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すたっふ・み〜ちんぐ


社長主催の「み〜ちんぐ」、というかお食事会。
うちの社長は、おいしいものが大好きです。

彼の提案で、以前から気になっていた恵比寿のイタリアン「ダ・イーヴォ」へ。

← 社長はお店のおねえさん、おにいさんにコテコテにかまってもらってご満悦の笑み。わたしたちは勝手に盛り上り、ときには社長をお店におきざりにしそうになることも・・・。

赤ワイン党のSちゃん、Yちゃんはリーゾナブルなお気に入りの一本を見つけ、このワインだけでもお店に太鼓判。

ここのオーナーは、ナポリの五つ星ホテルご出身のイタリア人シェフで、じきじきに厨房をしきっていらっしゃいます。

なので、お店の活気やざわめく雰囲気、お料理の勢いなどなお、どっぷりナポリ。


本日の美味は、「幻のプロシュット」。ダンディーな蝶ネクタイのおじさまが目の前でスライスしてくださる様子をみるのもまた楽し。

それから焼きカマンベール、そしてここに来たらピザははずせません。ぱりぱりもちもちのハーブのきいたマリナーラを。焼きなすのリガトーネもおいしかったし、ポルチーニのリングイネも・・・etc.etc.

最後にサービスで出てきた食後酒グラッパ。野ばらがイキに演出されています。お酒がダメなわたしは強すぎて火をふきそう。

でもね、ぎゅぎゅっと凝縮されたレモン(いえ、これはレモンというよりリモーネでしょう)の香り。こちらのお店の手作りだそうです。そうそうこれこそナポリの太陽の香りです!

もう、食べられない!といいつつ、ついついオーダーしてしまったデザートのババというお菓子。(グラッパのショックで手ぶれをおこしています・笑 →)
ラム酒がとってもきいてて美味でしたね〜。

さっそく、次回のランチミーティングもここに決定です!

初夏はテラス席になるのでデートにもおススメですよ〜!

「うんざり」レベルが人生を変える!

セラピーでのひとこま。

クライアントさんがご自分の問題を話されます。

よ〜くお話をうかがったうえで、違った角度からのものの見方を提案させていただくことがあります。「こんなふうに考えることもできますよね〜?」と。

そんなとき、「そうそう、そうなんです。それはもう知っています」とか「それは聞いたことがありますから」と、どんな考えもアドバイスも立て板に水のごとく、ソク右から左へと却下されることがあります。

そんなとき、ちょっともったいないな〜と思います。

なぜなら、知識で知っているかどうかをお尋ねしているわけではないからです。「頭でその知識を知っていること」と、それを「人生に受け入れる」「それを生きてみる」ということはまったく別なことなのです。

たしかに、どこか本で読み知った知識かもしれません。でも、知識はあくまでも知識。「頭のレベル」です。

わたしたちをつき動かし、人生を操作しているのは、「心のレベル」「潜在意識のレベル」です。頭のレベルに山のように知識をつんでも、行動はなかなか変えられません。

頭でさんざん知っていることだからこそ、本当に変わろうとするときは、それをもう一度受け入れて、どういうことなのかじっくり感じて、味わって、そして潜在意識に落ちるまで気長につきあってあげなければならないのです。ほんとうに心を開いて、自分に迎えいれてあげることなのです。

たとえば、自己啓発本などで「よ〜〜し!元気をもらったぞ!」というとき。直後はまるで人生が変わったように生き生きするのですが、一週間もするとあの感動パワーはどこへやら。なにひとつ変わっていない・・・。読書という頭脳レベルの刷り込みは、日常生活の刺激によってすぐにかき消されてしまいます。

そうならないためには、「知っている」「わかった」というレベルから、「もう、聞くのもイヤ」という「うんざりレベル」までもっていかなければなりません。

たとえば、この本の考え方はすばらしい!と思ったら、今日から三ヶ月間は寝る前に同じ本を読み続けるとか。感動したセンテンスを書き出して、毎日目を通すとか。とにかく、(頭で)「わかったぞ!」のレベルを超越して「いいかげんにしてくれ〜!うんざりだ」というところまでいかなくてはなりません。「うんざり」すると、その考え方と自分がひとつになって、あらたな自分の考え方のスタンダードとして確立します。潜在意識に落とし込むことができるのです。

今はなんでもスピードの時代。「はい、わかった!次ぎ!」といいたいところです。が、是非自分があらたに持ちたい考え方、生き方があったら、「わかった」段階から「もう、うんざり」までしつこく取り組んでみてください。ここまでくると知らぬ間に、ものの見方が変わっています。

しつこ〜いコテコテ読書は魂を育ててくれますよ。

ありがたさいっ〜ぱい!和食のお店

来店すると、まずは不思議な巻物を賜ります。じつはこれ、お献立。なにやらとっても有り難〜い気分。

そして、お食事全編をとおして、この「有り難い」空気はながれ続けます。・・・・それは、なにが運ばれてこようとも、食材ひとつひとつに「こちらはどこどこ産のまるまる、そしてこちらはなになにで獲れたしかじか・・・」と、ぐんぐん有り難度数がましてゆきます(笑)。


おもしろかったのがお造り。最初に塗りの箱がうやうやしく置かれます。まさに、玉手箱。何が入っているのやら。すきをねらって覗こうとしたのですが、浦島太郎になるから・・・と咎められました。(そんなワケない!)

その後、お造りが運ばれたあと、静かに塗りの箱のふたがはずされます。なんとコレお塩。いろいろなお塩が小皿に少しづつ。最近は、なんでもお塩でいただくのがはやりなのでしょうか?「匠の塩」「大島の塩」「沖縄の塩」・・・いちばんおいしかったのは「ヒマラヤの塩」。山のお塩のほうがやわらかい。

でもね、結論としてお刺身はなんといってもお醤油にわさびが最高。しかし、お醤油まで「大吟醸」ときています。こうなったら、一滴残らず飲み干して帰ろうかと思いましたよ〜。

その他のお料理もどれもおいしかった〜。
こちらのお店は去年、オープンしたてにうかがいましたが、お料理の趣きがずいぶん変わっています。板さんが変わられたのでしょうね。なので、前回の板さんズラリ総勢のお見送りもなく、ちょいと寂しい。でも、この「亀よし」さんやっぱり特別なおもてなしの雰囲気に満ちたお店です。
ごちそうさまでした♪  m(__)m  m(__)m

GW新緑日記

GWも終わり、朝の空気にもキビキビとした躍動感が感じられます。みなさま、いかがお過ごしでしたか?
わたしは仕事・・・のあいまにも、つかのまの緑の散策に出かけることができました♪

5月△日

五月恒例、我が家のお墓参り。桜並木がすっかり色濃くなっています。帰りにきまって岡本太郎さんちの「太陽くん」にご挨拶をしてきます。う〜ん、いつ見てもカワイ〜イ♪

今年は、「のらくろさん」ちにも寄ってみました。田川水泡さんのお墓です。ここもなごみますね〜。

そこで考えましたよ。もし、わたしが新たに自分のお墓を建てるとしたら・・・?
たとえば、お菓子の家風。なんせ、この墓地には大邸宅風のお墓もあるのです。でも、お菓子の家に魔女(つねづね大魔女と呼ばれております)が入っていたらハマリすぎですね(笑)!

5月□日

Home Townである武蔵野の公園に友人をご案内。わたしもここは久しぶりです。幼少の頃からおつきあいのあるゾウのハナちゃんはご健在でした。

そして、緑にむせそうなぐらいの森林浴。
ベンチにすわってくつろいでいると、じっとこちらをうかがう怪しい人影が。
・・・ここは北村西望さんの彫刻の森。でも、なんであの彫刻は前にある散歩道の方に向いていないのでしょう?お行儀よくしているのがあきちゃったのでしょうか?

タキノ オトイレ?

出張日。
「るん」の前にあるつつじの生け垣に、見慣れぬかわいいお花を発見。どこからか種がとんできたのでしょうか?お初です。

さて、品川駅の構内を歩いていると、いつも気になるアナウンスがあります。それは、お手洗い前に流れているもので、「テマエハ タキノ オトイレ デス」というもの。

「うん?タキノ オトイレ?・・・手前は滝のおトイレ?」
手前にあるお手洗いの中には滝が流れているのか?

そういえば、パリのカフェにあったお手洗いは、小島のように両足をのせるタイルが二つあって、その他は全面にどっと水がながれてきてぎょっとしましたっけ。わたしまで流されそう(汗)。

インドネシアのトイレは、水がめとお風呂で使うような手つきの桶がおいてあって、「いったい、これをどうすりゃいいのよ!」と思いましたっけ(ある人は、あびちゃったりして?)

中国の公衆トイレだって、当時うら若き私にしたら日本に逃げて帰りたいほどのショック・・・(扉がなくて、待っている人やお隣とご対面・・・北京五輪で急速にトイレ事情は改善されているようです)。

南米の空港のトイレは便座がふた周りぐらい大きくって、これは腰かけたら落ちる!と思いましたよ〜。

世界中、トイレはいろいろ。
で、お話は「滝のおトイレ」ですが、ある日謎が解けました。
「タキノ オトイレ」じゃなくって「タキノオ トイレ」、つまり「多機能トイレ」。

はた、と気づいて、自分でも笑いましたよ〜。

もりもりスクスクわさわさ

ほんの少しまえ、新緑がちらほら、まるで赤ちゃんのうぶ毛のようにはえはじめたと思ったら・・・・。

いつのまにか、もりもりのてんこもり。りっぱに成長。

こうなると季節はひとっとびに夏へ。

5月生まれのわたしとしては、ここからが一年のうちでももっとも血騒ぎ肉おどる!(ああ・・・もとエレガントにいきたいのですが・・・汗)本番の季節なのです。 \(^O^)/

クッキー缶にまつわる葛藤

大きな缶に入ったクッキー詰め合わせ・・・見るからにワクワクいたします♪

でも、これっていつも葛藤のたね。

いくつかをお皿にとってフタを閉めるものの・・・しばらくすると、またいくつか取りだし・・・。いったいそこから何回開けたり閉めたりが繰り返されることか。

だったら、いちいちフタなんて閉めなくていいのに。でも律儀にちゃんと閉めたいのでした(笑)。

日本の巨匠に酔いしれる

どちらかというと西洋絵画がお好みです。でも、東山魁夷だけは別格。まるで油を使ったような深いタッチ、そして神秘的な表現。高校生の頃から大好きでした。そこへ、「東山魁夷のチケットあるけど行く〜?」というお誘い。もちろんっ!生誕百年の大回顧展です。これはぜったいに行こう!と決めていました。

入り口にある音声ガイド。ふだんは見向きもしないのですが、なんと東山画伯の肉声による解説と聞いてとびつきます。

もう、ここから混雑も気にならず作品に完全没入。それでも、ご一緒させていただいたMちゃんとはひとつ観るごとに作品について熱く語らずにはいられません。

ここまでたくさんの作品が一堂に会しているのははじめてです。ほんとうにどれも素晴らしい〜。ため息です。

すべての作品からにじみ出る静謐さと深い精神性。音声ガイドのお言葉に耳を傾けるほどに、ああどの作品も画伯ご本人の心のすべてなのだと。まさに画伯の心象風景。何ひとつひけらかすことなく、誇張することなく、驕ることなく・・・ただご自身の魂と向き合いながら深い瞑想のように創り出される作品の数々。

鑑賞中幾度となく涙がこぼれそうになるのをこらえつつ、最後の作品「夕星」へ。

これは、「(高齢で)もう旅することもままならなくなり、夢の中の風景を描いた」とご本人。まさに絶筆となった作品。一生をかけて世界中、日本中を歩かれ作品を生み出されたここまでの人生。それがもはやできなくなったことに対する悲しみや失望はかけらもなく、ただ淡々と静かにうけとめていらっしゃるのが印象的。そこまでの人生をじゅうぶん生ききったものだけがもつ、深い静けさと安堵を感じました。

観おわってあふれる涙をぬぐいながら隣のMちゃんを観ると、彼女も涙をいっぱいためて「夕星」に魅入っていました。最後の作品の前をなかなか立ち去ることができない二人なのでした。

PS 画集や絵はがきは、どれも色がねぼけていてとても残念。是非、実物をご覧下さいませ。

初夏のおやつ

緑がもりもり一気にこくなって、あっというまにどこか初夏の風。

そんな季節においしい柑橘類のおすそわけをいただきました。

グレープフルーツにミカンに・・・と思ったら、大はずれ〜。

じつは、全部New Faceの柑橘さんたち。ちなみにお名前は、大きな方から、「みしょうかん」「ニューサマーオレンジ」「せとか」。存じ上げずに失礼いたしました。ほんと、みなさん、はじめましてです。

日本のスーパーは果物の種類が少ないので、この季節の柑橘類はグレープフルーツか夏みかんどまり・・・。食の安全が懸念される今、もっともっと日本のご当地ものが気軽に楽しめたらいいな〜と思います。

きょうも気温が高めなので、このみずみずしさ、生き返る〜!

お財布が元気なときにどうぞ♪

先日、六本木でお茶をしていた友人と、「じゃあ、夕飯でも食べて行こっか・・・」となに〜げに立ち寄ったお店、「六本木与太呂」さん。六本木音痴のわたしですが、友人の古くからの行きつけという鯛めし屋さんです。

さかのぼること二十数年前、友人はとあるデートではじめてここを訪れたそうです。そのときのお相手は残念ながら Fade outし、いっぽうお店とは永いつきあいになったとか・・・(タイめしに負けたら本望か?笑 )

お店に向かいながら、「そこの天ぷらがね〜」と友人。あれ?鯛めし屋さんなのか?天ぷら屋さんなのか?・・・行ってみてわかりました!シメに鯛めしを出してくれる天ぷら屋さんなのでした。

また、ここの天ぷらがおいしいっっ!!

去年、「のけぞる天ぷら屋」さんについて書きましたが、こちらは「うなる天ぷら屋」さん。

世のフリッタータイプの天ぷら屋さんをイメージすると大きく裏切られます。軽くてさっぱりしているので、どんどん揚げてくださってもぱくぱく食べちゃう。天つゆなしで、すべてお塩でいただくというのも素材の味が生かされてて飽きません。

そして、友人の予告どおり、最後に土鍋の鯛めし。りっぱ〜!!たっぷりあるのでしっかりおかわりして、なおかつ残りは折り詰めに。

思い立ってふらりと立ち寄ったゴハン処・・・。もしかすると、今までの「ふら〜り」のなかではいちばんゴージャスだったかも!(@_@)しか〜し、Body, Mind, Spiritにじゅうぶん栄養!

お財布を鍛えて再び挑戦したいものです。