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年末恒例火鍋の会

いよいよ年の瀬も押し迫り、みなさまお忙しくお過ごしのことと思います。

月が変わり新しい一ヶ月がやってくるのはいつもと変わらないのに、なぜこのようにあわただしくなっちゃうのでしょうね?ちなみに、今年は大掃除もパス状態です。

年末恒例、るんスタッフ「火鍋」の会も無事終了。7~8年前から、年末に辛〜いお鍋を食べて騒ぎまくり厄を落とすという必須行事です。

スタートした頃は、いち面に山椒、ニンニク、唐辛子、わけのわからないものが浮かぶまっ赤な血の池地獄のようなお鍋でした。食べると頭の芯までしびれて、個室の畳をみんなで転がりまわる恐ろしい悶絶鍋だったのです。さすがにあそこまで材料をかけたら続かないでしょう。数年で閉店してしまいました(超残念・・・涙)。ちなみに、まったく辛いものがダメだったわたしも徐々にですが鍛えられてきましたよ。

さて、今年はSちゃんがチョイスしてくれた六本木に新しくできた火鍋屋さん、「小尾羊 美健食道」(これ、読めないし、どの単語でお店を探したらいいのかわからずみんなで右往左往)。そして、お店に一歩踏み入れるや、すごい薬膳な匂い。赤、茶、白の三色のスープの匂いです。お店の方は中国人、テーブルのお隣も華僑の方で(すごい迫力でいっぱい喋ります)、ぷち中国社員旅行気分でした。

お野菜やお肉に囲まれたこの超忘年会チックな鍋風景。じつは何もかも食べ放題。それをいいことに和牛を何皿おかわりしたことか?

しか〜し、翌日、体重が約2キロ増・・・汗汗。おいしい薬膳スープを飲み過ぎたわ(いえ、肉ですってば!)。Sちゃんもうなされたらしい・・・。来年はもうちょっと大人な食べ方をしようと決心したわたしたちであります。

身体の芯まであったまりましたが、髪もセーターもスカートも、そしてからだ全体、しばし薬膳感いっぱいです。でも、ゲキ太りを除けば、お肌ツヤツヤパツパツでとっても健康になった気分。

PS ちなみに、このお店、えっと・・・「小尾羊」、世界に700店舗ですって!スゴイですね。スープがおいしくってあったまるのでオススメです!

Merry Christmas!

みなさま、クリスマス、いかがお過ごしでしょうか?サンタさんは来ましたか?

今年は心優しいあちこちのサンタさんが、わたしが何気で「欲しいそぶり」を見せたり、「欲しいの〜!」とあからさまに要求した (^。^; ブツを届けてくださいました。

レシピ本つきシリコンスチーム鍋やら(タジンを手に入れた今、これが欲しかった!)、お尻まですっぽりあったかいカーデガン、食いしん坊のわたしに嬉しいおいしいお届けものなど数々・・・。

そして、さらにこんなお届けものまで。さて、これはいったい何でしょう?

どこぞの宗教団体から届いた妖しいツボでしょうか?それとも、有名作家さん作のありがたい花瓶?はたまた、なかからユラユラと仙人でもあらわれそうにも見えます。

これは、ハイブリット加湿器。声が商売のわりには、いつもいちばん最初にやられちゃうのはノド。(細菌にさえも簡単に攻撃を許してしまうワタシ・・・とほほ。どっか、被害者意識でもあるらしく・・・処理しなくっちゃな〜、この信念・・・ぶつぶつ・・・。)

従来の加湿器の図体の大きさや、家電っぽい見ためがイヤで、じつは置いていなかったのです。これは、ちょっと不思議ちゃんな感じが気に入りました。

こんどセッションのときに壷(加湿器じゃろうが〜)にやわやわと手をかざし、「では、壷にお伺いをたててみましょう。イエスならてっぺんからのろしが上がりますから。・・・ああ、イエスのようですね。あなたの将来は大丈夫です。」なんちゃって(笑)。そのときは、「ああ、占い師に転向したのね」と思ってくださいね。はは・・・(汗)。

というわけで、加湿器以外にもいろいろと用途がありそうですな〜。これで、ノドも元気、そして新しい商業もはじめられそう(?)です。ありがとうございます。m(__)m

夜のお散歩

恵比寿ガーデンプレイスのバカラのシャンデリア。毎年恒例だけれど、やっぱり見に来ちゃう。きれい〜。(うっとり♪)

インクをこぼしたような空の色に街路樹のイルミネーションが映えていました。

 

冬至のいただきもの

きょうは冬至ですね。冬のまっただ中。そして、一年でいちばん暗い日。

そこへやってきたのは、ずっしりと重いお届けもの。ほんのり甘いいい香りがします。フタをあけると、まん丸メロンとまっ赤なイチゴちゃん。一気に華やぎ気分♪

あすから陽も少しずつ長くなり、春へと向かいます。きょうはカボチャのかわりに、ひと足はやい春をいただきます。

サンタさ〜ん、ありがとうございます。(^-^)ノ

お友だち、いろいろ

最近、うちにやってきた新しいお友だちのみなさんです。

まず、クマちゃん。ただでさえクマはたくさん集まってくるのですが、この子はいつもとは別ルートでやってきました。C子ちゃんのハワイみやげ♪

ピンクの花柄が可愛いでしょ!じつは、Pink Palace と呼ばれていたロイヤル・ハワイアンホテル80周年を記念して作られたプレミアム・クマちゃんだそうです。白いお花と木の実(ココナツ?)で飾られていてお上品にトロピカルです。

お次は、こちらも急激に増殖中のQPファミリーの一員。この子は、お伊勢さまからやってきてくれました。鉢巻きもおべべも組紐コスチューム。よく見ると、肌着(いや、なんて言うの?)もゴールドラメ。おしゃれさんですね〜。

そして、もう一名。本日やってきたペンギンサンタ。

友人が持っていたのですが、可愛い!と絶賛したらわたしにも調達してきてくれました。

このようにいろんな色に七変化して、ますます可愛い。クリスマスまで仲良くします♪ 

 

きらきら煌々☆

ディズニーランド?・・・ルミナリエ?・・・

こちらは、代官山唯一のイルミネーションスポット。スーパーでお買い物をして地上に上がってくると、こんなに華やかです。

午後4時をまわると、あっというまに日が落ちてしまうこの頃。夕方のお買い物タイムにはこんなイルミネーションがたっぷりと楽しめる12月は心が温まります♪

2010年もあと半月!よい一年の締めくくりにいたしましょう。

元気のモト、楠&よもぎまん

最近、「パワースポット」が人気です。

そういえば、熱海にも有名なパワースポット「来宮神社」がありましたっけ。お仕事で熱海詣でをくりかえしているわりには、今だ訪れたことがないのです。いつもタクシーで通過するばかり。

昨日も熱海でお仕事。そしてついに「来宮神社」に足を運ぶチャンスがやってきました。五人+二匹(トイ・プー)という賑やかなご一行さまでお出かけです。

この神社の御神木は樹齢二千年の大楠。二千年とひとことでいえども・・・釈迦やキリストの時代、日本では「ウッキ〜!」とサルのごとく穴ぐらに住んでいた(?)時代。そう考えるとすごい時の流れをサバイバルしているのを感じます。ありとあらゆる天変地異に耐えつつ、文句も言わずひと処に二千年・・・です。

その忍耐力、生命力たるや尊敬どころではありません。おおいにおやかるべく、大楠にいっぱいすりすりしてきました。

この楠を一周すると寿命が一年のびるとか。たくさん廻りすぎていつまでも一人とり残されるのもなんなので、一周にとどめておきましたよ。

お写真を!とカメラを探したものの見あたらず・・・お饅頭のショットでご容赦を!(おいしいもの以外を撮ろうとすると、カメラが見つからないっ!汗)

これは熱海名物のお饅頭屋さん「石船庵」のもの。しっとり、ふんわりしていてとってもおいしいです。特によもぎ味がオススメ。

大楠とおいしいお饅頭で、来年もさらにパワーアップ!
(気が早すぎ・・・(^^ゞ。)

美はどこからやってくる?

その一枚だけが歴然と違うのです。観たとたん、「わっ!」と声をあげてしまったほど・・・。

光を放っているような美しいパステルの色あい、エトワールの軽やかな躍動感、そして踊り続けてゆく様子が伝わってきます。でも、よく見るとこの作品はとてもラフなタッチで仕上げられていて、表情も指先などもあまり描きこまれていないのですね。なのに、この臨場感!

今までドガの作品は油、パステル、エッチング、素描・・・とたくさん観てきたけれど、この「エトワール」という作品は別格中の別格。まるで他の作品と群を抜いて違うのです。

ドガはいったいどこからこの美を紡ぎだしたのでしょう?これだけたくさんの作品を生みだしながらも、まるで一瞬のきらめきのようにただひとつの作品に舞いおりてくるたぐいまれな「美」の不思議・・・。ドガの中で何が起きていたのでしょう?

じつは、この作品を観たら他の展示はもうよくなってしまいました・・・(^^;。というか、この絵の美しいオーラを心にとどめておくためにそのまま立ち去りたい気分だったのです。

その後、ご一緒したお友だちとランチ&お茶をして、あわてて仕事に舞い戻ってきました。つかのまのデートだったけれど、美しさに酔い、おしゃべりに盛り上がり、おいしいスウィーツもいただけて充実のひとときでした。なによりも美しいものは心を満腹にしてくれます。たっぷり魂に栄養です♪

「ドガ展」は12/31まで横浜美術館で開催されています。 初来日のこの美しい「エトワール」、是非ご覧あれ!

 

 

びっくり望年会

今年も最終ステージ12月となり、あれこれ締めくくりの行事がはじまりました。

まずは、永年のおつきあいさせていただいているお兄さま、お姉さま方との「望年会」。そんなこんなで、あっというまに二十年近くのおつきあいです。

この四人で集まるとたびたび尋ねられます。「どのようなご関係ですか?」と。そのぐらいトシも雰囲気も職業も何もかも接点がなさそうなわたしたち。実際、どのように四人で集まるようになったか覚えていません。波動が呼びあったとしかいいようがありません。

さて、そんな望年会、以前も訪れた吉祥寺の日本料理屋さん「利久」さんです。お座敷がとっても落ち着いていて、お料理も季節のものが美しく供され、一年の締めくくりにはぴったりです。

おしゃべりに花を咲かせつつ、五感も全開でしっかりとお料理のお味も香りも盛りつけも器も楽しんできました。ご馳走さまでした。m(__)m 来年も、四人揃ってますますパワーアップして元気に過ごせますように!(最年少のわたしがいちばん軟弱ものなので自分に言い聞かせてます!)


その後、「お茶をしましょう!」と勢いよく飛びこんだお店・・・。エレベーターを降りるなり妖しいカーテンで仕切られていて、奥から出てきたおねえさん、イヤ!おにいさんか(?)が「オカマバーですけどぉ、いいですかぁぁ?」。わたしがコーヒーを飲みたい旨伝えると「ど〜そ!ど〜ぞ!」と案内され、あっというまにオカマバー突入!初体験と相成りました(図らずも・・・。あとで考えると、あのピンクの看板は、はじめから妖しさいっぱいだったわ・・・)。

はじめはその毒々なインテリアにちと怖じ気づきましたが、可愛いおにいさん、イヤ!おねえさんとあれこれおしゃべりしているうちにすっかり馴染んでしまいましたよ。わたしめなぞよりもよっぽどオンナらし〜く、チャーミングで、そして一生懸命な生きざまが彼女をよりステキに見せていました。

ほんのハズみで飛びこんでしまったお店。わたしの期待していたデザートにはありつけなかったけれど、びっくりで楽しいひとときでした。

永年のお友だちと変わらぬ友情を温めつつ、なおかつこのトシになっても新しい体験にドキドキする・・・そんなシワスの夜なのでした。

お茶の間シネマトーク「トム・フォードワールド」

「シングルマン」観てきました。

グッチ、サンローランを手がけた世界的デザイナー、トム・フォードの初監督作品。

もともと俳優を目指していた方で、そこにデザイナーとしてに審美眼が加わり、いやぁ、完全にトム・フォードの世界。

まず、画面の色。ウツ状態の主人公にあわせて、最初はとてもおさえた色調。彼はともに暮らしていた恋人の男性を亡くして以来、完璧に心のバランスを失っているのです。まるで、も抜けの殻のような彼。恋人との思い出の中にしか生きられない彼。そんな彼を象徴するように、色みをおさえたトーンが彼の心と直面する現実との距離感をまるで人ごとのように映し出します。

この物語は、彼のある一日を切り取ったもの。一日のなかで、彼の気分のup and down を画面の色調が微妙に映し出します。一日の終わりに向かって、だんだん画面に色みがついて生気がもどってくるのです。彼は自分の人生、今ここに戻ってくるのです。よいことです。ウツで、それも本当はこの日を最後に命を断とうと決めていた彼ですもの。

しかし、しかし、エンディングはひとひねりあり!おお・・・こうきましたか・・・(汗)。

画面の色だけなく、ひとコマひとコマが計算しつくされています。カット、アングル、色調、登場する建物、インテリア、何気ない小物にファッションと・・・・美しいです。しかし、大学教授の主人公にしては、ちょっとスタイリッシュすぎちゃったかも、とも思います。トム・フォードが撮ると、トイレに坐っている姿まで静かできれいな絵になってしまいます。

脚本もともにトム・フォード。セリフは少ないのですが、コリン・ファースが主人公の静かで深いいちずな愛を演じています。