和食

雅な京料理にウットリ (~.~)

ガーデンプレイスをこえて、静かな路地を入った先にあらわれる雅な佇まいの「京しずく」さん。入るとすぐに大きなカウンターがあり、すでにお客さまでにぎわっています。きょうはその奥、静かな個室です。わぉ、VIPみたい。

はい♪きょうは一足早いバースデーディナー。とってもスペシャル感いっぱいのお店です。

こちらは京都で修行されたご主人(お若いです!)が茶懐石にのっとり、美しい京料理をもてなしてくださるお店。ほんのり漂うお香の匂い、そして美しく繊細なお料理の数々。気分はまるまる京都!

茶懐石については何も心得がないわたしですが、ごはんだけでも十分エンターテイメント。炊ける直前の硬めを一口うやうやしく味わい、次は一文字に盛られたよく蒸れたごはん、そしておこげと続きます。余りはおにぎりとなりました。

和食屋さんの実力はお椀で決まるといいますが、新タマネギと生麩の白みそ仕立てのお椀、あまくってやさしくって、おみごと!としか言いようがありません。京都らしい食材と旬のもの、そしてちょっとモダンテイストが加わった美しいお料理が次々と・・・。お腹も心も至福です。



さて、わたしにとってはデザートもお店のランクづけでは重要なメニュー。水菓子とちょっとした和菓子を予想していたのですが、ビンゴ!和菓子はいつもの調子で全五種類、制覇させていただきましたん♪お薄にも大満足。

もう、こちらはどこにも非の打ちどころがない「たかちゃんミシュラン」五つ星★★★★★。ようやくお店は一年になるそうですが、こういう素敵なお店はいついつまでも変わらずにあってほしいものです。お昼のメニューもあるので、こんどはお友達と是非お出かけしてみましょ。ハレの日におススメのお店です。

おいしいものをいただいて、ま、ひとつトシを重ねてもいいかな・・・な気分です。ごちそうさまでした。m(__)m

引寄せられちゃう!「坂」さん

久かたぶりに「丁未 坂(ひのとひつじ さか)」さんを訪ねました。

このブログにも幾度となく登場した、精鋭中の精鋭の和食屋さん。リピートしない主義のわたしたちが吸いよせられて、ついに五度めの来店となりました。

お店は生粋の和食屋さんの佇まい。なのに、さっきまでお椀をいただいていたらいきなりナイフとフォークとくれば、そりゃびっくりいたします。そう、メインとデザートはフレンチ化するおもしろさ。

和もフレンチも修行してきたご主人から繰り出されるお料理は他にないハーモニーをかもしだしています。ご主人の坂さんも言っておられましたが、おいしい和食屋さんを訪れると「ああ、おいしかった〜」とはいっても、「さて、いったい何を食べたっけ?」と思い出せないこと。これはわたしも以前から不思議に感じていたことで、どんなすばらしい和食屋さんに行っても、「何が出たっけ〜?」なのです。思い出せない・・・。まあ、そこが「和(調和)」をめざす和食の神髄なのかもしれませんが・・・。

でも、坂さんのお店は忘れられませんよ〜!

旬のホタルイカの酢みそ。これは和食の王道ですが、次なる若筍とワカメ。炊き合わせを期待しますが、まさかのリゾット!!おだし味がおいしい。

木の芽が香る蟹のしんじょうのお椀とフレンチのポワレ。こんなビミョ〜なお椀のおだしとフレンチのソースをどんな舌で調節しているのかと思いきや、なんとアルコール消毒、それもビールがいちばん有効だとか(笑)。

坂さん自ら打たれる十割り蕎麦。麺の太さが絶妙!本日もデザートは三品すべて完食。お気に入りは濃厚!チョコレートのクリームブリュレwith 金柑。このあと、おいしいコーヒーもいただけちゃう。

久しぶりにうかがったけれど、和とフレンチの調和がさらにレベルアップ。お店も四年目に入られたそうです。いろいろな刺激を楽しみたい!という女性陣のお食事にもぴったりのお店だし、ワイン好きにも大満足のお店。もちろん、わたしのようなスウィーツ好きにも。お昼のコースがあるのも嬉しいです。たかちゃんミシュランいちおし!ですよん♪

PS ご主人の坂さんは静かな方ですが、確かな信念のあるステキな方です!

大好きだけど、年に一度?!

むふっ♪ ハンサムに撮れました。(^-^)ノ カツオの握り!

本日は、一年に一度、築地に降りたつ日。それは、つつがなく確定申告が終了し、めでたく春がやってきた日。同じく自営業の友人とともに「ご褒美」のお寿司を食べにやってくる恒例行事の日なのです。

飲まずにひたすら食べるわたしたちに、板さんは負けじと握りまくります。もっとゆっくりといただきたいところですが、この行事のためにおやつもせず腹ペコでやってくるので、テンションもペースも上がろうというものです。

ご褒美のお寿司だというわたしたちに、ご主人はお茶とお味噌汁とガリは思う存分どうぞ!とすすめてくださる(アリガト〜)。店長のおすすめをお腹いっぱいいただき、最後はお好みの一貫。きょうはヒラメのえんがわでしめくくり、また来年きま〜す!と板さんにご挨拶。

ホント、この「築地 すし大」さんのお寿司は幸せな気持ちになります♪来年の確定申告まで、またおあづけです。(なぜ、一年に一度なのか?)

焼き鳥屋さんとフシギなおじさん

スタッフミーティングをしていると時間の流れが速いです!パソコンが「♪It's 16 hours♪」と歌ってときを教えてくれるのですが、しばらくするとまた歌ってる・・・ああ、どんどん時間がたっちゃう。

なんとか6時前には仕事を終えて、お待ちかねのお出かけタイム。目指すは、桜木町にあるおいしい焼き鳥屋さん「安兵衛」さん。

人気ですね。お店はすでに満員御礼。そんな賑わいのなか、ちょっと業界人っぽい異色のおじさんグループがいて、やおらギターを取りだすや歌いはじめたのです。たんなるおじさんバンドかと思いきや、それは予想外のうまさ。お店はすぐに一体感の大盛り上がり♪

みずからロバート・デ・ニーロ、徳光さん、リチャード・ギアを名のるこのハデなおじさんがた、プロのミュージシャンかと思いきや、なんとお店のご主人の高校時代の同級生なそうな。まわりで盛り上げるのも、また彼らの同級生の顔見知りばかり。おお、不思議な空間に舞い込んでしまったわ・・・。

しまいにはこのおじさんたち、お銚子を持ってわたしたちのテーブルにやってきて、小咄を連発。とにかく、おかしくって、めちゃくちゃ突きぬけてるおじさんがた。

このタイプは東京では見かけません。おじさんがたは、いちおう会社の社長であり、ジュエリーショップのオーナーであり・・・でも、そんなことはど〜でもいい!という感じで、たまにする小咄70%、60年代の懐メロ30%の自分たちのライブをこよなく愛しておられる様子でした。

わたしたちスタッフ一同も楽しい面々ですが、「う〜ん!あの突きぬけ加減、いいね〜。あんなふうに楽しみながらトシを重ねたいね〜」と超ラテン系おじさま連に大いに感化されたのでした。お知らせがきたら、本気でライブに行きたいと思っているわたしたちです♪

焼き鳥もばっちりいただきました。もつ煮がメチャおいしかった〜♪そして串がこ〜んなに!!(一人分じゃないですよ・・・汗)。はるばる桜木町まで出かけたかいがありました。

いつまでお花見しているの?

昨日は熱海出張。その後、T家のお花見にお誘いいただき三島まで足をのばしてきました。

このあたりではふつ〜の道端に、こんな立派なタケノコがひょっこり生えているのですね!びっくりです。 それに、歩いているとあったかな土の匂いがしてきて、なつかしい気持ちになります。

まずは、サクラに囲まれた函南の公園でピクニック。ちょうど見ごろでよい感じ。東京の公園は遊具ダメ、犬ダメ、悪くすると食べ物ダメ・・・なんていうところも。ここは、こどもたちが野球をしていて、そこを犬が走り回り、まわりで家族がお弁当を食べたり寝転んだり・・・そう、これが憩いの公園ですよね。

その後、創業百五十年という老舗のウナギ屋さん「桜家」さん(お花見にぴったりの名前!)にてお夕食。さすがにタレの味が深いっ!ウナギもふわっふわ。そのうえ、山椒も香り高くておいしかったです!!

食後に三島大社のみごとな夜桜を楽しんで東京に戻ってきました。今年のお花見は満足度300%。しかし、ワッと咲いて、パッと散るサクラの性にしてみれば、さ、さ、咲けない〜・・・、ち、ち、散れない〜・・・というような、かなりなストレスフルな春だったのかもしれません。

サクラさん、どうもありがとう!m(__)m また来年♪

危機的代官山にも救いのお店

代官山は、よいレストランが育ちにくり土壌のようです。イタリアンの超名店がいくつか出店していましたが、あっというまに次々撤退。おなじみだった雰囲気のあるカフェも姿を消しつつあります。ご近所の恵比寿や自由が丘に比べて、代官山はおいしいもののイメージが薄いよう。やっぱりファッションの街なのでしょうか?

さて、本日のお店はそんな代官山から並木橋方面に歩くことしばし。路地を降りていったその先にあります。鋲が打たれた黒い重厚なドア。これはどう見ても、お酒を楽しむお店でしょう。でも、たしかに「日本料理」と書いてあります。

中に入ると黒と深い赤のネオジャパネスクな雰囲気。広々としたカウンター、華やかな生花、さまざまな日本酒の瓶、そして糊のきいた白衣のお料理人さん。

これだけでも期待度アップ。さて、出てきたお料理・・・「あん肝とネギのジュレ」とか「若竹の白子ソースがけ」、板長オススメおいしくなかったら返金!という「サバの活き造り」「三平汁のお鍋」などなど。シメに出てきたウニの炊き込みゴハンも磯の香りがサイコ〜でした!

わたしは和食屋さんのデザートにはかなり厳しいのですが(だって、センスがないものが多すぎ〜)、こちらではレモンムースが出てきました。心地よい酸味が満腹でもおいしくいただけます。ごうか〜く!と判を捺そうと思ったところに、なんともう一品、作りたてのあたたかいわらび餅。終わりだと思ったのでなお嬉しい。トロトロ感が美味でした。

こちらのお店「Takemoto」さんは、板さんお二人がとても素敵な方です。そのお人柄が食材の選び方、メニュー、調理、サービスにきっちり出ているな〜と感心。あったかくって心地よくって、また行きたいお店。昨年四月にオープンしたばかりだとか。どうぞ、おいしい和食で代官山をもりあげてくださいな〜♪ご馳走さまでした。

栄光のミシュランさんへ

恵比寿・・・。バス通りから一本路地に入るなり、アパートやら民家やらの昔ながらの風景。そんななか、ひっそりと目立たない入り口が・・・。「なすび亭」。どうやら、ここが本日のお食事どころのようです。

入るとカウンターとテーブルがあって、ほどよくリラックスできる雰囲気。ご主人はもくもくと仕事をこなし、紺色のTシャツ姿のうら若い女の子三人があれこれ仕切っているという、和食のお店にしてはおもしろい人員構成です(ふつう、ご主人、若い板さん、そしてフロアに女の子というところでしょうか)。

お料理も、しごく王道。そして、シンプルです。じつは、ここ、今年ミシュラン入りしたお店なのです。

以前も恵比寿にあるミシュランに行きましたが、共通しているのはミシュランというきらびやかな響きに反して、お店もお料理も盛りつけも、地味といってもよいほどスタンダードだということ。言われなかったら、ぜったい星の存在には気づかない。

これも調査員個人の好みだし、またミシュラン全体として「良しとする味」の傾向もあるのでしょうから、けっして普遍の評価ではないわけです。前回行ったお店もふまえると、たしかに共通項を感じることができます。同じ匂いがするぞ!(笑)これがミシュラン流なのね。でも、「たかちゃんミシュラン」だったらまた話は別!食べる人の数だけ、ミシュランがあるんだよね。

ところ で、本日のヒット♪は・・・秋のかおりがいっぱいのキノコ汁、サバとお茄子のコンビネーションが美味なみぞれ煮、ふわふわアナゴの土鍋ごはん。

しかし・・・残念なことに、「わたしにとって超肝心」なデザートが「スカッ?!」というぐらい空ぶり気味。すかさず近所のカフェで仕切り直しをしたのでありました。

ご馳走さまでした〜。

フッと脱力するお店

一歩足を踏みいれると、背筋がぴ〜んとするようなお店があります。まるで板さん VS お客さん・・・みたいな、ただならぬ緊張感。一方、こちらのお店「PRIVATE TABEL 三田村」さんは、入るとフッと脱力するような雰囲気。その名のごとく、誰かのお家のリビングに招かれたような、こじんまりした空間と家庭的なあたたかさがあります。大きな窓から見渡す街並も、ほどよい高さで安心感があるのです。

すばらしいお料理がいただけるお店はいくらでもありますが、ここほど「おもてなしのこころ」を感じさせてくれるお店はありません。丁寧につくられたお料理のアレンジメントにも華があり、ハレの気分になります。

そういえば、ハッピーバースデーの合唱を聴いたのは、和食のお店でははじめてかも。お店の方総出でお祝いしていました。

テーブルには小さなキャンドルが灯り、遠くには東京タワーや六本木ヒルズの夜景。ゆったりした時の流れのなかで、くつろぎながらおいしいものをいただける・・・他のお店にありそうでない素敵なお店でした。

PS モチロン、お味も「たかちゃんミシュラン5つ星」!帰りぎわに、板さん、というよりはシェフ、数名とマネージャー、フロア担当の方がズラリとお見送りをしてくださったのも印象的。みなさん、ステキな表情をされていて、「なるほど〜。おいしいものが出てくるはずだ〜」と納得しました。

ごちそうさまでございました。m(_ _)m

梅雨明け♪体力ばっちり

忙しいなか、Mちゃんが恒例のお誕生会をしてくれた。

二ヶ月遅れなんてなんのその。わたしがしたときは、かるく半年遅れだったし!汗(暦ズレまくり?ただの怠慢か?)。

以前から「連れて行きたい!」と言われていた桜木町の焼き鳥屋さんへ。Mちゃんの行きつけです。入るなり白鵬の手形と写真が目にとまる。有名人っておいしいものに対する嗅覚、スゴイな〜。

まずは、牛のもつ煮から。これ、めちゃ旨!(モツが苦手だったのはダレだ?)そして、Mちゃんイチオシの「巻きもの」なるメニュー。これは、うす〜くスライスした鶏肉に夏野菜をくるんで塩で焼いたもの。シソ、オクラ、アスパラ・・・。鶏肉の厚みが絶妙で、さっぱりしていてどんどん食べられちゃう。

このパンパンに太ってる巻きもの、中身はな〜んだ?じつは、トマト。ぱくっと一口いただくと、鶏肉に包まれたあつあつトマトがじゅわ〜んと広がります(猫舌さんご注意)。そのジューシーさが病みつき。お野菜シリーズは2ラウンドいってしまいました。

メはうめ雑炊。満腹なのに、これはさっぱり。

飲めないわたしたちは、もっぱら食べる、食べまくる!それも、かなりのハイペース!いつのまにか、こんなに串が〜。いったい誰が食べたんだい?! (^^;)ゞ

「焼き鳥?いまいちだわ!」という方でも、きっと好きになる。コラーゲンもお野菜もたっぷりな、夏本番におススメの「安兵衛」さんでした。

Mちゃん、楽しいバースデーをありがと〜♪

 

トシうえの友は、金のワラジを履いてでも探せ?!

長年お付き合いのある、ふたまわりほどおトシの違うお兄さま、お姉さま方。なんでこうも違うわたしたち四人が仲良しなのか、会うたびに首をかしげます。が、いまだナゾです。

今回もひょんなことからお集りとあいなり、中目黒の「波心」という素敵なお店を訪ねてきました。

どこに来ちゃったの?というぐらい、入り口からして風情たっぷり。玉砂利に続く敷石の先には、静かな日本家屋風のお店。いかにも割烹屋さんの佇まい。供されるお料理も季節感いっぱいで美しいです。

 

 

 

 

ほおずきの手鞠寿司やお造り、鮎の塩焼き(解禁!)etc、さて次ぎは何?と思いきや、鴨鍋!そして、お鍋を堪能したあかつきには、お鍋のおダシでかけ蕎麦(これが絶品!!)。じつはここ、お蕎麦屋さんだったのです。

カウンターと個室があり、お庭もながめられるので、鎌倉か京都にでもやってきた気分。

さて、ポンポコお腹のホロ酔い気分で、さらにもう一軒。次ぎに目指したのは、目黒川沿いのオーガニックのお店。

これはわたしたちの慣わしで、さんざん食べて飲んだあとお茶屋さんに向かい、片っぱしからデザートの食べまくり。仲良くすべて四つにわけていただきます。それでも、以前にくらべれば食が細くなったような・・・(ええっ、汗)。

お兄さま、お姉さま方はいずれも超人体質で、早朝からジョギングして忙しい仕事にかかるとか、毎日一万数千歩あるき週末はソフトボールをするとか・・・。見習いたいけれど、今できてないわたしが同じおトシになって(二十数年たって)・・・できるハズないね・・・。

さあて、来月は四人で花火大会♪ステキなお友達は、ホント人生の宝ですねっ。

ご馳走さまでした〜♪