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お向かいさんへフカヒレ詣

「るん」の扉をガチャっと開けると目に飛びこんで来るのが、道を隔ててお向かいにある中華料理屋さん、「花壇」。一面窓に囲まれた広〜いスペースに明かりが煌々とともり・・・けど人影はひと〜りふた〜り。こんな調子で大丈夫?と、ここ6年ほど勝手に気に病んでおりました(完全によけいなお世話ね!)でも「代官山の中華の老舗!」とか「杏仁が、かなりヒット!」とかいう噂にかねがね一度は行ってみたいと思っておりました。

そこへチャンス到来っ!ついに、この中華屋さんらしからぬひらひらカーテンを中からつぶさに見ることができましたわ。それに、奧に会議室やら小部屋があるのを発見!まばらな人影について、ようやく心配する必要がなくなりました(笑)。

お料理は、かなりわたし好み!見て下さいませ。このフカヒレの「姿」煮茶碗蒸し。筋状でかろうじてスープに浮かぶようなものしか食べたことがなかったので、感動!それに、ホントに翌日はお肌が、ツルツルでびっくり。全体に中華を食べているというよりも和食を食べているようなサッパリ感と、どこまでも素材を生かした調理法はかなり高得点です。今までにない中華のイメージです。

さて、食後には例の杏仁を。むむっ、濃いです。寒天やシロップやチェリーにごまかされることなく、ミルクとアーモンドの風味がほどよく・・・・おもわず、おかわりしてしまいました。

お店は、中華風でも今風でもないオーソドックスこのうえないインテリアですが、お味は保証付き。忘年会、新年会におススメです。いらした折には、「るん」に向かって手を振ってくださいね〜。

よくぞ!代官山へ

このところ有名レストランやブティックの撤退が目立つ代官山。年齢層がお子ちゃま化して、バカ高テナント代にみあわないのでしょうね。「おいおい!ガンバってくれよぉ〜」と心を痛めていたところ、ついに救世主「大丸ピーコック・代官山」の出店ですっ!わ〜、パチパチパチ!以前も、高級めのスーパーが入っていたのですが、残念なことに半年ほどまえにあえなく撃沈。仕事のあとでディスカウントお惣菜の物色に生き甲斐を感じていた私の失望たるや、かなりのものでしたっけ。

しかしながら、今や活気は以前の比ではありません。友人と覗きにいったら、とりどりのおかず、お弁当、おにぎりに目がキラキラ(ほかのものは、見ちゃいない)。いならぶお惣菜のメンツはそうそうたるものです。そのうえ、あの「美登利寿司」のカウンターまであるくとれば、いまや代官山でこんなに人が集まるところはないかもしれませんね〜。

品揃えも、超激安商品とインポート商品が共存しているところもいいです。試食コーナーもめちゃ充実、デパ地下より楽しいかも(これって、はじめだけ?)。しかし、ここぞとばかり大丸の幹部社員のオジサマ方がかり出されているようで、ちょっとお店の中をウロウロモタモタしようものならソクとんで来て世話をやいてくださっちゃうのがちょっとメンド〜ですわ。

スーパーの開店に、私までもが浮き足立っているここ数日。また、お値引きお惣菜のゲットに情熱をもやして仕事の疲れをとりましょうっと(笑)。

プレゼントよ、こ〜〜〜いっ!

11月中旬をすぎると、どこの街もイルミネーションでおめかし。
本日、「るん」にもどこよりもステキなXmasが出現いたしました。
(ツリーと窓のイルミネーション)


この麗しいデコレーションを手がけてくれたのは、埼玉からクルマ一杯のクリスマス・グッズとともにあらわれたKMちゃん。
「さあさあ、はじめるわよ!まかせてねっ!」
「せっせ、せっせ!!!」

完成っ!!!

見て下さい。このエレガントなセンス。すてきっ。ひとつひとつのオーナメントがこだわりです。KMちゃん、どうもありがとう!お疲れさま!
「るん」にお越しのみなさま、是非このクリスマスデコレーションを楽しんでね。

巨匠気分

そこを通るたびに、以前からず〜〜〜っと気になっていたお店。いっつも行列ができている銀座のチョコレート・カフェ、「ピエール・マルコリーニ」。本日こそはトライしてみようと訪れたものの、平日にもかかわらずすでに数人の人影が。しかし、意を決して列に加わること30〜40分。だ〜〜れも出て来ないので列が進むはずもなく、ふと店内に目をやるとそこにも行列が・・・・。げげっ!と、いうことはあと1時間待ちは必至かも。しかし、お隣にも同じくマルコリーニさんのカフェがあり、こちらは楽勝で入れることを発見。メニューはさほど違いはなく、どうやらチョコパフェ命のかたがたがこちらに列をなしているようです。私たちはチョコケーキがめあてだったので、すみやかにそちらへ移動。「ああ、あの数十分は何だったの?」

さて、問題のベルギーの巨匠による一皿1,260円のチョコケーキ&チョコアイスのチョコソースがけ。どんなもんでしょうか?さっそくいただいてみました。

「??」「 ( ‥) (~_~)( ̄へ ̄ (_- )」「・・・・・・・・・・」。とってもオイシイけど、何かが何かだな〜・・・という感じ。ふだんチョコレートケーキをかなりのこだわりをもって焼く私にとっては、たぶん自分の味が自分にとってパーフェクトなのでしょうね。てなわけで、一人トーキョーの巨匠気分になった私はさっそく明治屋でピーカンナッツを仕入れてきました。またブラウニーでも焼きまひょ。

頭脳活性!偉大なバッハ

週末、ひさびさにクラッシックコンサートに行ってきました。古楽器によるバッハの「ブランデンブルグ協奏曲」全曲。CDで聴くのと大違いで、バイオリンからバイオリンへと旋律が流れるように弾きつがれてゆくさまを見ているだけでとっても楽しいものです。とくに、古楽器のトランペット。小ぶりでいぶしたような色あい。そして、その響きときたら雅そのもので、中世の王宮のイメージ。太陽王でも登場しちゃいそうです。

わたしにとって、この「ブランデンブルグ」はお掃除タイムの定番BGM。しかし、最近ちゃんとしたお掃除タイムをとっていないことから、すっかりごぶさたでした。コンサートから戻ってかけてみたら、掃除がはかどるのなんのって!!!古い雑誌やらDMやら、、特大のゴミ袋に三つも。心しないと、人間知らないうちにゴミに埋もれて暮らしているものですね。「部屋のみだれは、心の乱れ」といいますが、片付いたらなんだか思考がはっきりしてきたようです。人の気分って、あんがいこんなささいな部屋の乱雑さから停滞していることも多そうです。

レ、レ、レタス!危険っ!

「るん」スタッフが妙な高揚感をただよわせて結集する秋の一夜、恒例「麻辣火鍋(マーラータン鍋)」の会が今年も催されました(過去ブログ)。これを食べなきゃ、私たちに冬はなし!

第一回めは、この唐辛子&山椒ぜめに完全にノックダウン。不本意にもお座敷狭しと転がり回る失態を演じてしまいましたが、去年は雄叫び程度でなんとか乗り切ることができ、4人でともに進化を讃えあったものです。しか〜しっ!それをいいことに、ことしも無防備に「赤鍋」を勢いよく口にしようものなら、むせる、吠える、騒ぐ、キレる、ほおける、ひとりごとを言う、おまけに、ジイちゃんキャラやら、アキバ系アイドルキャラやら、・・・・あ〜あ、今回はついに脳細胞にきちゃったのね〜、という感じです。

山椒が具の中にたんまりとからまりついてくるのを、細心の注意をもって取り除かなければお口が大火事。それをすっかり忘れて、最もからまりつき度が高いレタスやら豆苗やらマロニーなどの危険品目を、ごっそりとってきたりしてそのまんま食べちゃおうものならた〜いへん、地獄へまっしぐら。でも、このレタスのとろとろ感、とってもそそられるのですね。わかっちゃいるけど学習できず。なので、今年は毎月食べて麻辣火鍋奉行をマスターしよう!とスタッフ一同心に決めております。
がんばるぞっ!!

「おトシ」の自己申告制度はいかが?

私ぐらいの年齢になるとよく耳にするセリフ、それは「もう、そんなトシじゃないんだから云々・・・」「このトシじゃね〜」・・・etc。

私たちは日常どれだけ自分のトシを意識して、それにあわせて生きようとしていることか。欧米のおじいちゃん・おばあちゃんが、老いてもピンクのお洋服を着て生き生き楽しそうにしているのにくらべて、日本のお年寄りはシンドそうです。トシをとったら完全に脇役にまわされ、ひとりまえの社会の要員としてカウントされなくなる日本。定年やら引退を機にどっとふけこんでしまうのは、こんなトシ相応の生き方を強要されるからかもしれません。

私がいちばん問題に感じるのは定年制度。いまや65才、70才は、まだまだ元気、ぴんぴんしています。生物的な年齢で一律に引退させちゃうのはどんなものでしょう。もちろん、65才で隠居、おおいに結構!とおっしゃる方もおられますが、ただそこで社会的な役割がぷっつりなくなって、今までのアイデンティティーまでも剥奪されてしまうことが問題です。いわゆる老人ぽい「老人」を生み出す元凶。20代ですでに老人以上の反応の鈍さと低い思考力の若者だってゴロゴロ存在する一方で、60、70に達してワザも知識も経験も気力も円熟期に入ってエネルギーのかたまりのような年配の方もいらっしゃいます。ホントもったいないです。社会的な損失です。

実年齢に関係なく、その人の気力や経験だけで活躍できる世の中だったら、もっと老人介護問題も少なくなることでしょうね。そろそろ、人間を生物的な年齢でひとくくりにする制度は終わりにしたいものです。「自分のトシは、自分で決める!」。

じつのところ、どこに行って来たのかよくわかりません

Mちゃんと数ヶ月ぶりの逢瀬。いつも代官山デートなので、たまには足をのばして未知なる地「自由が丘」を散策することに。

歌い手さんである彼女は12月に控えたリサイタルの伴奏合わせの後に、私は私でクライアントさんとひと仕事を終えた後におちあった。なので、お店巡りよりは「とりあえずお茶ねっ!」が合い言葉。入り口にあったスフレのディスプレーにまんまとつられて、安易にも駅前のお茶やさんに突入!(スフレはおいしかったけど、空気を噛むようで私たちのお腹にはお上品すぎ・・・。)

再び外に出る頃にはとっぷりと日が暮れて、かろうじておいしいパン屋さんと雑貨のお店を2件ほどのぞいてみたものの、顔を見合わせればまたもや空腹。そこで迷うことなく、イタリアン・レストランへ。きゃ〜!自由が丘っぽくって、ロマンチックな佇まい。種類の違うコースを半分こして食べたので、あれやこれやといろんなお皿が楽しめました。お店のオジサンは私たちの食べっぷりに、満足しているのかどうかちょいと心配そうでありました。(この大食漢のふたりを、いったいどうやったら満足させられるのか?)。

食後、またも「どっかでお茶してく〜?」(おお、こればっか!)といいながらも、とりあえず散策の目的を果たすべくすでに閉店になったお店を横目で見ながら縦横無尽に観光をしてきたしだいです。でも、スフレ屋さんとイタリアンの場所しか覚えてましぇん・・・。だいたい、この食いしん坊の私たちが空腹をかかえたまま会ってしまっては、散策はかなわないでしょうよ。お店巡りは、またいつか・・・。

マヌカちゃん

ふとした瞬間、ひだまりに冬の匂いを感じる今日この頃です。

今までどおりの軽装でお出かけしたら大失敗!空調のきいた部屋に長時間坐っていたら、あれよあれよというまに身体がバリバリになってしまいました。トカゲ体質の私は、こうなると温かい飲み物を飲もうが、日向ぼっこをしようがぜんぜん体温が回復しないのです。すでに手遅れ。

こんなときに登場するのが、このマヌカ・ハチミツ。人づてに「イイらしい!」というのは何度となく耳にしていたのですが、なかなか入手する機会なし。先日、友人がハチミツ専門店で私の分も購入してきてくれました(感謝感激!)。これが、と〜〜〜ってもコクがあって美味。栄養価も抜群です。他のハチミツをもはやハチミツとは呼べませんわ。

そのままスプーンでなめるもよし、トーストにぬるもよし。本日はジンジャーミルクティーにたっぷり加えてみました。・・・・・くぅぅ〜〜〜〜〜っっ!!!(オヤジ熱燗状態!)ハチさんの恩恵がみるみる身体にしみわたって、芯からホカホカに。これからのティータイムに欠かせません!

今年は、悪い風邪が噂されていますが、ハチさん&ショウガ&おいしいスウィーツでのりきるぞ!
(写真は、マヌカハチミツと金木犀のハチミツです)

なんかヘン?・・・でも直感に従うべし!

友人がめずらしく発熱。寝込んでしまった。私が風邪をひくと、ミネラルウォーターやらフルーツ、スープにプリン・・・と気遣いの品々を届けてくれる友人。こういうときこそ恩返しを!と、出先のデパ地下をのぞいた。

「熱がある病人に、梅干しのおにぎりとインスタント豚汁!?あまりにも消化が悪そう!ふつうは、おかゆとかおうどんとかよね〜。それに豚汁だったら、私が作ったほうがよほど具沢山」と思ったのですが、おにぎり屋さんの前からまんじりとして足が動かないありさま。で、素直におにぎり3個とインスタント豚汁を購入し届けたところ、以外にもなんとこれが、ビンゴっ!! 友人は、お医者さんに行った帰り、豚汁と梅干しご飯を夢見ていたそうな。この私の包みをあけて、おもわず「おぉ!」と声をあげてしまったとか。昨日そんなメールをもらって、今日こそはいよいよ豚汁作りに挑戦することに!この出来上がったブツ、「豚汁」と呼びたいところですが汁がないので「トン野菜」とでも申しましょうか。とにかく栄養重視で、ニンニク丸ごと一個(これは、ひとかけではなくって、一房)やらショウガのスライス山盛り、そしてパワーのつきそうな根菜がガンガン入っている。それに、コンニャクをちぎっているうちにハイになって、「とぉ〜っ!」とか「タ〜ッ!」とか叫びながらお鍋になげこんでいた(笑)。

熱々のうちにおとどけしたら、フタをあけたとたんにパワーを感じたとか・・・(コンニャク相手に気合いを入れた成果?)また、ニンニクの香りに食欲をそそられてモリモリいけてしまったそうです。「まちがいなく、豚汁で一発全治!」のメールに笑ってしまいました。ちょっと病人にはふさわしくないな〜と思っても、直感に従ってお見舞いを選ぶべし。それが、以外な薬膳に。私も、二日分を一気に食べてしまい、身体がポカポカ。それにしても、このショウガとニンニク臭!明日はセラピーがなくて正解!