寝不足ぎみです。そうなんです。ビデオ屋さんの半額クーポンで、この時とばかりに目一杯かりてきて友人と盛り上がってしまいました。それが30年も前のドラマ。時のスーパースター、ジュリーが三億円犯人を妖しい魅力いっぱいに演じています。ワキを固めるメンツがまたおかしい。若いはずなのにぜんぜんオバサンな樹木希林や、どこまでが演技かわからないほどジュリーに色っぽく迫る藤竜也、それから妙にハマってるオカマなヤクザの伊東四朗、それにあんなにダンディーなのにどうしちゃったの?というほどずっこけてるネンネコ姿の細川俊之、そしてどこにどう登場しようとももれなく看護婦さんコスチュームの篠ひろ子。あとは、岸部一徳やら尾崎清彦やら、みんなえらく若くって笑えます。一度も再放送されない今だにファンが多い幻のカルトドラマといわれているけれど、これはちょっと再放送できないでしょ〜(バタバタ死人が出るし、セリフもキワどいです)。スタッフも現在は大御所となっている蒼々たるメンバーで、視聴者を楽しませるよりも完全に自分たちのロマンで作ちゃった感じです。年代ものの雰囲気がまたおもしろい。ああ、ノンストップ17話・・・ぜ〜ぜ〜。この次はもうちょいロマンチックなドラマにハマりましょう。
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あなたはロッククライミング派?それともお花摘みのハイジ派?
ここは動物園か、しごき部屋か、と疑ってしまうのが私が足を運んでいるスポーツクラブ。いつも「ぐおぉ〜〜」とか「あぅぅ〜」とか「うおぉ〜」とかいう雄叫びが絶えないのです。でも、あっち方面の○Mジムじゃないですよ〜。だって、私は鼻歌まじりにテレビをみながらノ〜テンキに自転車こぎをしているのですから。これは、常連のオジサマがたの鍛えっぷりなんですね〜。見てるとつい「もうちょっと、楽しくやったら〜?」と声をかけたくなるほどの日々エスカレートする過酷さ。極限の、もんのすご〜くつらくて絶えがたいのがお好みのようで。う〜ん、このオジサマがたの人生もまたしかり・・・、かなり理由もなく大変そうだ。作らなくっていい山や谷をこしらえて雄叫びをあげながら体当たりしていくような。結局、「人生、た〜いへん!」って大騒ぎしている人(大騒ぎすることじたい、大騒ぎが好きなのね)に限って、大変こそ意味がある、大変こそやりがい大、大変こそカッコいい・・・・ってなぐあいに、もう好きで好きでしょうがないのです。まずは、「この状態が大好きだ」と自ら認めることが変化の第一歩です。私は、お花を摘みながら野原を行くほうを選ぼうっと!
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「多菓子」修行をしていたあの頃
約9年ぶりで学生時代からのバイト仲間だった友人と再会。「ああ、あんな時代があったなんて!」「思い出すのも恥ずかし〜」と叫びつつ思い出話に花が咲きました。(二人とも、あの当時よりもシンプルで軽やかで、逆に若々しくなったかもしれません。・・・そうとう若年寄だったのね。)当時、学生だった私たちは新宿伊勢丹のプチガトーショップで、なにやらチロル風の制服を着せられてケーキを売っていたのでありました。売り場は、お隣がモロゾフとクローバー、そしてドンクやらキムラ屋に囲まれた絶好のロケーション。閉店までいればもれなくホールのチーズケーキやらシュークロリームを何箱も、そしてロールケーキにクレープに・・・と、持ちきれないほどおみやがついてきたものです。その頃は帰宅すると、期待にあふれた家族の視線がいっせいに私の手元に集るのです。きょうは何を持っているのかチェックが入るわけです。そして寝しなのティータイム。もう、容赦なく太りましたね。そして、この時代に私の多菓子としての素質がかなり鍛えられたようです。ああ、なつかし〜。
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なにが吉とでるかは、わからんものですね〜
さて、あのブラウニーはどうなったのでしょうか?なんとか日付変更線をまたがずに焼き上がったのですが、翌日開腹手術をしてみたらな〜んと依然レアではありませんかっ!で、あわてて解体してまたまたオーブンで焼くこと40分(もともと35分で焼けるはずなのにすでに通算2時間)。しかしそれでも、うんともすんとも。ついに奥の手を使うことに。電子レンジです。これならあっというまでしょう。ところが、オーブンのノリでうっかりしてたら水分がとんでカチカチに・・・。あ〜あ、悪化の一途をたどっております。カカオ75%ものチョコを大フンパツして150g も使ったのにぃ〜、まるで富士山の石みたい。せっかく作ったので友人Aに有無を言わせず食べてもらった。「まるでチョコ。おいし〜よ」とすんなり合格(そ〜でしょ〜よ、そこらの板チョコじゃないのだ、この材料は!わかってくれてうれし〜)。そして翌日、ブラウニーの本場からやってきた友人Bにもだましだまし食べさせてみた。すると、「これぞ、ホンモノのブラウニー!!」とお褒めの言葉。日本で売ってるブラウニーはやわらかすぎてまずいそうです。う〜む、でももう二度と同じものは作れないでしょ〜。
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ちょっとでもお口に入ればしめたもの!
発作的にはじまるのです。真夜中の楽しい趣味の時間。卵にお粉、ブラウンシュガーにチョコレート・・・。いままで、ガトーショコラというヨーロッパスタイルのチョコレートケーキはよく作ったのですが、今宵はなぜか甘〜いどっしりとしたアメリカンスタイルのブラウニーがどぉ〜〜っしても食べたくなってしまったのです(只今、10時半。できあがりはいったいいつぞや?)でも、ブラウニーって泡立てたり小難しいテクニックが一切いらないのでこれは楽勝のはず!・・・でした。しっかし、これがなぜかパウンド型に流しいれたら入りきらないではありませんか?あふれそうに山盛りにして、だましだましオーブンへ送り込む。でも、このいや〜な予感はぬぐえない。よくよくレシピを見てみたら、そぉ〜だよねぇ、ブラウニーってふつう平らなのです。鉄板に平たく焼くのですよ。それに、これって二枚分の材料!(よくやるんですよね〜。この手のポカを!かつて「タカコフルカワる」(どうしようもないドジをする)という動詞まで作られたぐらいですから)もう、1時間以上も焼きつづけてるけど〜・・・。もう、ねむ〜・・・。
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贅沢鑑賞ツアー
「おじさんの展覧会のチケットあるんだけど行かな〜い?」というお誘い。待ってましたっ!お正月にテレビで平山郁夫画伯が巨大な京都の屏風絵を完成させるドキュメンタリーを観ていて「実物を観た〜い!」と思っていたところでした。そうなんです。彼は平山画伯の甥っ子さんで、そういえばお顔全体の雰囲気がどことな〜く似ております。身内による平山画伯の過去そして日常エピソード・解説つきの絵画鑑賞でありました。年譜を眺めると、画伯が本格的に今のような活躍をされはじめたのは六十代あたりから。私たちなんてまだまだこれからだね〜と笑ったけれど、人生末広がりになるか先つぼみになるか何が決めるのでしょう?若い頃、我慢を重ねて頑張るばかりだとガス欠になって人生終盤息切れ状態。やっぱり、日々自分に正直にリラックスして心に栄養を与えてあげること。そうすると、やりたいことも、それにチャレンジするエネルギーも無尽蔵に湧き出してくるのかもしれませんね。
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どれがホントの自分?
「るん」サイトの受賞ページにあるたかちゃんイラスト、「自分で描いたんですか?」とよくきかれます。スタッフ、Kちゃん作なのですよ。可愛いでしょ?もし自作だったら、ああはならないでしょう。なぜなら、おもしろいもので人に自己イメージについてインタビューすると、必ずといっていいほど明らかに本人とずれているのです。「私って引っ込み思案だから」といいつつかなり押しが強かったり、「私って暗いから」といいつつ吉本真っ青だったり・・・。つまり、今現在の姿を客観的に見ているというより、幼少の頃に影響力のあった人の言葉(あなたってこういう子ね!)をそのままのみこんでそれが普遍の真実であるかのようにいまだ信じこんでいるのですね。人は、成長します。コンプレックスや失敗から学びます。後には、たいてい親の言葉とは反転した自分を創り出しているのです。そういえば先日、小学館からヒプノの取材がありセッションがマンガ化されることになりました。出来上がった原稿を前にどきどき。心配顔の私に、ふつう「センセ」は目の中に星の一つや二つは入れてくれるから大丈夫よ!と励ます友人・・・・。実際これは、笑えました(爆)。皆さんも笑ってやって下さい。でも、くれぐれも「なんだ、本人そのままじゃない!」なんて言わないようにね!2/1発売「DOMANI」、「心の調律道」乞うご期待。
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はたしていつまで?優雅な目覚め
最近ちと早起きになりました。ワケがあります。私は目覚ましをわざわざ起き出さないと止められないところに置いているのですが、かつてはそこまでササッと行って戻ってまた寝るという芸当が可能だったのです。しかし、先週ベッドフレームを新しくしました。これがヨーロッパ仕様でおそろしく高さが高い。ベッドに腰掛けても足がブラブラするぐらいです。なので、半眠状態でころがり落ちるとかなりのダメージ。とても眠ったままの生還はムリなのですね。ベッドの下で力尽きても寒いのなんの。でも、文句はいいません。なんせこのベッド、一目惚れのすえにようやく落としたシロモノ。お値段がけっこう高いにもかかわらず、私が購入を決意したときにはすでに売り切れだったのです。そこで、お店に泣きついてディスプレーをむりやり買い取ってきました。黒のスチールで、百合のレリーフと4本のポールに飾られた真鍮製のタマネギ頭がお伽の国チックです。いちおう、お姫様は優雅に目覚めないとねっ!
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お茶の間シネマトーク「ベルヴィル vs ファントム」
試写会のお誘いをいただき「オペラ座の怪人」を一足早く鑑賞してきました。舞台では2回ほど観ているのですが、映画だとかなりダラダラするのでは?と危惧していたのです。ところが、引き込まれます。泣けます。せつないです。A. L. ウェバーの名曲に、クリスティーヌの美しい歌声、ファントムの純粋さ、そして華やかな演出に・・・!もう一本最近のお気に入りは、「ベルヴィル・ランデブー」。これは、フレンチアニメなのですが、粋です。日本では可愛くないアニメはうけないようですが、これがほんとに可愛くない。むしろグロテスク。すべてがおそろしく誇張されてるのです。それに、主人公二人(おばあちゃんと孫)には、せりふがなく感情表現もほとんどないのです。しかし、淡々と物語が進行していくところが逆に語りかけてくるのですね。母にはないおばあちゃんならではの図太さ、誘拐された孫奪還のあっぱれを見て下さい。静かだけれどにぎやかで、シニカルだけどユーモアいっぱいの大人のアニメです。
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迷惑散歩
その昔、早朝散歩を日課としていた頃、そんな早い時間にもかかわらずよく友人にバッタリ出くわしたものです。青山まで自転車通勤をしている友人やら、埼玉の奥地に住んでる友人にまで。そのたびに、お茶を飲んだり朝ご飯を一緒にたべたりで、たいてい遅刻や半休をさせてしまうのですが。久々に思い立って、早めに起きてお散歩に行ってみました。ほらぁ、や〜っぱりそうだ!会ってしまった!通勤途中の友人に。例のごとく盛り上がって「じゃあ!朝ご飯する?」ということになったが、あいにく朝食はばっちり食べてきたご様子。しかしひるむことなく、big breakfast は断念して近くのカフェでバケットサンドを半分こしながらお茶をする。その後、なんやかんや一緒に遊んで、バイバイしてもまだ11時。ふだんはすこしの寝坊で、午前中はなきものになってしまったりするのですが、すこぶる達成感です。よ〜し、これから毎日またお散歩生活復活しまひょか?でもね、通勤途上の人をまきこまないように ね。
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