furukawaさんのブログ

イブニングワーク【 グループ・ヒプノ 】のご案内

まずはじめに、【 グループ・ヒプノ 】って何ですか?というご質問がありそうですね。

【 グループ・ヒプノ 】とは、グループでするヒプノセラピーのこと。ヒプノセラピーは軽いリラクゼーションを体験しながら、意識の深いところとつながります。通常は個人セッションで行いますが、グループで行うことで他の方と体験をシェアしたり、また気づきを得たりすることができます。

ヒプノセラピーには、幼児期退行や前世退行、未来世療法などがありますが、グループの場合には前世退行をメインに行います。こんな時代に行っちゃった、あんな過去を体験しちゃった・・・などと興味深い体験もありますが、まったく何も起らない、静かだったという方も中にはいらっしゃいます。でも、それはそれでOK!・・・ヒプノ状態という深いリラックスに入ると、ふだんはブロックされている潜在意識のなかのお荷物が勝手に解放されて、別に何も起らなくても、身体も心も軽くなり、またそれによって人生の流れも軽やかになるという相乗効果が期待できます。

なので、何かビジョンが出てきたら楽しめばいいし、何もなくても、ふだんは体験できない深いリラックスと穏やかさを感じていただけると思います。

和室にお座布団を並べて横になって行います。スペースの関係から人数に限りがございますので、ご参加ご希望の方は、どうぞお早めに!

 


イブニングワークショップ  【 グループ・ヒプノ セラピー】

実際、わたしたちの行動や人生の主導権を握っているのは、わたしたちの潜在意識、見えないこころです。その中には、つらい体験から培われた思い込みや信念、痛みが閉じ込められ、現在の生活に影を落とし、知らないうちにわたしたちを支配します。

軽いリラックスを使ったヒプノセラピーによって、その潜在意識のクリーニングをしてあげることができます。無意識だったものを意識に登らせることによって、それを永遠に解き放つことができるのです。それは幼児期や過去生などのビジョンとして現れます。または、ただ静かにエネルギーとして解放されていきます。

また、グループで体験することで、さまざまな気づきも得ることができます。

●日時:  2014年9月12日(金) 19:00~20:40

●会場:  東京ウィメンズプラザ(2階  第3会議室・和室)

●参加料: 2.000円 (要予約)

●ファシリテーター: ヒプノセラピスト  古川貴子

●お申し込み: こちらのフォームより、「グループヒプノ希望」とお書きのうえお申し込みください。詳細をご案内させていただきます。

*人数が限られておりますので、定員になりしだい締め切らせていただきます。
過去の「グループヒプノ」についてのブログ


こんな方にオススメします!

・気分的にさっぱりしたい
・今の問題の解決の糸口を見つけたい
・パターン化していることを終わらせたい
・軽くなりたい
・イキイキしたい
・自分をもっと知りたい
・自分を変えたい

ファシリテーター・プロフィール

古川貴子 (心理セラピスト)
'93以来、2万人もの豊富な臨床経験を持つ。古典的心理学から超心理学まで多岐にわたる療法を日本と米国にて習得し、独自のメソッドを開発。現在では個人セッション、セミナー、ワークショップ、企業研修、大学における授業など、活動は多岐にわたる。一人一人が自分を生かし、生きがいをもって自分らしく生きられる人生をサポートしている。雑誌やテレビなどのマスメディアでも紹介されている。「オフィス・るん / ヒューマンセラピー研究所」「中目黒メンタルヘルス・カウンセリング」代表。

 

 

 

8月のイブニングセミナー「頑張っていいるのに報われない・・・そのわけは?」
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連チャン、すっぱめスウィーツ

ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

お友だちとつかのまのおしゃべりタイム@表参道カフェ。

おともはコレ、わたしはレモンパイをいただきました。

カスタードにもメレンゲにもレモンがキリッときいていて、トッピングのグレープフルーツでさらに爽やか!冷たくひえてて美味しかった♪

じつは、この前日にもスウィーツをいただいておりまして、連チャンです。

こちらはブルーベリーどっさりのタルト。大粒のブルーベリーがよく冷えてて口あがりがいいのです。

この暑さでも、ちょっとすっぱめのフルーツ系スウィーツだとへっちゃら!酸味があるとリフレッシュする感じです。

長居していたらこんなプチクッキーを出してくださいました。おしゃべり女子には嬉しいこころづかい!こちらはよく足を運ぶキャトルさん@柿の木坂です。

 

気づきの日記「 恋愛のカラクリ・・・落とし穴 」

私たちは、「自分に欠けている」「足りない」と思うものを日々調達する旅を続けています。

それは、お金であったり、知識であったり、資格やステータス、あるいは自分をもっと素敵に見せてくれる恋人であったり・・・。

これは自分のこころにポッカリと穴があいていて、まるで傷口がさらされているように感じているため、その穴を満たしてくれる「誰か」や「何か」をたえず探し求めているわけです。

そのポッカリあいた穴をピタリと満たしてくれたり、なんだ穴なんてなかったんだと忘れさせてくれるのが、理想の相手、恋する人となります。

この穴を埋めてもらうにはあの人じゃなくっちゃ!あの人が必要だ!と頑張るわけです。頑張るというのは、背伸びをしてもっと素敵である自分を演出することで特別になって注意をひこうとします。

いったん相手を手にしたら、絶対逃げられてはいけません。またあの穴があらわになったら、自分はとてもみじめな気持ちになるし、そんな自分を認めたくないからです。まさに、相手が自分を愛してくれることが生存にかかわるようにさえ感じてしまうわけです。

しかし、手に入れた安心感はつかの間。・・・こんどは相手との戦いがはじまります。なぜなら、自分の穴にぴったりであっていいはずの相手は、勝手に振る舞いはじめるからです。

これは相手が意地悪して勝手に振る舞っているのではなく、感じるままに自分らしくありのままに、ふつ〜に生きているだけのです。

私たちはその人のある一点が自分のニーズにあっていると、あたかも全部が自分の思ったとおりであると勘違いします。相手のすべての姿を知るわけもなく、近づけば近づくほど実際の相手の姿、自分にとっては「相手の未知の部分」が姿を現すわけです。

また同時に、近しい相手は自分の隠された意識を「鏡」のように映しだす役割をしてくれます。そもそも「自分は欠けていて、どうしようもない」という思いから相手を求めtいるので、相手の中に見えるものはさらに自分が隠し持っていた劣等感で、それを強化してくれるものとなります。例えば、相手のなにげない言動に自分がひけめを感じたり、大切にされていないのではと不安になったり・・・「欠けている」証拠をいっぱい見つけてしまうのです。

この相手がいれば自分のこころの痛みは癒されると思ったのに、残念ながらその痛みをさらに強化することになってしまいます。また、相手の注意をひくために本来の自分ではない自分をやり続けてきたツケもまわってきます。自分がその関係の中でどんどん息苦しくなっていくのです。

私たちは「足りないもの」があると本能的に外に向かって探しに出かけますが、本当は外の世界から得られるものは何もないようなのです。

自分の中に「あった!」と思うものが、しっかりと外に現れる・・・・つまり、まったく逆のメカニズムなのですね。

だから、自分の中にポッカリと穴を感じたら、まず自分がその穴にちゃんと向き合ってあげる必要があります。人に絆創膏の役割を押しつけるのではなくて、自分自身がちゃんとケアしてあげること。

「ああ、こんな痛みを持っていたんだね〜。ずっと痛かったね〜。つらかったね〜」と痛みがあることを認めて、共感して、そしてどうして欲しかったのかその痛みに聞いてあげること。「ああ、もっと優しくしてほしかったんだね〜」「一緒にいてほしかったんだね〜」「そのままでいいって言ってほしかったんだね〜」とその声をちゃんと汲み取ってあげるとこ。それを与えてあげるのは、今でもぜんぜん遅くないのです。

私たちが自分の中に「痛み」があることにちゃんと気づきはじめると、それを外側に「どうにかしろ!」と要求しなくなります。そう、「痛み」の存在に気づくまでは、わたしたちは「パートナーこそが私を幸せにするべきだ!」という勘違いをしています。でも、自分も自由に生きたいように、パートナーも自由に生きたいし、生きる権利があるのです。

本当のところ、誰も「自分を幸せにするべき」ではないのです。もし一人だけいるとしたら、それは自分自身。

セラピーにおける恋愛、パートナーシップのご相談も、もとをただせば「相手がわたしの要求を満たさない。だから相手を変えるべきか、別れるべきか」なのです。関係がうまくいくとは、自分の要求がスムーズに満たされるかどうか。・・・相手にこれをしているときには気づきませんが、相手にこんな気持ちで自分を見られていたらいやですよね。「わたしは道具じゃないぞ!」と言いたくなります。

そもそも相手は「自分を幸せにするために存在している」のではなく、お互い自分らしい人生を生きて、それを「分かち合うために」存在している、という目線でみはじめると、今までもっていた怒りが「ちょっと違っていたかも・・・」と思えるようになります。

とくに映画やドラマの恋愛にこってりはまっていた方は、「え〜〜〜、相手に求めちゃいけないの?」とすごい意識の大転換になるのです。

すべては「自給自足」。外から調達しようとすると、相手に戦いを挑むことになります。大切だったはずの相手が「敵」になっちゃう。

でも自分の内側を変えてみると・・・これは予想外に大きなパワーがあるのですが・・・自分のこころが変わると、おのずと世界がそれについてきてくれる・・・そんな不思議を体験をすることになります。

 

 

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ヒプノセラピスト・心理カウンセラー

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クライエントさんからの嬉しいご報告

ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ


ときどき、クライエントさんからお手紙をいただくことがあります。

目標達成できました〜とか、変化が訪れました〜とか・・・さまざまなご報告。

今回いただいたのは、結婚のご報告のお手紙でした。

彼女がはじめてここにいらしたのは、もう十数年も前のこと。当時はまだ学生さん。

みぞおちを抱えるようにやってきて、「ここに何かある。不安でしょうがない・・・」と泣きじゃくっていた彼女。そのえたいの知れない不安と向きあい浄化し、さまざまなワークショップやセミナーにもご参加いただき、ときには恋愛のカウンセリングも重ねていくうちに、彼女は意識というものに興味をもちはじめ、どんどん勉強しはじめます。

「たかちゃ〜ん、どうしよう?どうしよう?」って、いつも泣きべそかいて、いちばん不安そうで、こころもとなかった彼女が、今では、人の意識の目覚めと成長にかかわる仕事にも携わるようになり、そしてまさに自分にぴったりのパートナーも見つけたのでした。

人生のなかでは、この人すごいな、しっかりしてるな、ちゃんとできるな、というタイプの人よりも、あんがいいちばん自信がなくって、あふなっかしくって、大丈夫?って思ってしまう人のほうが、すごい成長をとげてしまうのをのをたびたび目にします。 彼女もまさにそのタイプ。

サナギが蝶に羽化するというような華麗な変身ではないけれど、毎日目に見えないほんの1ミリや1センチの努力がずっとずっと長いあいだ続いて、ついには飛び立ってしまう・・・そんな感じなのです。

へんなプライドがないのでひどく高望みもせず、だからこそ持久力があって、あきらめないので、自分のペースでたんたんと成長をとげて・・・結局ははじめから突出していた人よりも、ものすごくしっかりと確実に成長してしまっているものなのです。

ダメだと思っても、ふつ〜に、コツコツ、決してあきらめず、ヘコんでもまた立ち上がる・・・このよい意味での地味さが最後にはいちばん強い、最強なのですね。

○ちゃん、ご結婚おめでとう!これからもその地に足のついた一歩一歩で、しっかりと幸せになるんだよ〜♡ いつも愛と応援を送っていますよ〜!

イブニングセミナーのゆうべ

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昨日はイブニングセミナー  「 頑張っているけど報われない・・・そのわけは? 」のキャリア編、大野美樹さんのセミナー。わたしは、司会とご案内役でした。

夜のセミナーの備えて夕方から腹ごしらえ。「j.s. pancake cafe 青山 」にて。

わたしは、レモンリコッタパンケーキ。美樹さんはストロベリーとバナナ。

リコッタパンケーキとしては、ここのお味は気に入りました。

まわりの十代の女子たちは喜々としてぺろりとたいらげておりましたが、これはかなりのものです。使命感に燃えて全部いただきましたが、最後のほうは意識がかすみそう・・・(笑)。

おかげさまでセミナー終了の21:00 まで、空腹知らず。(いえ、正しくは翌朝まで!)

さて8/29日(金)は、イブニングセミナー  「 頑張っているけど報われない・・・そのわけは? 」のこころ・人生編。わたくし、古川貴子がセミナーをさせていただきます。まだ、お席に余裕がございますので、どうぞお時間がありましたらご参加お待ちしております。 (^-^)ノ (詳細・お申し込みはこちら)

お茶の間シネマトーク「 魂のうた声 “ ザ・テノール ”」

ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

艶やかで、ふくよかで、聴いているだけでこちらの心がどこまでも広がっていくような歌声・・・アジア史上最高のテノールといわれたオペラ歌手、ベー・チェチョルさん。

この映画は、天才とうたわれキャリアを着実に築きつつあったチェチョルさんが、甲状腺ガンで声を失い、絶望のどん底から奇跡的に復活をとげる実話をもとにした物語、試写会で拝見してきました。

まず冒頭で流れる彼の歌声がほんとうに素晴らしい!

でも今回、彼の魂は天性の歌声や磨き上げた技術にあきたらず、もっとたかみを目指すチャレンジを心に決めてきたのです。それは、あらゆる感情・・・挫折、絶望、どん底の苦しみ、怒り、自暴自棄、悲しみ・・・希望、愛、感謝、信頼、喜び・・・を自分の魂に刻み深く込み、そこから溢れ出てくるすべてを歌として表現すること。

そして彼の魂が決めた今回の人生の筋書きは、すべての感情を一気に深く経験するために、まさに自分の「宝」である天性の声を一度失うということだったのです。

でもそれだけのチャレンジを決めてきてくるとき、ちゃんとそれを越えられるだけの応援団も用意してきているのです。

彼の場合は、どこまでも再起を信じてやまず、背中を押し続けてくれる音楽プロデューサーの存在であり、また再起不能といわれた彼の声帯を調整することができる技術をもったお医者さんの存在。(お二人とも、試写の会場にいらしていました。)

わたしたちの人生には、ときとしてとても越えられないように思える壁がたちはだかります。それは外からやってきたように見えたとしても、じつは自分の魂がたかみを目指して設定してきたハードル。そして、もちろんそれを越えるための手段もちゃんと用意してきているのです。その助けは自分の中にある・・・というよりも、たいてい外からてやってくる、そんな自分の守護天使さんたちを自分のまわりに用意しているのです。でもそれに気づくには、自分がちゃんと心を開いて、周りからの助けを受け入れる必要があります。

復帰したチョチェルさんの声は以前とはもちろん同じではないと思うのですが、きっと聴く人の魂の奥深くにしみこんで、彼がこの困難きわまる道のりで手にしてきた彼の魂の光をぞんぶんに伝えてくれるのだと思います。

試写はオペラを歌う友人とご一緒しました。プロの歌い手さんにはかなり辛口の彼女ですが、その歌声にとっても感動していました。10月に行われる東京での演奏会に行ってみるそうです。

テノールの響きも堪能できますが、映画として画面も美しいです(チェチョルさん役の俳優さん、ユ・ジテさんがとってもステキです)。また、このストーリーを見ることで、きっと自分自身の天使さんたちの存在にも気づくことができるようになるかもしれません。

「ザ・テノール 真実の物語」予告はこちら

きけん!ポットばくだん

ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

土用の丑の日を迎え、暑さもたけなわですね〜。

熱中症にならないように、お出かけには水分がかかせません。わたしはウィルキンソンの炭酸水が好きなので持って行きたいのですが、500mlはさすがに重い。

そうだ!マグボトルに移しかえよう!ちっちゃめだったので、なみなみになっちゃいました。ちょっといやな予感がしたけど、きっちりとフタをしめて、いざ出発!!

途中電車でひとくち・・・と思ったら、フタがびくとも回らない。異常なかたさだ。それにこころなしか、フタが傾いている・・・。こ、こ、これって・・・勢いよく歩いているうちにウィルキンソンのパワフルな炭酸がシェイクされて、中がパンパンになってフタがまわらない・・・?

ひゃ〜、なんかこういうの爆発した事件ってなかったですか?!・・・車内でバクハツされたらたまったものではありません。バッグのファスナーをきっちりとしめて、おおいかぶさるように持ったものの・・・それはそれでバクダンを隠し持つ自爆テロ犯のようなへんな心理状態 ・・・(汗)。

そのうち、乗り換えやら目的地でのあれこれですっかり忘れてしまったのですが・・・。

帰りのバスを待ちながらスマホを取り出そうとしたら、きましたよっ!いきなり!「パッカ〜〜〜ン!!」という大きな音とともに、上空に何かが飛び去った。

きゃ〜〜、マグのフタがっっっ!!

さいわい、あたりに人がいなかったことと、わたしのおでこも直撃しなかったので命拾いしました。

マグのフタは、ちょっと離れた舗道に静かに転がっていたので、なにごともなかったごとく回収に成功!

たんなる炭酸水がこんなにも命をおびやかす凶器になろうとは・・・・。くれぐれも移しかえにはご用心です。

それにしても、このふっとんだマグボトル、また再起できるかしら・・・(汗)、でも炭酸は入れないぞ!

美人のわんちゃんたち

ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

熱海でお仕事でした〜。

いつも到着すると三匹のトイプーたちが弾丸のように飛んできて、体当たりのご挨拶をしてくれます。おうちの前でタクシーを降りて、門を開けようとする頃には、おうちの中でキャンキャン大騒ぎしているのが聞こえてくるのですよね〜。

とってもかわいいんだけど、まったくじっとしててくれないのでそのお姿をとらえられません。

モコモコ・・・

スカートをがぶり・・・

実はこの子たち三匹とも、すんでのところで処分されそうだった子たちなのです。ある子はマリー・アントワネットのように白髪になっていたし、ある子は抱っこしても四肢がつっぱって、飛行中のモモンガのようだったし、どの子もとってもおびえていたのです。

でも愛情をかけてケアしてもらうと、ほんとうに元気いっぱいになったし、お顔も美人になったし、みんな幸せそう。なんといっても、人なつっこい。

そのなかの一匹が、わたしのお仕事部屋でおしっこしちゃったのですが、まったく怒られることなく「ここはしなくていいんだよ〜」と優しくさとされていました。これを見ていると、しつけと称して怒りをぶつけてしまいがちだけど、ただ静かに言ってあげれば犬でもわかるのだな〜と思いましたよ。

このわんちゃんたちに「いや〜、昔は○○だったのに、今やゴージャスになっちゃって」なんて話をすると、ちょっといやな顔をされちゃいます。「もう、過去のことはいいの。今、ハッピーだからそれでいいの」と言っているようです。ほんとだね!

気づきの日記「 人生をよくするカギは子ども時代にあり 」

日々、カウンセリング・セラピーというお仕事をしながら、クライエントさんとともにさまざまな人生の問題を紐といていくうちに、ほんとうに私たちは子どもの頃の間違った思い込み(誤解)を、宇宙の普遍的なルールのように後生大事に意識のなかに抱えこんで生きているんだな〜と感じます。

そしてそれは、自分にとってあまりに「あたりまえ」すぎて、本当かどうか疑ってみる機会さえありません。当然のあまり自分の一部になっています。

幼い頃はそのルールに従っていれば、親の保護やら愛情らしきものがもらえたように思えたかもしれません。でも、お子ちゃま向けだったルールが大人にとって役に立ち続けるとは、誰が考えてもおかしな話。・・・私たちが握りしめている子どものルールは、大人のわたしたちの首をしめて、それはそれは生き心地を悪くします。なぜなら、それは本当の自分でいることを許さないからです。

私たちは何が子どもの頃のルールかも調べることもせず、ただただそれを持ち続けることによって、同じストーリーを再生し続けます。

たとえば・・・あまりにもはしゃぎすぎて元気がよすぎて、ほとばしるエネルギーで母親をぶってしまった男の子は、「もう、なんて乱暴なの、この子は!」と母はカッとして力いっぱい払いのけるかもしれません。するとその動作とひとことによって、その子は「自分のなかから湧き上がるエネルギーを表現すると一気に愛を失うのだ」と、心に決めるかもしれません。「ボクがほんとうの自分でイキイキしてると、嫌われて一人ぼっちになる」・・・。

でも、母は母で、子どもが荒っぽく飛びついてきた瞬間に、もしかすると幼い頃、男の子にいじめられた体験が甦ったのかもしれません。無邪気な表現を、無意識のうちに攻撃と解釈してしまったのです。

とくに大きなトラウマ的な体験がなくっても、こんなたった一回の経験で子どもだった私たちの無邪気なハートは一生閉じてしまったりするのです。 ・・・ 「あの日、お母さんはお父さんとケンカしていらいらしていたんだよ」とか、「ひとりぼっちの子育てに疲れて、誰かにあたりたかったんだよ」とか、「子どものとき、いじめられたのを思い出したの」とか・・・誰かが誤解をといてくれるまで「ありのままでは愛されない自分」というレッテルを貼り続けてしまうのです。

この自分に対する間違った思い込みは、のちの人間関係の中で何度も痛みをつくりだします。何度も、何度も、同じように戻ってくるのです。

なぜなら、自分の高い意識は「どうしてもこれを癒したい」と思っているからです。そのためには、問題を目の前にぶらさげて、自覚してもらう必要があるからです。「ねえ、ねえ、早く問題に気がついて、この誤解を癒そうよ」と。

そしてさらに高い目線から見ると、子どものときの母からの傷ついた一言でさえ、じつはもっと昔の魂レベルの痛みを浮上させるために起きています。つまり、もっと前の人生での課題が、子どものときの親との関係に再生されて、それが人生での癒しのテーマとなるのです。

私たちがここに生まれてくるのは、「すべての誤解をといて、本当の自分を取り戻すため」。そのために、ここにやってきて、早いうちから親に問題提起をしてもらい、その後の人生で同じ問題を繰り返すことにより、自分が今回どんな問題のどんな誤解を解かなければならないかを問題に直面しながら気がついていく・・・ということです。

でも、問題を外型のせいにして、「あいつが悪い!」と言ってしまうと、延々と自分が自由になるチャンスを逃します。

外に何がみえようとも、「これはいったい、わたしの中で何が起きているのだ?小さいころの痛みとこの問題の関連性は何?何が繰り返されているの?」と自分に問いかけると、だんだんと自分の誤解をとくポイントが見えてきます。高い意識も気づきに参加してて、誤解のからくりが見えてきます。

何かあったときに外側と戦うことをやめて、自分の中に何があるかお問い合わせする習慣をもつと、もう同じパターンの問題で苦しめられることはなくなります。

さてさて、あなたの幼少期の心の痛みとは何だったのでしょう?(トラウマというものがなくっても、私たちの子ども時代はフラストレーションがいっぱいあったはずです)、それはどんな形で再生され続けているのでしょう?そして、そこにはどんな誤解がひそんでいるのでしょうか??

探偵になったつもりでナゾときをしてみると、「あ〜〜!・・・なるほどね」という気づきがやってくるかもしれません。そうしたら、ついに固くとじていた環がとけるときです。

「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ヒプノセラピスト・心理カウンセラー

 

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懐かしの珈琲の香り

ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ

お友達の息子さん、Pちゃんがバイトをしている珈琲屋さんにお邪魔してきました。

ちょっとお高めだけど、おいしい珈琲を出すお店というイメージの椿屋さん。わたしはモンブラン、Pちゃんママはコーヒーゼリー。そしてPちゃん珈琲。

わあ!たっぷりだ〜!(わたしたちがトクベツではありません。)

一口ふくんで、とっても懐かしいお味。そう、ここはサイフォン珈琲なのです。最近はどこもエスプレッソマシンであっというまにできあがるコーヒーが主流ですが、サイフォンはまったく違った香りです。

Pちゃんはバイトといっても珈琲豆を管理しつつ、一杯一杯すべての珈琲をまかされているプロフェッショナル。いれるのにこだわりがあります。

マシンとはまったく違う、ふんわりやさしく懐かしいお味のコーヒーに癒されました。

新宿高島屋の椿屋さんでは、もしも運がよければ・・・長谷部選手似のさわやか男子、Pちゃんがおいしいコーヒーをたててくれます。