〜〜!もう、ホームに電車が停車している気配。最後の通路を走り抜き階段へ。今世紀、いえ人生はじまって以来の全力疾走。なんで、この階段、踊り場がふたつもあるの〜?

ひゃ〜〜!ベルが鳴ってるし!(ぜったい、これ心臓にわるい)

なんだか、もう足が借りもののような感じで、そのうえ貧血気味・・・気持ち悪い。

さいわい、週末で降りるお客さんがたくさんいたのか、なんとかセーフ。新幹線に乗ったあと気絶するかと思いましたよ。まるで酸欠状態の金魚の形相。

ああ、この体力のなさ。ジムでたらたら歩いているだけじゃだめだと痛感しました。

しかし、こんな緊迫感、めったに味わえません。どんなエクササイスよりもぜったい痩せそうだわ〜。

おもわぬところで癒しが・・・

今朝の風はすっかり晩秋の冷たさ。空が高くて気持ちがいいお天気です。

そこで、取り出したりまするは、先日友人のLちゃんにいただいた小袋。
「塩」と「炭」が入っています。

いったい何がはじまるのでしょう?

はい、洗濯機をおもむろに開けて、洗濯物の上にこの塩と炭・・・なのですって!!これは、友人おススメのエコ洗剤。へ〜〜!これで汚れが落ちるなんて!

小さい頃、洗濯機の中で泡がぶくぶくもりあがって回り続ける・・・それをながめるのが好きでした。なぜ、あんなに飽きずにながめられたのでしょう?

今、洗濯は泡がたたない時代なのですね。といいつつも、こっそりフタをあけては炭がぐるぐるしている様子をのぞき見てしまったりします(習性? 笑)。見つめながら、この「我を忘れる」感じが心地よい。癒される・・・(笑)。

おっと、一分遅かった!

仕事が終わった少し早めの夕方、いただきものの「フェルメール展」のチケットを握りしめ上野へ。

上野公園をぬけ、動物園を横目に、ようやく美術館にたどりつくと・・・なにやら事務員の女性が入り口にずらり。「あら〜!VIPなみのお出迎え?」と思うやいなや、「ただいま、閉館いたしました〜」

え〜〜、まだ5時よ。美術館って6時とか7時までやってるんじゃなかった・・・?
それは、六本木とか渋谷の美術館。都営はお役所のように一分の狂いもなく5時きっちり終わってしまうのでした。

しょ〜がないので、「フェルメール展」の看板写真をおみやげに(笑)、上野の森のお散歩をしばし楽しんできました。

ここ数日11月の気候などといわれるように急に冷え込んで、すでにまわりの桜並木はほんのりと色づきはじめています。

そこに、なんと最後の一匹と思われるよわよわしいセミの鳴き声。わ〜、まだ頑張ってたんだ。哀愁さえも感じます。このセミの声が聞こえなくなったら、桜も銀杏も一気に秋の色に包まれそうです。

「フェルメール」は、もっとたっぷり時間のあるときにゆったりと観なさいということね!秋の深まった上野にまたやってくることにいたしましょう。

取材日♪

きょうは雑誌の取材です。これから、編集者のSさんに実際のヒプノ・セッションを受けていただくことになっています。

写真撮影にそなえて、ヒーリングベッドを片付けて、掃除機をかけて、・・・お部屋がぐっと広く見えますね〜。いつも、この状態だといいのですが・・・ (^^;)ゞ

「自然治癒力」をテーマに、さまざまな療法を紹介する雑誌になるとか。発売日など詳細は、また後ほどお知らせいたしますね。

では、楽しんできま〜す♪

至福の運命の三回目

「坂さんはお元気かしら?」
しばらく前から気になっていました。
「坂さん」とは、1/24の日記でご紹介した「丁未 坂(ヒノトヒツジ サカ)」のご主人です。

和食とフレンチで、涼しいお顔でたんたんと凄腕を発揮されるお料理人さん。あの当時、一人でお店をきりもりされているにもかかわらず、見事なお椀のおダシにはじまり、手打ちの十割り蕎麦やら、フレンチの煮込みやソース、そしてパティシエ顔負けの凝ったデザートいろいろ、それにもちろん仕入れまで。これ、すべて毎日お一人でなさっていたのです。いったいいくつ身体をお持ちなのかと思うほどの超人的な仕事ぶり。それでいて、いっさい手抜きはなし。一皿、一皿細やかに心がゆき届きそれが伝わってきます。

ふだん和食屋さんはリピートせずに新しいお店を開拓しています。まれにリピートしたとしても二回まで。なので、以前、坂さんに「わたしたちがまたやって来たら、それは大変なこと!」と運命の三回目についてお話していたのですが、ついに実現してしまいました。

なにしろ「たかちゃんミシュラン」初の五つ星(三ツ星というほどケチじゃない!笑)だし、それに素敵なお店はずっと続いてほしい。以前うかがったときは、まだ開店から一年たっていなかった頃です。

坂さん、お元気でしたよ〜。やつれていらしたらどうしよう?!と心配しましたが、お元気そのもの。ただ、忙しくて寝るヒマ、ちゃんとゴハンを食べるヒマがないとか。

今回もお料理はいうまでもありません。お椀は初もののマツタケがゴロリ(きゃ〜、坂さん、こんなことして大丈夫?!と思わず心配の声をあげてしまいました)。そしてメインは、これぞフレンチの定番で料理人さんの腕試しになるという「牛の赤ワイン煮」をいただいてみました。絶句するほどおいしかったです。お肉がトロトロ、でも後味がさっぱり。感動的でした。

デザートは三品すべてオーダー。そのうえ、坂さんがサプライズで作ってくださたマンゴープリンwithココナツアイス&ガトーショコラが登場。これ、めちゃくちゃ美味でした。

ほんとうに素晴らしいお仕事をされているかたを目のあたりにすると、たくさん学ばせていただくことができます。今回もお見事でした!(って、わたしがコメントすることすらおこがましいけど・・・)

「和食とフレンチのコースなんて不思議じゃない?」と思われるかた、是非おためしを。なんの違和感もなく、すべてが調和していてびっくりしますよ。

これは「衝撃の四回目」もありうる模様!坂さん、そのときはまたよろしくお願いいたします。ごちそうさまでした。m(_ _)m

レクチャーCD Vol.5 発売中!

七夕さまに行われた「気づきと癒しのTea Time Vol.5」のレクチャーCDが発売になりました。

今回は夢を叶えることをテーマに、「今ひとつ実現しない」を克服するコツをご紹介。
「アファーメーション」や「イメージング」でうまくいかなかった方も、CDの中でご紹介する簡単な瞑想法で「望むものがすんなり手に入った」「深い安らぎを感じるようになった」という感想もよせられています。

近日中に「るんショプ」にもアップされる予定ですが、こちらのアドレス(lunshop@office-lun.com)からお申し込みいただけます(お名前、ご住所、お電話番号をご記入ください。送料手数料は\450)。

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●「気づきと癒しのTea Time」 Vol.5  ¥2,300

「七夕さまスペシャル・星に願いを!
〜賞味期限内に夢を叶える〜」

「収録内容」
・お願いごとって、叶うもの、叶わないもの?
・憧れは手に入らないらしい
・夢の賞味期限とは
・フレッシュなうちに夢を叶える
・上手な現実の創り方
・「イメージング」「アファーメーション」の落とし穴
・「すべての夢はすでに叶かなえられている」って?
・あなたの夢は倉庫に保管されている
・倉庫に取りに行く(自然に夢を実現する)瞑想法実践
 (CD内の誘導で実践できます)
・夢の実現をキャンセルする頑張り・エゴ・怖れ・不信
・問題と思とは、過去のガラクタかも?!
・問題と取っ組み合いをしない

「質問コーナー」
・幸せを受け取りすぎることに躊躇してしまう
・夢の賞味期限が切れてしまうのはなぜ?

(約60分)

じつは・・・ホコリまみれだったわたし

ホコリというものは、知らぬうちに、うっすら、うっすら、つもっていって。
ついには、ホコリにすべてがおおわれていることにすら気づかなかったりします。

たとえば、自分の部屋のホコリ。
ふだんは、どこにどれだけたまっているのか気づきもしない。
はじめて、誰かが遊び来ることになったとき、
あらためて他人の眼で部屋の汚れをチェックしてびっくり。
こんなところに、こんなにホコリが・・・。

心も同じ。しらぬまに、うっすら、うっすら、ホコリがたまるのです。

セラピー中に使う心のクリーニングメソッドをあれこれ考案するとき、
いつもまず自分を実験台にしてみます。
やってみたらどんな感じがするのか・・・? を試すのです。
で、新しいメソッドを試みてみました。
・・・・おっ!なんか、なんだか、いい感じ。
たまりにたまっていたものがゴッソリとれたような気分。
世界がよりヴィヴィッドに見え、より安らいで平和に感じられます。

すると・・・、ここ数年、「こんなことしたいな〜」とおもい描いていたコト、
どうやってすすめたらいいのかな〜とずっと思案していたコトが、
あらら、向こうから勝手にやってきたではありませんか。それも、三つも。

目標を達成するのにしゃかりきになって疲れはててしまうことがありますが、
これこそホントの目標の達成の仕方。

「リラックスしながら、目標のためにやることはちゃんとやって」あとは、
「自分自身の真のパワーを覆い隠しているホコリを取り除く」すると、
「案外簡単に、なるようになってしまう!」
わたしたちの日常の「あ〜だ!こ〜だ!」の感情は、
一見どこかに消え去ったように感じても、
じつは心の奥深くにストックされて、本来のパワーを覆ってしまうようです。
自然の流れの中で手に入れられるものをも遠ざけてしまいます。

三つの目標のうちの一つは長年あたためてきたもの。
どうやってとっかかりを作るかを友人とも話し合ってきました。
しかし、なんのことはない、あっけなく向こうからやってきた。
それも、極上のもの、自分がイメージしたものよりもずっといいものです。

そとがわの物質にいどみかかって目標を達成しようと頑張るよりも、
心のすす払いをして、自分のほんとうのパワーを解放してあげることが大切なのですね。
目標達成としては、しごく省エネな感じですが、結果はけっこう大満足ものですよ。

思わず「欲」が出て、ヒマさえあればすす払いにいそしんでいます(笑)。

秋ランチ

「近所にこんなお店があったらな〜」と思うようなヨーロッパのビストロを彷彿とさせるシャレた外観。さらに、お店の前は並木道で川も流れています。いい雰囲気!

このお店、じつは「るん」から徒歩10分ほどの目黒川沿いにできたオーガニックのカフェ・レストラン「マザーエスタ」

「オーガニック」というと、身体にはいいけれど、どうも今ひとつあか抜けないイメージがありますが、こちらは違いますよ〜。

お店ができた当時から知ってはいたのですが、なかなか出かけられず。ついにUCちゃんから「パスタランチもカレーランチも絶品。中目黒ではかなりいい方」というメールをいただきご一緒させていただきました。

サラダはウサギも喜びそうなディスプレイ。7種類ほどの葉っぱがずらりと並びユニークです。わたしは、ウワサのパスタをいただきましたが、パスタよりもたっぷりありそうな具が極細麺とマッチして絶妙です。デザートにちっちゃなケーキもついてきます。

お味もセンスも、かなり高得点。満足、満足。

しかし、人間、さらに欲をいわせていただければ、もうちょっとボリュームがあるとなおよし!(なぜか、オーガニックのレストランってすぐにお腹がすいてしまうのね〜。午後のセッションはお腹がなってしまった!←これって、たんにわたしが大食いなだけかも!?笑)

ぜひ、桜並木が色づく頃お散歩がてらにどうぞ!

ダブル I (アイ) 氏とデート

八年ぶりと十年ぶり・・・という、ふたりの旧友、ダブル I (アイ)氏と再会しました。

その昔、潜在能力の開発と自己啓発の分野でたくさんの著書を出版され研究を続けていらした故・保坂榮之助氏のもとで出会ったお仲間です。

今では「潜在能力」というものもずいぶん注目され活用されるようになってきましたが、およそ二十年前、わたしたちが毎週末、保坂氏のもとに集っていた頃は、なにやらゲーム感覚でヒトの中に眠る不思議な力のあれこれを、いろいろ試みてはその成果に自ら驚いていたものです。

その仲間同士で夢や目標を語ってはいろいろなメソッドを試みて、成功体験やときには失敗談を分かち合い、密度の濃い時間をすごしてきました。そして、今、わたしがこういう仕事をしているいしづえを築いてくれたお仲間でもあるのです。

ほかにもたくさんの方がいらしたのですが、なぜか、いつからかこの三人。気がつけばずいぶん月日が流れたのを感じます。

この十年に、それぞれのポジションで社会にもまれながらいろいろな体験をしてきたわたしたち。今、また三人でひざをつき合わせて語り合っている意味は何なのだろう?と話しつつ、たぶん・・・あのとき学んだあれこれがようやくほどよく頭の中で整理され、これからはそれをまわりと分かち合ってゆくアウトプットの時代にきているのかもしれません。

一生懸命な同じ時間を共有して、また今、新たに夢を語れるお仲間がいるのはステキなことです。

PS しかし、お二人とも容姿があの頃とぜんぜん変わらずで(内容はもちろんバージョンアップ!)、それがまた過去にタイムワープしてしまったような不思議な感覚をおぼえます。いつも前向きで楽天的であることはトシをとらない秘訣らしい・・・。見習わなくちゃ!