11-09-03 期待しなければ味わい深い「ツリー オブ ライフ」

ブラピの主演にもかかわらず、まったく食指の動かなかった「ツリー オブ ライフ」。だってウェブのレビューを見ても平気で星が一つか二つだし、なおかつ途中退場者もいるという作品。

そういうのに限って、「127時間」じゃありませんが誘われちゃう。いったん拒否したものの、「娯楽作品だと思って観なければ、あんがい深いかも」「仕事に役立つかもよ」とそそのかされ(?)行っちゃいました。

仕事のあとだなんて、あまりに形勢不利。すでに眠いし。そのうえお腹いっぱいサンドイッチも食べたし、デザートまでいただいちゃった。あとは寝るっきゃないね・・・という状況です。それにしても、ブラピ主演でこの観客の少なさ。年配の方がチラホラ、あとはお一人の方です。

はじまってしばらくすると、お隣の誰かさんは貧乏ゆすり・・・あらら、誘ったわりには飽きてる?その後は眠りに落ちていたみたいです。おもしろくないと即シャッターが降りちゃうこのわたしが最後までぜんぜん眠らずに観終わったってことは、つまらなくはなかったらしいです。少々哲学的な作品で、父がブラピ、息子がショーン・ペンという設定を押さえておけば、どこに話しが飛んでもついてゆくことができました。

ハイ、たしかに場面はくるくる時空を飛び回ります。あるときは火山の映像、そして宇宙、大自然、恐竜までも・・・これはサイエンスものかと思ってしまいましたよ。それにセリフはほとんどなく、問いかけのような静かな語り、そしてたまにあるセリフはつぶやきのよう。

旧約聖書のヨブ記(信仰の篤いヨブでさえ、神からの恩寵を受けるどころか次々と人生の困難にみまわれる)を、息子の一人を失ってしまうブラピ家族の感じる理不尽さに重ねあわせています。テーマについての感想は長くなるのでさておいて・・・。

このブラピ演じる1950年代のアメリカのお父さん、おそろしく厳格で支配的。いっけん幸せに見える家族の心をむしばんでゆきます。

セラピーをしていると、このタイプの父親、多いですね。自然に囲まれた美しいお家、何不自由ない暮らし、家族揃っての食事、寝る前にする父親へのキス・・・見たところ何の不自由もない幸せに満ちた家族に見えますが、すべては形だけ。この父親の自己満足。フタをあければすでに家族の心はボロボロで、父を殺したいほどの嫌悪感が渦巻いています。しかし、すべてに形がととのっていれば幸せに違いない、と父親はあくまでも形(成功すること)を整えることに執着し続けます。

この「成功がすべてである」という父親の無意識には、どれだけの自分に対する無価値感が充ち満ちていたことか。その抑圧し隠し続けて形だけの成功を求めようとした父の無価値感は、息子によってしっかりと表現されているのです。だから、その父から見たらなんともふがいなく見える息子たちに我慢がならず、ついついつらくあたってしまうのでした。

セラピーの中でも、自分でもてあましている自分への不満をこどもに向けかえて、こどもを過剰にコントロールすることによりバランスを失わせてしまう例はあとをたちませんよね。

ヨブ記をベースにしたテーマにもいろいろな感想を抱きましたが、この超支配的なお父さんのメンタリティーと傷ついた息子(特に長男)のトラウマを分析していてもいろいろと気づきがある映画でした。

決してつまらない映画ではありません。でも娯楽作品でもありません。いかにもカンヌのパルムドールな作品です。じっくりと味わいたいときにはよいかもしれないな〜と思いましたよ。

しかし・・・この子役たちのセリフのない演技、すごいでした。

お茶の間シネマトーク「期待しなければ味わい深い“ツリー オブ ライフ”」

ブラピの主演にもかかわらず、まったく食指の動かなかった「ツリー オブ ライフ」。だってウェブのレビューを見ても平気で星が一つか二つだし、なおかつ途中退場者もいるという作品。

そういうのに限って、「127時間」じゃありませんが誘われちゃう。いったん拒否したものの、「娯楽作品だと思って観なければ、あんがい深いかも」「仕事に役立つかもよ」とそそのかされ(?)行っちゃいました。

仕事のあとだなんて、あまりに形勢不利。すでに眠いし。そのうえお腹いっぱいサンドイッチも食べたし、デザートまでいただいちゃった。あとは寝るっきゃないね・・・という状況です。それにしても、ブラピ主演でこの観客の少なさ。年配の方がチラホラ、あとはお一人の方です。

はじまってしばらくすると、お隣の誰かさんは貧乏ゆすり・・・あらら、誘ったわりには飽きてる?その後は眠りに落ちていたみたいです。おもしろくないと即シャッターが降りちゃうこのわたしが最後までぜんぜん眠らずに観終わったってことは、つまらなくはなかったらしいです。少々哲学的な作品で、父がブラピ、息子がショーン・ペンという設定を押さえておけば、どこに話しが飛んでもついてゆくことができました。

ハイ、たしかに場面はくるくる時空を飛び回ります。あるときは火山の映像、そして宇宙、大自然、恐竜までも・・・これはサイエンスものかと思ってしまいましたよ。それにセリフはほとんどなく、問いかけのような静かな語り、そしてたまにあるセリフはつぶやきのよう。

旧約聖書のヨブ記(信仰の篤いヨブでさえ、神からの恩寵を受けるどころか次々と人生の困難にみまわれる)を、息子の一人を失ってしまうブラピ家族の感じる理不尽さに重ねあわせています。テーマについての感想は長くなるのでさておいて・・・。

このブラピ演じる1950年代のアメリカのお父さん、おそろしく厳格で支配的。いっけん幸せに見える家族の心をむしばんでゆきます。

セラピーをしていると、このタイプの父親、多いですね。自然に囲まれた美しいお家、何不自由ない暮らし、家族揃っての食事、寝る前にする父親へのキス・・・見たところ何の不自由もない幸せに満ちた家族に見えますが、すべては形だけ。この父親の自己満足。フタをあければすでに家族の心はボロボロで、父を殺したいほどの嫌悪感が渦巻いています。しかし、すべてに形がととのっていれば幸せに違いない、と父親はあくまでも形(成功すること)を整えることに執着し続けます。

この「成功がすべてである」という父親の無意識には、どれだけの自分に対する無価値感が充ち満ちていたことか。その抑圧し隠し続けて形だけの成功を求めようとした父の無価値感は、息子によってしっかりと表現されているのです。だから、その父から見たらなんともふがいなく見える息子たちに我慢がならず、ついついつらくあたってしまうのでした。

セラピーの中でも、自分でもてあましている自分への不満をこどもに向けかえて、こどもを過剰にコントロールすることによりバランスを失わせてしまう例はあとをたちませんよね。

ヨブ記をベースにしたテーマにもいろいろな感想を抱きましたが、この超支配的なお父さんのメンタリティーと傷ついた息子(特に長男)のトラウマを分析していてもいろいろと気づきがある映画でした。

決してつまらない映画ではありません。でも娯楽作品でもありません。いかにもカンヌのパルムドールな作品です。じっくりと味わいたいときにはよいかもしれないな〜と思いましたよ。

しかし・・・この子役たちのセリフのない演技、すごいでした。

11-08-31 ミクニさんでヒメ気分(四ッ谷)

静かな路地にひっそりと佇むツタのからまる洋館。

ここはあの三國シェフで有名なフレンチの名店、「オテル・ドゥ・ミクニ」です。きょうはお友だちのバースデーでやってきました。

お店に向かって歩いているところからドアがスッと開き、でもわたしたちが「ステキ!」とお店にカメラを向けはじめるとドアがスッと静かに閉まる心づかい(笑・ありがとう)。

もう、ここからはお姫さま気分でうやうやしく迎え入れられました。お玄関のホールからオープンになった大きな厨房を抜けて奥のダイニングに進む演出。わ〜、シェフが山ほど。緊張感がただよい、みなさんキリッといいお顔をしていらっしゃいます。

サービスはさすがで始終ヒメ気分ですが、決して堅苦しくなくお料理や食器についてベテランの給仕さんとあれこれおしゃべり。

ゴーヤのリゾットとスズキを昆布だしでいただくお魚料理や、やわらかく煮たウリとトリュフたっぷりの牛フィレをわさびソースでいただく肉料理、というようにフレンチというよりはあっさりとおいしい和食をいただいているような気分になりました。

デザートの盛り合わせも美しく、このたっぷりデザートのあとにさらに焼き菓子が三つも出てきました。多菓子(タカコ)も大満足!

・・・と夢見心地な数時間。しかし、ヒメたちが宴を終える頃には雨ザーザー(そうでした・・・台風きてたのね)。カボチャの馬車を呼んだものの、四ッ谷駅まで。しぶしぶ電車にて家路をたどるヒメたちなのでありました。

Mちゃん、お誕生日おめでとう!よい一年を。(^-^)ノ

 

ミクニさんでヒメ気分

静かな路地にひっそりと佇むツタのからまる洋館。

ここはあの三國シェフで有名なフレンチの名店、「オテル・ドゥ・ミクニ」です。きょうはお友だちのバースデーでやってきました。

お店に向かって歩いているところからドアがスッと開き、でもわたしたちが「ステキ!」とお店にカメラを向けはじめるとドアがスッと静かに閉まる心づかい(笑・ありがとう)。

もう、ここからはお姫さま気分でうやうやしく迎え入れられました。お玄関のホールからオープンになった大きな厨房を抜けて奥のダイニングに進む演出。わ〜、シェフが山ほど。緊張感がただよい、みなさんキリッといいお顔をしていらっしゃいます。

サービスはさすがで始終ヒメ気分ですが、決して堅苦しくなくお料理や食器についてベテランの給仕さんとあれこれおしゃべり。

ゴーヤのリゾットとスズキを昆布だしでいただくお魚料理や、やわらかく煮たウリとトリュフたっぷりの牛フィレをわさびソースでいただく肉料理、というようにフレンチというよりはあっさりとおいしい和食をいただいているような気分になりました。

デザートの盛り合わせも美しく、このたっぷりデザートのあとにさらに焼き菓子が三つも出てきました。多菓子(タカコ)も大満足!

・・・と夢見心地な数時間。しかし、ヒメたちが宴を終える頃には雨ザーザー(そうでした・・・台風きてたのね)。カボチャの馬車を呼んだものの、四ッ谷駅まで。しぶしぶ電車にて家路をたどるヒメたちなのでありました。

Mちゃん、お誕生日おめでとう!よい一年を。(^-^)ノ

 

かたつむりビルで待ち合わせ

表参道ヒルズの正面玄関で会う約束をしました。

「電車が遅れて20分遅刻します」というメッセージを受けとったので、ヒルズ内のお店を探検することに。なんせ、レストランに二回ほど寄ったきりで未知の世界、それに敷居が高そうなお店ばかり...。完全に腰がひけてそうそう長居をする気にもなれず、ひとつ、またひとつ・・・と次々お店をハシゴ。

そうするうちに「今、玄関についたよ〜」という連絡がきたので、「同じフロアのお店にいるから来て!」・・・と言ったものの待てどくらせどあらわれず。いったい、どこ行っちゃったのだ? あまりに遅いのでこちらから電話してみると「一階のどこ?見渡してもどこにもいないよ〜」と困った様子。ここは吹き抜けになっているので、全体が見渡せるのです。

「だから、一階のラーメン屋さんの前!」と言いながら、ちらりとわきの案内版が目のはしをかすめる・・・・と、そこには「三階」という文字が。

あれ?あれ?なんで三階?さっき一階の玄関から入って、一度も階段もエスカレーターもエレベーターも使ってないのに。キツネにつままれた気分。

じつは、このビル、通路がかたつむりのようになっていて、歩いていると自然に上の階へと上かってしまうのでした。なんだか、昔よく遊んだ折り紙の「だまし船」の感覚(船の帆先を持っていたとおもったら、舳先だったという)、で気づいたら違うところにおりましたよ。

しかし、一瞬、夢遊病者のように知らないうちにエスカレーターを使ったかもしれない自分を疑いましたよ(はい、暑いからね。そんなこともあるかと・・・汗)。なによりも、正常でよかったです、ハイ。

セッションにいらっしゃるクライアントさんがよく口にされる言葉は、「ホント、いつも同じところをグルグルしてるようで面目ない・・・」と。しかし、人生の構造も表参道ヒルズ的だと思うのです。ご安心ください。自分ではひとところをグルグルしちゃってるように思えても、決してそうはいかない。気がつけば知らないうちにちゃんと上昇してるんですよ!!

11-08-24 今やストーカー・・・「卒業」

劇場で観た旧作シネマ、それは「卒業」。(六本木ヒルズで朝10:00から、古い名作といわれるものを次々上映しています。)

チャペルから花嫁を略奪するシーンはとても有名。みなさんもどこかで目にしたことがあるかもしれません。

簡単に言うと、セレブなおうちのエリートくんが大学を卒業し、さてこの先どっちを向いて生きるのか・・・敷かれた線路の上を突っ走ってきた彼にはあまり「意志」というものがない様子。そして自信もない。そこで、母親ほどのトシの女性にそそのかされ、なんせやることがないのでそちらに突き進んでしまいます。しかし、その女性の娘に会ってみたら、はじめて「意志」が目覚めちゃった。「このコのほうがいい!結婚したい!」と。突如娘にひるがえったエリートくんを見て、この年上の女性、もちろん黙っちゃいません。プライドがあります。事実を娘にバラし、恋路を邪魔するのです。結果、そのコは他の男性と結婚することになるのですが、彼はあきらめちゃいない。必死で結婚式さなかの教会に乗り込み略奪する・・・というお話し。

この青年役、若かりし日のダスティン・ホフマンが演じているのですが、ほとんど自分のないこ青年役に彼の「超なで肩」な体型がベストマッチ。演技というより、この体型だけでかなり醸し出すものアリ、です。

そして、いやがる彼女を彼女の通う大学にまではりこんでつきまとう始末。これって今でいうと熱愛なんてもんじゃなくって、たんなる激しく変質的なストーカー行為。あの「なで肩」体型にジャンパー姿でピッタリ彼女のあとについて足早につけ回す姿・・・ん?どっかで観たな〜このシーン、あ〜!これすでにレインマンだわ(自閉症役のダスティン・ホフマンが、ジャンパー姿で弟役トム・クルーズのあとにぴったりくっついて、小股にチョコチョコつけ歩くシーン。「卒業」から、すでに「レインマン」だった・・・汗)。

いくら好きだからって、この執拗でストーカー度100% の一方的な恋愛表現、観ててだんだん頭痛がしてきましたよ〜。こんなことされたら、誰だってぜったい引くでしょ〜。これ、1967年の映画。セレブなエリートくんが乗り回す当時はカッコよかったであろう赤いアルファ・ロメオも、いまや遊園地の遊具にしか見えません。モノにしろ、恋愛観にしろ、今と変わっているような変わっていないような微妙な年代なので、逆にギャップを大きく感じるのかもしれません。もっと極端に古いい作品のほうが頭が混乱しないかも。それに、年代的にはまだ共感できない、というのもあります。

なんか妙に疲れたぞ・・・・。ハッピーエンドなのに、なんかだかな〜・・・という感じです。職業上、彼のあの性格、もうちょっと自分と向き合ったほうがいいんじゃない?などと、将来を案じてしまいましたよ。

しかし、ダスティン・ホフマン、「ひどいなで肩」をのぞけば、昔はとっても美形だったのね。オトコのオバサンのイメージしかなかったから見直しました。・・・(「トッツィー」です)。

お茶の間シネマトーク「今やストーカー・・・“卒業”」

劇場で観た旧作シネマ、それは「卒業」。(六本木ヒルズで朝10:00から、古い名作といわれるものを次々上映しています。)

チャペルから花嫁を略奪するシーンはとても有名。みなさんもどこかで目にしたことがあるかもしれません。

簡単に言うと、セレブなおうちのエリートくんが大学を卒業し、さてこの先どっちを向いて生きるのか・・・敷かれた線路の上を突っ走ってきた彼にはあまり「意志」というものがない様子。そして自信もない。そこで、母親ほどのトシの女性にそそのかされ、なんせやることがないのでそちらに突き進んでしまいます。しかし、その女性の娘に会ってみたら、はじめて「意志」が目覚めちゃった。「このコのほうがいい!結婚したい!」と。突如娘にひるがえったエリートくんを見て、この年上の女性、もちろん黙っちゃいません。プライドがあります。事実を娘にバラし、恋路を邪魔するのです。結果、そのコは他の男性と結婚することになるのですが、彼はあきらめちゃいない。必死で結婚式さなかの教会に乗り込み略奪する・・・というお話し。

この青年役、若かりし日のダスティン・ホフマンが演じているのですが、ほとんど自分のないこ青年役に彼の「超なで肩」な体型がベストマッチ。演技というより、この体型だけでかなり醸し出すものアリ、です。

そして、いやがる彼女を彼女の通う大学にまではりこんでつきまとう始末。これって今でいうと熱愛なんてもんじゃなくって、たんなる激しく変質的なストーカー行為。あの「なで肩」体型にジャンパー姿でピッタリ彼女のあとについて足早につけ回す姿・・・ん?どっかで観たな〜このシーン、あ〜!これすでにレインマンだわ(自閉症役のダスティン・ホフマンが、ジャンパー姿で弟役トム・クルーズのあとにぴったりくっついて、小股にチョコチョコつけ歩くシーン。「卒業」から、すでに「レインマン」だった・・・汗)。

いくら好きだからって、この執拗でストーカー度100% の一方的な恋愛表現、観ててだんだん頭痛がしてきましたよ〜。こんなことされたら、誰だってぜったい引くでしょ〜。これ、1967年の映画。セレブなエリートくんが乗り回す当時はカッコよかったであろう赤いアルファ・ロメオも、いまや遊園地の遊具にしか見えません。モノにしろ、恋愛観にしろ、今と変わっているような変わっていないような微妙な年代なので、逆にギャップを大きく感じるのかもしれません。もっと極端に古いい作品のほうが頭が混乱しないかも。それに、年代的にはまだ共感できない、というのもあります。

なんか妙に疲れたぞ・・・・。ハッピーエンドなのに、なんかだかな〜・・・という感じです。職業上、彼のあの性格、もうちょっと自分と向き合ったほうがいいんじゃない?などと、将来を案じてしまいましたよ。

しかし、ダスティン・ホフマン、「ひどいなで肩」をのぞけば、昔はとっても美形だったのね。オトコのオバサンのイメージしかなかったから見直しました。・・・(「トッツィー」です)。

11-08-23 TSUTAYAさん「オススメ良品」から

最近、DVDにしろ劇場ものにしろ、新作に興味をひかれず旧作を観る機会が多いです。

TSUTAYAさんの「オススメ良品」の棚から無作為に選んだ一枚をご紹介。

「おもしろくなかったら返金してくれる」というので、何の情報も先入観もなしでさっそく観てみました。

まず、登場するお金持ちの女性。着ている水着が腰骨の上まで切れ上がった超ハイレグ。今見ると、これってかなりの赤面ものですね。1980年中頃ぐらいに流行ってたかな〜?そして次に、彼女のだんなさんが使っている携帯電話。なんともデカッ!!細長いお弁当箱みたいなものにバンドがついていて、手の平を差し込むようになっています。うんうん・・・これも、90年代よりも前ですよね。そして極めつけは、バックに流れる音楽。ひと頃流行ったAORっぽい響き? (Adult Oriented Rock というらしいジャンル。えっと、シカゴとかクリストファー・クロスとか・・・。完全にトシがばれるね!!汗)これも80年代の特徴的な音楽。

ストーリーは、かなり性悪のセレブの奥方にコキ使われ罵倒されたうえ賃金ももらえなかった大工の男性が、この女性が記憶喪失になったのをいいことに自分の妻だと偽り、ちゃっかり子供の面倒も見させ自分に仕えさせ・・・ま、復讐するわけです。しかしそうするうちに、女性の夫君が妻の所在をつきとめ救出してしまいます。そこでこの女性の記憶もすっかり戻るわけです。大工の男性の企みがバレて大変なことになると思いきや、じつは二人はとっくにラブラブになっていたので、悲しいことに引き裂かれてしまったわけです。極貧の生活から、もといたセレブな生活にもどってしまった愛する女性は自分のことなど忘れてしまったのか?しかし、ここから大工の男性と子供たちの大奪還劇、愛する女性を取り戻しに行くというストーリー。

あとで調べてみたら、これは1987年(おお、やっぱり!)、あのプリティ・ウーマンのゲイリー・マーシャルの初期の作品です。そして、記憶喪失の女性役はなんとケイト・ハドソンのお母さん、ゴールディ・ホーン。とってもキュートでメグ・ライアンを彷彿とさせます(いや、メグ・ライアンが彼女に似てる、が正しい)。大工さん役は、実生活でもパートナーであるカート・ラッセル。「潮風のいたずら」という作品でした〜!!

返金の必要まったくなし!おもしろかったです。ジェニファー・ロペスでリメイクされる(された?)そうですが、こちらはどんな感じなんでしょうね〜?そちらも観てみたいです。

お茶の間シネマトーク「TSUTAYAさん“オススメ良品”から」

最近、DVDにしろ劇場ものにしろ、新作に興味をひかれず旧作を観る機会が多いです。

TSUTAYAさんの「オススメ良品」の棚から無作為に選んだ一枚をご紹介。

「おもしろくなかったら返金してくれる」というので、何の情報も先入観もなしでさっそく観てみました。

まず、登場するお金持ちの女性。着ている水着が腰骨の上まで切れ上がった超ハイレグ。今見ると、これってかなりの赤面ものですね。1980年中頃ぐらいに流行ってたかな〜?そして次に、彼女のだんなさんが使っている携帯電話。なんともデカッ!!細長いお弁当箱みたいなものにバンドがついていて、手の平を差し込むようになっています。うんうん・・・これも、90年代よりも前ですよね。そして極めつけは、バックに流れる音楽。ひと頃流行ったAORっぽい響き? (Adult Oriented Rock というらしいジャンル。えっと、シカゴとかクリストファー・クロスとか・・・。完全にトシがばれるね!!汗)これも80年代の特徴的な音楽。

ストーリーは、かなり性悪のセレブの奥方にコキ使われ罵倒されたうえ賃金ももらえなかった大工の男性が、この女性が記憶喪失になったのをいいことに自分の妻だと偽り、ちゃっかり子供の面倒も見させ自分に仕えさせ・・・ま、復讐するわけです。しかしそうするうちに、女性の夫君が妻の所在をつきとめ救出してしまいます。そこでこの女性の記憶もすっかり戻るわけです。大工の男性の企みがバレて大変なことになると思いきや、じつは二人はとっくにラブラブになっていたので、悲しいことに引き裂かれてしまったわけです。極貧の生活から、もといたセレブな生活にもどってしまった愛する女性は自分のことなど忘れてしまったのか?しかし、ここから大工の男性と子供たちの大奪還劇、愛する女性を取り戻しに行くというストーリー。

あとで調べてみたら、これは1987年(おお、やっぱり!)、あのプリティ・ウーマンのゲイリー・マーシャルの初期の作品です。そして、記憶喪失の女性役はなんとケイト・ハドソンのお母さん、ゴールディ・ホーン。とってもキュートでメグ・ライアンを彷彿とさせます(いや、メグ・ライアンが彼女に似てる、が正しい)。大工さん役は、実生活でもパートナーであるカート・ラッセル。「潮風のいたずら」という作品でした〜!!

返金の必要まったくなし!おもしろかったです。ジェニファー・ロペスでリメイクされる(された?)そうですが、こちらはどんな感じなんでしょうね〜?そちらも観てみたいです。

08-10-13 【終了】「第1回Be-塾セミナー」」 ~“強い”心の根っこを育てる〜

まだまだ先だ!と思っていた「オフィス・Sola」伊関さんプロデュースのたかちゃんセミナー。もう、一ヶ月をきってしまいました。

わたしはよく思うのです。「小学校では時計の読み方からおつりの計算、はては今じゃとんと理解不能でさえある難解な算数の文章問題まで教えてくれるのに、なぜ人生の扱い方は教えてくれないんだろう・・・?」
「どうしたらより心地よく人生が過ごせるのか、より満足を感じられるのか」こんなことは、ひとつも習ってきませんでした。

なので、今回のセミナーは学生の参加者さんもいらっしゃるので、「人生、基本のき」のお話しをしようかな〜と思います。

未来ってたまたまやってくるのか、それとも決まっているのか、それとも好きなようにできるのか?人生が楽しくなる一番のポイントは何なのか?ぶれない自分をつくるにはどうしたらいいのか?・・・・などなど。

みなさまのお越しお待ちしております。
お申し込みはオフィス・るん、あるいはオフィス・SolaさんのHPからどうぞ♪

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『Office Solaさん プロデュースのセミナーシリーズ』

Be-塾  第一回講演   「”強い”心の根っこを育てる」 

日時: 10月13日(月・祝) 14:00〜16:00
会場: セラピースペースパレット(神楽坂)
講師: 古川貴子(心理学博士・セラピスト)
対象: こどもから大人まで、自分を成長させたい人
受講料: 大人 3,000円 高校生以下 2,000円
申し込み:オフィス・Sola(担当・伊関さん)あるいはオフィス・るん
E-mail:office.sola@gmail.com (オフィス・Sola)
    chiara@df7.so-net.ne.jp (オフィス・るん)

「講演内容」
*自分で自分の心を立て直せる人になる
*根っこ力
*「なんだかうまくいかない」から・・・なりたい自分になる
*周りに流されない自分・・・・
*運とのつきあい方
*ピンチはチャンス!
*自分の中に眠る可能性をはぐくむ
*ラクになるものの見方・生き方
等々…

「講師 古川貴子からのメッセージ」

人は一人では生きていけません。そして問題にぶつからない人もいません。

人と関わって生きていかなければならない自分と、自分の心に素直に生きたい自分…。
失敗や問題にぶつかってくじけそうになる自分…。
でも、「自分で自分の心を立て直す強さとしなやかさ」を身につけていれば、
どんなときでも自分の行きたい道を恐れず進めるのではないでしょうか。

あまりに多くの人が若い頃から夢を失い、無力にならざるをえない昨今。
ほんの少し「ものの見方」を変えたり、
「当然と思っていること」を疑ってみることによって、
新しい世界が開けます。

あなたの中には、まだまだたくさんの力が眠っていて、
それはあなたに発見されるのを待っているのです。
わたしたちは決して、環境や状況の被害者ではありません。
自分で自分の人生を創り出す力をもって生まれてきているのです。
その力を使って「この世界を楽しむ」ためにここにいるのです。

あなたの心に“しなやかで強い根っこ”を根付かせ、
自分の思う人生を楽しく送るためのヒントを身につけられたら…
素敵なことだと思いませんか?

♪  ♪  ♪
より詳しいご案内はこちらから

 

 

 

セミナーの模様・感想